世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと魔王の息子

魔王の目的と魔族の本能

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 話し合いはほとんど平行線を辿る。
 キャリーは情報を連合国で共有し、国民に公表すると共に魔王の行方を追い、討伐すると主張した。
 ジェシカはそれは無意味だと一方的に否定する。
「なあ、このまま魔法水晶越しに言い合ってても仕方ないだろ。キャリー、俺は飛翔船で直接キャリーに会いに行くよ。たぶん、着くまでには夜になると思う。それまで全員一度寝た方がいい」
「……そ、そうね……。さすがにちょっと頭が痛くなってきたわ」
 魔法水晶の向こう側で、少し目の下にクマを作っていたキャリーが頭を押さえながらふらふらと玉座に座った。
「俺たちからも状況をちゃんと説明するから」
「ありがと、悪いけど……少し休ませてもらうわね」
 そう言って魔法水晶が暗くなった。
 そして、こちらはこちらでエリーネとジェシカがその場に座り込む。
「二人はちょっと寝るの待ってくれ。飛翔船に乗ってもらう。それとも、俺がおんぶでもして連れて行った方が良いか?」
 二人とも眠そうな目で俺を見たが、大きく首を横に振った。
「それじゃ、もう少し頑張ってくれ」
 俺はイザベラを呼び、馬車の手配をしてもらった。
 すぐにエリーネの屋敷の庭に馬車がやってくる。
「そ、それじゃ……キャロライン女王陛下に謁見してくるから……町のこと、よろしくね。もし何か緊急の知らせがあったら、アキラの魔法水晶に連絡して」
 倒れ込むように馬車の中にエリーネが入りながらイザベラに伝えた。
 すでに、ジェシカは馬車の中で軽く寝息を立てている。
 これは、二人とも飛翔船に乗るまで持たないな。
 予想通り、馬車から飛翔船に乗せるのは俺とヨミとアスルの役割だった。
 馬車の中で本格的に寝入ってしまったエリーネとジェシカを手分けして飛翔船に運ぶ。
 俺がエリーネを背負い、ヨミとアスルが二人でジェシカを抱えた。
 三階の船室のベッドにそれぞれ寝かせてから甲板に出た。いつものように俺の後をヨミとアスルが付いてくる。
 今日は船長が操縦桿を握っている。
「よ、アーヴィン。変わりはないか?」
 この町に来てから二日くらいしか経っていないが、いろいろありすぎた。
 俺の感覚では数日経ったような気がしたのでそう話しかけてしまった。
「特にありませんが、アキラさんの仕事は終わったのでしょうか」
「鉱山の仕事は終わった。だが、別の問題が起こった。それで、取り急ぎアイレーリスの王都に向かって欲しいんだ」
「はあ……。あの、それって昨日の夜鉱山の山頂から何かが飛び出していったことと関係が?」
「見てたのか?」
 それは意外だった。
 もしかしたら、魔王の行き先がわかるか?
 その場合、キャリーに会いに行くのとどちらを優先すべきか迷う……いや、今追いかけても俺にはどうすることも出来ないんだった。
 さすがに、アスルを瀕死に追い込むような奴を相手に変身できずに向かって行くのは自殺と同然だろう。
 そんな無意味なことをする気はない。
「僕は飛翔船の調整をするためにいろいろ調べてますからね。あの時も甲板で魔力の流れについて調べている最中でしたから。突然、大きな音がしたと思ったら山頂付近が吹き飛んだんですよ」
 この辺りが火山帯ではないことを知っていたから不審に思ったようだが、その後は静まりかえったので特に気にしていなかったと話した。
「最初の物体が飛んでいった方向とかはわかるか?」
「……う~ん。難しい質問ですね……」
 そう言いながらもアーヴィンは空を見上げたり方位磁石を取り出してみたりして数分考えてから答えを絞り出してくれた。
「たぶん、あちらの方向だった気がします」
 そう言って示したのはダグルドルドの北東付近。
 地図の上で見てみると……帝国の方角じゃないか?
 俺は地図を片手に甲板の柵に寄りかかって風に当たっているアスルに聞いた。
 ……こういうところは子供っぽいときと変わらないんだけど、はしゃいでいる様子はなくて黄昏れているような雰囲気だった。
 格好付けたくなる年頃なのか。
「アスル、魔王の向かった先がだいたいだが予測できた。こっちの方角には何かあるのか?」
 地図を広げて魔王の向かった先を指し示すと、アスルは覗き込むようにして地図を見た。
「……兄ちゃん、この地図は人間の住む世界だけが描かれてるんだよな」
「ああ、たぶん」
「それじゃ、もしかしたら……魔王は魔界を目指したのかも」
「魔界?」
「うん。この帝国って国の海の向こう側には魔族の棲む大陸がある」
「天使の結界に覆われて出入りは簡単じゃないんだろ?」
「でも、魔族が出入りするくらい不安定なら、魔王だって行き来できるのかも知れないぜ」
 バルトラムの話や最近魔族がこっちで事件を起こしていることを考えるとその想像は的外れではない。
「それはそうだけど……」
 故郷にでも帰ったというのか?
 それじゃまるで人間的な考え方だがな。
 ジェシカはと言うか、ギルドは魔王単体はこの世界の人間にとって脅威にならないという考えを信じているようだ。
 魔族のように暴れたらその考え方も否定はできるが、その場合は多数の被害者を生むことになるし、今の俺には止める術がない。
 本音を言えば、ギルドの主張を信じたいところだが、今までの魔族の行動を考えると何も起こらないはずはないと思っている。
 バルトラムたちだけが例外だっただけで、魔族は常に魔力を増やすために人間を襲って……。
「どうしたんだ兄ちゃん?」
「魔族は基本的に魔力を増やして魔王を目指すものなのか?」
「……どうなんだろう。オレは強くなりたいと思ってるけど、魔王になりたいとは特に思ってないかな。誰にも負けたくないとは思ってるけどさ」
 ……一見するとただの負けず嫌いとも言えるが、誰にも負けない魔族になったらそれは結果的に魔王になることと同じじゃないのか?
 その事を気付かせたくなくて、それ以上アスルに聞くことは出来なかった。
「あの、アキラさん。出発しても良いのでしょうか……」
 操縦桿を持ったままアーヴィンが恐る恐るという風に聞いてきた。
「悪い、忘れてた。アイレーリスの王都へ向かってくれ」
「はい!」
 飛翔船は一気に空へ浮き上がり、一路アイレーリスの王都へ向けて発進した。
 アスルは飛び立つと飛翔船の先端まで行き、やはり黄昏れているように行く先を見つめていた。
 俺はヨミにも聞いてみる。
「魔物もいずれは魔王を目指す存在なのか?」
「……アスラフェルくんの話の続きですか?」
 ヨミは俺たちの話をずっと黙って聞いていたらしい。
「まあ、そう言うことになるのかな。アスルは魔王を目指しているわけじゃないと言ったけど、あいつが目標に向かっていくと自然とそう言うことになると思うんだよ。だから、本能的な部分がそれを求めてるのかなって」
「……魔物は、そこまで強くはなれないと思います。ケルベロスのようなものは特別だったのかと……」
 魔王を目指す魔物。俺が討伐した時点ではもはや魔物という存在を越えつつあるとヨミは言っていた。
 確か、魔獣だったか。
「それが本当だとしたら、ヨミも特別ってことにならないか?」
 魔族と普通に渡り合うほどの戦闘能力を持つ魔物なんて、今のヨミならケルベロスとも対等に戦えるような気さえする。
「私ですか? そうですね……私ももう魔物とは言えないのかもしれません」
 ヨミは自分の能力をきちんと客観視していて、否定はしなかった。
「それじゃ、ヨミも魔王を目指すのか?」
「アキラのためにそうする必要があるのであれば、私は何者にもなれると思ってますよ」
「……俺のため?」
「私が強くなったのは、アキラと対等な存在として認めてもらいたいから。そして、今はアキラを失いたくないからです。もちろん、アスラフェルくんもですけど」
 仲間のため、と言うよりこの前のヨミの話を総合すると、もはや家族のためっていう意識なんだろうな。
 何だか、結局のところ俺が二人をそう言う方向へ導いているような気になる。
 戦いを求めているのは俺なのか?
 さっさと妹を見つけてこの世界からいなくなるべき何だろうか。
 ……ヨミやアスルをこの世界に置いて、あっさり元の世界へ帰れるのか?
 あの世界が俺たちの存在を認めないとしても?
 この世界と関わりすぎたな。
 本来の目的が揺らいでいるような気がする。
 ま、何はともあれ今はキャリーに会って今後のことを相談だ。
 帝国のことも聞いておきたいし。
 帰るのか帰らないのか。
 それを決めるのは妹と再会してからでも良いだろう。
 少しずつでも良いから進むしかないんだ。
「アキラは、私たち三人で協力すれば魔王は倒せると思っていますか?」
「わからないな。実際に手を合わせたのは成長する前のアスルだけだし、今のアスルは一方的にやられたときとは違うと思う。それに、討伐することになったら協力してくれるのは俺たちだけじゃないと思う」
 キャリーやギルドを通して冒険者を集めれば、戦力はもっと増える。
 何より、魔王と戦うのにキャリーの戦略複合魔法は必須だと思う。
 アイレーリス国内であればキャリーは安全なところから魔法を全力で使うことが出来るし、魔王を誘い込んでからの一撃でかなりのダメージを与えられるはずだ。
 それに、伝説の武器の行方も気になる。
 それを扱える者が現れたら、そもそも俺たちが戦う必要すらないのかも知れないし。
「そうなると、良いですね」
「ま、ギルドがどこまで協力してくれるかは、不明だけどな」
 ジェシカが頑なに意見を曲げないのは、性格ではなくそれがギルドの考えだからだろう。
 それだけが俺の中で不透明だった。
「夜まで結構時間あるし、休ませてもらう」
 アスルに肉体の一部と共にナノマシンを分け与えた影響は軽くない。
 エリーネの魔法やナノマシンのお陰で体調は悪くないが、疲労感はまだ残っている。
「はい、飛翔船の警戒は任せてください」
 ヨミはそう言って船室へ戻る俺を見送った。
 船室のベッドに仰向けになりながらも考えることは上手くまとまらなかった。

 アイレーリスの王都近郊に飛翔船を降ろし、そこからは徒歩で向かう。
 俺たちが王都に入ったときにはすでに夕食の時間は過ぎていて、商店街は活気を失っていた。
 唯一、飲み屋や飲食店が建ち並ぶ区画だけがまだ明かりと賑わいを保っていた。
 食事を取りたい気持ちもあったが、まずはキャリーに会うことを優先させて、道を急ぐ。
 王宮の門まで辿り着くと、そこには門番がいたのだが知っている人だった。
「久しぶりだな、アキラ殿。活躍はいつも耳にしているぞ」
 背の高い男装の麗人のような姿。
 白銀の胸当てが似合う、美しい立ち居振る舞いの戦士。
 近衛隊の隊長――ファルナだった。
 っていうか、前回会ったときは俺とアスルを捕まえに来たわけだから素直に褒められている気がしない。
「そっちも元気そうだ。でも、近衛隊が門番なのか?」
「今夜は特別だ。何しろ、アイレーリスの英雄たちを迎え入れるのだから」
 ちょっとだけ皮肉を返したが、ファルナは気にせず答えた。大人の余裕か。
「そう言うことか」
「積もる話もあるのだが、キャリーから到着次第すぐに案内するようにと伝えられている」
「こっちもそのつもりで休息は取ってきた」
 食事は忘れたが、まあ城の食堂でも利用させてもらえば良いだろう。
「では、行こうか」
 噴水のある庭を横切り、城の入り口まで向かう。
 もうすっかり戦争の爪痕はなくなっていた。
 ファルナの姿に気がついたのか、扉の前に立っていた兵士(ファルナと同じようなデザインの鎧を着ているから近衛隊だろう)が両開きの扉を開けた。
 ファルナも俺たちも歩みを止めることなく真っ直ぐに進み、そのまま謁見の間へ入った。
 玉座にはキャリーが座っていて、その傍らに宰相のクラースがいる。
 部屋の隅にはメイドや執事。
 後は誰もいなかった。
 二階席もがらんとしている。
 エリーネが俺たちの前に出て恭しく一礼をした。
「このような時間に拝謁することをお許しいただき、ありがとうございます」
「エリーネ伯爵。申し訳ないけど、堅苦しい挨拶は抜きにして欲しいわ」
 休息を取って落ち着いたのかと思いきや、キャリーはまだイラついているように見えた。
 口調も女王としてと言うよりも、同じ旅をしてきた仲間に対するもののような感じだ。
「女王陛下、伯爵よりも礼節を疎かにするというのはいかがなものかと」
 すぐにクラースが苦言を呈するが、キャリーは俺に顔を向けて無視していた。
「まずは、アキラの話を聞かせて」
「その前に、もうちょっと冷静になれよ。キャリーがその状態じゃ不安になるだろ」
「この状況で冷静でいられる方が不思議だわ」
 前置きは余計にキャリーをイラつかせるだけか。
 俺は鉱山の調査の報告と、その後のアスルの騒動について時系列順に説明した。
「……つまり、そもそも伝説の武器や魔王はあのミュウとか言う魔族が隠してたってこと?」
「状況を考えるとそうだな。ただ、どっちを隠したかったのかは今となってはわからない」
「あるいは、両方だったのかもね」
「申し訳ありません! オレが……軽率だったせいで、魔王を解放してしまった」
 ガバッとその場でアスルが土下座した。
 しんと静まりかえる。
 そんな中、キャリーが目をしばたたかせ、聞いた。
「……えーと、確か魔王を解放したのって、アスラフェルよね。その人は?」
 無理もないか。一ヶ月も見ていなかったわけじゃないのに、小学五年生くらいだったのが中学生くらいになったのだ。
 一目見てアスルだと気付いていなかった。
「ああ……驚かないで欲しいんだけど、なんか急に大きくなった。こいつが今のアスルだ」
「え!?」
 驚いたのはジェシカだった。
 そう言えば、エリーネの屋敷では議論が白熱していたし、ジェシカも良くアスルのことを見ていなかった。
 人間がこんな急成長をするはずはないから、ジェシカもアスルだと気付いていなかったのか。
 これは、なし崩し的に説明する必要があるか?
 その場合、どういうことになるのか判断が難しいな。
 でも、一応鉱山のゴブリンたちには手を出さなかったし、今なら正体を明かしても……。
 しかし、魔族が魔王を解放したというのは、マイナス要素だし。
「ねえ、アキラ。ギルドに協力を求めるなら、ジェシカさんには知っておいてもらうべきじゃない?」
 俺が迷っているのを見抜いたかのようにキャリーが言う。
 いつかは、話さなければならないことだと言うことはわかっていた。
 もっとヨミとアスルのことをわかってもらってからそうするべきだと考えていたが、少なくともヨミのことはあの戦争を通してよく見てきたはずだ。
「アキラくん、女王陛下は何のことを言っているの?」
 ジェシカのことは今回のことで裏も表も見てきたと思う。
 その上で、信じる覚悟を決めるしかない。
「ジェシカ、騙すつもりはなかったんだが、ヨミは魔物でアスルは魔族なんだ」
「…………」
 ジェシカは何も言わずにヨミとアスルを見た。
 驚く様子もない。
 あまりに静かすぎて、俺の言っていたことがちゃんと伝わったのか心配になってくる。
「あの、ジェシカ?」
「……なぜ、人間と一緒にいるの?」
 絞り出すように言葉を出してジェシカはヨミに聞いた。
「最初から私は人間と共に生きたいと思っていました。争うことに意味はありません。でも今は、アキラと共に生きていたいからです」
「魔物が、人間を好きになったとでも言うつもり?」
「いけませんか?」
 真っ直ぐ見つめるヨミの瞳には一切の迷いはなかった。
「アキラくんは、どうして魔物を討伐しないの? あなたは、たくさんの魔物を討伐してきたわ」
「どうしてと言われてもな、俺も最初は見た目からして悪い奴だと決めつけていたけど、話してみたらそうじゃなかったってだけだ。魔物や魔族の中にも話せばわかる奴はいる。だから、俺はヨミやアスルを討伐するつもりはないし、これからも話の通じる魔物や魔族を討伐するつもりはない」
「騙しているだけとは思わないの?」
「それは、魔物も魔族も人間も変わらないんじゃないか? 言いだしたら自分以外の誰も信用できなくなるぞ」
「それは……そうかも知れないけど……」
「ギルドの魔法水晶でヨミのことは見てきただろ? それでも信じられないか?」
「わかってるわよ。これまでの冒険者としての貢献度を考えれば、二人とも今さら疑うつもりは……でも、待って……人間に協力する魔物や魔族の存在なんて、私の一存では信じていいのか決められない」
 混乱している様子が見て取れた。
 価値観を根底から崩すことになるから、そう簡単には受け入れられないか。
 これがこの世界の一般的な考え方なんだろうか。
 だとしたら、まだキャリーやシャリオットやルトヴィナは柔軟に受け入れてくれた。
「アキラくん。私個人としては、ヨミさんやアスラフェルくんのことを敵だとは思えないわ。でも、ギルドとしてどう扱うかはギルドマスターに聞いてもらわないと結論が出せないのよ」
「ギルドマスター?」
「ええ、全てのギルドを統括する世界本部の代表者であり、ギルドのトップ。ギルドの理念を確立させたのは今のギルドマスターなの」
「と言うことはつまり、ギルドマスターが魔王の追撃をしない方が良いと思っていると言うことで良いのね」
 急にキャリーが話題に入り込んできた。
「そうよ」
「それじゃ、決まりね。そのギルドマスターに会いに行きましょう」
 キャリーの一存で俺たちの行く先が決まった。
 もしかして、全てキャリーの掌の上で踊らされていたわけじゃないよな。
 その事を確かめる気にはならなかった。
 ダグルドルドの大統領が言っていたっけ。キャリーは強い女王だとか何とか。
 その手腕を見せつけられたような気がした。
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