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第2話 アレックスとエフィと夏目
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「にほん? なぁにそれ?」
返ってきた質問に動揺したが薄々感じていた事に確信を持てたことに安堵もした。
エフィによるとエリシア公国という小国が今いる場所で、エフィはその公国にある貴族の1人らしい。
お屋敷の敷地にある芝生の上で呪文を唱えながら倒れてたのを助けてくれたらしい。
「それでなつめは何であそこで倒れてたの!?」
少しワクワクしながら聞いてくるお嬢様ことエフィはどうも好奇心旺盛なタイプのようだ。
アメジストのような綺麗な瞳を見れば分かる。
爛々輝いておるぞ。
「俺にも分からない……、1日に感謝をして眠ったはずが何故かここに……」
感謝が足りなかったか……? 貢ぎ物でも用意した方がよかったか…
「じゃぁなつめは何も覚えてないってことなのかな?」
エフィが心配そうにこちらに投げかける。
まぁ確かにここに来る前は眠っていたし何も覚えてないといえばそうか。
「まぁ……そういうことだな。覚えとらん」
「じゃぁしばらくここで休んでればいいよー! エル爺にもなつめの事は話しておくから!」
そう言ってキラキラした目でエフィは言うが……こんな怪しげな引きこもりを置いて おいていいのか?
セキュリティガバガバじゃないか?
ただ状況が把握できない俺にとっては追い出されるのも困るしむしろ有難い話だ。
それに外に出たくない。お家がいい。
「それにね……」
エフィが少し俯き、少し悲しい顔をしたかと思いきや満面の笑みに変わり
「お屋敷に人が来てくれるなんて初めて! エル爺以外の人と話してみたかったの! たくさんお話しましょ!!」
その勢いと嬉しそうなエフィに一瞬見惚れたが気になる点が一つ。
エル爺? 以外と話すのが初めて……?
こんな広いお屋敷に来客が無いなんて事があるのか……?
そもそもここには何人の人がいるんだろう?
疑問が湧いてくる俺の前ではしゃいでるエフィとアレックスを見つつ俺は疑問をぶつける事にした。
「なぁ、この屋敷には何人住んでるんだ?」
エフィはきょとん顔で口を開く。
「私達だけよ? それよりなつめ! お屋敷を案内してあげる!」
いや、こんな広いのにこの子達だけ……?
エル爺と呼ばれる人を含めて2人と1匹……?
「あ、あぁ……」
戸惑いを隠せず生返事をしてしまったがエフィは大喜びだ。
ついでにアレックスは飛び跳ねてバク転してる。すごい。かわいい。
「じゃあこっちにきて!なつめ!」
エフィは俺の手を取り走ろうとする。
「ちょ、まっ――」
戸惑い混乱してる俺をお構いなしに走り出すエフィ。
その姿は遊園地にでも来た少女のようだ。
アレックスも喜んどる。
その無邪気さを見て俺は少し安堵した。
さっき一瞬見せたエフィの悲しそうな顔が気になっていたからだ。
俺を案内するだけで喜んでくれるならお安い御用だ。
「じゃぁまずはお庭を紹介するね!!」
「ストーーーーーッップ!!!」
待ってくれ!! お外は!! お外は嫌じゃ!!!
生粋の引きこもりになんて仕打ちを!!
全力で抵抗しだす俺にエフィはびっくりしていたが……
「大丈夫よなつめ! お庭はキラキラで少しひんやりしててもぅ最高なの!」
それが大丈夫じゃないんです、俺。
引きこもりに急な外出は命に関わるんです。
「屋敷の中で、中だけでいいから!!」
懇願する俺を見るエフィがはっ!っと気づいた顔をする。
そう、気づいてくれたか。
ありがとうエフィ。
「まだ体力が戻ってないのね! じゃあ運んであげる!」
そっちか~~。え? 運ぶ? ……俺を? 140cmくらいしかない君が?
いやそれよりそう言う事ではなく……
ご機嫌なエフィは指をくるっと回すと俺の体が浮き上がる。
え? 俺浮いてる?
「は!? な、なんだこれ!」
俺はフワフワ浮いていた、まさに風船のよう。
「なつめは魔法を知らないの?」
まほう、魔法……そうかぁ魔法かぁ……やっぱりあるんだ……。
「し、知らない! 降ろしてくれ!」
「だーめ! でも魔法を知らないなんて不思議ね?」
「そうだ! 私が教えてあげる! 教えられてばかりだったから人に教えてみるのが夢だったの!」
そう言ってまた目を輝かせるエフィだが今はそれどころではない。
「とりあえずお庭にいこっ!」
走り出すエフィと一緒に運ばれる俺。
迫り来る死の実感。
喜んでるアレックス。
「ここよ! 見てみてなつめ! 綺麗でしょ!?」
振り返る満面の笑みのエフィ、絶望の淵にいる俺。
「なつめ!? どうしたの!?」
よっぽど顔色が悪かったのか心配するエフィ。
「かえ……して……」
「え?」
聞き返すエフィ。
「おうちに……かえして……」
気がつけば俺はまた高級そうなベッドの上にいた。
横を見るとしょんぼり顔のエフィとアレックスが看病してくれていたようだ。
「エフィ」
「なつめっ!?! ごめんなさい! あなたの体調を考えずに連れ出しちゃって…」
「ワオン……」
謝るエフィとアレックスに少しクスッとしてしまった。
イタズラをした子供と1匹のようだったからだ。
「いいよ、大丈夫だから」
「でもっ! 凄く顔色悪かったし……なんか萎れた草のようになってたし……」
少し涙目のエフィとアレックスを見かねて俺が引きこもりであったことを話した。
お家が如何に最高なのか、お外は如何にF✖️✖️kなのか。
「な? 引きこもりに急な外出はNGなんだ。事前調査と許可を貰わないとだな…」
正直引きこもりということを打ち明けるのは少し憚られたが、またあんな事があったらマズイ。
ここはカケラほどのプライドを捨てて打ち明けた。
失望されたかな……そう思った。
だがエフィは何故か目を爛々と輝かせてこう言った。
「引きこもり? という言葉はあまり分からないけど、出られないなんて私と一緒だねっ!」
「じゃぁじゃあ、なつめの初めても私ってこと!?」
目を輝かせて好奇心を振り撒くエフィを前に俺はまた疑問に思う。
初めて……? いやそこじゃない。
出られない? それは一体どういうことだ?
言い方の間違いか?
「出られない……? エフィも?」
俺は問いかける。
エフィはまた元気いっぱいに返答する。
「そうよ! このお屋敷の外に出てはいけないのっ!」
「ワンッ!」
引きこもりに異世界は難しい。つづく
返ってきた質問に動揺したが薄々感じていた事に確信を持てたことに安堵もした。
エフィによるとエリシア公国という小国が今いる場所で、エフィはその公国にある貴族の1人らしい。
お屋敷の敷地にある芝生の上で呪文を唱えながら倒れてたのを助けてくれたらしい。
「それでなつめは何であそこで倒れてたの!?」
少しワクワクしながら聞いてくるお嬢様ことエフィはどうも好奇心旺盛なタイプのようだ。
アメジストのような綺麗な瞳を見れば分かる。
爛々輝いておるぞ。
「俺にも分からない……、1日に感謝をして眠ったはずが何故かここに……」
感謝が足りなかったか……? 貢ぎ物でも用意した方がよかったか…
「じゃぁなつめは何も覚えてないってことなのかな?」
エフィが心配そうにこちらに投げかける。
まぁ確かにここに来る前は眠っていたし何も覚えてないといえばそうか。
「まぁ……そういうことだな。覚えとらん」
「じゃぁしばらくここで休んでればいいよー! エル爺にもなつめの事は話しておくから!」
そう言ってキラキラした目でエフィは言うが……こんな怪しげな引きこもりを置いて おいていいのか?
セキュリティガバガバじゃないか?
ただ状況が把握できない俺にとっては追い出されるのも困るしむしろ有難い話だ。
それに外に出たくない。お家がいい。
「それにね……」
エフィが少し俯き、少し悲しい顔をしたかと思いきや満面の笑みに変わり
「お屋敷に人が来てくれるなんて初めて! エル爺以外の人と話してみたかったの! たくさんお話しましょ!!」
その勢いと嬉しそうなエフィに一瞬見惚れたが気になる点が一つ。
エル爺? 以外と話すのが初めて……?
こんな広いお屋敷に来客が無いなんて事があるのか……?
そもそもここには何人の人がいるんだろう?
疑問が湧いてくる俺の前ではしゃいでるエフィとアレックスを見つつ俺は疑問をぶつける事にした。
「なぁ、この屋敷には何人住んでるんだ?」
エフィはきょとん顔で口を開く。
「私達だけよ? それよりなつめ! お屋敷を案内してあげる!」
いや、こんな広いのにこの子達だけ……?
エル爺と呼ばれる人を含めて2人と1匹……?
「あ、あぁ……」
戸惑いを隠せず生返事をしてしまったがエフィは大喜びだ。
ついでにアレックスは飛び跳ねてバク転してる。すごい。かわいい。
「じゃあこっちにきて!なつめ!」
エフィは俺の手を取り走ろうとする。
「ちょ、まっ――」
戸惑い混乱してる俺をお構いなしに走り出すエフィ。
その姿は遊園地にでも来た少女のようだ。
アレックスも喜んどる。
その無邪気さを見て俺は少し安堵した。
さっき一瞬見せたエフィの悲しそうな顔が気になっていたからだ。
俺を案内するだけで喜んでくれるならお安い御用だ。
「じゃぁまずはお庭を紹介するね!!」
「ストーーーーーッップ!!!」
待ってくれ!! お外は!! お外は嫌じゃ!!!
生粋の引きこもりになんて仕打ちを!!
全力で抵抗しだす俺にエフィはびっくりしていたが……
「大丈夫よなつめ! お庭はキラキラで少しひんやりしててもぅ最高なの!」
それが大丈夫じゃないんです、俺。
引きこもりに急な外出は命に関わるんです。
「屋敷の中で、中だけでいいから!!」
懇願する俺を見るエフィがはっ!っと気づいた顔をする。
そう、気づいてくれたか。
ありがとうエフィ。
「まだ体力が戻ってないのね! じゃあ運んであげる!」
そっちか~~。え? 運ぶ? ……俺を? 140cmくらいしかない君が?
いやそれよりそう言う事ではなく……
ご機嫌なエフィは指をくるっと回すと俺の体が浮き上がる。
え? 俺浮いてる?
「は!? な、なんだこれ!」
俺はフワフワ浮いていた、まさに風船のよう。
「なつめは魔法を知らないの?」
まほう、魔法……そうかぁ魔法かぁ……やっぱりあるんだ……。
「し、知らない! 降ろしてくれ!」
「だーめ! でも魔法を知らないなんて不思議ね?」
「そうだ! 私が教えてあげる! 教えられてばかりだったから人に教えてみるのが夢だったの!」
そう言ってまた目を輝かせるエフィだが今はそれどころではない。
「とりあえずお庭にいこっ!」
走り出すエフィと一緒に運ばれる俺。
迫り来る死の実感。
喜んでるアレックス。
「ここよ! 見てみてなつめ! 綺麗でしょ!?」
振り返る満面の笑みのエフィ、絶望の淵にいる俺。
「なつめ!? どうしたの!?」
よっぽど顔色が悪かったのか心配するエフィ。
「かえ……して……」
「え?」
聞き返すエフィ。
「おうちに……かえして……」
気がつけば俺はまた高級そうなベッドの上にいた。
横を見るとしょんぼり顔のエフィとアレックスが看病してくれていたようだ。
「エフィ」
「なつめっ!?! ごめんなさい! あなたの体調を考えずに連れ出しちゃって…」
「ワオン……」
謝るエフィとアレックスに少しクスッとしてしまった。
イタズラをした子供と1匹のようだったからだ。
「いいよ、大丈夫だから」
「でもっ! 凄く顔色悪かったし……なんか萎れた草のようになってたし……」
少し涙目のエフィとアレックスを見かねて俺が引きこもりであったことを話した。
お家が如何に最高なのか、お外は如何にF✖️✖️kなのか。
「な? 引きこもりに急な外出はNGなんだ。事前調査と許可を貰わないとだな…」
正直引きこもりということを打ち明けるのは少し憚られたが、またあんな事があったらマズイ。
ここはカケラほどのプライドを捨てて打ち明けた。
失望されたかな……そう思った。
だがエフィは何故か目を爛々と輝かせてこう言った。
「引きこもり? という言葉はあまり分からないけど、出られないなんて私と一緒だねっ!」
「じゃぁじゃあ、なつめの初めても私ってこと!?」
目を輝かせて好奇心を振り撒くエフィを前に俺はまた疑問に思う。
初めて……? いやそこじゃない。
出られない? それは一体どういうことだ?
言い方の間違いか?
「出られない……? エフィも?」
俺は問いかける。
エフィはまた元気いっぱいに返答する。
「そうよ! このお屋敷の外に出てはいけないのっ!」
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