最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ

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第16章 学園生活編

277話 授業を始めましょう!

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「さて、僕が皆さんよりも強いと証明する方法は2つ。
 1つは一人ずつ僕が叩きのめす。
 もう1つは、僕対キミ達クラス全員で僕が叩きのめす……」

 オシークスさんが展開した拡散魔法により、第二訓練場全体に声が響き渡る。
 オシークスさんも現れ、今から何が始まるのかと固唾を飲んでいた4年生達が騒然と騒つく。


 大多数は困惑している様ですが、しっかりとした敵意も感じますね。
 しかも貴方は、入試の時のメガネ教師っ!  あの人、4年生の担当だったんですか。
 凄い形相で睨んでますし……気づいて無い事にしておきましょう。

「どっちにするかは、キミ達の好きな方で構いませんよ。
 前者にするなら僕に攻撃を仕掛ける前に自己紹介を、後者ならば全員が先に自己紹介をお願いします」

 まぁ、僕としては後者を選んで貰えると非常にありがたい限りなんですけどねぇ。
 何回も相手をするより、何人もを一度に相手する方が遥かに楽ですし。

 オシークスさんに僕とメルヴィーが受け持つ様に言われた授業は、全学年で行われる実技戦闘。
 まぁ非常勤講師と言う事で、僕達が担当するのは週に2回だけですけど……はぁ、早くゴロゴロしたいです。

「て、テメェ、俺たちの事をナメてんのか?」

 明らかに額に青筋を浮かべたビル少年。
 優等生なエルヴェルト君も笑顔が引き攣ってますし、他の生徒達も似たり寄ったりですね。

「別にナメてはいません。
 ただ、事実を述べただけです。
 それで、どっちにしますか?  僕としては2つ目の方をオススメしますけど」

「ふざけんじゃねぇぞっ!」

 怒声と共に手を翳すビル少年から魔力が迸る。

「これは中々……」

 アイリースさんと良い勝負です。
 魔力量にて卒業資格を満たしていると判断されたアイリースさんと5年生の時点で張り合うとは。
 ビル少年、この見た目でまさかの優等生ですかっ!?

「ビルっ!」

 エルヴェルト君が焦った声を上げ……ビル少年の手から業火が迸り、爆炎を上げる。

「ビル、何て事をっ!」

「はっ、アイツがやれって言ったんだ。
 ちょっとは痛い目に合わないと分からねぇんだよ、ああ言うお嬢ちゃんはな。
 それにここには学園長もいるんだ、死にはしねぇよ」

「だからってお前……」

 何やら騒がしいですが。
 しかしこの眠気を誘って来る程よい暖かさ、心地いいですねこれ。
 とは言え、ごうごうってちょっと煩いので……はい、消し飛べ~!

 パチンッ!

「こほん、それでどっちにするんですか?」

 燃え盛る視界を埋め尽くす程の業火を指を鳴らしただけで消し飛ばし、無傷で姿を表す幼女。
 ふむ、中々にカッコいいじゃないですかっ!

 恐らく今の攻撃は結構本気だったのでしょう。
 優等生であるビル少年の攻撃を受けて無傷である事に、ビル少年本人を含めて全員が目を見開いて固まってますね。

 しかし、僕としても誤算でした……まさか、ビル少年の攻撃で眠気を誘われるなんて。
 あぁ、早くゴロゴロしたくてイライラして来ました。
 本当に早くどっちか選んで欲しいです!

「もう、2つ目の方で良いですよね?
 だってもう攻撃を仕掛けられましたし……異論はありますか?」

 少し魔力を発しながら威圧する。
 ちょっと大人気ないかも知れませんが……睡魔攻撃なんて卑劣な攻撃を仕掛けて来た彼らが悪いのです!

「さぁ、授業を始めましょう!」
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