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第10章 アレサレム戦争編
141話 報告です
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コレールからの連絡によると、計画の進捗報告および、紹介したい者達がいるらしい。
思念伝達でコレールから伝えられた話によると。
どうやら僕がユートピアを作り上げたこの3週間の内に、対魔教団同盟の規模が拡大されていたみたいです。
どういう経緯でそんな事態に……と嘆いても既に後の祭りです。
まぁイヴァル王とウェスル帝が信頼出来る国だけらしいですし、別に構いませんけど。
「せめて一言くらい相談してくれても良かったのに……。
同盟の盟主は一応僕なのに……」
これでは完全にいらない子扱いです!
泣いちゃいますよっ!? 神に至っても、元々が生粋の引き篭もりたる僕は紙メンタルなんですから!!
「お嬢様、その件でしたらコレール様からの打診をご了承なさっていましたが?」
「えっ?
……あ、あはは、勿論覚えてますよ!
冗談を言ってみただけです、適当に返事をしたから忘れちゃった訳じゃ無いですよ!!」
3人の視線が痛い。
でも確かに言われてみれば、そんな事を言ったような気がしなくも無いですね……
「と、取り敢えず、会議室に向かうとしましょう」
「承知いたしました」
危うく、ユートピア作成に熱中し過ぎて適当に返事をした事がバレるところでしたが……
3人とも微笑ましげな顔をしていますし、どうやら話題転換に成功したようですね。
*
そんな訳で転移してやって来たのは広い会議室。
紹介したい者達と言われても、何名いるのかわかりませんし。
いつも使ってる特別会議室にはそんなに人が入りませんからね。
転移すると同時に、メルヴィーの手によって当然のように上座の席へと座らされ。
その間にノアとシアがお茶とケーキを用意してくれました。
専属メイド三人衆の見事な連携に惚れ惚れしつつ、入れてくれたお茶を一口飲むと同時に、会議室の扉がノックされました。
「失礼致します」
そう言って、会議室に入ってきた人物はコレールとイヴァル王、ウェスル帝の3名。
おかしいですね。
さっき思念伝達で伝えられた紹介したいと言う人達は何処に?
「お嬢様、ただ今戻りました」
足が地面につかない椅子に座って首を傾げていると、コレールが入り口で立ち止まって一礼しました。
この大袈裟な感じも久しぶりですね。
「お帰りなさい。
ご苦労様でした」
「身に余るお言葉です。
では早速、計画の進捗についての詳しいご報告をさせて頂ければと思うのですが……」
ふと、コレールの表情が不安げに曇りました。
どうかしたのでしょうか?
「メルヴィー殿の話によると、お昼寝はおろか夜すらもあまりお眠りになられていないと聞きました。
ご体調は大丈夫ですか? このような些事は後にして、先にお休みになられて下さい」
……そう言えば、コレールも僕に対してはめっちゃ過保護でしたね。
最近はオルグイユとメルヴィーが凄いので忘れたました。
「いえ、大丈夫ですよ?
それよりも、紹介したいって人達は何処にいるのですか?」
心配してくれる気持ちは嬉しいですが。
僕ってもう睡眠を必要としてませんしね。
「分かりました、ですが少しでも不調を感じたら直ぐに仰って下さい。
それで、お嬢様に紹介したい者達は現在近くの別室にて待機させております」
それってつまり、その人達を紹介するよりも計画の進捗報告を優先させたって事ですよね?
その報告よりも僕のお昼寝を優先させようとするとは……
「では、アレサレム開戦計画の進捗についてご報告させて頂きます」
あまりの事実に苦笑いしていると、コレールがそう言って話を進めちゃいました。
イヴァル王とウェスル帝も苦笑いを浮かべてますけど……まぁ僕の知った事ではありませんね。
取り敢えず、ケーキでも食べながら報告を聞くとしましょう。
「とは言っても、今回は特別難しい事は一切しておりません。
以前アレサレムの豚……国王と宰相が密談していた映像を、ネルウァクス帝国とフェーニル王国が対魔教団同盟を結んだと言う書状と共に秘密裏に送り届けました。
そうすると、予想通り焦ったアレサレムが勝手に行動を起こしてくれました」
満面の笑顔でそう言うコレール。
難しい事してないって……秘密裏に一国のトップに映像と書状を送り届けるのって結構難しい気がしますけど。
まぁ、確かに絶対に誰にも見られてないと確信を持っていた密談の映像なんて届けられたら恐いですよね。
アレサレム王は同盟が動く前に証拠を消そうと軍を動かした訳ですか。
「現在、勇者達率いる軍隊がネルウァクス帝国の国境に向けて進軍中です。
1週間後には国境の砦に到着するでしょう」
思念伝達でコレールから伝えられた話によると。
どうやら僕がユートピアを作り上げたこの3週間の内に、対魔教団同盟の規模が拡大されていたみたいです。
どういう経緯でそんな事態に……と嘆いても既に後の祭りです。
まぁイヴァル王とウェスル帝が信頼出来る国だけらしいですし、別に構いませんけど。
「せめて一言くらい相談してくれても良かったのに……。
同盟の盟主は一応僕なのに……」
これでは完全にいらない子扱いです!
泣いちゃいますよっ!? 神に至っても、元々が生粋の引き篭もりたる僕は紙メンタルなんですから!!
「お嬢様、その件でしたらコレール様からの打診をご了承なさっていましたが?」
「えっ?
……あ、あはは、勿論覚えてますよ!
冗談を言ってみただけです、適当に返事をしたから忘れちゃった訳じゃ無いですよ!!」
3人の視線が痛い。
でも確かに言われてみれば、そんな事を言ったような気がしなくも無いですね……
「と、取り敢えず、会議室に向かうとしましょう」
「承知いたしました」
危うく、ユートピア作成に熱中し過ぎて適当に返事をした事がバレるところでしたが……
3人とも微笑ましげな顔をしていますし、どうやら話題転換に成功したようですね。
*
そんな訳で転移してやって来たのは広い会議室。
紹介したい者達と言われても、何名いるのかわかりませんし。
いつも使ってる特別会議室にはそんなに人が入りませんからね。
転移すると同時に、メルヴィーの手によって当然のように上座の席へと座らされ。
その間にノアとシアがお茶とケーキを用意してくれました。
専属メイド三人衆の見事な連携に惚れ惚れしつつ、入れてくれたお茶を一口飲むと同時に、会議室の扉がノックされました。
「失礼致します」
そう言って、会議室に入ってきた人物はコレールとイヴァル王、ウェスル帝の3名。
おかしいですね。
さっき思念伝達で伝えられた紹介したいと言う人達は何処に?
「お嬢様、ただ今戻りました」
足が地面につかない椅子に座って首を傾げていると、コレールが入り口で立ち止まって一礼しました。
この大袈裟な感じも久しぶりですね。
「お帰りなさい。
ご苦労様でした」
「身に余るお言葉です。
では早速、計画の進捗についての詳しいご報告をさせて頂ければと思うのですが……」
ふと、コレールの表情が不安げに曇りました。
どうかしたのでしょうか?
「メルヴィー殿の話によると、お昼寝はおろか夜すらもあまりお眠りになられていないと聞きました。
ご体調は大丈夫ですか? このような些事は後にして、先にお休みになられて下さい」
……そう言えば、コレールも僕に対してはめっちゃ過保護でしたね。
最近はオルグイユとメルヴィーが凄いので忘れたました。
「いえ、大丈夫ですよ?
それよりも、紹介したいって人達は何処にいるのですか?」
心配してくれる気持ちは嬉しいですが。
僕ってもう睡眠を必要としてませんしね。
「分かりました、ですが少しでも不調を感じたら直ぐに仰って下さい。
それで、お嬢様に紹介したい者達は現在近くの別室にて待機させております」
それってつまり、その人達を紹介するよりも計画の進捗報告を優先させたって事ですよね?
その報告よりも僕のお昼寝を優先させようとするとは……
「では、アレサレム開戦計画の進捗についてご報告させて頂きます」
あまりの事実に苦笑いしていると、コレールがそう言って話を進めちゃいました。
イヴァル王とウェスル帝も苦笑いを浮かべてますけど……まぁ僕の知った事ではありませんね。
取り敢えず、ケーキでも食べながら報告を聞くとしましょう。
「とは言っても、今回は特別難しい事は一切しておりません。
以前アレサレムの豚……国王と宰相が密談していた映像を、ネルウァクス帝国とフェーニル王国が対魔教団同盟を結んだと言う書状と共に秘密裏に送り届けました。
そうすると、予想通り焦ったアレサレムが勝手に行動を起こしてくれました」
満面の笑顔でそう言うコレール。
難しい事してないって……秘密裏に一国のトップに映像と書状を送り届けるのって結構難しい気がしますけど。
まぁ、確かに絶対に誰にも見られてないと確信を持っていた密談の映像なんて届けられたら恐いですよね。
アレサレム王は同盟が動く前に証拠を消そうと軍を動かした訳ですか。
「現在、勇者達率いる軍隊がネルウァクス帝国の国境に向けて進軍中です。
1週間後には国境の砦に到着するでしょう」
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