最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ

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第14章 神界編

245話 弱くありません

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  皆んなが、そこまで凄い存在だったとは……これは結構衝撃的な新事実です!
 まぁでも、皆んなですからね。
 それよりも衝撃的なのは……

「フォルクレスって、そんなに偉い存在だったんですかっ!?」

「そうとも!  ルーミエル君もやっと私の凄さを理解してくれた様だね。
 もっと私を敬っても良いんだよ?」

「ん?  何を馬鹿な事を言ってるんですか?
 それよりも、アフィリスやウェルス達の序列が気になります!!」

「真顔でえらい言い草だね、キミは……」

 失礼な!  僕はフォルクレスの身の安全を考慮してあげていると言うのに。
 嫉妬深い2人の吸血姫の前で、僕が目に見えて敬った態度なんて取ったら……
 僕の機転に感謝して欲しいぐらいです!!

「私達でしたら、全員ダブルですよ」

「尤も、アフィー達も10万年前から序列戦に参加して無いから、今は分からないけどね」

「へぇ~、皆んな凄いんですね!
 でも序列戦って何ですか?」

「言葉通り、序列を競う大会の様なモノだ。
 100年に一度開催されておったのだが、フォルクレス殿の意向で最近は4年間隔で開催しておるぞ」

 4年間隔ねぇ……

「ま、まぁそんな事はどうでも良いじゃないか!
 そんな事より、地球の神々の事は気になら無いのかい?」

「えっ!  ま、まさか、実在するんですかっ!?」

 徐に頷くフォルクレス。
 嘘でしょうっ!  つまりはゲームなんかでもお馴染みのゼウスとかと会えちゃうかもって事ですかっ!?

「じゃ、じゃあ日本神話の主神、天照大神様は!?」

「当然いるよ。
 彼女は……確かトリプルの神だったね」

「おぉっ!!」

 会うのは……ちょっと怖いけど、一度見てみたいですね。
 う~ん、でも不思議ですね。
 日本の主神である天照大神様でもトリプルなのに、アニクスを統べる皆んなは全員がダブル。

「流石にちょっと、皆んな強すぎませんか?」

「それには幾つか理由があるのだが。
 一番の理由はヴィスデロビアとの戦いにある」

「と、言いますと?」

「奴はその昔、序列一桁……シングルに名を連ねる神であったのだ。
 神々の中でも最高位である奴との戦いの中で、弱者は生き残る為に強者となった」

 なる程、戦乱の世では子供ですら剣を取るってヤツですね。

「その中でも、戦いを生き抜いた皆んなは選び抜かれた強者と言う事ですね」

 逆に言えば、強者で無ければ生き残れない程に凄惨な戦いだったと……

「うむ、そう言う訳だ……
 とは言え!  フィフスやフォースならまだしも、トリプル以上は神能を有する神も少なくない!!
 黒龍殿達がシングルに迫ると言うのは大袈裟過ぎるのでは無いか?」

 それは良い事を聞きました。
 ナンバーズでも、トリプル以上でなければ神能は有していない様ですね。

 確かに以前、フォルクレス達が神能は限られた強者の証拠とか何とか言ってましたけど。
 まさか、ここまで凄いモノだったとは……
 神なら全員持っているモノとばかり思ってました。

「う~ん、まぁあくまでも私の主観だからね。
 実際に黒龍殿達が序列戦に出た訳じゃ無いし、私は何とも言えないかな?」

 うわぁ、この悪い顔。
 これ絶対にわざと黙ってましたね、確信犯です!
 アフィリス達も苦笑いを浮かべちゃってますし……

「まぁ、それもそうか。
 してルーミエルよ、今話した通り、アニクスは未だ強者が多く存在する」

「その様ですね」

「しかもだ、つい先日、遂にヴィスデロビアが復活したのだ。
 大きく弱体化しているとは言え、非常に危険極まりない世界なのだ。
 神に至ったばかりである主では、一瞬で殺されてしまいかねない程にな」

「だから、統一神界学園に行って自衛の手段を身につけろ、と?」

「その通りだ!
 ルーミエルよ、分かってくれたか!!」

 大変嬉しそうなところ、非常に申し訳ありませんが……

「そのお話、お断りさせて頂きます」

「なっ!  何故じゃっ!?」

 じゃって!  今ネルヴィア様、じゃって言ったっ!!
 心底驚いている様ですし、恐らくはこれがネルヴィア様の素ですね。
 僕には分かりますっ!!

「まず、ネルヴィア様は勘違いをなさっている様ですね」

「勘違いじゃと?」

「そうです。
 簡潔に言いましょう、ネルヴィア様が考えている程、僕は弱くありません」

 内心の興奮を悟らさない、完璧なポーカーフェイスで軽く微笑みを浮かべた。
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