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第12章 深淵の決戦編
187話 皆んなは今頃……
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八大迷宮の1つであり世界最大の迷宮、深淵の試練。
世間一般では全100階層だと言われているが、実際にはその倍の200階層を誇る。
迷宮としての最下層である200階層にはナイトメアの本部が設置されており、その光景はもはや城塞都市と言っても過言では無いほど。
200階層から210階層まではナイトメアの訓練施設や研究所、様々な植物の畑。
海や川、湖に様々なレジャー施設など娯楽も充実。
この深淵の試練の深層だけでこの世界の何処よりも充実したバカンスを送る事が出来ると断言できます。
「とまぁ、ナイトメアの中枢設備はこんな感じですね。
何か質問はありますか?」
「「「……」」」
無視されちゃいました。
でも仕方ありませんね……何せ僕が全力を注いで作り上げた場所ですからね。
例え世界有数のリゾート地であり文化の集約の場であるフェーニル王国であろうとも此処には及びませんっ!!
ふっふっふっ! 僕の作り上げたリゾートはまさに理想郷と言えるのですっ!!
おじさん三人衆が唖然と黙り込んでしまうのは、寧ろ当然、不可抗力と言っていいでしょう。
「あ、あの、流石にまだおじさんと言う歳では……」
やや苦笑いを浮かべるリガードさん。
せっかく良い呼び名だと思ったのに……
「リガードと言ったな?
残念だがルーミエル様が言い出した事だ、諦めろ」
リガードさんの肩に手を置いて軽く首を振るウェスル帝。
失礼ですね……これじゃあまるで僕が暴君みたいじゃないですかっ!
「寧ろ、魔教団三人衆なんて名付けられ無かった事を喜ぶべきですね」
イ、イヴァル王まで!!
酷いです。
幾ら何でも僕がそんなデリカシーの欠片も無い呼び名を付けるはず無いのに……
「まぁ! お嬢様ったら、こんなに膨れてしまって」
「そんな事無いです」
僕は立派な自立した大人、この程度の事で一々拗ねたりなんてしません。
見た目は子供、頭脳は大人ですからね!
「あら、ではお嬢様は私に抱っこされたく無いのですか?」
うっ、な、何て卑怯な……
目を伏せて悲しそうな顔になるメルヴィー。
これがメルヴィーの策略だと分かっていても、そんな顔をされたら誰も断れないじゃ無いですかっ!!
「そ、そんな事は…無いですけど……」
「ふふふ、お嬢様、お顔が真っ赤ですよ」
無言で手を広げて抱っこアピールをしていると軽く笑いながらメルヴィーに持ち上げられる。
こ、こんなの公開処刑です!
み、皆んなが見てるのに!
あぁ、恥ずかしい! 穴があったら入りたいですっ!!
直接目視しなくても、高すぎる身体スペックのせいで皆んなが……
うぅ、恥ずかしくて皆んなの方を直視できません!
「お嬢様、到着致しました」
この超絶恥ずかしい状況下で、僕に役目を果たせと迫ってくるメルヴィー。
非情です……
「ここが215階層に急遽設置した大聖堂です」
目の前に広がるのは広大なんて言葉では言い表せない程に巨大な建築物。
「帝都の城よりもデカイ……」
「当然です。
何せ此処には約30万もの人がいる訳ですからね」
おじさん三人衆が率いていた兵士達。
彼らを収容するためだけにこれ程の物を作り上げてしまう僕……我ながら非常識ですね。
しかしっ! こう見えても僕は超越者。
種族上では神なのです。
ふっ、寧ろこの程度は神として出来て当然です。
「理解しているつもりでも、まだ認識が甘かった様です」
「ええ、我らがどれ程無謀な事をしていたのか、よく分かりました」
リガードさんとグレリオルさんが、何故かイヴァル王達がよくしている死んだ魚見たいなハイライトの消えた目でそう呟きました。
何やら哀愁を感じますね。
まぁ、コレール達と直接対峙したとなれば当然ですね。
今夜はゆっくりと休ませてあげねば!
「まぁ、これでお前達も大切な部下と再会できるんだから、今は素直に喜んでおくと良い」
何故かニヤリと笑みを浮かべて、偉そうにおじさん三人衆に告げるウェスル帝。
別に今回の件に関してはウェスル帝は何もして無いんですけど……
「その通りですね。
愚かな上司のせいで神に剣を向けさせてしまった部下達の無事な姿を見る事が出来るのですから……」
深淵の試練攻略を決定したのは最高幹部でしょうし、黙って命令に従って僕達と戦う道を選んだのは兵士達自身。
別にヴァヌスさん達だけが悪い訳じゃ無いですけどね。
「そう言えばイヴァル国王陛下、ウェスル皇帝陛下、お2人の護衛の方々はどちらへ?
先の王国との戦いでは名高い十剣の姿もあったと聞きましたが」
「その事でしたら僕が」
十剣の皆んなとアレックさんは大丈夫でしょうか?
グラウスさんも居ますし、ノアとシアにも付いてもらってるから大丈夫だとは思いますが……ちょっと心配ですね。
「皆んななら今頃……地上で魔教団の最高幹部達と対峙しています」
世間一般では全100階層だと言われているが、実際にはその倍の200階層を誇る。
迷宮としての最下層である200階層にはナイトメアの本部が設置されており、その光景はもはや城塞都市と言っても過言では無いほど。
200階層から210階層まではナイトメアの訓練施設や研究所、様々な植物の畑。
海や川、湖に様々なレジャー施設など娯楽も充実。
この深淵の試練の深層だけでこの世界の何処よりも充実したバカンスを送る事が出来ると断言できます。
「とまぁ、ナイトメアの中枢設備はこんな感じですね。
何か質問はありますか?」
「「「……」」」
無視されちゃいました。
でも仕方ありませんね……何せ僕が全力を注いで作り上げた場所ですからね。
例え世界有数のリゾート地であり文化の集約の場であるフェーニル王国であろうとも此処には及びませんっ!!
ふっふっふっ! 僕の作り上げたリゾートはまさに理想郷と言えるのですっ!!
おじさん三人衆が唖然と黙り込んでしまうのは、寧ろ当然、不可抗力と言っていいでしょう。
「あ、あの、流石にまだおじさんと言う歳では……」
やや苦笑いを浮かべるリガードさん。
せっかく良い呼び名だと思ったのに……
「リガードと言ったな?
残念だがルーミエル様が言い出した事だ、諦めろ」
リガードさんの肩に手を置いて軽く首を振るウェスル帝。
失礼ですね……これじゃあまるで僕が暴君みたいじゃないですかっ!
「寧ろ、魔教団三人衆なんて名付けられ無かった事を喜ぶべきですね」
イ、イヴァル王まで!!
酷いです。
幾ら何でも僕がそんなデリカシーの欠片も無い呼び名を付けるはず無いのに……
「まぁ! お嬢様ったら、こんなに膨れてしまって」
「そんな事無いです」
僕は立派な自立した大人、この程度の事で一々拗ねたりなんてしません。
見た目は子供、頭脳は大人ですからね!
「あら、ではお嬢様は私に抱っこされたく無いのですか?」
うっ、な、何て卑怯な……
目を伏せて悲しそうな顔になるメルヴィー。
これがメルヴィーの策略だと分かっていても、そんな顔をされたら誰も断れないじゃ無いですかっ!!
「そ、そんな事は…無いですけど……」
「ふふふ、お嬢様、お顔が真っ赤ですよ」
無言で手を広げて抱っこアピールをしていると軽く笑いながらメルヴィーに持ち上げられる。
こ、こんなの公開処刑です!
み、皆んなが見てるのに!
あぁ、恥ずかしい! 穴があったら入りたいですっ!!
直接目視しなくても、高すぎる身体スペックのせいで皆んなが……
うぅ、恥ずかしくて皆んなの方を直視できません!
「お嬢様、到着致しました」
この超絶恥ずかしい状況下で、僕に役目を果たせと迫ってくるメルヴィー。
非情です……
「ここが215階層に急遽設置した大聖堂です」
目の前に広がるのは広大なんて言葉では言い表せない程に巨大な建築物。
「帝都の城よりもデカイ……」
「当然です。
何せ此処には約30万もの人がいる訳ですからね」
おじさん三人衆が率いていた兵士達。
彼らを収容するためだけにこれ程の物を作り上げてしまう僕……我ながら非常識ですね。
しかしっ! こう見えても僕は超越者。
種族上では神なのです。
ふっ、寧ろこの程度は神として出来て当然です。
「理解しているつもりでも、まだ認識が甘かった様です」
「ええ、我らがどれ程無謀な事をしていたのか、よく分かりました」
リガードさんとグレリオルさんが、何故かイヴァル王達がよくしている死んだ魚見たいなハイライトの消えた目でそう呟きました。
何やら哀愁を感じますね。
まぁ、コレール達と直接対峙したとなれば当然ですね。
今夜はゆっくりと休ませてあげねば!
「まぁ、これでお前達も大切な部下と再会できるんだから、今は素直に喜んでおくと良い」
何故かニヤリと笑みを浮かべて、偉そうにおじさん三人衆に告げるウェスル帝。
別に今回の件に関してはウェスル帝は何もして無いんですけど……
「その通りですね。
愚かな上司のせいで神に剣を向けさせてしまった部下達の無事な姿を見る事が出来るのですから……」
深淵の試練攻略を決定したのは最高幹部でしょうし、黙って命令に従って僕達と戦う道を選んだのは兵士達自身。
別にヴァヌスさん達だけが悪い訳じゃ無いですけどね。
「そう言えばイヴァル国王陛下、ウェスル皇帝陛下、お2人の護衛の方々はどちらへ?
先の王国との戦いでは名高い十剣の姿もあったと聞きましたが」
「その事でしたら僕が」
十剣の皆んなとアレックさんは大丈夫でしょうか?
グラウスさんも居ますし、ノアとシアにも付いてもらってるから大丈夫だとは思いますが……ちょっと心配ですね。
「皆んななら今頃……地上で魔教団の最高幹部達と対峙しています」
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