世界を救った変身ヒーローだったのに、人類に危険視されて異世界へ追放されたのだが

天地海

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変身ヒーローと無双チート救世主

理解できない心

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「エ、エリーネ!?」
「久しぶりって、再会を喜んでる場合じゃなさそうね」
 いや、確かにそうだけど。
 どうしてここにいるのか?
 聞かずにはいられない。
「魔王に石化されたってキャリーから聞いたけど」
「気がついたら、みんな石から元に戻っていて、町の近くでは戦いが起こっていたのよ」
 早口でエリーネが説明する。
 よくよく考えてみれば、エリーネたちを石化させた魔王は殺されている。
 それで石化が解除されたってことなのか。
「それで状況も確かめずに乗り込んできたのか?」
「ううん。そのために私が来たのよ」
 ああ、そう言えばそうだ。
 エリーネは伯爵になっても部下に任せたりしない。
 あの鉱山だって、結局エリーネ自身が確かめたのだ。
「――で、何がどうなってるの?」
「ずっと石化してたってことは、魔王とキャリーが会談をして和平を結ぶ寸前だったってことも知らないんだよな?」
「は? 魔王とキャロライン女王陛下が?」
「さすがにそこから説明するのは無理だ。とにかく、今はあの二人を何とかしないと」
「……ヨミさんと……誰?」
 ああ、やっぱりそうなるよな。
 エリーネはアスルとフェラルドの関係も知らないし。
「あれは成長したアスルだ」
「へ? 嘘でしょ!? だって、半年も経ってないのに!?」
「魔族は魔力の覚醒を経て成長を遂げるってのは、知ってるだろ。あいつはさらに魔王として覚醒した」
 ヨミが魔王として覚醒した時に容姿が変わらなかったのは、魔物だからかあるいはすでに容姿が成長しきっていたからか。
 そう言えば、メリッサも魔王になる前と後で変化が少なかった。
 二人の容姿は今が完全な状態って考えればいいのか。
 それだとヨミは兎も角メリッサは子供のような気もするが……。
 チラッとメリッサを見ると、濁ったような瞳を向けて冷たく言った。
「アキラさん、今失礼なことを考えたよね」
「いや……」
 メリッサの視線から逃れるようにヨミたちに目をやると、二人ともエリーネを見つめていた。
「……エ、エリーネ……さん……」
「わかるのか!?」
 まだ少しだけ意識が残っている。
「あ、ありがとう……ございます。アキラを、助けて……」
 ヨミの瞳に光が戻ってきたような気がする。
「オレの邪魔をする人間は殺す!」
 感情の込められていない怒鳴り声が響き渡る。
「光の神と闇の神の名において、オレが命ずる! 闇に煌めく星々の輝き! メテオレイン!!」
 アスルは躊躇うことなく魔法を使った。
 しかし、何も起こらない。
 アスルの心が魔法を押さえ込んだのかと思ったら、ネムスギアが空にいくつもの反応を捉えた。
 明るい空に星がいくつも光る。
「そんな……まさか……」
 エリーネの顔に驚愕が広がる。
 ソフトボールくらいの隕石が、俺の背中を掠めて地面に穴を開けた。
 速度と威力はかなりのものだ。
 高速で動けば避けられるだろうが……。
 問題はもう残された時間は一分あるかどうか。
 魔法が終わるより先に変身が解除されたらサバイバルギアが発動するどころか死んでしまうんじゃ……。
「アキラ! それからそこのあなた! 私の近くに来て!」
「え?」
「私の近くに強力な防御魔法を使うわ! 防御範囲が広がるとその分性能が落ちるから急いで!」
 エリーネも優秀な魔道士だから、メリッサの魔力に気付いていないとは思えない。
 魔王だとわかっていても、物怖じせずに命令していた。
 戸惑っているのは、メリッサの方だった。
 迷ってる暇はない。
 俺はメリッサの手を引いてエリーネの近くに集まる。
「クリスタルに宿りし魔力の輝きよ! その力を解放し我と共に示せ! 聖なる神の名において、我が命ずる! 永劫なる輝きを持って変わることのない日々を照らし続けよ! ホーリーシールド!!」
 それはまるで柄のない傘のように俺たちの頭上に現れた。
 温かな光の盾。
 そして、辺りにはバスケットボールよりも大きな隕石が雨のように降り注ぐ。
 勇者たちは武器を使ってそれを破壊するが、とても破壊しきれない。
 俺たちを遠巻きに見ていた国軍も冒険者たちもパニックになっていた。
 逃げ惑うもの、自力でなんとか防ぐもの、隕石を喰らって倒れ込むもの。
 その中で、平然としているのは、俺たちと少年たちの一団だった。
 彼らもエリーネのように防御魔法を使っているのか、隕石が頭上で勝手に砕ける。
「それにしても、さっきの二人の攻撃も防いだけど、エリーネも見ない間にすごい魔道士になっていたんだな」
「魔力はそこまで劇的に成長はしてないわよ。私は普通の人間で、魔族の血もエルフの血も引いていないんだから」
「キャリーのことか?」
「ええ。でも、納得は出来たわ。道理で複合戦略魔法が使えたわけよね」
「キャリーの魔力はそうなんだろうけど、じゃあどうしてエリーネはこんな強力な防御魔法が使えるようになったんだ?」
「……一緒に、鉱山の調査をしたじゃない?」
「ああ」
「あの事件自体はまあ、アキラたちのお陰で片付いたわけだけど、あの後鉱山をさらに詳しく調査したら、大量のクリスタルが手に入ったのよ」
「魔王の瘴気によって生まれた魔物たちがあそこで縄張り争いをしていたみたいだからな」
 しかも、最終的には伝説の武器を守護するガーディアンが蹴散らしてしまう。
 確かにあの鉱山には大量のクリスタルが眠っていても不思議ではなかった。
「強い魔物のクリスタルは、加工するよりもそれを魔力の強化に使えることがわかったのよ」
 そう言ってエリーネは背負っていた小さなバッグを開けて中に入っていたクリスタルを見せた。
 その中の半数は輝きを失っている。
「使っちゃうと魔力がなくなってただの綺麗なだけのクリスタルになっちゃうんだけどね」
 ちなみに、ヨミやアスルの攻撃を防ぐために費やした魔法クリスタルは一度につき十個。それも全てキマイラとかの強い魔物のクリスタルを使ったらしい。
「本来は、魔王との戦いのために用意した技術だったんだけど、披露する前に私たちが無力化されちゃったわ」
 やけにあっさりしている。
 魔王に自分たちの町が襲われたのに、怒りや悲しみがまったく感じられない。
 メリッサが不思議なものでも見るような目をエリーネに向けていた。
 そして、いつの間にか辺りは静かになっていた。
 荒野は隕石による攻撃で岩と穴だらけの土地へ変貌していた。
 その中で立っているのは、ヨミとアスル、俺たち、そして少年たち。
 勇者たちはなんとか生き延びたらしいが、みんなへたり込んでいた。
「あの二人、本当にヨミさんとアスラフェルなのよね?」
「見ればわかるだろ」
「外見は、確かにそうだけど……なんて言うか、雰囲気がまるで違うじゃない」
「今は二人とも魔王だからな。人間にとっては――」
「そうじゃないのよ。二人の魔力が桁外れだってことはわかってる。正直に言えばそれを恐れている部分があるのも事実よ。でも、そうじゃないの。私が知ってる二人と決定的に何かが違う。いつも一緒のアキラにはわからないの?」
 そりゃ、あのうつろな表情がおかしいことはわかってるけど。
『高出力エネルギーの負荷に耐えられる限界時間に到達しました。変身を強制解除します』
 唐突にそう告げられて変身が解除された。
 これで六時間は変身できない。
 もっとも、サバイバルギアならその条件には当てはまらないだろうが。
 問題は生身では二人の攻撃を一撃だって耐えられそうにないってことだな。
 エリーネの防御魔法を駆使すれば、上手く展開できるくらいギリギリのダメージですむだろうか。
 二人を見ながらそんなことを考えていたら、ヨミが動いた。
 エリーネが呪文を唱え始めて、俺は前に進み出る。
 覚悟はとっくに決めてる。
 後は祈るだけだ。
 しかし、ヨミはアスルを後ろから捕まえると、ほんの一瞬だけこっちを向いて口を動かした。
 何か、伝えようとしている。
 だが遠くて言葉は届かない。
「ヨミ!」
 呼びかけてもヨミはもう口を閉ざして空を向いてしまった。
「風の神と闇の神の名において、我が命ずる! 空を翔る漆黒の翼よ、ソアブラックフェザー!」
 辺りに風を巻き起こして空へ舞い上がる。
 そのまま北の方角へ飛んで行ってしまった。
「……ヨミ……」
「って、見てる場合じゃないでしょ。早く追いかけないと!」
 エリーネに言われるまでもなく、それはわかってるんだ。
 でも、最後に見せた表情があまりにも悲しそうだった。
 俺には、その意味すらわからない。
『彰、ヨミさんが最後に口にした言葉は映像の解析からわかりました』
 変身していない俺の思考はAIには読み取れない。
 にもかかわらず、俺が今最も欲しい情報を伝えた。
『“さよなら”と』
「さよなら?」
「え?」
 俺が口にした言葉にエリーネが訝しげな顔をさせた。
「急になんなのよ」
「あ、いや」
「あれね。また妖精と話してるとかっていう」
 そう言えば、エリーネは一緒に冒険していた時にAIのことを説明できなかったから妖精ってことにしておいたんだった。
「ヨミが最後に俺に言った言葉らしい」
「あのヨミさんが? アキラに別れを告げたってこと?」
「たぶん……」
「ありえないわ。きっと何かの間違いよ。だから、すぐに追いかけて」
「そう言われても俺にはあんな高速で空を飛ぶ方法なんか――」
「私なら出来るわ」
 静かにそう告げたのは、メリッサだった。
 よく考えたら、この戦場にもメリッサはグロリアと共に飛んできた。
 魔族にとって飛行魔法は難しくないのか。
「だけどその前に、その人間に聞いておきたいことがあるわ」
「私に?」
「なぜ、私も防御魔法で守った?」
「なぜって言われても……別にあなただから助けたわけじゃないわよ。たまたま近くにいたから一緒に守っただけで」
「私は魔王よ。しかも、お前たちを石化した魔王の妹。容姿も似ているから気がついていないわけではないはずよ」
「……そうね、確かに似てるわ。でも、それじゃやっぱり私はあなたも守ったと思う」
「言っていることが理解できない。アキラさんにはわかるの?」
「いや、俺もどうしてエリーネがこんなに落ち着いてるのか不思議ではある」
 エリーネは少しだけ困ったような表情をさせたが、一息ついてから話してくれた。
「私たちの町を襲った魔王は私に教えてくれたのよ。自分には妹がいて、その子を守るためには人間を襲わなきゃならないって。でも、その魔王の石化魔法は人間を殺す魔法ではなくて、生きたまま封印するようなものだからいつか必ず解除してくれると約束してくれたわ」
 それじゃ、俺がわざわざ頼まなくてもグロリアはそうするつもりだったってことか。
「他の魔王は人間を殺してしまうから、石化されていれば他の魔王に狙われることもなくなると言って、私たちは魔王の提案を受け入れることにしたの」
「ちょっと待って、人間が魔王の言うことを信じたの?」
 メリッサが純粋に驚いていた。
「だって、人間にも悪い人やいい人がいるんだから、魔族や魔王にも良い者がいてもおかしくないじゃない。私の知ってるヨミさんやアスラフェルも良い魔物と魔族だし」
「そんな、ことで……」
 メリッサがガックリと膝から崩れ落ちた。
「大丈夫?」
 何事かとエリーネがしゃがんでメリッサの肩を支える。
「……アキラさんは、この世界の人間ではないから特別だと思っていました。この世界の人間に、私たちと心を通わせる者なんて絶対にいない。だから私は、魔王として正しいことを……」
 地面に二つのシミが広がる。
 メリッサは涙をぽろぽろ落としていた。
「フェラルド様もお姉様も、愚かだと思っていました。そうでなければ、憎まなければ私の怒りの矛先がなくなってしまう。アキラさん。どうしてフェラルド様は殺されたのですか? どうしてお姉様は命を懸けてこんな私を助けてくれたのですか?」
 いつの間にか、メリッサの口調は魔族のときに戻っていた。
 魔王になって性格が変わったわけではなく、自分の心にも冷たく徹することで感情を抑えていたんだとわかった。
「……アスルが言っていた。フェラルドや他の魔王――そして魔族の死はこの世界の運命で避けることは出来ないって」
「これが私たちの運命なら、私たちはなんのために生きているのでしょう」
 メリッサの嘆きに、俺には納得できる答えを与えられる気がしなかった。
「決まってるじゃないか」
 少年が真っ直ぐこっちを見ていった。
「魔王は俺に滅ぼされるために存在するんだ。せいぜい、足掻いてみな」
 メリッサは体を震わせるだけで何も言い返さなかった。
 代わりに、エリーネが少年を見据える。
「あなたは、一体何者なんですか?」
 エリーネの質問には、少年は微笑みを浮かべるだけ。
 制服の上に軽装の鎧を身につけた少女が一歩前に出る。
「世界を救う救世主――ハル様よ。覚えておきなさい」
「救世主? 勇者とは違うの?」
「その内、わかるさ。それよりも大地彰と大地未来。俺と一緒にこの国の女王とやらに会いに行かないか? 俺たちはこのままじゃ不法入国者らしいからな。魔王を何匹か倒して勇者を助けてやったってことを報告しに行かないとな」
 グロリアたちやエトワスたちのことを思い出して殴りかかりたい気持ちになったが、さすがにこの状況で生身のままそうすることが意味のあることだとは思わない。
 務めて冷静さを保った。
『それが賢明です』
 未来の声が頭の中で響く。
「ハルさん。私はあなたと共に歩むことは出来ません」
 口から言葉を発すると、未来は姿を消した。
 テレポートでどこかへ行ったのだ。
「メリッサ。俺たちも行こう」
「はい……」
 メリッサは涙を服の袖で拭い、俺の手を取った。
「風の神と闇の神の名において、我が命ずる! 空を翔る漆黒の翼よ、ソアブラックフェザー!」
 風が俺とメリッサを包み込み、空をゆっくりと浮き上がる。
 少年たちは攻撃するそぶりを見せない。
 あれだけの力を持っているから、メリッサ一人くらいなら逃がしてもいいと思っているのかも知れない。
「ハルと言ったか。俺もお前たちと一緒に行くことはできない。何しろ俺は、大地彰じゃないらしいからな――」
「え……」
 今日初めて愉快な気持ちになった。
 それだけ少年の驚いた表情は間抜けに見えた。
 そして、一気に空を翔る。
 すぐにエリーネも少年たちも豆粒のように小さくなってしまった。
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