最強幼女は惰眠を求む! 〜神々のお節介で幼女になったが、悠々自適な自堕落ライフを送りたい〜

フウ

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第19章 神魔大戦編

320話 開戦ですっ!!

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「ムフフ……モフモフ、ふわふわです!」

 お腹の上には子猫サイズの霊鳥フォルムのフェルが丸まり、周囲はノアとシアのモフモフ尻尾に包まれる。
 その状態で微睡に浸る、これぞまさに天上の極楽ですっ!!

 あぁ~、幸せです。
 もうずっと、こうしていたい!  面倒な事は全部忘れて、惰眠を貪って自堕落な生活を送りたいっ!
 まぁ、そう言うわけにもいきませんが……今くらいはゆっくりしてもバチは当たらないハズです!!

 それにこの場所を知っているのは、この場にいるフェル、ノア、シアの3人を除いてはコレールのみ。
 専属メイド長のメルヴィーにすら内緒の通称モフモフ部屋。

 モフモフに包まれて、癒される為に作り上げた僕だけのオアシスっ!
 ふっふっふ!  この場所に、僕を邪魔する者は誰もいないっ!!

「お嬢様、何をなさっているのですか?」

「……」

 あ、あれ?  おかしいですね。
 今、メルヴィーの声が聞こえた気が……幻聴でしょうか?
 うん、きっとそうに違いありません。
 だからベットの横には本当は誰もいない……

「メ、メルヴィー!  な、何でここにっ!?」

 い、いやそんなハズないです。
 これはきっと幻覚です。
 もしかすると……って考えが見せている幻覚なのです!!

「……」

 良い笑顔のまま、無言でメルヴィーに持ち上げられる。
 あっ、これヤバイやつです。
 この感じは何かしら怒ってる時のやつです!

「それはこちらのセリフです」

 な、何故でしょうか?
 メルヴィーはニッコリ微笑んでいるハズなのに、怖くて目を合わせられない。
 まぁメルヴィーの胸に抱っこされているから逃げようもありませんけど……可能な限り目は逸らすっ!!

「私はお嬢様をお探ししていたのですが、お嬢様はここで何をなされているのでしょうか?
 専属メイド長である私にも無断でお姿をくらまされて、私がどれ程ご心配したかお分かりですか?」

 やっぱり怒ってますっ!!

「そ、それはですね……このモフモフ部屋は僕のオアシスで……」

「モフモフ部屋……お嬢様、私は以前も申し上げましたよね?
 モフモフ部屋でモフモフなされるのはお嬢様の自由です。
 お嬢様のご意志を無碍に出来る者なんて誰一人としていはしません。
 ですが……必ず一言仰って下さいと、私はお伝え致しませんでしたか?」

 そ、それは確かに言われましたけど。

「それに一体幾つモフモフ部屋をお造りになるおつもりですか?」

「だ、だって……」

「だってではありません!
 ここでもう何部屋目ですか!」

 うぅ……だってモフモフ部屋は僕だけの秘密のオアシスって触れ込みだから。
 だから見つかる度に増設してるだけなのに……確かにここでモフモフ部屋第62号ですけど!  
 モフモフ部屋は誰も知らない秘密基地って事が大事なのですっ!!

「お嬢様、私の申し上げている事、ご理解いただけますよね?」

「も、もも勿論です!
 第63号は何処に作ろうかなんて全く考えてませんよ!?」

「……お嬢様、せめて、本当にせめて私にも場所をお伝え下さい」

 こ、これは確実に見透かされてますね。
 作らないって言ってるのに……流石は完璧な専属メイド長ですね。
 しかも、ちょっと悲しげな表情になっちゃってます!  これはマズイです!!

「わかりました。
 次からはメルヴィーとコレールには必ず事前に連絡します!!」

「約束して頂けますか?」

「勿論です!  僕に二言はありませんっ!!」

 メルヴィーを悲しませてまで秘密にする必要はありませんし。
 次からは今までのメンバーにメルヴィーを加えた、オアシスを作るとしましょう!

「っと、それでメルヴィーは何か用事があったんじゃないんですか?」

「そうでした。
 お嬢様、統一神界の神王ネルヴィア様より連絡が入りました」

 っ!

「どう言う事は、つまり……」

「はい、遂にヴィスデロビアが動きました」

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 思ったよりも開戦が遅かったですが、好都合でしたね。

 リーナ達、六大軍団長は3日目に帰還しましたし。
 対魔教団同盟との連携も既に構築済み。
 僕達の修行も終わって、モフモフ成分でのリフレッシュも丁度済んだ……準備は万端です!!

「では、行くとしましょうか……開戦ですっ!!」
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