世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと魔王の息子

勇者たちの作戦

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 人間だろうと、女だろうと、今この場においては倒さなければならない敵だ。
 覚悟はとっくにしていたはずなのに、躊躇ってしまうのは俺が甘いからなのか。
 そんなことで心が揺らぐような人間ではなかったはずだ。
 だけど、俺から攻撃を仕掛けることは出来なかった。
 カーラが撃つ魔法をとにかく防ぐ。
 相手が人間である以上、魔力が尽きれば魔法も撃てなくなる。
 そうすれば、ギブアップさせることも難しくはないはずだ。
「火と風と雷の神の名において、我が命ずる! 雷の牢獄の中で焼き尽くせ! トライデントバーストストーム!」
 これは、確かキャリーが使った複合魔法。
 三つ叉の槍のような雷が俺めがけて落ちてくる。
 触れればさらなるダメージを負うことは必死。
 俺はマテリアルソードを舞台の上に突き立てて避雷針の代わりにして飛び退った。
 狙い通りマテリアルソードは雷の直撃と炎を纏った風に襲われて消滅した。
「あらあら、武器を手放すなんて。三つの複合魔法で限界ってこと?」
 カーラの挑発に言葉を返す気はない。
 俺は無言のままマテリアルソードを形成させた。
 ナノマシンの絶対数とエネルギーが減らない限り武器は再生産可能だ。
「……ま、そんな簡単に倒せるのなら、レグルス大統領が認めるわけないわよね」
 ほんの少しだけ面白くなさそうな顔をさせて、カーラは再び杖の先をこちらに向けた。
 すると、一際大きな歓声が上がる。
「ヨミさん!」
 キャリーの声が観客席からここまで届いた。
 悲痛な叫び声の意味を確かめるために、ヨミの方へ目を向ける。

 ヨミは飛び上がりながら回し蹴りを繰り出す。
 それをあのランドルフという男はもろに顔に喰らっていた。
 オークデーモンくらいなら一撃で倒せるほどの闇を纏った蹴りを顔面に浴びせても、ランドルフは一歩も引かない。
「くっ! この!」
 やがて勢いを失ったヨミがその場に降りると、今度はランドルフがのっしのっしと聞こえてくるような重い足取りでヨミに近づく。
「はあああああ!!」
 ランドルフの攻撃は単調だった。
 近づいて、伝説の斧に力を込めて斬り下ろす。
 あるいは斬り払う。
 だが、それがヨミには効果的だった。
 カーラの魔法によって、ランドルフの身体能力は強化されている。同じ魔法を使うヨミの攻撃は魔法で強化した部分だけがお互いに意味を成さない。
 つまり、ヨミとランドルフの戦いは、ダーククロースアーマーに関係ない部分の能力に関わってくる。
 ヨミ自身の身体能力と、伝説の斧。
 どちらが強いかはヨミとランドルフの状況が示していた。
 伝説の斧による攻撃は、ダーククロースアーマーによって強化された防御力をも貫いてヨミの腕を切りつける。
 袖の部分はボロボロで腕は血に染まっていた。
 そんな攻撃を何度も受けきれるはずもなく、ヨミは徐々に壁際に追い詰められていた。
 後数歩下がれば、もう逃げ場はなくなる。
 ヨミはあえて大きく下がって壁を背にした。
 そして、右足に闇を集中させる。
 ランドルフはヨミの攻撃を邪魔するつもりはないようだ。
 急にその場で足を止めて斧を構える。
 ヨミが壁を蹴って勢いを付けて駆け出す。
 ランドルフは両足を広げて、まるで相撲の四股を踏むように構えた。
「はっ!」
 ヨミは大きく飛び上がり、空中から突き刺すような蹴りを繰り出す。
 ドォンと音が響いた。
 ほんの少しだけ地面が揺れたような気がした。
 ランドルフは正面からヨミの跳び蹴りを受け止めていた。
 構えから微動だにしていない。
 ヨミも空中で静止したまま。
 そこだけまるで時間の流れが止まってしまったかのような光景だった。
 よく見ると、ヨミの右足は伝説の斧を踏みつけるような格好になっていた。
 ランドルフが斧の刃の部分を盾のように使っていて、びくともしない。
「お嬢さん。よく頑張ってるとは思うが、ギブアップしてくれないか? 人間では俺たち勇者には勝てない」
 そう言って斧を振るう。
 ヨミは大きく後ろに飛ばされていた。
 闘技場の壁に手をつき、立ち上がる。
 ……マズいな。今の攻撃で魔力を一気に消費している。
 それでもランドルフは無傷だった。
 助けに行かなければ、ヨミが致命的な怪我を負うことになる。
 それは最悪、この場でヨミが魔物であることが全世界に知れ渡ると言うこと。
 何としてでも防がなければならないのだが……。

「へえ……私と戦ってる最中だって言うのに、余所見するなんてずいぶん余裕じゃない」
「そうでもないさ」
 断続的に魔法を飛ばしてくるのを躱してヨミに近づこうとするのは容易じゃない。
 そもそも、この状況を作ったのはカーラたち……恐らくはカーラだろう。
 魔法による支援と、俺たちの分断。
 考え無しに作り出した状況ではない。
 先に攻撃を仕掛けてきたことも考えると、カーラたちは個人戦に持ち込めば負けはないと確信している。
 この戦法の中心はあの伝説の杖だ。
 あれによるランドルフの身体強化がなければ、伝説の斧だけならヨミだって苦戦はしないはずだ。
 つまり、ヨミに近づくにはまず伝説の杖を破壊するしかない。
 アスルは封印状態の伝説の剣を破壊した。
 不可能ではないはずなんだ。
『チャージアタックスリー、レイストームスラッシュ!』
 マテリアルソードの刀身部分が振動し、そこに集中させたエネルギーによる輝きと相まって刀身が二重にも三重にも重なっているように見える。
「無駄よ!」
 カーラが杖に纏った闇をさらに色濃くさせて、杖で殴りかかってきた。
 それを薙ぎ払うように剣を横に振るう。
 無数の斬撃が伝説の杖に襲いかかるが、その全てを受け止めていた。
 ……こりゃ、伝説の杖だけ破壊するってのは難しいかも……。
 この期に及んで相手の心配をしてるなんて、キャリーが知ったら甘いと思うんだろうな。
「アスラフェルくん、無茶ですわ! 一度アキラくんと合流することを考えて!」
 今度は観客席からルトヴィナの声が聞こえてきた。
 アスルの方に目をやると、ヨミよりもさらに状況は悪そうだった。

 アスルとジュリアスは戦いとは呼べない。
 一方的にアスルが攻撃されているだけだった。
「逃げてばかりでは、僕には勝てませんよ!」
 ジュリアスが伝説の弓の弦を引くとそこに光の矢が現れる。
 どういう原理なのかわからないが、伝説の弓というのは矢の数が限られていないようだ。
 しかも見た目が一つのように見えても一つとは限らない。
 伝説の弓から放たれた光の矢は、まるでバスターキャノンのチャージショットのようにバラバラになって降り注ぐ。
 アスルもそれを躱しつつジュリアスに近づこうとするが、まず矢の量が多すぎて避け切れていない。
 そして、多少攻撃を受けつつも近づこうとすれば、ジュリアスがすぐに距離を取る。
 カーラのダーククロースアーマーのお陰だろう。
 身体能力が強化されているから素速く動くことも可能のようだった。
「チッ!」
 ルトヴィナのアドバイスは耳に届いていない。イラついたように舌打ちをしながらも攻撃をかいくぐろうと向かって行くばかり。
 アスルとジュリアスでは相性が悪すぎる。
 せめてアスルにもダーククロースアーマーが使えたら、強行突破も可能かも知れないけど……。
 矢の物量攻撃の前にアスルもどんどん追い詰められていた。

 どちらも助けに行かないとヤバそうだ。
 かといって、カーラはそれを許すようには見えない。
「水の神と氷の神と風の神と闇の神の名において、我が命ずる! 時を止める氷雪の嵐! ブリザードストーム!」
 雨と風が巻き起こる。
「ダメ! アキラ! その魔法の効果範囲から逃げなさい!」
 キャリーがそう言ったときには、すでに雨は氷の粒に変わり、雪も交じっていた。
 効果範囲から逃げろと言われても、舞台の上はほとんど嵐に覆われている。
 刻一刻と変化する魔法は、すでに俺の視界を奪うほどの暴風雪となっていた。
 いわゆるホワイトアウトというヤツ。
 寒くて何も見えない。
 身動きが取れずにいると、
『左右から何かが来ます! 避けるか身を守るかしてください!』
 AIが警告をするが、体が上手く動かない。
 第一、ネムスギアを展開してるときは、寒さや暑さはそんなに感じるはずはないのに寒いと感じている。
 これは相当に気温が下がっていることの証拠で、その上で体が動かないって事はきっと……。
 暗闇の中から右肩の辺りに何かが噛みついてきた。
 さらに左の脇腹にも同じ痛みが広がる。
 剣を振ろうとするが、腕が動かない。
 痛みのせいではない。
 もう間違いなく体の一部が凍っている。
 追い詰められていたのはヨミやアスルだけじゃない。
 このままじゃ、俺まで……。
 どうする?
 この状態で別のフォームに変身可能なのか?
『表面のナノマシンは凍結させられているようですが、フォームチェンジによるエネルギーの活性化でまだ再起動が可能なレベルです』
「そう言うことなら――変身!」
『起動コードを認証しました。ネムスギア、キャノンギアフォーム、展開します』
 同時にバスターキャノンも出現させる。
「変わった? でも、無駄よ。そのまま氷づけにしてあげるわ」
 暗闇の向こうからカーラの声が聞こえる。
 確かにまだ寒さを感じる。
 このままじゃまた凍ってしまうのも時間の問題だろう。
 攻撃によるダメージはこの姿なら防げるが、この魔法を破らなければヨミやアスルを助けるどころではない。
 俺は体が完全に凍ってしまう前に空へバスターキャノンを向けた。
『チャージショットツー、スプレットバスター!』
 空に向けて放った一撃は、魔法によって作り出された空間を斬り裂くように舞い上がる。
 そして、まるで花火のように空中で広がり、降り注ぐ。
 そのビームは俺自身にも向かってきた。
「そんな、まさか!?」
 自分の撃ったビームよるダメージはない。
 だが、凍った体を溶かすにはちょうどいいぐらいの熱だった。
 自分の体のために使った攻撃だったが、周辺一帯を闇雲に攻撃したことがよかったのか、魔法による暴風雪は止まり、雲の合間から日の光が差し込む。
 辺りを見ると、舞台の半分ほどが雪に埋まっていた。
 その向こうに伝説の杖を構えたままのカーラが立っている。
「……四つの複合魔法でも倒せないのね……」
 その表情にはまだ余裕が見られた。
 まださらに多くの神の力を使った複合魔法を使えるのか。
 まさかとは思うが、複合戦略魔法は使えたりしないんだろうな。
 あれを使われたら、俺は兎も角ヨミやアスルには防ぐ術がない。
 そう思ってバスターキャノンを構えたら、カーラが目の前に迫ってきていた。
 カーラの体を覆う闇がさらに色を濃くしている。
 ヨミが魔力を集中させて攻撃したときのように、それを全身に使って効果を高めている。
 杖による打撃攻撃は素速く鋭い。
 体に多少の衝撃はあるが、この姿だとダメージはなかった。
 ただ、こちらの攻撃する隙がない。
 このままじゃ防戦一方だ。
 結局、足止めを食うことに……。
『彰、それが彼女の狙いでは』
 AIの指摘に俺は納得した。
 思い返せば、カーラは致命的な攻撃よりも妨害をするように攻撃していた。
「アキラ! アスラフェルくんを助けてあげて!」
 キャリーが叫ぶ。

 アスラフェルは光の矢であちこちを撃ち抜かれて服も体もボロボロだった。
 だが、その瞳は光を失っていない。
「何なんですか? 君は……。これ以上僕の攻撃を受けたら死にますよ? 早く負けを認めてギブアップしてください!」
 焦ったような声を上げながら、ジュリアスはそれでも光の矢を放ち続ける。
 アスルはもう避けようとはしなかった。
「闇の神と光の神の名において、オレが命ずる! 光と闇の拳で立ち塞がる全ての敵を粉砕する! エターナルフルストライク!」
 アスルの右手の拳が闇に、左手の拳が光に包まれる。
 そのまま光の矢に向かって飛び込んでいった。
「うおおおおおおおお!」
 拳で矢を殴り飛ばす。
「無茶苦茶です! そんなことをすれば、君もただでは……」
 アスルの技量では確かに全ての矢を叩き落とすことは不可能だった。
 多少喰らっているがお構いなしに向かって行く。
 ジュリアスも距離を取って攻撃を続けているが、気付いていない。
 徐々にではあるがアスルのプレッシャーに押されてジュリアスは闘技場の壁に近づいていた。
 このまま行けば、アスルは一人でジュリアスと決着を付けられそうだ。

「ダークネスバレット!」
 アスルにばかり集中していたせいで、カーラが呪文を唱え終えていたことすら気がつかなかった。
 どんな魔法でもキャノンギアなら防げるという傲慢な部分もあったのだと思う。
 だから、その魔法が誰に向けられて撃たれたものなのか、考えていなかった。
 身構えても何も感じない。
 それもそのはず、カーラの杖はアスルに向けられていた。
 黒いレーザー光線のような魔法が、こちらに背中を向けているアスルを狙う。
「アスル!! 後ろだ!! 避けろ!!」
 ダメだ。
 目の前のジュリアスに集中しすぎていて声が届いていない。
 ファイトギアにフォームチェンジして助けに行く余裕もなかった。
 ただ見ていることしかできない。
 アスルが光の矢による攻撃を叩き落としてジュリアスまであと一歩というところまで迫ったとき、黒いレーザー光線がアスルの体を撃ち抜く。
 と思われたが、アスルは大きく飛び上がってそれを避けた。
 俺の声が届いていたのか?
 だが、今度はその隙を逃さずジュリアスが光の矢を放つ。
 アスルはそちらに見向きもせずに体を捻って避けた。
 結局、またジュリアスとの距離が広がってしまったが、今の攻防を見るとアスルにはカーラの魔法も見えていたようだ。
 あと一歩というところまで追い詰めて妨害されてしまったのはもったいないが、アスルの戦いにおけるセンスには驚かされた。
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