世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと魔界の覇権

会場前での小さないざこざ

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 飛翔船から車に乗ったまま降りて、馬車を駐めておく場所に置かせてもらった。
 何度来ても、その奇妙な作りに目を奪われる。
 荒野に佇む城のような町。
 それがギルド世界本部の建物であり、町でもあった。
 町というか城というか、その入り口はいくつもある。
 今回車を止めた場所は初めての場所だった。
 ここで生活をしていたときもあったというのに、まだ知らない区画があったことにも驚かされる。
 俺たちが車を降りて待っていると、シャリオットとホルクレストの兵士が二人現れた。
「ここからは僕が案内します」
「俺とヨミは一応少しは知ってるけど、勝手に歩き回らない方が良いんだろうな」
「……そうですね。先ほどのような無用の衝突を避けるためにも、従っていただけると助かります」
 シャリオットの表情からは緊張が見受けられた。
 最初の印象だと、魔王を二人も目の当たりにしているからかなと思ったが、話している内にどうも違う気がした。
 意識がヨミとフェラルドではなく、周りに向いている。
 俺はAIにだけ聞こえるようにつぶやいた。
「ここでも俺たちは生中継されているのか?」
『……確証はありませんが、魔法水晶が近くで使われていることは間違いなさそうです』
 魔法水晶で映し出された映像がどこに送られているかまではさすがに分析は難しそうだった。
 それこそ、アイレーリスでの戦争の時のように世界中に送られているとしたら追うだけ無駄だ。
「アキラさん。ヨミさんには私が付いています。さすがに人間もエルフの姿をしている私が側にいて、手を出すことはないと思います」
「え?」
 そう言うと、マーシャは人間の姿から本来の姿へと戻った。
「な……あなたは、失われたはずの……」
 困惑しながらそう言ったのはシャリオットだけだったが、兵士たちも周りの空気も騒ついた雰囲気になったことは伝わってきた。
「エルフは滅びていません。そして、私たちも人間と魔族の戦争が終わるのであれば、どのような形でも良いと考えています」
 冷静な声ではっきりと言った。
 目の前のシャリオットだけでなく、俺たちを見ている誰かにも聞こえるように言ったことは明白だった。
「わ、わかりました……。その事は統一連合国の王であるキャロラインさ――女王陛下にもお伝えしておきます」
「よろしくお願いします。確かその方は、私たちの血を引く方だと聞いておりますから、お目にかかるのを楽しみにしております」
「は、はい。それでは、こちらへどうぞ」
 マーシャの微笑みに圧倒されるように、シャリオットと兵士たちは腰を低くして町の中へ手を向けた。
 相変わらず雑然とした建物だった。
 いや、町と言ったら良いのかよくわからなくなってくる。
 少し進むと露天のような区画があって、そこを曲がったら長屋のような建物がある。
 ここは冒険者たちが寝泊まりする場所として使われているとのことだった。
 カプセルホテルよりはマシだとは思うが、一部屋が三畳分くらいしかない。
 本当に寝るだけの場所って感じの部屋が連なっていた。
 俺たちが使っていた部屋はもっと上の階層の部屋だった。
 ベッドもあったし、三人で生活していても不自由がないくらい普通の部屋だったから、よほど良い待遇だったのだと改めてそう思った。
 やっと中央の建物に入る。
 まあ、この中も中で迷路のような作りをしている。
 最初に訪れたときは挨拶代わりに魔法で惑わされたりしたが、それでなくても不思議な作りをしている。
 階層と階層を繋ぐ魔法の移動装置もあるから、不用意に動けば今でもどこへ行くのかわからない部分もある。
 ただ、AIによるマッピングとここで過ごした俺とヨミの記憶もあるから、上の階層へ行くほどに見知った場所が目についた。
「シャリオット、このまま交渉の会場に入るのか?」
「はい。……あまり気を悪くされないでいただきたいのですが、人間の世界に長く魔王を留めておきたくないというのが、皆さんの意見なので……。長旅で疲れているとは思いますが、皆さんを泊める部屋は用意されていないのです」
「構わぬ。私も早く人間の王と話がしたい」
 フェラルドは少しだけ興奮気味に言った。
 望んでいた和平交渉。彼にとってそれがどれほどの意味を持つのか、俺はここに至ってようやく気付かされた気がした。
 真っ直ぐな廊下に入ったところで、シャリオットが立ち止まった。
 廊下は窓がないから一定間隔で魔法の明かりのようなもので照らされていた。
 この先には扉は正面に一つしか見えない。
 その扉の左右にガイハルトと、杖を持った見知らぬ勇者がいた。
 二人は扉を隠してはいない。
 ただ、その眼光は明らかにヨミとフェラルドに殺意を向けていた。
 シャリオットはそのまま足を進める。
 そして、扉の前で立ち止まり、二人の勇者に話しかけた。
「わかっているとは思いますが、魔王との交渉はキャロライン女王陛下がお決めになったことです。それぞれの国の代表である僕たちも賛成しています。今ここで、彼らと戦うことは許されていませんよ」
「わかってるさ。だが、魔王がキャロライン女王陛下に手を出さないとは言えない」
 疑心暗鬼になる気持ちもわからないではない。
 俺だってアルラウネやバルガスを心から信用しているかと問われればまだ即答は出来ない。
 しかし、そう決めつけてしまったら話など何も出来ない。
「ヨミもフェラルドも交渉するためにここへ来たんだ。宣戦布告しに来たわけでもないのに、そんなことするわけないだろ」
「黙れ! 魔王の強さと色香に惑わされたお前の言うことなど信用できるか!」
 ガイハルトは剣に手をかけてはいないものの、その口調はすでに戦闘態勢に入っているようなものだった。
「私はアキラを惑わせてなどいません! 私たちは対等にお付き合いしているのですから!」
 ヨミがプンスカ怒ってそう抗議したが、的外れな言葉だったことにガイハルトは表情を引きつらせていた。
 マーシャが口元を隠して肩を震わせている。
 フェラルドも表情は崩していないものの、緊張感が少しだけ失われていた。
「お、お前たちの関係など聞いていない!」
「いいえ。あなたは今私がアキラを騙しているかのようなことを言いました! これだけははっきりさせておきます。私はアキラを愛しています。そして、アキラも私を愛してくれています。そこにはお互いを想う純粋な気持ちしかありません!」
「……に、人間と魔王が……あ、愛だと……」
 改めてそう言われるとさすがに照れくさいが、否定する気はなかった。
 もはや隠すほどのことでもない。
「お前まさか……その魔王と寝――」
「こんなところで勇者ともあろう者が下世話な話題を振るな。俺たちは婚約はしたがまだ結婚していない。戦争が終わったらちゃんと結婚しようと約束している。それまでは、健全に付き合うつもりだ」
 ……あれ、なんだろう。
 今、嫌な予感に襲われた。
 これと似たようなセリフを聞いたことがある。
 彰の世界で? それとも俺の世界で?
 どちらでも聞いたことがあるような気もする。
 確か、それの名称もあったはずだ。
 その言葉が思い出せない。
「ガイハルト、余計なことを言わないでよ。私たち他の勇者まで評判が下がっちゃうじゃない」
 杖の勇者がガイハルトを見下していた。
 それで意識が引き戻される。
 前に杖の勇者に選ばれた人は帝国の人間だったが……、目の前にいる杖の勇者は別人だった。
 地味な顔で特徴はない。
 三歩歩いたら忘れてしまいそうなモブ顔の女だった。
 クセの強そうな長い黒髪は手入れしていないのか艶がない。
 服装だけは貴族のような格好をしているが、着こなしているとは言えず、服に着られている感がした。
 勇者の評判を気にするくらいなら、もうちょっと清潔な感じにすれば良いのにと言いたかったが、それを女に言えばケンカを売っていることと同じだろう。
 俺は黙っていることにした。
「アイレーリスの英雄だっていうからちょっと期待してたけど、大したことない顔ね。そんなだから人間の女の子に相手してもらえなかったのね。それで魔王と婚約だなんて笑わせるわ」
 ああ、やっぱりこいつもご多分に漏れず魔王を挑発しているわけだ。
 俺たちが手を出すまでこいつらの挑発に耐えなければならないのか?
 そう思っていたら、マーシャが前に進み出た。
「人の顔に文句を付けるなら、まずご自分の顔を鏡で見られたらいかかでしょう。あ、それとも人間の国には人の顔を正直に映す鏡が存在しないのでしょうか?」
「な……あなた、私が勇者だと知っていてそのような暴言を吐くつもり?」
「……せっかく遠回りに指摘したのに気付いてくださらないのなら仕方ありません。鼻毛、出てますよ」
 マーシャの言葉に俺たちだけでなくガイハルトまで杖の勇者の顔をマジマジと見た。
 彼女は顔を真っ赤にさせて手で鼻を隠す。
「ど、退きなさい!」
 そう言って杖の勇者は俺たちの間を縫って廊下の向こうへ消えていった。
 ガイハルトはその様子を見て、これ以上は何をしても無駄と悟ったのか廊下の壁にもたれかかった。
「さ、参りましょう」
 マーシャがそう言って、ようやくシャリオットが我に返った。
「あ、待ってください。それは僕の役目です」
 そう言って扉の取っ手を握った。
 俺は後ろのヨミに小声で聞いた。
「な、さっきの女……本当に出てたか?」
「いえ、気にしていませんでしたが……」
『映像の分析によると、マーシャさんの指摘は嘘だったと断定できます』
 AIは杖の勇者もしっかりデータとして登録していたようだ。
 俺がマーシャを見ると、彼女は微笑みを浮かべるだけだった。
 ――さすがだ。
 俺がマーシャの嘘に気付いたことも伝わったようだが、意に介する様子をまったく見せなかった。
「それでは、どうぞ。お入りください」
 シャリオットが扉を開けて、俺たちにそう言った。
 俺たちが通された部屋は、いわゆる会議室だった。
 丸い大きなテーブルが部屋の真ん中にある。
 テーブルには椅子が合計で十脚、囲むようにして並んでいた。
 扉と反対側。つまり正面はガラス窓になっていて、日の光がたくさん取り込まれる。
 部屋の中だけど、魔法による明かりはまったく必要なかった。
 そして、もちろん交渉相手はすでに席に着いている。
 向かって右側の席に三人座っていた。
 真ん中に座っているのは、もちろん――キャリーだ。
 その左手側にギルドマスターのクランス。
 右手側には……。
「レグルス大統領!」
「よう! アキラ殿も息災のようだな」
 思わず声を上げてしまった。
 生きているとは聞いていたが、帝国は魔族や魔王に蹂躙されて国民も難民として世界に散らばったと聞いた。
 怪我もなく無事な姿を見ることができて、本当にホッとした。
「レグルス大統領。この場は全て魔法水晶で全世界に中継されていると言うことをお忘れなく」
 冷静な言葉に、レグルスも眉をへの字にさせるしかなかった。
 キャリーは立ち上がってさらに言葉を続ける。
「どうぞ、皆さんも座ってください」
 促されて、俺はフェラルドに真ん中の席を譲った。
 交渉の代表者はあくまでもフェラルドであるべきだった。
 俺はフェラルドの右。クランスと向かい合うように座る。
 ヨミはフェラルドの左。さすがに俺の隣りに座りたいとは言わなかった。
 マーシャは部屋の隅に行って、座ろうとしなかった。
 シャリオットがそっとキャリーに近づいて何やら耳打ちしていた。
 きっと、マーシャのことを伝えたのだろう。
「……そこのエルフの方は交渉には参加されないのですか?」
 キャリーが聞くと、マーシャは頷いてから答えた。
「これは人間と魔族の戦争における話し合いの場です。部外者である私が口を挟むのは筋が違うと思います。私たちエルフはどちらの味方もしません。ただ、平和であることだけは願っています」
「わかりました。では、せっかくですから部外者として今日の交渉の見届け役になっていただきましょう」
 そう言うと、キャリーの視線はこちらに注がれた。
 その時にはすでにマーシャとは反対側の壁にシャリオットは下がっていた。
「……先ほども言いましたが、この部屋の様子は魔法水晶で映しています」
 キャリーの言葉に合わせるように、魔法水晶を持った魔道士が部屋の隅からテーブルの端に歩いてきた。
 丁度、俺たちとキャリーたちの間の前に前に立ち、そこから全体を見渡すように魔法水晶を向ける。
「生中継なのか?」
 俺がそれを確かめたのは、もちろん俺たちのアイディアだったからだ。
「はい。全世界のギルドの魔法水晶にこの映像は送られています。交渉は全て公開で行います。つまり、ここであなた方が私たちを攻撃した場合、全世界を敵に回すと考えてください」
 一見、俺たちへの牽制にも見えるが、どちらかというと勇者たちに対する牽制じゃないか。
 俺たちに攻撃の意思はないし、これでは勇者たちも手出しが出来ない。
 キャリーはずいぶんやり方が上手くなったようだ。
「まずは、そうですね。世界中の方々に知っていただくためにも、お互いに自己紹介をしましょうか」
 俺たちはお互いにお互いのことを知っている。
 自己紹介が必要なのはフェラルドだけだったのだが、キャリーの話の進め方に従うことにした。
 俺たちが頷いたことを確認して、キャリーが立ち上がる。
「私はキャロライン=アイレーリス。アイレーリス王国の女王です。そして、統一連合国の代表として選ばれました。各国の代表者は私のことを人類の王と呼びますが、私はただの代表者としか思っていません。すでに公表していますが、アイレーリスの王には失われた種族――いえ、存在が確認された以上それはもう古い情報ですね。私たちにはエルフの血が流れています。本来のエルフのように永遠の命は持っていませんが、私の魔力の高さはそれに由来するものだと教えられました。その力は国を守るだけでなく皆さんを守るために活かすべきだと考えています」
 キャリーは俺たちに紹介しているのではなかった。
 魔法水晶でこの交渉を見守っている全ての人間に向けて訴えたのだと気がついた。
 キャリーが座ると、視線はフェラルドに集まった。
 フェラルドはゆっくりと立ち上がる。
「私は魔王フェラルド。人間たちは知らなかったと思うが、魔界は二つの派閥に分かれていた。人間の言葉で言うと国のようなものだ。一つは人間を滅ぼして世界を支配しようとする者たち。そして、もう一つは争いが無意味であることを悟った者たち。私たちは後者だったのだが、勢力としては弱かった。だから、人間と戦争を始めてしまった彼らを止めることができなかった。ここにいる、アキラ殿と魔王ヨミ殿のお陰でやっと魔界を私たちが統一することが出来た。私は戦争が嫌いだ。どちらかが滅びるまで戦うなど不毛だとは思わないか? とはいえ、戦争を止めることができなかったことも事実。私の命を持って償えというのであれば従う覚悟はしている。だが、ヨミ殿のように人間のために尽くしてきたものまで命を奪わないでいただきたい。私たちの願いはただ一つ。この戦争を終わらせたい。それだけだ」
 堂々とした姿だった。
 個人的には拍手をしてやりたい気分だったが、生中継されている前であまり魔王を礼賛するのは良くないだろう。
 その後に紹介した俺やヨミ。レグルスとクランスについては名前と今の立場を伝えただけだった。
 大事なことは、キャリーとフェラルドの言葉だけだった。
 気がかりなことは一つ。
 魔王であるフェラルドがどうして戦争を反対しているのか、その核心部分に一切触れなかったこと。
 世界の理について世界中の人に知ってもらえば、何か変わるかも知れないのに。
 この場には、もう一人それを認識している人間がいる。
 クランスもその事を補足してくれれば、魔王と勇者の戦いがいかに無意味であるかきっと伝わる。
 交渉の行方によっては、俺がその事に触れなければならないだろうなと思った。
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