最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ

文字の大きさ
22 / 375
第2章 幼女誕生編

22話 勿論憶えてますよ!

しおりを挟む
 何故こうなってしまったのでしょうか?

 ただ帝都に入ろうとしただけなのに、どうしてこんな大事になってしまうのかと、揺れ動く馬車の中から窓の外を眺めながら黄昏て思う。

 だってそうでしょう、たかがワンちゃん1匹出しただけですよ!?
 それなのに何故か冒険者ギルドに連行されているし。
 そのせいで多大なる注目を受けるしで、もう嫌になってしまうと言うものです。

 俺は目立つつもりなんて全く無いと言うのに、まぁ商人として目立つのはいいでしょう。
 その方が集客効果も見込めますからね。

 しかしです、決してこのような形で目立つ事は望んでいません。
 もし俺の存在が公にでもなったら面倒な事になる事が目に見えていますからね。

 勇者召喚を行なったアレサレム王国側からしてみれば死んだと思っていた俺が生きている事は面白く無いでしょう。

 仮にあの王達が俺に、「よくぞ生きて戻った、我々はお前を歓迎しよう」なんて言われたに日には流石の俺もキレてしまうかもしれませんしね。

 はぁ、面倒ですね……聞く話によると、あのワンちゃん達は群れで行動する魔物のようですし。
 田舎から出てきた設定の俺が、たまたま仕留めたなんて言っても信じてもらえないでしょう。

 もしかしたら、亜空庫を使えると言う事で納得してもらえるかもしれませんけど……それだと残りの群れはどうしたのか?  と言う事になりますし。
 どこでコイツを狩ったのか?  と言う質問にも答えようがありませんからね。

 まぁ、この世界の人々に通じるのかは不明ですが、俺には黙秘権というものがあります。
 最悪の場合は……やりたくは無いけど逃げる手段はあります。

 まぁ、そうなるともう後戻りはできないので、したくは無いですけど。
 とは言え、この手は目くらましにもなりますからね。
 ここで俺が何らかの問題を起こしても後々問題にはなら無いので、楽と言えばそれまでなのですが……

 流石に俺の矜持がそれを邪魔します。
 この手段は本当にどうしようも無くなるまで、心の内に閉まっておく事にしましょう。

 さて、そんな事を考えているうちに目的地に到着したようで、軽く揺れていた馬車が停止する。

「こちらへ」

 そう受付嬢さんに言われるまま馬車から降りると、そこには立派な作りの建物。
 見た目の雰囲気から、貴族の屋敷などでは無い事は明らか。

 では何なのか?  それは勿論、冒険者達が集う場所、つまりは冒険者ギルド!!
 何と俺の心を擽る素晴らしき響き!  これぞファンタジー、これぞ異世界!!

「何をやっているのですか!
 早くこちらに来てください!!」

 しかし、そんな感動の余韻に浸っている俺に冷たく現実に引き戻す声が浴びせられる。
 それに応じてオルグイユとコレールから少し苛立ちと殺気が漏れましたが……気付かれてい無い様なので良しとしましょう。

 尤も、2人には後ほどお説教をする必要があるかもしれませんけど。
 因みにフェルは馬車の揺れでうとうとていたので、今は俺の服の裾を握って反対の手で目を擦っている。

 フェルは超絶美少女ですからね。
 うん、凄まじき破壊力です。
 こんなの現役ヒキニートの俺にすれば卒倒モノですが、侮るなかれ。

 フッフッフ、俺だって成長するのです。
 地下迷宮でフェルと過ごした日々のおかげで、この程度では俺動揺もしない程に成長しました!!
 地球にいた時からは想像もでき無い程の成長です。

 機嫌が悪くなった2人を諌めつつ、受付嬢の後を黙ってついて行くと、応接室だと思われる部屋に通された。

 暫く待っていると、初老の男が入って来る。
 ずっしりとした体格で筋肉隆々。
 その鋭い目には確かな力強さが宿っているのが見てとれる。

 この人、あの草原にいた大多数の騎士達より強そうですね。
 あの騎士達がこの世界に於ける高水準だとは流石に思え無かったですが……これで確信が持てました。

「ヘルハウンドを仕留めたと言うのは君か?」

「えぇ、どうやらそうみたいです」

 厳しい表情で俺を一瞥し、少し驚いたように目を開く男に軽く微笑みを浮かべながらそう答える。

 さて、今この人が驚いたのはどっちに対してでしょうか?
 ヘルハウンドを仕留めたのが俺みたいな子供だった事か、はたまた部屋にいるのが俺だけだからでしょうか?

 因みに俺は今仮面をつけています。
 今更かも知れませんが、今後の降り掛かるであろう様々な可能性を考えると……まぁ、これは必須です。

「私の名はギルクス。
 現在はここで冒険者ギルド、ネルウァクス帝国帝都支部のギルドマスターをしている」

「俺はコウキと言います」

「しかし驚いたな……ヘルハウンドが討伐されたと聞いた時もそうだが、来てみれば討伐者はまだ少年ときた。
 それに彼女の報告では君の他に3人いたはずなのだが?」

 ギルドマスターは俺の言動を見逃さないと言った様子で、スッと目を細める。
 観察されているのがよくわかる、不躾な視線ですね。

 俺が若いからと言って舐めているのでしょうか?
 こんなあからさまな、観察する視線に気付かないはずも無いと言うのに。

「彼女とは、俺をここまで案内したあの人ですか?」

「そうだ」

「では、その人の勘違いか何かでは無いでしょうか?
 この部屋に案内されたのは俺1人だけですからね」

「それはあり得ない」

「何故そう言い切れるのです?」

「彼女がこの支部の副ギルド長を務める者だからだ。
 そんなミスは犯さない」

 まさか、あの受付嬢が副ギルド長だったとは。
 この人も信頼を置いている人のようですし、俺の言い分を聞き入れる事は無さそうですね。

 まぁ、苦しい言い訳なのはわかりきっていた事です。
 あの外壁付近では俺達4人の姿を見た人が多数いますし、何故か俺達は目立っていたので証言はすぐに取れるでしょう。
 まぁ、だからと言って、3人の事を紹介するつもりはありませんけど。

「まぁ、貴方があの人を信頼している事はわかりましたが、俺には何の事なのかわかりませんね」

 俺にはこの場で顔バレしても、どうにかする手段が一つだけありますが……フェル達は厳しいでしょう。
 ここで3人を見られる訳にはいきません。

「ふむ、まぁいい。
 君が何を隠そうとしているのか、今は追求しないでおこう。
 それよりも今はヘルハウンドだ」

 口ではそう言いながらも、俺の内面を探ろうとする視線を向けて来るギルドマスターに軽く肩を竦める。

「一つ聞いてもよろしいですか?」

「何だ?」

「何故俺が態々、ヘルハウンドについて話さなければならないのですか?」

 するとギルドマスターは虚をつかれた様に目を見開く。
 全く何をそんなに驚く事があるのでしょうか?

「何だと?」

「ですから、俺が貴方にヘルハウンドについての情報を提供する事で俺に何か利益はあるのですか?  と聞いているのです」

「ふざけるな!
 ヘルハウンドは一体ですら厄介で、群れで行動する魔物だ。
 村や街が簡単に壊滅する事態に発展しかねないのだぞ!!」

「そんな事はわかっています。
 しかし、それは俺が貴方達に教える理由にはなりません。
 それとも、貴方は一般市民に命令できる権利でも持っているのですか?」

「そんな事は関係無い、人命がかかっているのだ。
 貴様にはそんな事もわからないのか!」

「いえいえ、その程度の事は勿論理解していますよ。
 ですがそれは、俺がヘルハウンドについて話さなければならない事にはなりませんよね?」

「き、貴様には人の心や道徳心と言うものは無いのか?」

「何を言うのですか、俺はその情報に対しての対価を求めているだけですよ?
 尤も、貴方が言う道徳心なんて言う物は生きる為に捨てましたけどね」

 俺の目を見てギルドマスターが息を飲む。
 これで引き下がってくれたらいいのですけどね。

 まぁ、非道に思うかもしれませんが、実際にはヘルハウンドなんて何処にも出没していないのだから誰も殺される事は無い。

 そもそも俺は地上に出てからヘルハウンドに遭遇していませんし、適当に答えるとボロを出す可能性もあります。

 だからこれで、諦めてくれると楽なのですが……まぁ諦めてはくれないでしょうね。
 はぁ、どうしましょうか?

 最善はこのまま向こうが引き下がってくれる事、次いで実力行使でしょうか?
 最悪なのは、俺が持ちかけているこの交渉にギルドマスターが乗ってくる事です。

 そうなったら掛け金を際限無く釣り上げていくしか無いのですが……そんな事をすれば俺の評判は死んだも同然ですからね。

 ギルド側が実力行使に出てくれれば、正当防衛が成り立つので、俺としてはラッキーですね。
 ギルドマスターを叩きのめした後、副ギルド長と一緒に少し記憶を改ざんさせてもらうだけで穏便にすみます。

「どうしても答える気は無いのだな?」

「はい、貴方が相応の対価を提示しないと話になりません。
 俺は商人なので情報は高価な商品と同じなのですよ」

「そうか残念だ。
 非道な考えしか持てない貴様はやはり吸血鬼と言う事か」

「は?」

 えっと、何を言っているのかなこの人は?  
 吸血鬼?  誰が、俺が?
 あっ、確かに今の俺は吸血鬼でしたね……べ、別に忘れていた訳ではありませんからね!  勿論憶えていますよ!

「とぼけても無駄だ。
 現身の水晶をどうやって誤魔化したのかは知らないが、その白い肌に赤い瞳、この私を騙せると思うな」

「えっと、本当に何を仰っているのかわからないのですが。
 そもそも吸血鬼は日光の下に出られないのでは無いのですか?
 冒険者ギルドのギルドマスターである貴方がそんな事も知ら無いなんて事ありませんよね?」

「ふん白々しい、現身の水晶を誤魔化せたのだ、何らかの方法があったのだろう。
 しかし、私の目は誤魔化せんぞ。
 恨むならばここで私に出会った自身を
 恨む事だ」

 ギルドマスターのその言葉と共に、部屋の外に待機していた人達が部屋の中に雪崩れ込んでくる。

「茶番は終わりだ、悪しき吸血鬼よ」

 部屋に入って来た部下から受け取った大剣を俺に向けながら、ギルドマスターは高らかに宣言した。
しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

最強スライムはぺットであって従魔ではない。ご主人様に仇なす奴は万死に値する。

棚から現ナマ
ファンタジー
スーはペットとして飼われているレベル2のスライムだ。この世界のスライムはレベル2までしか存在しない。それなのにスーは偶然にもワイバーンを食べてレベルアップをしてしまう。スーはこの世界で唯一のレベル2を超えた存在となり、スライムではあり得ない能力を身に付けてしまう。体力や攻撃力は勿論、知能も高くなった。だから自我やプライドも出てきたのだが、自分がペットだということを嫌がるどころか誇りとしている。なんならご主人様LOVEが加速してしまった。そんなスーを飼っているティナは、ひょんなことから王立魔法学園に入学することになってしまう。『違いますっ。私は学園に入学するために来たんじゃありません。下働きとして働くために来たんです!』『はぁ? 俺が従魔だってぇ、馬鹿にするなっ! 俺はご主人様に愛されているペットなんだっ。そこいらの野良と一緒にするんじゃねぇ!』最高レベルのテイマーだと勘違いされてしまうティナと、自分の持てる全ての能力をもって、大好きなご主人様のために頑張る最強スライムスーの物語。他サイトにも投稿しています。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

俺は善人にはなれない

気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

処理中です...