10 / 19
9沈黙の勢力
しおりを挟む
9沈黙の勢力
久慈健栄はニューヨークのとある高層ビルの一室、エレボスの影響を受けた久慈・アメリカのマーラ・
イギリスのアンラ。 世界を陰で仕切る3人が同席していた。
久慈が「最近、世界の数ヶ所で我々の反抗勢力が動いているようだ。今のところ5つの国からの情報が
私のところに入っている。主導者の名前はまだ挙がってないが時間の問題だろう。
取るに足らない。
いつもの事だと思うが違うのは直接的な行動でなく、どうも潜在的に働きかけている風が感じられる」
マーラが「こちらもCIAに調査させてるが、今回は今までと違い少し解りづらいようだ」
アンラが続いた「どんな勢力であれ問題はないだろう。金と権力で動かん人間はいないし出会ったことがない。
それで動かん人間はハッキリ言って取るに足らない存在だ。もう少し様子を見ようではないか。
それよりも、ここらで中東辺りで事を起こし、武器をさばいて金にせんとならん。
マーラさんには今まで同様手を打ってほしいのだが。久慈さんも協力願いますよ」
二人は頷いた。
程なくして中近東で戦火が登った。
日本は桜まっ盛りの季節となり、ここ札幌の街も遅ればせながら桜の花の咲く季節となった。
札幌の中心部を抜け、裏参道を通り円山公園から北海道神宮へ向けフウキは歩いていた。
公園では桜の花の下で焼き肉をしながら酒盛りをしている。
この光景を見ていると・・・池田棟梁の顔がよぎった。
ちょうどこの季節。子供を車から守ろうとして自分を盾にして死んだ棟梁。
フウキはその事を期に覚醒という体験を経て、様々な出会いと気付きを得た。又ここに立ってる
自分自身の運命を再確認していた。
神宮での参拝を終え、来た道を戻っていると突然ある意識が伝わってきた。
「私はアマテラスのトール。あなたに育てて頂きたい人がいる。
その者は空・星・自分・未来」と直接意識に語りかけてきた。
フウキはしばらくそのキーワードの意味が理解出来ずにいた。
その者は空・星・自分・未来・か?
「空」青・宇宙・地・雲?
「星」惑星・月・宇宙?
「自分」自我・フウキ・ハイアーセルフ?
「未来」過去・明日・希望・来世?・・・
フウキにはしっくりこなかった。
ある時、花梨から携帯に電話が入り、ミルキーコーヒーで待ち合わせた。
そこにはインドラとラトリも同席していた。
花梨が「フウキさん、呼び立ててごめんなさい。ちょっとした相談があったの・・・」
「なに?」
「インドラとも話してたんだけど、最近不可思議な事が多くて。
何だろうと思っています?例えば興業先から突然の解約やコンサート依頼があって準備してたら
直前になって依頼主からのキャンセルなど立て続けに続いたんです」
「うん、まだハッキリしないけど何かが動いている可能性もあるから様子みようか。
何らかの勢力が動いているとしたら向こうからコンタクト取ってくるからね。
あったら久慈の勢力が加わってると考えられるよ。出方を見た方がいいね。 もしかしたらシバさんにも
何か動きがあるかも知れないその時はまた考えよう。
彼らはひとつの道筋を打ち立てるんだ。とっても甘く楽しそうな道筋を、そしてそれを断っても違う
逃げ道というか2番手も用意してあるんだ。
ちゃんとね。
どちらを選んでも計画のうちなんだ。気が付いた時には自然と
彼らの手中に収まってるっていう事。人間の心理をついた巧みなやり方だよ。
彼らのやり方は無理のない誘導で合法的なやり方。それと人間の弱みを見つけるのが非常に上手い。
コンタクト取ってきても時間を置くこと。そして感情的にならないでね」
インドラが「私達、メッセージ的な歌詞や言動は無いはずなのに何故?」
「彼らも無知じゃない、君たちの波長にどんな力があるか知ってるから対抗策を考えてるんだ。
そういうのを見極める力があるんだ。むやみに世界を仕切っていないよ・・・
必要なのは何があっても自分の中心線がぶれないようにね。 ぶれそうになったらSANGAの
5文字を思い出してね・・・」
3人は気を引き締めようと思った。
その後、4人は食事をしにススキノの近くにある小料理屋リンちゃんに行った。
店には男性客が1人いていつものようにママはにこやかに出迎えた。
「あらフウキさん、久しぶりね。元気にしてたの?」
「ママさん、久しぶりです。今日は4人です。美味しいもの食べさせて下さい」
「はいよ!」
フウキは3人に「ここは死んだ棟梁が何回か連れて来てくれた店なんだ。みんなも使ってやってね」
花梨が笑顔で「宜しくお願いいたしま~す」
4人は和やかなムードで食事をしていた。
ママはその男性客と話していた。その客が席を立ち4人の後ろを通った瞬間フウキは何かを察知した。
「ママ、彼は何やってる人なの?」
ママが言った「フウキさんも解る?あの人の気配。
今日、初めていらしたお客さんなのよ。星さんという名前なの・・」
星が席に戻ってきた。
ママはおしぼりを出しながら「星さんはお仕事、何なさってるんですか?差し支えなければ・・」
星は笑顔で答えた「僕の職業は、なかなか解らないと思うよ。
もし一回で当てたら焼酎のボトル2本キープします。さて何でしょうか?・・・」
ママは視線を落とし右脳に集中し始めた。
「・・・あのねえ、大きな建物と黒板のような大きく黒い板が視えるわ・・・
前に座ってる人は私服・・・大学か専門学校かそれに類する職業か??・・高校より上の学校の先生か講師?」
星は目を丸くして言った「うそでしょっ・・・そこまで解るの?」
ママはフウキに目をやった。
フウキの顔もやけていた。
星は「噂には聞いていたけどママはそこまで視えるんだね」
「あらっ、なんの噂なの?」
「ススキノの外れにある小料理屋リンちゃんのママは面白いっていう噂」
「私が面白いって?やだ、私は芸人じゃありませんよ」
みんな笑った。
「ところで正解は?」
「僕は大学で天体物理学を教えてます」
ママはビールをつぎながら「あら難しそう。まだ若いのにご立派ね・・・」
「いやぁ、珍しい分野だから札幌ではこの分野を教える人が少ないんです。だから僕みたいに若くても
先生やれちゃうんです・・・」
横で聞いていたフウキが珍しく口をはさんできた。
「僕は宮園風輝と言います突然すみません。たまにこの店を利用する者ですけど、星さんは宇宙と自分いや
宇宙と人間のかかわり、人間の核構造と太陽系の類似などに興味を持ってませんか・・・?」
フウキには珍しく、いきなりの質問だった。星は真顔になってビール飲む手を止めた。
「やっぱりですか・・・いやね、今日ここに来たのは理由があったんです。噂を聞いたというのはじつは
嘘でして・・・ひと月程前から夢でRINって3文字を視るんです。
このひと月で5回も視ました。 RINって何だろうな?って考えてたんですよ。
そして今日の昼間、仕事でこの店の前を通ったんです。
そしたら字は違ったんですけどリンちゃんって看板が目に入り、
チョット気になったから暖簾を潜ってみたんです。
それがこんな興味の湧く人達に出会うなんて思いもよりませんでした。
ママさんの観察力や宮園さんの桁外れの洞察力に僕は今ビックリしてます。
いや・・・ハッキリ言って今・僕は感動さえしてます。
もう少し宮園さんや皆さんと話しをさせてもらって宜しいでしょうか?」
ママが「ここはね、そういう人達が立ち寄る場所なのよ」そう言いながらジョッキーを出してきた。
星の音頭で乾杯をした。店はいっきに緊張が解けた。
それから6人はしばらく話を続けた。
花梨達3人のフウキとの出会いの事や、ママのシリパの会など時間は瞬く間に過ぎた。
星が最後に「今日は貴重な経験をさせてもらいました。 普段、職業上僕は言葉を選ぶ立場にあります。
目に見えない世界の話しは思っていても言葉で表現するのは御法度なんです。
でも今日はスッキリしました。僕の思ってた世界を現実に行動している人がおられるとは感激です。
この出会いやSANGAの事、そしてこの店の事も同人誌で取り上げたくなりました。
よろしいでしょうか?当然、実名は一切出しません」
皆、頷いた。
星は続けた「皆さん、今度この店に集まる事があったら是非、
僕にも声を掛けて下さい。今日は本当にありがとうございました」
星もフウキも謎が解けた夜だった。
後日、2人は何度か会い、フウキはスピリチュアルな世界レクチャーをした。
そして星の云っていた同人誌が発刊された。しかし、その同人誌がやがてエレボスが支配する久慈健栄の
配下の人間の目に止まる事となり、日本での妨害勢力はSANGAの面々の知らないところで着々と進行する
予定だったが、闇の権力に入るSANGAの情報はいつも信憑性に欠けるものであった。
SANGAは講演会や集会のような表立った活動の記録が皆無、冊子や会報の類も出していないので実態が
掴めないでいた。
花梨とシバの名前はリストに上がっていたが、その内容は決して久慈健栄に影響を及ぼす勢力といえない為、
闇勢力は正直いって業を煮やしていた。
これはSANGAの思惑通り。
そう、SANGAの基本は目に見えない世界から人の意識を変える事を目的としていた。だから表だった
活動が無いのであった。
久慈健栄はニューヨークのとある高層ビルの一室、エレボスの影響を受けた久慈・アメリカのマーラ・
イギリスのアンラ。 世界を陰で仕切る3人が同席していた。
久慈が「最近、世界の数ヶ所で我々の反抗勢力が動いているようだ。今のところ5つの国からの情報が
私のところに入っている。主導者の名前はまだ挙がってないが時間の問題だろう。
取るに足らない。
いつもの事だと思うが違うのは直接的な行動でなく、どうも潜在的に働きかけている風が感じられる」
マーラが「こちらもCIAに調査させてるが、今回は今までと違い少し解りづらいようだ」
アンラが続いた「どんな勢力であれ問題はないだろう。金と権力で動かん人間はいないし出会ったことがない。
それで動かん人間はハッキリ言って取るに足らない存在だ。もう少し様子を見ようではないか。
それよりも、ここらで中東辺りで事を起こし、武器をさばいて金にせんとならん。
マーラさんには今まで同様手を打ってほしいのだが。久慈さんも協力願いますよ」
二人は頷いた。
程なくして中近東で戦火が登った。
日本は桜まっ盛りの季節となり、ここ札幌の街も遅ればせながら桜の花の咲く季節となった。
札幌の中心部を抜け、裏参道を通り円山公園から北海道神宮へ向けフウキは歩いていた。
公園では桜の花の下で焼き肉をしながら酒盛りをしている。
この光景を見ていると・・・池田棟梁の顔がよぎった。
ちょうどこの季節。子供を車から守ろうとして自分を盾にして死んだ棟梁。
フウキはその事を期に覚醒という体験を経て、様々な出会いと気付きを得た。又ここに立ってる
自分自身の運命を再確認していた。
神宮での参拝を終え、来た道を戻っていると突然ある意識が伝わってきた。
「私はアマテラスのトール。あなたに育てて頂きたい人がいる。
その者は空・星・自分・未来」と直接意識に語りかけてきた。
フウキはしばらくそのキーワードの意味が理解出来ずにいた。
その者は空・星・自分・未来・か?
「空」青・宇宙・地・雲?
「星」惑星・月・宇宙?
「自分」自我・フウキ・ハイアーセルフ?
「未来」過去・明日・希望・来世?・・・
フウキにはしっくりこなかった。
ある時、花梨から携帯に電話が入り、ミルキーコーヒーで待ち合わせた。
そこにはインドラとラトリも同席していた。
花梨が「フウキさん、呼び立ててごめんなさい。ちょっとした相談があったの・・・」
「なに?」
「インドラとも話してたんだけど、最近不可思議な事が多くて。
何だろうと思っています?例えば興業先から突然の解約やコンサート依頼があって準備してたら
直前になって依頼主からのキャンセルなど立て続けに続いたんです」
「うん、まだハッキリしないけど何かが動いている可能性もあるから様子みようか。
何らかの勢力が動いているとしたら向こうからコンタクト取ってくるからね。
あったら久慈の勢力が加わってると考えられるよ。出方を見た方がいいね。 もしかしたらシバさんにも
何か動きがあるかも知れないその時はまた考えよう。
彼らはひとつの道筋を打ち立てるんだ。とっても甘く楽しそうな道筋を、そしてそれを断っても違う
逃げ道というか2番手も用意してあるんだ。
ちゃんとね。
どちらを選んでも計画のうちなんだ。気が付いた時には自然と
彼らの手中に収まってるっていう事。人間の心理をついた巧みなやり方だよ。
彼らのやり方は無理のない誘導で合法的なやり方。それと人間の弱みを見つけるのが非常に上手い。
コンタクト取ってきても時間を置くこと。そして感情的にならないでね」
インドラが「私達、メッセージ的な歌詞や言動は無いはずなのに何故?」
「彼らも無知じゃない、君たちの波長にどんな力があるか知ってるから対抗策を考えてるんだ。
そういうのを見極める力があるんだ。むやみに世界を仕切っていないよ・・・
必要なのは何があっても自分の中心線がぶれないようにね。 ぶれそうになったらSANGAの
5文字を思い出してね・・・」
3人は気を引き締めようと思った。
その後、4人は食事をしにススキノの近くにある小料理屋リンちゃんに行った。
店には男性客が1人いていつものようにママはにこやかに出迎えた。
「あらフウキさん、久しぶりね。元気にしてたの?」
「ママさん、久しぶりです。今日は4人です。美味しいもの食べさせて下さい」
「はいよ!」
フウキは3人に「ここは死んだ棟梁が何回か連れて来てくれた店なんだ。みんなも使ってやってね」
花梨が笑顔で「宜しくお願いいたしま~す」
4人は和やかなムードで食事をしていた。
ママはその男性客と話していた。その客が席を立ち4人の後ろを通った瞬間フウキは何かを察知した。
「ママ、彼は何やってる人なの?」
ママが言った「フウキさんも解る?あの人の気配。
今日、初めていらしたお客さんなのよ。星さんという名前なの・・」
星が席に戻ってきた。
ママはおしぼりを出しながら「星さんはお仕事、何なさってるんですか?差し支えなければ・・」
星は笑顔で答えた「僕の職業は、なかなか解らないと思うよ。
もし一回で当てたら焼酎のボトル2本キープします。さて何でしょうか?・・・」
ママは視線を落とし右脳に集中し始めた。
「・・・あのねえ、大きな建物と黒板のような大きく黒い板が視えるわ・・・
前に座ってる人は私服・・・大学か専門学校かそれに類する職業か??・・高校より上の学校の先生か講師?」
星は目を丸くして言った「うそでしょっ・・・そこまで解るの?」
ママはフウキに目をやった。
フウキの顔もやけていた。
星は「噂には聞いていたけどママはそこまで視えるんだね」
「あらっ、なんの噂なの?」
「ススキノの外れにある小料理屋リンちゃんのママは面白いっていう噂」
「私が面白いって?やだ、私は芸人じゃありませんよ」
みんな笑った。
「ところで正解は?」
「僕は大学で天体物理学を教えてます」
ママはビールをつぎながら「あら難しそう。まだ若いのにご立派ね・・・」
「いやぁ、珍しい分野だから札幌ではこの分野を教える人が少ないんです。だから僕みたいに若くても
先生やれちゃうんです・・・」
横で聞いていたフウキが珍しく口をはさんできた。
「僕は宮園風輝と言います突然すみません。たまにこの店を利用する者ですけど、星さんは宇宙と自分いや
宇宙と人間のかかわり、人間の核構造と太陽系の類似などに興味を持ってませんか・・・?」
フウキには珍しく、いきなりの質問だった。星は真顔になってビール飲む手を止めた。
「やっぱりですか・・・いやね、今日ここに来たのは理由があったんです。噂を聞いたというのはじつは
嘘でして・・・ひと月程前から夢でRINって3文字を視るんです。
このひと月で5回も視ました。 RINって何だろうな?って考えてたんですよ。
そして今日の昼間、仕事でこの店の前を通ったんです。
そしたら字は違ったんですけどリンちゃんって看板が目に入り、
チョット気になったから暖簾を潜ってみたんです。
それがこんな興味の湧く人達に出会うなんて思いもよりませんでした。
ママさんの観察力や宮園さんの桁外れの洞察力に僕は今ビックリしてます。
いや・・・ハッキリ言って今・僕は感動さえしてます。
もう少し宮園さんや皆さんと話しをさせてもらって宜しいでしょうか?」
ママが「ここはね、そういう人達が立ち寄る場所なのよ」そう言いながらジョッキーを出してきた。
星の音頭で乾杯をした。店はいっきに緊張が解けた。
それから6人はしばらく話を続けた。
花梨達3人のフウキとの出会いの事や、ママのシリパの会など時間は瞬く間に過ぎた。
星が最後に「今日は貴重な経験をさせてもらいました。 普段、職業上僕は言葉を選ぶ立場にあります。
目に見えない世界の話しは思っていても言葉で表現するのは御法度なんです。
でも今日はスッキリしました。僕の思ってた世界を現実に行動している人がおられるとは感激です。
この出会いやSANGAの事、そしてこの店の事も同人誌で取り上げたくなりました。
よろしいでしょうか?当然、実名は一切出しません」
皆、頷いた。
星は続けた「皆さん、今度この店に集まる事があったら是非、
僕にも声を掛けて下さい。今日は本当にありがとうございました」
星もフウキも謎が解けた夜だった。
後日、2人は何度か会い、フウキはスピリチュアルな世界レクチャーをした。
そして星の云っていた同人誌が発刊された。しかし、その同人誌がやがてエレボスが支配する久慈健栄の
配下の人間の目に止まる事となり、日本での妨害勢力はSANGAの面々の知らないところで着々と進行する
予定だったが、闇の権力に入るSANGAの情報はいつも信憑性に欠けるものであった。
SANGAは講演会や集会のような表立った活動の記録が皆無、冊子や会報の類も出していないので実態が
掴めないでいた。
花梨とシバの名前はリストに上がっていたが、その内容は決して久慈健栄に影響を及ぼす勢力といえない為、
闇勢力は正直いって業を煮やしていた。
これはSANGAの思惑通り。
そう、SANGAの基本は目に見えない世界から人の意識を変える事を目的としていた。だから表だった
活動が無いのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる