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第8章 世界樹決戦編
115話 必殺技です!
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時間は特別会議室に報告員が駆け込む数時間前に遡る。
「ほっ、やっ、よっと」
幼い女の子が、家で父親と遊んでいるかの様な可愛らしい声。
しかしその実、声を発す度に、一流の冒険者でも瞬殺する様な化け物が消し飛んでいる。
そんな、誰もが目を見張って二度見する様な光景を作り出している幼女は……
「はぁ、飽きました」
少しでも当時の張り付く様な緊張感を取り戻そうと、敢えて接近戦をしてはいますが……ぶっちゃけ、もう面倒です。
やってもやっても、幾ら殴り殺しても湧いて出てくる魔物達。
もう、ウンザリです。
この深層に潜って、今日ですでに一週間。
確かに、僕と同レベル帯の魔物をいっぱい用意して下さいって、お願いしたのは僕です。
でも、でもですよ!?
「この量は多すぎでしょっ!!」
何なんですか!
殺しても殺しても、次から次へと湧いてきて、もう嫌です!!
て言うか、レベル2000なんて初日にとっくに到達しました。
もうとっくに、超越者ですよ僕。
幾ら殺しても、魔物の数が一向に減らないので5日目くらいに流石に可笑しいと〝神眼〟で鑑定した結果……
《神魔の結晶
神々の中でも上位にあたる大神達が作り上げた、超高レベルの魔物を半永久的に生み出す結晶。
これひとつで世界が滅びかねない危険な代物》
階層の一番奥の台座の上にこんな物がありました。
もう、本当に巫山戯ているとしか思えません。
絶対にアイツら、僕の様子を見て楽しんでますよ。
「ディベルを確実に仕留めるための秘密兵器でしたが……仕方ありません。
見るがいい、僕の本気をっ!」
超越者となった事で獲得した、僕の持つ全てのスキルが結合進化された〝神能〟によって作り上げた、必殺技。
「世界の終焉っ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふっふっふ! どうですか、僕の必殺技は?」
「うん、まぁ凄かったけどね」
「アレは、な……」
「確かに凄まじかったが……」
なんですか、この反応は。
フォルクレス、ウェルス、アクーディトと、同じような事を。
僕が放った〝世界の終焉〟によって魔物共々、神魔の結晶も一撃で消し飛んだと言うのに。
その後、見ていたであろう神達にせっかく自慢に来たと言うに……もっと驚くと思ったのに。
「まぁまぁ、そんなにむくれないで」
「むくれてなんていません!」
失礼な。
僕はそんなに子供ではないのです!
まぁ、みんなの反応にちょっと不満はありますけど……
「ほらエルちゃん、男共なんて放っておいてこっちにおいで」
「そうですよ。
こっちでお茶会でもしましょう!」
「ソシリア、アフィリスも久しぶりですね!」
聖母の様な微笑みを浮かべて、膝をつき両手を広げてそう言ってくる神聖の大神ソシリアと、笑いながら手招きしているアニクスの神アフィリス。
神々のお茶会。
一体どんなお菓子が出るのでしょうか?
考えただけでも心躍ります!!
「さぁ、お嬢様方こちらへ」
そう言って完璧にセッティングされたテーブルへと案内してくれるのは……初見ですね。
「えっと……貴方は?」
「おっと、これは失礼しました。
私は火炎の大神、ボルフレムと申します。
以後、お見知り置き下さい」
まぁ、予想はついていましたけどね。
だって、僕が顔を知らないのって火炎の試練にいた火炎の大神だけですし。
「僕はルーミエルって言います。
こちらこそ、よろしくお願いします」
「ええ。
さぁ、こちらへどうぞ、ルーミエル様」
ボルフレムに促されるまま、用意されていたローソファーに座ると……ソファーに座ったはずなのに何故か、ソシリアの膝の上に座っていました。
「あの…?」
「うんうん、エルちゃんの眷属の皆がエルちゃんを膝の上に乗せたがる意味がわかるわ」
「あっ、ソシリア様ずるいですよ。
私にも抱っこさせて下さい」
とまぁ、女神2人に交互に膝の上に抱かれつつも、美味しいケーキを頂きました、ありがとうございます。
流石は神々が食すケーキ、まさに極上の味わいでした。
尤も、我がリーヴ商会で販売しているケーキも負けていませんけど。
「美味しそうに食べてるところ、悪いけど。
キミ、大丈夫なの?」
唐突にそんな事を言い出したフォルクレス。
大丈夫とは、どう言う事でしょうか?
「だって、キミの放った技で階層が1つ丸々消滅したんだよ?
大騒ぎになっていても可笑しくないと思うけど」
言われてみれば、迷宮の階層を丸々潰すなんて、大騒ぎになっていてもおかしくありません。
さらに言うと、コレール達に無断でここに来てしまって……
「そ、それって、結構まずい状況なんじゃ……」
「うん、まぁ普通に怒られるんじゃない?」
「そ、そんな!?」
フォルクレスの無慈悲な言葉に、よぎる怒ったコレールやオルグイユ、アヴァリスの顔。
「ま、マズイです! 早く帰らないとっ!!」
手短に別れの挨拶を済ませ、言い訳を考えながら転移しました。
「ほっ、やっ、よっと」
幼い女の子が、家で父親と遊んでいるかの様な可愛らしい声。
しかしその実、声を発す度に、一流の冒険者でも瞬殺する様な化け物が消し飛んでいる。
そんな、誰もが目を見張って二度見する様な光景を作り出している幼女は……
「はぁ、飽きました」
少しでも当時の張り付く様な緊張感を取り戻そうと、敢えて接近戦をしてはいますが……ぶっちゃけ、もう面倒です。
やってもやっても、幾ら殴り殺しても湧いて出てくる魔物達。
もう、ウンザリです。
この深層に潜って、今日ですでに一週間。
確かに、僕と同レベル帯の魔物をいっぱい用意して下さいって、お願いしたのは僕です。
でも、でもですよ!?
「この量は多すぎでしょっ!!」
何なんですか!
殺しても殺しても、次から次へと湧いてきて、もう嫌です!!
て言うか、レベル2000なんて初日にとっくに到達しました。
もうとっくに、超越者ですよ僕。
幾ら殺しても、魔物の数が一向に減らないので5日目くらいに流石に可笑しいと〝神眼〟で鑑定した結果……
《神魔の結晶
神々の中でも上位にあたる大神達が作り上げた、超高レベルの魔物を半永久的に生み出す結晶。
これひとつで世界が滅びかねない危険な代物》
階層の一番奥の台座の上にこんな物がありました。
もう、本当に巫山戯ているとしか思えません。
絶対にアイツら、僕の様子を見て楽しんでますよ。
「ディベルを確実に仕留めるための秘密兵器でしたが……仕方ありません。
見るがいい、僕の本気をっ!」
超越者となった事で獲得した、僕の持つ全てのスキルが結合進化された〝神能〟によって作り上げた、必殺技。
「世界の終焉っ!!」
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「ふっふっふ! どうですか、僕の必殺技は?」
「うん、まぁ凄かったけどね」
「アレは、な……」
「確かに凄まじかったが……」
なんですか、この反応は。
フォルクレス、ウェルス、アクーディトと、同じような事を。
僕が放った〝世界の終焉〟によって魔物共々、神魔の結晶も一撃で消し飛んだと言うのに。
その後、見ていたであろう神達にせっかく自慢に来たと言うに……もっと驚くと思ったのに。
「まぁまぁ、そんなにむくれないで」
「むくれてなんていません!」
失礼な。
僕はそんなに子供ではないのです!
まぁ、みんなの反応にちょっと不満はありますけど……
「ほらエルちゃん、男共なんて放っておいてこっちにおいで」
「そうですよ。
こっちでお茶会でもしましょう!」
「ソシリア、アフィリスも久しぶりですね!」
聖母の様な微笑みを浮かべて、膝をつき両手を広げてそう言ってくる神聖の大神ソシリアと、笑いながら手招きしているアニクスの神アフィリス。
神々のお茶会。
一体どんなお菓子が出るのでしょうか?
考えただけでも心躍ります!!
「さぁ、お嬢様方こちらへ」
そう言って完璧にセッティングされたテーブルへと案内してくれるのは……初見ですね。
「えっと……貴方は?」
「おっと、これは失礼しました。
私は火炎の大神、ボルフレムと申します。
以後、お見知り置き下さい」
まぁ、予想はついていましたけどね。
だって、僕が顔を知らないのって火炎の試練にいた火炎の大神だけですし。
「僕はルーミエルって言います。
こちらこそ、よろしくお願いします」
「ええ。
さぁ、こちらへどうぞ、ルーミエル様」
ボルフレムに促されるまま、用意されていたローソファーに座ると……ソファーに座ったはずなのに何故か、ソシリアの膝の上に座っていました。
「あの…?」
「うんうん、エルちゃんの眷属の皆がエルちゃんを膝の上に乗せたがる意味がわかるわ」
「あっ、ソシリア様ずるいですよ。
私にも抱っこさせて下さい」
とまぁ、女神2人に交互に膝の上に抱かれつつも、美味しいケーキを頂きました、ありがとうございます。
流石は神々が食すケーキ、まさに極上の味わいでした。
尤も、我がリーヴ商会で販売しているケーキも負けていませんけど。
「美味しそうに食べてるところ、悪いけど。
キミ、大丈夫なの?」
唐突にそんな事を言い出したフォルクレス。
大丈夫とは、どう言う事でしょうか?
「だって、キミの放った技で階層が1つ丸々消滅したんだよ?
大騒ぎになっていても可笑しくないと思うけど」
言われてみれば、迷宮の階層を丸々潰すなんて、大騒ぎになっていてもおかしくありません。
さらに言うと、コレール達に無断でここに来てしまって……
「そ、それって、結構まずい状況なんじゃ……」
「うん、まぁ普通に怒られるんじゃない?」
「そ、そんな!?」
フォルクレスの無慈悲な言葉に、よぎる怒ったコレールやオルグイユ、アヴァリスの顔。
「ま、マズイです! 早く帰らないとっ!!」
手短に別れの挨拶を済ませ、言い訳を考えながら転移しました。
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