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October
紫苑祭準備編 Side 司 05話
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紫苑祭の練習を終えて帰宅すると、リビングから父さんの声が聞こえてきた。
「一、二、三、二、二、三、三、二――大丈夫ですよ。気にせず最初から。一、二、三、二、二、三、三、二、三――」
リビングの前を通ると、「おかえりなさい」と母さんに声をかけられた。
挨拶をして洗面所へ向かい手洗いうがいを済ませてリビングへ顔を出すと、翠と父さんがワルツを踊っていたわけだけど、テーブルの上には見慣れたものが積まれている。
「なんでスケッチブックが出てるのか知りたいんだけど……」
「え? 翠葉ちゃんに見せたからよ?」
俺たちの会話に動作を止めた翠が、
「ツカサ、動物がとっても好きなのね? 絵もとっても上手でびっくりしちゃった」
こういうことが起こらないと思っていたわけではないが、不意打ちで素の自分をつつかれた気がしてならない。
照れ隠しに部屋の隅へとスケッチブックを移動させると、母さんがキッチンから夕飯を持って出てくる。
プレートにはいつもと変わることのないハート型のハンバーグが乗っていた。
よりによってなんで今日がハンバーグなんだ……。
翠にハート型のハンバーグを知られたことを恥ずかしく思っていると、
「今日はね、翠葉ちゃんと一緒に作ったの。司のハンバーグは翠葉ちゃんが形成したのよ」
うっかり赤面してしまった顔をどうすることもできず席に着くと、翠は父さんに促されて練習を再開した。
何気なく翠に目をやると、翠は赤らめた顔を俯かせてステップを踏んでいた。そのせいなのか、腰が引けていてお世辞にもきれいとは言えない姿勢だ。
「一、二、三、二、二、三、三、二、三、四、二、三……御園生さん、ステップはきちんと踏めています。そんなに足元ばかり見なくても大丈夫ですよ」
指摘されて顔を上げるも、すぐに恥ずかしそうに俯いてしまう。
その原因はなんとなくわかっていた。父さんの「顔」だろう。
翠はいったいどれほどこの顔が好きなんだか……。
いくら似ているとはいえ、父さんにまで赤面しなくてもいいと思う。
ちょっと面白くないと思いつつ、いつもとは違う気持ちでハート型のハンバーグと対峙する。
ぱっと見たところは母さんが作ったハンバーグと変わらないし、味だっていつもと変わらないのだろう。
それでも、翠が形成したもの、と思うだけでどこか気恥ずかしくそわそわしてしまう。
いつもなら何を思うこともなくナイフを入れるわけだが、今日のハンバーグにそれをするのは憚られ、フォークで端からつつき順に食べていく。
紫苑祭の準備が始まってからはそんな機会もなくなったが、夏休み中はふたりで昼食を作ることもあった。しかし、昼食という時間のため、パスタなど麺類が主。和食やほかの洋食を作ることはほとんどなかった。
……いつかは翠が作る和食や洋食を食べられるようになるのか。
来年の誕生日プレゼントに「夕飯」をオーダーするのもいいかもしれない。
その前に、デートで遠出することがあればお弁当を作ってきてくれるという話だった。
翠が作る弁当とはどんなものか――
そんなことを考えているうちに夕飯は食べ終わっていた。
リビングでは父さんと母さんが翠にダンスのお手本を見せていた。翠はというと、まるで見惚れているふうで、そこから何かを学ぼうという姿勢はうかがえない。
ダンスをやめた父さんが、
「御園生さん、次は御園生さんが踊るんですよ」
翠は急にあたふたとし始める。
「翠葉ちゃんはもう少しリラックスして踊るくらいがいいかもしれないわね。相手が司だったら緊張しない?」
母さんの言葉に席を立ち翠のもとへ移動すると、翠はひどく慌てていた。
シュワシュワと音が聞こえてきそうなほど赤面している翠の手を取り、基本のホールド姿勢を作る。右手を肩甲骨に添えると、翠の肩がビク、と反応した。
何をそんなに意識しているのか……。
翠の赤面が自分に伝染しそうで、俺は翠のマイナス点をあげつらうことにした。
「翠、顎引いて視線上げて。腰が引けてるのもどうにかして。背筋はきれいに伸ばすこと。できることなら百合の花びらみたいに少し反るくらいがベスト」
翠はあわあわしつつも指摘した点すべてを直していく。
あとはそれをキープしたままステップを踏めばいいだけ。
途中何度か休憩を挟み、一時間が経つころには基本のステップを踏めるくらいにはなっていた。
これから紫苑祭まで、何度か練習をすれば当日困らない程度には踊れるようになるだろう。
練習を終えて数分経つと、翠が貧血を起こした。顔が真っ白で唇まで白い。
父さんが診察をしたところ、診断結果は脳貧血。
「少し横になっていれば治まります」
「すみません……」
「いいえ、気にすることはありません。スローテンポではありますが、たかがダンス、されどダンス、ですね。御園生さんはウォーミングアップとクールダウンを徹底したほうがいいようです。次回からは気をつけましょう」
「はい」
ソファに横になる翠に、
「刺繍はなんとかなりそうなの?」
「うん。ハチマキの刺繍は終わって、あとはハチマキの形にするだけ。次から長ランの内布の刺繍を始めるのだけど、ステッチはさっき真白さんにすべて教わったの」
「それなら、もうここへ来る必要はないな」
「え?」
「ステッチの部分がクリアになってるなら必要ないだろ?」
「あ、うん……」
「ダンスの練習なら俺が相手をする。土曜日の夜、八時からマンションのスタジオを使って練習しよう。そっちのほうが広いからウォーミングアップもクールダウンも難なくできる」
一方的に話を進めると、後ろからくつくつと父さんの笑い声が聞こえてきた。
「何?」
嫌々振り返ると、
「いや、そこまでして御園生さんを独占したいのかと思っただけだ」
「悪い?」
「悪いとは言っていない」
なら放っておいてくれ。
悔しくも恥ずかしくもあり、それらをごまかすために、
「翠、具合は?」
「あ……たぶんそろそろ大丈夫」
身体を起こすのを補助して「送っていく」と言おうとしたら、
「では送っていこう」
父さんに先を越された。
なんで父さんが、と反射的に振り返る。
父さんは笑みを湛えた表情で、
「先ほど、御園生さんの親御さんに私が送っていくと約束をした」
その車に自分が同乗することはできる。が、帰りはどうやっても父さんとふたりになるわけで……。
それを考えると、「自分も一緒に行く」と言う気にはならず、俺は玄関から見送るに留めた。
「一、二、三、二、二、三、三、二――大丈夫ですよ。気にせず最初から。一、二、三、二、二、三、三、二、三――」
リビングの前を通ると、「おかえりなさい」と母さんに声をかけられた。
挨拶をして洗面所へ向かい手洗いうがいを済ませてリビングへ顔を出すと、翠と父さんがワルツを踊っていたわけだけど、テーブルの上には見慣れたものが積まれている。
「なんでスケッチブックが出てるのか知りたいんだけど……」
「え? 翠葉ちゃんに見せたからよ?」
俺たちの会話に動作を止めた翠が、
「ツカサ、動物がとっても好きなのね? 絵もとっても上手でびっくりしちゃった」
こういうことが起こらないと思っていたわけではないが、不意打ちで素の自分をつつかれた気がしてならない。
照れ隠しに部屋の隅へとスケッチブックを移動させると、母さんがキッチンから夕飯を持って出てくる。
プレートにはいつもと変わることのないハート型のハンバーグが乗っていた。
よりによってなんで今日がハンバーグなんだ……。
翠にハート型のハンバーグを知られたことを恥ずかしく思っていると、
「今日はね、翠葉ちゃんと一緒に作ったの。司のハンバーグは翠葉ちゃんが形成したのよ」
うっかり赤面してしまった顔をどうすることもできず席に着くと、翠は父さんに促されて練習を再開した。
何気なく翠に目をやると、翠は赤らめた顔を俯かせてステップを踏んでいた。そのせいなのか、腰が引けていてお世辞にもきれいとは言えない姿勢だ。
「一、二、三、二、二、三、三、二、三、四、二、三……御園生さん、ステップはきちんと踏めています。そんなに足元ばかり見なくても大丈夫ですよ」
指摘されて顔を上げるも、すぐに恥ずかしそうに俯いてしまう。
その原因はなんとなくわかっていた。父さんの「顔」だろう。
翠はいったいどれほどこの顔が好きなんだか……。
いくら似ているとはいえ、父さんにまで赤面しなくてもいいと思う。
ちょっと面白くないと思いつつ、いつもとは違う気持ちでハート型のハンバーグと対峙する。
ぱっと見たところは母さんが作ったハンバーグと変わらないし、味だっていつもと変わらないのだろう。
それでも、翠が形成したもの、と思うだけでどこか気恥ずかしくそわそわしてしまう。
いつもなら何を思うこともなくナイフを入れるわけだが、今日のハンバーグにそれをするのは憚られ、フォークで端からつつき順に食べていく。
紫苑祭の準備が始まってからはそんな機会もなくなったが、夏休み中はふたりで昼食を作ることもあった。しかし、昼食という時間のため、パスタなど麺類が主。和食やほかの洋食を作ることはほとんどなかった。
……いつかは翠が作る和食や洋食を食べられるようになるのか。
来年の誕生日プレゼントに「夕飯」をオーダーするのもいいかもしれない。
その前に、デートで遠出することがあればお弁当を作ってきてくれるという話だった。
翠が作る弁当とはどんなものか――
そんなことを考えているうちに夕飯は食べ終わっていた。
リビングでは父さんと母さんが翠にダンスのお手本を見せていた。翠はというと、まるで見惚れているふうで、そこから何かを学ぼうという姿勢はうかがえない。
ダンスをやめた父さんが、
「御園生さん、次は御園生さんが踊るんですよ」
翠は急にあたふたとし始める。
「翠葉ちゃんはもう少しリラックスして踊るくらいがいいかもしれないわね。相手が司だったら緊張しない?」
母さんの言葉に席を立ち翠のもとへ移動すると、翠はひどく慌てていた。
シュワシュワと音が聞こえてきそうなほど赤面している翠の手を取り、基本のホールド姿勢を作る。右手を肩甲骨に添えると、翠の肩がビク、と反応した。
何をそんなに意識しているのか……。
翠の赤面が自分に伝染しそうで、俺は翠のマイナス点をあげつらうことにした。
「翠、顎引いて視線上げて。腰が引けてるのもどうにかして。背筋はきれいに伸ばすこと。できることなら百合の花びらみたいに少し反るくらいがベスト」
翠はあわあわしつつも指摘した点すべてを直していく。
あとはそれをキープしたままステップを踏めばいいだけ。
途中何度か休憩を挟み、一時間が経つころには基本のステップを踏めるくらいにはなっていた。
これから紫苑祭まで、何度か練習をすれば当日困らない程度には踊れるようになるだろう。
練習を終えて数分経つと、翠が貧血を起こした。顔が真っ白で唇まで白い。
父さんが診察をしたところ、診断結果は脳貧血。
「少し横になっていれば治まります」
「すみません……」
「いいえ、気にすることはありません。スローテンポではありますが、たかがダンス、されどダンス、ですね。御園生さんはウォーミングアップとクールダウンを徹底したほうがいいようです。次回からは気をつけましょう」
「はい」
ソファに横になる翠に、
「刺繍はなんとかなりそうなの?」
「うん。ハチマキの刺繍は終わって、あとはハチマキの形にするだけ。次から長ランの内布の刺繍を始めるのだけど、ステッチはさっき真白さんにすべて教わったの」
「それなら、もうここへ来る必要はないな」
「え?」
「ステッチの部分がクリアになってるなら必要ないだろ?」
「あ、うん……」
「ダンスの練習なら俺が相手をする。土曜日の夜、八時からマンションのスタジオを使って練習しよう。そっちのほうが広いからウォーミングアップもクールダウンも難なくできる」
一方的に話を進めると、後ろからくつくつと父さんの笑い声が聞こえてきた。
「何?」
嫌々振り返ると、
「いや、そこまでして御園生さんを独占したいのかと思っただけだ」
「悪い?」
「悪いとは言っていない」
なら放っておいてくれ。
悔しくも恥ずかしくもあり、それらをごまかすために、
「翠、具合は?」
「あ……たぶんそろそろ大丈夫」
身体を起こすのを補助して「送っていく」と言おうとしたら、
「では送っていこう」
父さんに先を越された。
なんで父さんが、と反射的に振り返る。
父さんは笑みを湛えた表情で、
「先ほど、御園生さんの親御さんに私が送っていくと約束をした」
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