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第10章 アレサレム戦争編
167話 さ、最高の……
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〝創世ノ神〟で周囲を探っても、魔力反応及び空間に異常はありませんし、生体反応も特に無し。
「どうやら完全に、去ったようですね」
「そのようです」
コレールもこう言ってますし、もう先程の奴はこの場を見ていないと判断しても大丈夫でしょう。
せっかくここまで来て、最後の詰めで失敗では流石にショックが大きい。
僕のガラスのハートなんて瞬時に崩れ去る事間違い無しです。
「じゃあ、後は他の王族と宰相や魔教団員の処罰ですね」
その後の王国との和平やら戦後処理やらはイヴァル王とウェルス帝に任せるとして。
問題はここでモルモットにされていた吸血鬼達ですね……けどまぁ、前回と同じでいいでしょう。
新設した狼獣軍団も魔物以外ではリーナとミーナの2人しかいませんし、今回はもっと残ってくれる事を願っておきましょう!
「という訳でなので、よろしくお願いしますよ!」
「「何がですかっ!?」」
「うぅ……2人揃って大声出さなくても……」
それにしてもここまで息ピッタリとは、本当にイヴァル王とウェルス帝の2人は仲良しですね。
やっぱり、2人とも大国と称される国家の君主として通ずるところがあるのでしょうか?
3人でよく悪ふざけする仲なのに、僕だけ仲間外れ……う~ん帝王学、僕も2人に習った方がいいかもしれませんね。
後でお願いしてみましょう。
「今はそれよりも大事な事があるでしょう!?」
「大事な事?
う~ん? 特には……あっ! もしかして僕のお昼寝タイムが事如く邪魔されている事ですか?」
「違いますっ!」
何だ違うんですか。
そうですか、僕のお昼寝なんてどうでもいいですもんね。
これだから、お昼寝の素晴らしさを理解できない人はまったく。
ウェルス帝もそんなに大声出さなくてもいいのに……
「アレの事ですよっ!!」
「あぁ、あの黒い球体の事ですか?」
まさに必死の形相と言った様子のイヴァル王が指の先にあるのは謎の……天の声さんが言っていたプレゼントなる物ですね。
確かに言われてみれば、十剣の皆んなや勇者達にはちょっと荷が重い気もしなくも無いです。
「でも、僕思うんですよ。
人間、強くなる為には絶体絶命の死地を潜り抜けて限界を超える必要があると。
これは十剣の皆んなが今よりも更に強くなる為のいい機会だと思うのですっ!!」
我ながら素晴らしい事を言いましたね。
断じて、ぶっちゃけ怠いから丸投げしようなんて思っていません!!
「実際、十剣のメンバー程の実力があれば命を懸ける場面ってなかなか無いと思いますし。
皆んなの成長のチャンスを奪ってしまうのはどうかと」
「そんな事言って場合じゃないでしょうっ!」
「あぁ! 罅がっ!!」
ふふふ、大国の主君であるこの2人があたふたする姿は何とも言えない滑稽さがあって面白い。
「そんなに慌てなくても……王都が消滅って言っても所詮は僕が深淵の試練で戦ったエルダーリッチさんの極大ビーム程度。
召喚されて着の身着のまま追放された僕でもどうにかなったんですから大丈……」
「極上のスイーツ。
ネルウァクス帝国が誇る宮廷料理人を総動員し、お好きなだけ極上のスイーツをご馳走致しましょう」
ご、極上のスイーツ……
「そ、そんなんで僕は買収されたりなんか」
「世界各国の美食は如何ですかかな?
我がフェーニル王国に集まる最高の肉、魚介、フルーツ。
ネルウァクス帝国とフェーニル王国の総力を挙げて最高のフルコースをご用意しましょう」
さ、最高の……いやいや、この誘惑に打ち勝ってこそ節度のある大人。
でも極上のスイーツに最高の料理……しかし、このような誘惑に屈する訳には……
「そ、そこまで言うのなら仕方ありませんね。
十剣の皆んなにはまた今度、試練を用意してあげるとしましょう!!」
「「ちょろいな」」
「何か言いましたか?」
「いえ、何も」
「空耳でしょう」
う~ん、まぁいいでしょう。
最高のフルコースを妄想して聞き逃した何て事は絶対にあり得ませんからね。
恐らく2人が言うように只の空耳でしょう。
「〝滅光結界〟」
禍々しい黒い球体を僕の滅光結界の光が包み込む。
翳した右手を握り締めると、黒い球体を覆っていた滅光結界が圧縮されて行き……
「はい、お終いっと。
じゃあ2人とも約束ですからね! 絶対に忘れたらダメですよ?」
「ええ、勿論です」
「まったく貴女様は……」
何やら2人に苦笑いされました、解せません。
今から魔教団の処罰を行うと考えると気怠いですけど、まぁでも……ふふふ、最高のフルコースですか、楽しみですっ!!
「どうやら完全に、去ったようですね」
「そのようです」
コレールもこう言ってますし、もう先程の奴はこの場を見ていないと判断しても大丈夫でしょう。
せっかくここまで来て、最後の詰めで失敗では流石にショックが大きい。
僕のガラスのハートなんて瞬時に崩れ去る事間違い無しです。
「じゃあ、後は他の王族と宰相や魔教団員の処罰ですね」
その後の王国との和平やら戦後処理やらはイヴァル王とウェルス帝に任せるとして。
問題はここでモルモットにされていた吸血鬼達ですね……けどまぁ、前回と同じでいいでしょう。
新設した狼獣軍団も魔物以外ではリーナとミーナの2人しかいませんし、今回はもっと残ってくれる事を願っておきましょう!
「という訳でなので、よろしくお願いしますよ!」
「「何がですかっ!?」」
「うぅ……2人揃って大声出さなくても……」
それにしてもここまで息ピッタリとは、本当にイヴァル王とウェルス帝の2人は仲良しですね。
やっぱり、2人とも大国と称される国家の君主として通ずるところがあるのでしょうか?
3人でよく悪ふざけする仲なのに、僕だけ仲間外れ……う~ん帝王学、僕も2人に習った方がいいかもしれませんね。
後でお願いしてみましょう。
「今はそれよりも大事な事があるでしょう!?」
「大事な事?
う~ん? 特には……あっ! もしかして僕のお昼寝タイムが事如く邪魔されている事ですか?」
「違いますっ!」
何だ違うんですか。
そうですか、僕のお昼寝なんてどうでもいいですもんね。
これだから、お昼寝の素晴らしさを理解できない人はまったく。
ウェルス帝もそんなに大声出さなくてもいいのに……
「アレの事ですよっ!!」
「あぁ、あの黒い球体の事ですか?」
まさに必死の形相と言った様子のイヴァル王が指の先にあるのは謎の……天の声さんが言っていたプレゼントなる物ですね。
確かに言われてみれば、十剣の皆んなや勇者達にはちょっと荷が重い気もしなくも無いです。
「でも、僕思うんですよ。
人間、強くなる為には絶体絶命の死地を潜り抜けて限界を超える必要があると。
これは十剣の皆んなが今よりも更に強くなる為のいい機会だと思うのですっ!!」
我ながら素晴らしい事を言いましたね。
断じて、ぶっちゃけ怠いから丸投げしようなんて思っていません!!
「実際、十剣のメンバー程の実力があれば命を懸ける場面ってなかなか無いと思いますし。
皆んなの成長のチャンスを奪ってしまうのはどうかと」
「そんな事言って場合じゃないでしょうっ!」
「あぁ! 罅がっ!!」
ふふふ、大国の主君であるこの2人があたふたする姿は何とも言えない滑稽さがあって面白い。
「そんなに慌てなくても……王都が消滅って言っても所詮は僕が深淵の試練で戦ったエルダーリッチさんの極大ビーム程度。
召喚されて着の身着のまま追放された僕でもどうにかなったんですから大丈……」
「極上のスイーツ。
ネルウァクス帝国が誇る宮廷料理人を総動員し、お好きなだけ極上のスイーツをご馳走致しましょう」
ご、極上のスイーツ……
「そ、そんなんで僕は買収されたりなんか」
「世界各国の美食は如何ですかかな?
我がフェーニル王国に集まる最高の肉、魚介、フルーツ。
ネルウァクス帝国とフェーニル王国の総力を挙げて最高のフルコースをご用意しましょう」
さ、最高の……いやいや、この誘惑に打ち勝ってこそ節度のある大人。
でも極上のスイーツに最高の料理……しかし、このような誘惑に屈する訳には……
「そ、そこまで言うのなら仕方ありませんね。
十剣の皆んなにはまた今度、試練を用意してあげるとしましょう!!」
「「ちょろいな」」
「何か言いましたか?」
「いえ、何も」
「空耳でしょう」
う~ん、まぁいいでしょう。
最高のフルコースを妄想して聞き逃した何て事は絶対にあり得ませんからね。
恐らく2人が言うように只の空耳でしょう。
「〝滅光結界〟」
禍々しい黒い球体を僕の滅光結界の光が包み込む。
翳した右手を握り締めると、黒い球体を覆っていた滅光結界が圧縮されて行き……
「はい、お終いっと。
じゃあ2人とも約束ですからね! 絶対に忘れたらダメですよ?」
「ええ、勿論です」
「まったく貴女様は……」
何やら2人に苦笑いされました、解せません。
今から魔教団の処罰を行うと考えると気怠いですけど、まぁでも……ふふふ、最高のフルコースですか、楽しみですっ!!
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