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第1話 おい、神よそこに正座しろ
しおりを挟むなんの因果か分からないが、車に撥ねられ俺は死んでしまった。
ん?何だこの部屋は?
俺が見た光景は、真っ白な何にもない部屋だった。
そして、女神らしき人物が“やっちまった“みたいな顔をしながら俺の方を見ている。
「おい、あんたは何者だ?ここは何処なんだ?」
そう聞くと
「えーっとここは神の領域です。貴方は死んだのでここにいます。確か不慮の事故で!」
と気まずそうに言っている。
(ん?もしかして、コイツ間違って俺を殺したんじゃないだろうか?何か隠しているみたいだし聞いてみるか?)
「あんた神だろ?もしかして間違って俺を殺したんじゃないだろうなぁ?妙にそわそわしてるしさぁ?正直に言えよ?」
と言うと
「あっごめんなさい!間違って殺していまいました。本当に申し訳ありません!」
と土下座をしながら謝ってきた。やっぱり俺は神の間違えで死んだのか。
「とりあえず生き返らせてくれ。あんたの間違えでこっちは死んだんだからな。」
「それはムリですよぉ~日本には貴方の身体はもうありません。なので異世界に転生させるのでどうか勘弁してください!」
「はぁ~?まじかよ。あんたのミスで死んだのになんだよそれは?とりあえず正座しろ!」
それから女神を1時間ぐらい正座をさせながら説教をした!女神は死んだような目をしながら泣いて謝ってきた。
当たり前だが、やったのはこのポンコツ女神だから厳しい罰は受けて当然だ!
「で、俺を異世界に転生させるんだったらスキルはくれるんだよな?俺が望むスキルをくれよ?」
「はい、それはわかっています!貴方が望むスキルを与えます。」
「じゃあ、今から言うスキルをくれ」
俺はそう言ってスキルを説明していく。
スキル名「創造」
•あらゆる無機物、魔法、スキル、自身の想像力で創造する事が可能!
•他人からの鑑定は不可!
「これで良いかな?女神さんよ、無茶は言ってないから頼むぜ?」
「分かりました!では、他にも与えましょう」
女神から貰ったスキルは
•異世界言語理解
•鑑定
のみだ。まぁ、無いよりマシだな。
「では、転生させますね!」
そう言いながら俺を転生させたが何か最後に良からぬ事が聞こえた!
「はよ死ねや、私に正座させやがって、この恨み晴らさねば!」
よし、転生後にあいつはしばきに行こう!そう決意した
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