1 / 8
プロローグ
透明人間の出発 - invisible departure -
しおりを挟む
俺、蔭野衛(まもる)は今日から高校1年生だ。輝かしい高校生活を夢見て家の玄関から学校に向けて出発しようとしている。だが、そんな俺には一抹の不安がある。それは新しい環境で楽しく生活できるかどうかである。見慣れない場所で自分はうまくやっていけるのか。多くの人が俺と同じように考えるだろう。しかし、俺がそう考える理由は他の人とは少し違う。いや、全然違う。
俺がそう考えるのは自分が“透明人間”だからである。しょーもなと思ったそこのあなたもとりあえず俺の話を聞いてほしい。これは嘘でも冗談でもなく、正真正銘俺は透明人間なのである。とは言っても服は透明にならないため、普通に生活していると服が独りでに歩いているように見える。そのため、透明だから気づかれないのではなく、透明であるが所以に目立つのだ。だから、完全に透明になるためには全裸になるしかない。
それに加えて、透明である状態をやめることができないのだ。俺は生まれた時からずーっと透明なのである。だから、自分の顔を見たこともないし、体つきも知らない。でも、実体はあるし五感も他の人と変わらない。全くもって訳のわからない体である。
まぁ気付いている人もいると思うが、人とは違う姿のため、よく他の人から怖がられたり、からかわれたりするのだ。服だけで歩いている状況は俺が見ても怖いし、ある程度仕方がないと割り切っているが、からかわれるのは我慢できない時がある。透明だから実体がないと思って物を投げてきたり見えないからと顔を殴ってきたりと中学の時にはいじめられたこともあった。
それで最初の話に戻るが、中学でいじめられていたこともあり、俺にとって高校に行くことはかなり勇気がいる。最初は行かなくてもいいかとも考えたが、親の説得もあり受験して近くの公立高校に通うことにした。
そうやって玄関で俺がうだうだ考えてぐずぐずしていると奥から母があきれた様子で玄関に出てきた。
「まもる、まだ学校行ってなかったの。早く行かないと入学早々遅刻するわよ。」
「でもまだ心の準備が・・・」
俺が口ごもっていると母が少し語気を強めて言った。
「たしかに中学ではいじめられてたし、怖い気持ちもわかるけど最終的に行くって決めたのはあなたでしょ。中学の子もいないんだから、いつまでもぐずぐずしてないでさっさと行きなさい!」
半ば母に押し出されるような形で俺は家を出た。
————————————————————
私の力が足りず、文ばかりで読みづらかったように思います。人との会話が増えればマシになって来ると思うので申し訳ありませんが、もう少しお付き合いください!!
俺がそう考えるのは自分が“透明人間”だからである。しょーもなと思ったそこのあなたもとりあえず俺の話を聞いてほしい。これは嘘でも冗談でもなく、正真正銘俺は透明人間なのである。とは言っても服は透明にならないため、普通に生活していると服が独りでに歩いているように見える。そのため、透明だから気づかれないのではなく、透明であるが所以に目立つのだ。だから、完全に透明になるためには全裸になるしかない。
それに加えて、透明である状態をやめることができないのだ。俺は生まれた時からずーっと透明なのである。だから、自分の顔を見たこともないし、体つきも知らない。でも、実体はあるし五感も他の人と変わらない。全くもって訳のわからない体である。
まぁ気付いている人もいると思うが、人とは違う姿のため、よく他の人から怖がられたり、からかわれたりするのだ。服だけで歩いている状況は俺が見ても怖いし、ある程度仕方がないと割り切っているが、からかわれるのは我慢できない時がある。透明だから実体がないと思って物を投げてきたり見えないからと顔を殴ってきたりと中学の時にはいじめられたこともあった。
それで最初の話に戻るが、中学でいじめられていたこともあり、俺にとって高校に行くことはかなり勇気がいる。最初は行かなくてもいいかとも考えたが、親の説得もあり受験して近くの公立高校に通うことにした。
そうやって玄関で俺がうだうだ考えてぐずぐずしていると奥から母があきれた様子で玄関に出てきた。
「まもる、まだ学校行ってなかったの。早く行かないと入学早々遅刻するわよ。」
「でもまだ心の準備が・・・」
俺が口ごもっていると母が少し語気を強めて言った。
「たしかに中学ではいじめられてたし、怖い気持ちもわかるけど最終的に行くって決めたのはあなたでしょ。中学の子もいないんだから、いつまでもぐずぐずしてないでさっさと行きなさい!」
半ば母に押し出されるような形で俺は家を出た。
————————————————————
私の力が足りず、文ばかりで読みづらかったように思います。人との会話が増えればマシになって来ると思うので申し訳ありませんが、もう少しお付き合いください!!
0
あなたにおすすめの小説
鷹鷲高校執事科
三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。
東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。
物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。
各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。
表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる