最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ

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第15章 学園入学編

266話 新制度です!

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「なるほど、アイリース君がいる訳はわかったが……何故、未だに3人で手を繋いでいるのだ?」 

 程よい調度品が並ぶ学園長室。
 その最奥にある皮張りの椅子に腰かけたオシークスさんが顔の前で指を組む……
 や、ヤバイです!  これは凄まじく絵になって、威厳が凄くてカッコイイ!!

「あの……ルーミエル嬢?」

「べ、別にオシークスさんが様になるって妄想してた訳じゃありませんよ!?」

 ……マズイですね。
 これはちょっと気不味い空気になってしまいました。
 オシークスさんは苦笑いですし、アイリースさんも困惑しちゃってます。

 オシークスさんとアイリースさんがいるから一見、平静を装っていますが……
 僕の目は誤魔化せないっ!  心なしかうっとりとした恍惚な顔になってます!!

「こほん、それで何のご用でしょうか?」

 これぞ秘技!  細かい事は気にし無いっ!!
 ふっ、強制的に話を進めてやりましょう!
 僕の鍛え上げられたスルースキルにかかれば、この程度造作も無いのです!!

「そ、そうであった。
 ルーミエル嬢には先に伝えようと思ってな」

 先に?
 どう言う事でしょうか?

「アイリース君もいるが……まぁ数日後には全校生徒に通達がなされるだろうしな」

「それって、他の人達よりも先に何か教えてくれるって事ですよね?」

「そうなるな」

 おぉ!  皆んなよりも先んじて教えてもらえるとは!
 ちょっとした優越感があって非常にテンションが上がりますね!!

「ちょっと、ワクワクしますね!  アイリースさんっ!!」

「え、ええ、そうですね。
 し、しかし、オシークス様」

「儂の事は学園長で構わんよ」

 何故か軽く流された気がしますね。
 頭を撫でられて子供扱いされている気もしますし……けどまぁ、頭を撫でられるのは好きです!

「っ!?  この小娘がぁ……」

 ……アイリースさんとは反対側の隣から恐ろしい声が聞こえましたけど。
 うん、これも多分気のせいですね!  
 アイリースさんも反応してませんし、やっぱり疲れているのでしょうか?

「わ、分かりました、学園長」

「うむ、何かな?」

「はい!  私達だけが先に教えて頂いても良いのでしょうか?」

「勿論、構わんよ。
 アイリース君は真面目だな、キミは良い神になりそうだ」

「い、いや、そんな……私なんて!」

 照れてます!  顔を赤くして口では否定していても、嬉しがっている事が丸分かりです!!
 初々しくて、可愛いですね。

「これから話す事は、今回新たに作られた制度の事はなのだが。
 先に言っておくが、これはルーミエル嬢の為だけに作られた制度じゃ」

「ルーミエルさんの?」

 ん?  ヤバイ、聞いてませんでした。
 でも頭を撫でるアイリースさんと、アイリースさんに火花を散らすメルヴィーにあたふたするのは仕方ないと思います。
 うん、僕は悪くない!

「そうじゃ。
 毎年、学園の学年が変わる頃に、学内戦が行われる事は知っているかな?」

「当然です!」

「も、勿論ですよ!」

 し、知らなかった……
 しかし。そんな事も即答出来るとは、アイリースさんはオシークスさんの言う通り真面目ですね。

「本来は皆の意欲を高めるためのイベントで、各学年の上位者は表彰されるのだが。
 4年に一度、統一神界で序列戦が行われる年だけはそれに加えてある特典が与えられる」

 ふ~ん、なるほど。
 学園祭のようなモノのようですが、話が見えましたね!  

「序列戦への参加権、ですね」

「その通りじゃアイリース君。
 学内戦で各学年の上位10名、総勢50名が学園から序列戦に体験参加しておるのだが」

「勿論、存じておりますが、それが一体どうしたのでしょうか?」

 うんうん、私も勿論存じていますよ!?

「そこでじゃ、序列戦で一定以上の成績を残した者。
 つまりは、ナンバーズに勝ち残った者はその時点で学園の卒業資格と神としての登録が行われる事となったのだ」

 な、何ですと!?

「それって、つまり」

「うむ、知っての通り次の序列戦が行われるのは来年の初め。
 ルーミエル嬢なら確実に1年で学園を卒業できると言う事じゃ」
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