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第20章 完結編
最終話 最強幼女は惰眠を求む!
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燦々と照りつける太陽!
白く美しい砂浜に、透き通るようなエメラルドグリーンの海!
やって来ました、フェーニル王国っ!!
「これぞバカンス! これぞ南国リゾートですっ!!」
今やフェーニルは国土こそ以前と変わらず小さいものの、アニクスでも屈指の超大国。
そして……ナイトメアの技術を導入した結果もあって、アニクスでズバ抜けて圧倒的な人気を誇るリゾート地!!
「ふふふ、良かったですね、お嬢様」
「はい! メルヴィーも楽しいですか?」
「勿論でございます。
私は水着姿のお嬢様を抱っこできるだけで……うふふ」
「メ、メルヴィー、ちょっと苦しいです」
「はっ!? こ、これは失礼致しました」
まぁ何にせよ、ヴィスデロビア達との戦争。
神魔大戦と命名されたらしい戦いの戦後処理もひと段落しましたし、バカンスで皆んなと一緒に南国リゾート旅行!!
戦争中から考えていましたが……我ながら実に素晴らしい案でしたね!
「はっはっは! お気に召して頂けたようで、何よりです」
「イヴァル王! ウェルス帝も!」
「ご機嫌麗しいようで何よりです、ルーミエル様」
「2人ともお疲れ様です。
アニクスでの後処理をイヴァル王とウェルス帝の2人に任せてしまってすみません」
「いえ、お気になさらず」
「えぇ、後処理を丸投げされるのはいつもの事ですしね」
ウェルス帝はともかく、イヴァル王は失礼ですね。
まぁその通りだから言い返せませんけど……これでも、今回は僕も忙しかったのに!
「ルーミエル、メルヴィーがいるとは言え何も言わずにいなくなるでない。
心配するではないか」
皆んながバーベキューの準備をしてたからメルヴィーと散歩してただけなのに……
おかしいですね、僕は立派なレディーなのに、何故こんなにも信用が無いのでしょうか?
「オルグイユ達皆んなも心配しておったぞ、迷子にでもなったらどうするのじゃ……ん? おぉ、主らはイヴァルにウェルスではないか!」
「これは神王様、ご機嫌麗しゅう」
「楽しんで下さってますか?」
「うむ、人の世に来たのは久しいが満足しておるぞ」
た、助かりました。
もうちょっとでネルヴィア様のお小言が始まるところでした……イヴァル王にウェルス帝、ナイスですっ!!
「そ、そんな事よりもほら! バーベキューの準備もできたみたいですし、戻るとしましょう!!」
ふっ、完璧なタイミングですね。
これで無言でメルヴィーと2人で散歩に出た事はお咎めなしになる事間違いなしですっ!
「今日のバーベキューは凄いんですよ! 何せ1ヶ月間バカンスの最終日ですからね!」
本当はずっとこの常夏の楽園でゆったりと優雅なスローライフを送りたいところですが……
流石にこれ以上、フェーニル王国でも頂点に君臨する最高級ホテルであるリーヴ商会が経営するエル・リーヴを貸し切る訳にはいきません。
それに、そろそろ責任ある地位に付いている皆んなはお仕事をしなければなりませんし。
こればっかりは仕方ないですけど、やっぱり旅行って終わりに近付くと何とも言えない気分になりますね……
「どうかなさいましたか?」
「いや、何でもないですよ。
ただ……これで終わりかと思うと、ちょっと寂しいなと思っただけです」
「お嬢様……そうお気を落とさずとも、また皆様とご一緒に旅行をすれば良いではないですか!」
「はっ!!」
た、確かに、言われてみればその通りです!
ふふふ、そうと決まれば、感傷に浸っている暇はありませんっ!!
今回はアニクスだったから、次は地球がいいですね!
島でも作って理想のプライベートリゾートでも作りましょうか?
ふふふ! 夢が広がりますっ!!
「ル、ルーミエル様……もしや、アレは……」
アレ? イヴァル王の視線の先にあるのは……あぁ、アレですか。
「ふっふっふ! よくぞ聞いてくれました!
アレが今日のメインディッシュを飾る食材、古竜ですっ!!」
「「……」」
あれ? イヴァル王とウェルス帝が間抜けな顔になってますね。
どうかしたのでしょうか? ふ~む、まぁいいです!
それよりもシャッターチャンス! ふっふっふ、後で送ってあげましょう!
「お嬢様、どうぞ」
「ありがとうございます!」
コレールから差し出されたエンシェントドラゴンの焼き串を受け取って一口。
その瞬間、ブワッと広がる香ばしくジューシーな味わい! 美味いっ!!
お酒もどんどん進んじゃいますっ!
まぁ決戦前夜の宴での一件もあって、度数の低いモノしか飲ませてくれないですけど……それでも美味いっ!!
美味いけど……あの言葉。
ヴィスデロビアが最後に言った言葉がやっぱり気になりますね。
戦いの直後は色々と忙しかったですし、旅行中は楽しい雰囲気を崩したくなかったから言い出せませんでしたが……聞くなら今しかありませんっ!!
お酒様よ! どうか僕にお力を貸したまえっ!!
「ネルヴィア様……」
「ん? どうかしたか?」
「ヴィスデロビアが言った、最後のあの言葉……」
あの時、世界の消滅に呑み込まれる寸前。
ヴィスデロビアは確かに言いました……ありがとうって。
「うむ……まぁ、奴にも色々とあったのだ。
奴の本当の目的は恐らく……まぁ、この様な場でする話ではない。
また後日、しっかりと奴の事を話そう」
「分かりました」
むぅ! 気になります!!
でもまぁ確かに今するべき話でもありませんし、とりあえず約束は取り付けたのでよしとしましょう!
さて、そうと決まれば気持ちを切り替えなければ!!
何せ……本当に最も重要なイベントは今夜解散した後にあるのですから!
ぐふふ、想像しただけでニヤケちゃいます!!
美味しいご飯を食べ、お酒を飲んで皆んなと騒ぎ、僕が眠気でうとうとし始めて解散。
その後、明日の式典のために統一神界の家に帰って、メルヴィー達と一緒にお風呂に入り……とうとうやって来ました、僕の楽園っ!!
遊びまわって、お腹も膨れて、お酒も入っていい感じに睡魔が襲って来ているこの状況。
そして何より! 僕を誘惑する皆んなのモフモフっ!!
「ふっふっふ、ついに解禁する時が来ました!」
そう、ヴィスデロビアとの戦いの中で獲得した新たな神能・惰眠ノ神が権能の1つ! 快適睡眠をっ!!
今日までは戦後処理や旅行を楽しむために使って来ませんでしたからね。
ここから先は僕にとっても未知の領域! ふふふ、実に楽しみです!!
今日の添い寝係であるメルヴィーに抱っこされたまま、ベッドの中へ。
そしてフェルやアヴァリス、ノアとシアにフェンリル達、モフモフに包まれる!
メルヴィーに抱っこされていると言う安心感と、温かなモフモフに包まれたここは、まさしく楽園!
おぉ、睡魔ですら心地いい! これぞ至高の極致……
「お休みなさいませ、お嬢様」
「んぅ~、めるうぃー、みんなも……おやすみなさい、です」
白く美しい砂浜に、透き通るようなエメラルドグリーンの海!
やって来ました、フェーニル王国っ!!
「これぞバカンス! これぞ南国リゾートですっ!!」
今やフェーニルは国土こそ以前と変わらず小さいものの、アニクスでも屈指の超大国。
そして……ナイトメアの技術を導入した結果もあって、アニクスでズバ抜けて圧倒的な人気を誇るリゾート地!!
「ふふふ、良かったですね、お嬢様」
「はい! メルヴィーも楽しいですか?」
「勿論でございます。
私は水着姿のお嬢様を抱っこできるだけで……うふふ」
「メ、メルヴィー、ちょっと苦しいです」
「はっ!? こ、これは失礼致しました」
まぁ何にせよ、ヴィスデロビア達との戦争。
神魔大戦と命名されたらしい戦いの戦後処理もひと段落しましたし、バカンスで皆んなと一緒に南国リゾート旅行!!
戦争中から考えていましたが……我ながら実に素晴らしい案でしたね!
「はっはっは! お気に召して頂けたようで、何よりです」
「イヴァル王! ウェルス帝も!」
「ご機嫌麗しいようで何よりです、ルーミエル様」
「2人ともお疲れ様です。
アニクスでの後処理をイヴァル王とウェルス帝の2人に任せてしまってすみません」
「いえ、お気になさらず」
「えぇ、後処理を丸投げされるのはいつもの事ですしね」
ウェルス帝はともかく、イヴァル王は失礼ですね。
まぁその通りだから言い返せませんけど……これでも、今回は僕も忙しかったのに!
「ルーミエル、メルヴィーがいるとは言え何も言わずにいなくなるでない。
心配するではないか」
皆んながバーベキューの準備をしてたからメルヴィーと散歩してただけなのに……
おかしいですね、僕は立派なレディーなのに、何故こんなにも信用が無いのでしょうか?
「オルグイユ達皆んなも心配しておったぞ、迷子にでもなったらどうするのじゃ……ん? おぉ、主らはイヴァルにウェルスではないか!」
「これは神王様、ご機嫌麗しゅう」
「楽しんで下さってますか?」
「うむ、人の世に来たのは久しいが満足しておるぞ」
た、助かりました。
もうちょっとでネルヴィア様のお小言が始まるところでした……イヴァル王にウェルス帝、ナイスですっ!!
「そ、そんな事よりもほら! バーベキューの準備もできたみたいですし、戻るとしましょう!!」
ふっ、完璧なタイミングですね。
これで無言でメルヴィーと2人で散歩に出た事はお咎めなしになる事間違いなしですっ!
「今日のバーベキューは凄いんですよ! 何せ1ヶ月間バカンスの最終日ですからね!」
本当はずっとこの常夏の楽園でゆったりと優雅なスローライフを送りたいところですが……
流石にこれ以上、フェーニル王国でも頂点に君臨する最高級ホテルであるリーヴ商会が経営するエル・リーヴを貸し切る訳にはいきません。
それに、そろそろ責任ある地位に付いている皆んなはお仕事をしなければなりませんし。
こればっかりは仕方ないですけど、やっぱり旅行って終わりに近付くと何とも言えない気分になりますね……
「どうかなさいましたか?」
「いや、何でもないですよ。
ただ……これで終わりかと思うと、ちょっと寂しいなと思っただけです」
「お嬢様……そうお気を落とさずとも、また皆様とご一緒に旅行をすれば良いではないですか!」
「はっ!!」
た、確かに、言われてみればその通りです!
ふふふ、そうと決まれば、感傷に浸っている暇はありませんっ!!
今回はアニクスだったから、次は地球がいいですね!
島でも作って理想のプライベートリゾートでも作りましょうか?
ふふふ! 夢が広がりますっ!!
「ル、ルーミエル様……もしや、アレは……」
アレ? イヴァル王の視線の先にあるのは……あぁ、アレですか。
「ふっふっふ! よくぞ聞いてくれました!
アレが今日のメインディッシュを飾る食材、古竜ですっ!!」
「「……」」
あれ? イヴァル王とウェルス帝が間抜けな顔になってますね。
どうかしたのでしょうか? ふ~む、まぁいいです!
それよりもシャッターチャンス! ふっふっふ、後で送ってあげましょう!
「お嬢様、どうぞ」
「ありがとうございます!」
コレールから差し出されたエンシェントドラゴンの焼き串を受け取って一口。
その瞬間、ブワッと広がる香ばしくジューシーな味わい! 美味いっ!!
お酒もどんどん進んじゃいますっ!
まぁ決戦前夜の宴での一件もあって、度数の低いモノしか飲ませてくれないですけど……それでも美味いっ!!
美味いけど……あの言葉。
ヴィスデロビアが最後に言った言葉がやっぱり気になりますね。
戦いの直後は色々と忙しかったですし、旅行中は楽しい雰囲気を崩したくなかったから言い出せませんでしたが……聞くなら今しかありませんっ!!
お酒様よ! どうか僕にお力を貸したまえっ!!
「ネルヴィア様……」
「ん? どうかしたか?」
「ヴィスデロビアが言った、最後のあの言葉……」
あの時、世界の消滅に呑み込まれる寸前。
ヴィスデロビアは確かに言いました……ありがとうって。
「うむ……まぁ、奴にも色々とあったのだ。
奴の本当の目的は恐らく……まぁ、この様な場でする話ではない。
また後日、しっかりと奴の事を話そう」
「分かりました」
むぅ! 気になります!!
でもまぁ確かに今するべき話でもありませんし、とりあえず約束は取り付けたのでよしとしましょう!
さて、そうと決まれば気持ちを切り替えなければ!!
何せ……本当に最も重要なイベントは今夜解散した後にあるのですから!
ぐふふ、想像しただけでニヤケちゃいます!!
美味しいご飯を食べ、お酒を飲んで皆んなと騒ぎ、僕が眠気でうとうとし始めて解散。
その後、明日の式典のために統一神界の家に帰って、メルヴィー達と一緒にお風呂に入り……とうとうやって来ました、僕の楽園っ!!
遊びまわって、お腹も膨れて、お酒も入っていい感じに睡魔が襲って来ているこの状況。
そして何より! 僕を誘惑する皆んなのモフモフっ!!
「ふっふっふ、ついに解禁する時が来ました!」
そう、ヴィスデロビアとの戦いの中で獲得した新たな神能・惰眠ノ神が権能の1つ! 快適睡眠をっ!!
今日までは戦後処理や旅行を楽しむために使って来ませんでしたからね。
ここから先は僕にとっても未知の領域! ふふふ、実に楽しみです!!
今日の添い寝係であるメルヴィーに抱っこされたまま、ベッドの中へ。
そしてフェルやアヴァリス、ノアとシアにフェンリル達、モフモフに包まれる!
メルヴィーに抱っこされていると言う安心感と、温かなモフモフに包まれたここは、まさしく楽園!
おぉ、睡魔ですら心地いい! これぞ至高の極致……
「お休みなさいませ、お嬢様」
「んぅ~、めるうぃー、みんなも……おやすみなさい、です」
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