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第15章 学園入学編
261話 お休みなさい
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妙な沈黙が舞い降り、場を支配する。
何で何も言わずに唖然としたまま黙り込んじゃうんですかっ!?
ま、まずい! こうなるとはハッキリ言って予想外でした。
せっかく、大穴を背後に背負ってまで、全力でカッコつけたのに……
こんな状況、余程のバカかコミュ力お化け以外の常人ならどうしようも無いです。
しかし! 僕には完璧メイドたるメルヴィーが付いているっ!!
「お嬢様……」
ダメです。
人目があるのでいつもよりは平静を保っていますが、いつも一緒にいる僕には分かる!
アレは完全に病気状態ですね、嬉しそうな恍惚とした惚けた表情で心ここにあらずです。
最後の砦であるメルヴィーがリタイアしているなんてっ!
一体どうすれば……と言うか、何で試験官さんは実技試験終了の合図をしてくれないんですかっ!?
いや、落ち着くんです。
僕は余裕のある大人のレディー! この程度で動揺するなんて許されない!
「それで、試験官さん。
実技試験は終了で構いませんか?」
「も、申し訳ない、ルーミエルさんの実技試験は終了です」
これでメルヴィーのところに戻っても問題無し!
流石は僕! あの窮地を難なく乗り越えてやりましたっ!!
「ははは、ルーミエル君ちょっと待とうか?」
はぁ、全く何の用なのでしょうか?
ハッキリ言ってもう疲れました、面倒くさい! もう早く帰ってゴロゴロするんです!
「そう言う訳なので、どいて下さい。
殴りますよ?」
「殴るって、あれ? もしかして怒ってる?」
何を言ってるんでしょうか?
元々、必要無かった学園の入試を受けさせられて機嫌が悪かったのに。
面白半分で揶揄いに来れば、イラつくのは至極当然の結果です!
「あ、あはは……でも、これを放置するのは……」
「ふん! 僕は全力でやれと言われたから、言われた通りにしただけです。
それに、流石にやり過ぎたらダメだろうと思って、ちゃんと手加減もしています」
「確かに全力でって言ったけどね。
でも……これはやり過ぎじゃ無いかな!? 咄嗟に私が結界を張らなかったらヤバかったよ?」
「ハッキリ言いましょう。
僕は今、本来必要の無い入試を受けさせられ、不愉快な教師に入り口で不正と声高に叫ばれ。
更には魔力計測では同じ受験生にすら不正呼ばわりされて、非常に機嫌が悪いのです。
その上で僕に文句を言うのなら良いでしょう……受けて立ちますが?」
その時はメルヴィーは当然としてオルグイユとアヴァリスにも応援を頼むとしましょう。
今日のフォルクレスの所業を全てチクッてやります!!
「も、もしかして、彼女達にも?」
「ん? 当然です」
逆に何故、頼もしき味方であるオルグイユ達に告げ口しないと思ったのでしょうか?
「もし、フォルクレスの今日の所業を知れば……ふふふ、お仕置きが楽しみですね」
「は、ははは! 冗談に決まっているじゃ無いか!
全力を尽くせって言ったのは学園側なのに、学園が被る被害を考えて手加減までしたキミに感謝こそすれ、文句なんてあるはずも無いよ!」
ふっ、勝ちましたね。
この程度の脅しに屈するとは……貼り付けた笑顔が引き攣っちゃってます。
まぁ当然、オルグイユ達にはメルヴィーから報告が行くでしょうけどね。
フォルクレス、哀れなり!
「それは良かったです。
では僕はメルヴィーのところに戻っても?」
「うんうん、ここの復旧は学園の仕事だからね!
キミが気に病む必要は一切無いよ」
言われなくとも気にしません。
せいぜい、僕を本気にさせた事を学園長と一緒に嘆くと良いのですっ!!
「そうだ、まだ返事を聞いていませんでしたね。
これで一先ずは納得して頂けましたか? アイリースさん」
「え、ええ……貴女は一体……」
ここで一から全部を説明するのは面倒ですね。
それに、圧倒的な力を見せつけ。
シングルの神であるフォルクレスとタメで話す謎の美幼女……実に良い!
ここで話すのは得策ではありませんね。
それに、フォルクレスゴーレムをフルボッコにして、ちょっとスッキリしましたし。
これ以上、初対面であるアイリースさんと長々と話すのは正直辛い……
と言う訳で、謎の美幼女受験者と言う路線で決まりです!
「アイリースさんとは、また会う事になるでしょう。
僕の話はその時に」
やり切った!
今日一日、数多くの視線に晒されながらも、よく頑張りました! 自分でも自分を称賛したい程です。
ここまで頑張ったのだから、ちょっとくらい休憩しても誰も文句は言わないでしょう。
試験は全て終わり、後はもう試験官さんの指示に従って帰るのみ。
「と言う、事なので。
ふぁ……お休みなさい」
メルヴィーに抱っこされれば周囲の視線もさほど気にならない。
一仕事やり切った後の様な、爽快な気分で目を閉じた。
何で何も言わずに唖然としたまま黙り込んじゃうんですかっ!?
ま、まずい! こうなるとはハッキリ言って予想外でした。
せっかく、大穴を背後に背負ってまで、全力でカッコつけたのに……
こんな状況、余程のバカかコミュ力お化け以外の常人ならどうしようも無いです。
しかし! 僕には完璧メイドたるメルヴィーが付いているっ!!
「お嬢様……」
ダメです。
人目があるのでいつもよりは平静を保っていますが、いつも一緒にいる僕には分かる!
アレは完全に病気状態ですね、嬉しそうな恍惚とした惚けた表情で心ここにあらずです。
最後の砦であるメルヴィーがリタイアしているなんてっ!
一体どうすれば……と言うか、何で試験官さんは実技試験終了の合図をしてくれないんですかっ!?
いや、落ち着くんです。
僕は余裕のある大人のレディー! この程度で動揺するなんて許されない!
「それで、試験官さん。
実技試験は終了で構いませんか?」
「も、申し訳ない、ルーミエルさんの実技試験は終了です」
これでメルヴィーのところに戻っても問題無し!
流石は僕! あの窮地を難なく乗り越えてやりましたっ!!
「ははは、ルーミエル君ちょっと待とうか?」
はぁ、全く何の用なのでしょうか?
ハッキリ言ってもう疲れました、面倒くさい! もう早く帰ってゴロゴロするんです!
「そう言う訳なので、どいて下さい。
殴りますよ?」
「殴るって、あれ? もしかして怒ってる?」
何を言ってるんでしょうか?
元々、必要無かった学園の入試を受けさせられて機嫌が悪かったのに。
面白半分で揶揄いに来れば、イラつくのは至極当然の結果です!
「あ、あはは……でも、これを放置するのは……」
「ふん! 僕は全力でやれと言われたから、言われた通りにしただけです。
それに、流石にやり過ぎたらダメだろうと思って、ちゃんと手加減もしています」
「確かに全力でって言ったけどね。
でも……これはやり過ぎじゃ無いかな!? 咄嗟に私が結界を張らなかったらヤバかったよ?」
「ハッキリ言いましょう。
僕は今、本来必要の無い入試を受けさせられ、不愉快な教師に入り口で不正と声高に叫ばれ。
更には魔力計測では同じ受験生にすら不正呼ばわりされて、非常に機嫌が悪いのです。
その上で僕に文句を言うのなら良いでしょう……受けて立ちますが?」
その時はメルヴィーは当然としてオルグイユとアヴァリスにも応援を頼むとしましょう。
今日のフォルクレスの所業を全てチクッてやります!!
「も、もしかして、彼女達にも?」
「ん? 当然です」
逆に何故、頼もしき味方であるオルグイユ達に告げ口しないと思ったのでしょうか?
「もし、フォルクレスの今日の所業を知れば……ふふふ、お仕置きが楽しみですね」
「は、ははは! 冗談に決まっているじゃ無いか!
全力を尽くせって言ったのは学園側なのに、学園が被る被害を考えて手加減までしたキミに感謝こそすれ、文句なんてあるはずも無いよ!」
ふっ、勝ちましたね。
この程度の脅しに屈するとは……貼り付けた笑顔が引き攣っちゃってます。
まぁ当然、オルグイユ達にはメルヴィーから報告が行くでしょうけどね。
フォルクレス、哀れなり!
「それは良かったです。
では僕はメルヴィーのところに戻っても?」
「うんうん、ここの復旧は学園の仕事だからね!
キミが気に病む必要は一切無いよ」
言われなくとも気にしません。
せいぜい、僕を本気にさせた事を学園長と一緒に嘆くと良いのですっ!!
「そうだ、まだ返事を聞いていませんでしたね。
これで一先ずは納得して頂けましたか? アイリースさん」
「え、ええ……貴女は一体……」
ここで一から全部を説明するのは面倒ですね。
それに、圧倒的な力を見せつけ。
シングルの神であるフォルクレスとタメで話す謎の美幼女……実に良い!
ここで話すのは得策ではありませんね。
それに、フォルクレスゴーレムをフルボッコにして、ちょっとスッキリしましたし。
これ以上、初対面であるアイリースさんと長々と話すのは正直辛い……
と言う訳で、謎の美幼女受験者と言う路線で決まりです!
「アイリースさんとは、また会う事になるでしょう。
僕の話はその時に」
やり切った!
今日一日、数多くの視線に晒されながらも、よく頑張りました! 自分でも自分を称賛したい程です。
ここまで頑張ったのだから、ちょっとくらい休憩しても誰も文句は言わないでしょう。
試験は全て終わり、後はもう試験官さんの指示に従って帰るのみ。
「と言う、事なので。
ふぁ……お休みなさい」
メルヴィーに抱っこされれば周囲の視線もさほど気にならない。
一仕事やり切った後の様な、爽快な気分で目を閉じた。
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