もう一度、愛してくれないか

佐倉 蘭

文字の大きさ
24 / 51
Chapter 6

⑤ ♡

しおりを挟む
 
 紗香のまろやかな下腹へ顔をうずめて、臍の辺りを舐めていたおれは、いきなり彼女の脚を、がばり、と広げた。

「やっ……ちょっ……やだっ……」

 あわてて脚を閉じようとする彼女を有無も言わさず抑え込み、股間を縦に走る裂け目を、くぱり、と開けてやる。とたんに、ふるっと飛び出てきた突起クリを、そっと薄皮を剥いてぱくりと咥内に含んだ。

「ぃやあぁ……ちょっとっ……ほんとに、待って……⁉︎」

 ——待てるか。ずーっと、おまえのかわいいクリをこんなふうに舐め回してやりたかったんだ。

 そして、クリも膣口もそこから挿し入れた少し奥も、舌と指を駆使してこってりといたぶったあと、「仕上げ」とばかりにクリをちゅううぅ…っと吸い込んでやった。

「……ぁああああ……っ⁉︎」

 ぷしゅ、と膣口から淫らなしたたりがあふれ出て、紗香は達した。


 呆然としてまだ荒い息を吐く彼女を尻目に、おれはラブホ備え付けの上っ張りとボクサーパンツを脱ぎ捨てた。

 ——これからが「本番」だぞ。これから、先刻《さっき》おまえが観ていたAVよりも、もっとすごいのをヤッてやる。覚悟しろよ、紗香。

 すかさず彼女のカラダに跨る。いざなうようにひくひくしながら、たらりと滴るその膣口を、近年まれに見るほどそびえ勃ったおれの怒張モノで、ぴっちりと塞ぐ。
 一気に、奥まで突き挿れた。

「ぁああああああ……っ⁉︎」


 それからは、おのれの腰の許すかぎり、紗香の膣内なかを突きまくった。

 自分の歳なんか、意識からぶっ飛んでいた。そのくらい、一度イッたあともすぐに欲情して、見境なく紗香を突き上げた。
 ナマで発射すため、ゴムを交換える必要がないから、間ができてシラけることなく「連続」でイケる。

 若かった頃のように……いや、違うな。若かったあのときでも、こんなふうに自分の欲望を最優先されて一方的に貪り尽くす、ってことはなかったな。

 すでにフロントには「延長」を連絡済みだ。
 ——今夜はこのまま、泊まってもいいくらいだぞっ!……まだ、真っ昼間だけどなっ‼︎

 あまりの激しさにとまどいながらも、紗香はいじらしいまでの愛らしさで、おれの律動についてきてくれていた。
 ——あぁ、なんだ、ここまでしても大丈夫だったんだ。

 もう数え切れないほど、紗香とはセックスしてきて、子どもも一人もうけたというのに、彼女を大事にするあまり、今まで「本気」で欲望のままに抱いてこなかったことに……初めて気づいた。

 ——だけど、少し……いや、かなりかな?
 調子に乗って無我夢中で、ただただ紗香の膣奥へおのれの精を放つままにしていたおれに……とうとう、鉄槌が下った。

   きっと、紗香のキャパシティを超えたに違いない。紗香の両目からは、はらはらはら…と、涙が溢れて、流れ落ちていた。

 おれは腰の動きを止めた。
「すまん、紗香……痛かったか?」
 彼女の両頬を、おれの大きな手のひらですっぽり包んで、やさしく尋ねる。

 紗香は、ふるふるふると首を振る。
「……ごめんなさい……真也さん」
 なぜか、紗香の大きな瞳から流れる涙に止まる気配はない。

「紗香?……どうした?なぜ、おまえが謝るんだ?」
 めどなく溢れ出る涙をぺろりと舐めて、尋ねる。

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

 紗香はおれの首に手をまわして引き寄せながら、ひたすら謝り続けた。

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

繰り返す夜と嘘 〜【実録】既婚の僕と後輩の彼女、あの夜のキスから始まった13年の秘密〜

まさき
恋愛
結婚して半年の僕と、同じ職場の彼女。 出会った頃は、ただの先輩と新入社員だった。   互いに意識しながらも、 数年間、距離を保ち続けた。   ただ見つめるだけの関係。   けれど――   ある夏の夜。 納涼会の帰り道。   僕が彼女の手を握った瞬間、 すべてが変わった。   これは恋でも、友情でもない。   けれど理性では止められない、 名前のない関係。   13年続いた秘密。 誓約書。 そして、5年の沈黙。   これは――   実際にあった「夜」の記録。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

降っても晴れても

凛子
恋愛
もう、限界なんです……

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

処理中です...