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July
翠葉・十九歳の誕生日 Side 翠葉 02話
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「失礼します」
そう言って入ってきた園田さんはいつもと同じパンツスーツだった。
「ランチはいかがでしたか? デザートは須藤の自信作だったんですよ」
「とーってもおいしかったです! デザートはいつかいただいた桃のシャーベットがベースになっていて、本当においしかったです」
「それはよろしゅうございました。このあとマリッジリングをご覧になりたいと静様からうかがってきたのですが……」
どこか不思議そうな顔で訊ねられる。
「それで間違いありません」
ツカサが答えると、
「六年後のご予約、ということでよろしかったですか?」
「いえ、できるだけ早くに欲しいのですが……」
園田さんははっとしたような表情で、
「失礼いたしました。それではご案内いたします」
と、二階にあるマリアージュへと案内してくれた。
ここは貸衣装店だけれど、その一角でマリッジリングやエンゲージリングも取り扱っているらしい。
ショーケースには人気商品が数多く並び、ほかにもたくさんのパンフレットが取り揃えられていた。
「エンゲージリングと一緒につけられるタイプと別々に着けるタイプがございますが、どういったものをお探しですか?」
それは考えてなかった……。
そもそも、エンゲージリングがどんなものになるのかすらわかってはいない。
困りに困ってツカサを見ると、
「翠はどんなエンゲージリングがいい? 一粒タイプのもの? それとも、中央に大き目のがあって、サイドに小さな石がついているのとか……」
ツカサは具体的に提案できるよう、パンフレットを開いて見せてくれた。
そこには小物写真の真骨頂的な眩い写真が並べられていた。
「お好みもあるかとは思いますが、曲線になっているこういったタイプはとても指をきれいに見せてくれますよ」
園田さんのアドバイスに沿ってパンフレットを読み進めて行く。と、確かに直線に一粒のダイヤがあるものよりは、曲線に石が組み込まれているタイプのほうが繊細で、美しく見えた。
「お気に召したようですね。こういったデザインをお選びの場合、マリッジリングはそれに合った形状を選ぶのがよろしいかと思います。たとえばこういったものですとか――」
そこからはある程度的を絞ったリング選びをすることができて、結果的にツカサと意見の一致したものを選定することができた。
して、そのお値段、ふたつで二十二万円。
未成年の私たちからすると、ものすごく高価だ。でも、ウィステリアホテルからいただいている報酬はピアノとハープのレッスン、ツカサや家族の誕生日プレゼントを購入するのにしか使っていないため、決して払えない額ではない。
すると、ツカサがカードを取り出した。
「クレジットで一括で」
「ツカサっ! 私も払うっ!」
「マリッジリングくらい支払わせろ」
「でもっ――」
「お嬢様、この場合、司様の意向を汲んで差し上げるのが女性のたしなみというものですよ」
そう言われては何も言えなくなってしまう。ただでさえ、今日はふたつもジュエリーをいただいたというのに……。
でも、鈍く光るお揃いのリングが互いの指にはまることを想像すると、思わず口元が緩んでしまうくらいには嬉しい。
マリッジリングにはそれだけの効力があった。
「刻印はいかがなさいますか? 日付と名前を刻むことができますが」
「でしたら、婚約した日とそれぞれの名前を『T to S』と『S to T』でお願いします」
ツカサはまるで決めていたことのように淡々と話す。
「それはまた、思い入れのある刻印ですね」
「まだ入籍する日はわかっていませんし、それなら婚約した日でいいのかと思って。……おかしいですか?」
「いえ、とてもすてきだと思います。未来への約束のリングですね」
そう言うと、園田さんはすぐにリングの手配を始めてくれた。
「お引渡しは一週間後になります。どちらもネックレスのチェーンをお付けいたしますね」
そう言われて、私たちはマリアージュをあとにした。
地下駐車場へ向かう道すがら、
「受験はAO入試に決めたんだろ?」
「うん。まずは夏休み中に受ける。最高三回までは受けられるから、気負わずがんばろうかな、って」
「じゃ、受験が一発で終わったら何かしたいことある?」
「え……?」
四大から短大へと標準を変えた私にとって、受験はさほど難しいものではなくなった。それでも、一発で合格する保証などどこにもないのだ。
「これだけがんばってるんだから、何かご褒美があってもいいだろ?」
「ご褒美っ!? じゃ、お祝いしてほしいっ!」
「それは決定事項だから、翠がしたいこととか……」
「したいこと、か……。そうだなぁ……あっ! じゃ、浴衣を着て花火見たい!」
「それなら七夕にまたうちで花火やるだろ?」
「それとは別で、藤川で上げる八月末の花火大会のっ!」
「また病院の屋上から見る?」
「マンションの屋上からじゃ見られないの?」
「見られるけど、病院の屋上ほど近くには見られない」
「それでも全然いい! マンションの屋上から見よう? ツカサも浴衣着て、花火が始まる前にお部屋でお好み焼き焼いて、屋上で食べるの! 人ごみじゃないし、おいしいお好み焼きをゆっくり食べながら花火を見られるの、最高に幸せ!」
「翠の幸せって本当にそういうのばっかだな」
「そういうの……?」
「ものすごく特別ってものじゃないってこと」
「えー……? そうかな? 私にとってはツカサと一緒に過ごせたらなんでも幸せなことになっちゃうんだけどな……。だめ?」
「だめじゃない。だめじゃないけど――」
ツカサはぐっと口を引き結び、手に力をぐっとこめる。
「……どうしたの……?」
「かわいいこと言うから抱きしめたいのに、ここじゃ人目があってできないだろ」
悪態をつくツカサがかわいく思え、
「じゃ、あとでぎゅってしてね?」
そう言うと、ツカサは私の手を握った。
「上目遣い禁止……」
「だって、どうしたってツカサのほうが背が高いんだもの」
「それもそうか……。じゃ、花火の前の日には食材を買出しに行くなり、コンシェルジュにオーダーするなりしよう」
「わー! 楽しみ! 受験、がんばろう! がんばろうっ! 今日も帰ったら練習しなくちゃ!」
「……今日くらいよくない?」
「……そうかなぁ。でも、明日レッスンだし……」
「今日は思いきり翠を甘やかしたいっていうか、抱きたいんだけど……」
熱っぽい瞳で見つめられ、私はそっとツカサに寄り添った。
「それ、いいように解釈するけど……?」
私はコクリと頷く。
ツカサといられる時間はいつだって幸せを感じられるけれど、身体を重ねるときはそれとは別次元の幸せを得られる。
何も纏わぬ姿を晒すのは未だ恥ずかしくて仕方がない。足を広げるのだって羞恥の嵐だ。けれど、ひたすらに相手をいたわり気持ちのいいことをする行為は、決して恥ずかしいだけのものではない。
中にはエッチが嫌いな人がいると飛鳥ちゃんが言っていたけれど、それはどうしてなのかな……。
こんなにも相手を愛おしく思い、慈しまれる行為だというのに。
私はきっと、それだけ大切にされているからそう思えるのかもしれない。
そう思ったらなんだかとっても自分が幸せな人間に思えてきて、ツカサとつなぐ手に力をこめた。
「どうかした?」
「ううん。好き、って思っただけ」
そう言うと、車の陰に引き込まれ、腰から抱かれた途端に唇を奪われた。
「人目があるからしないんじゃなかったの?」
「男の思春期舐めるなよ?」
「何それ……」
私は我慢できなくなって笑う。と、
「家に帰ったら覚悟してろよ? 別の意味で啼かせてやる」
そう言うと、ツカサは助手席側のドアを開き私を押し込めると、自分も運転席側に回りこみ、そそくさと車に乗り込んだ。
そう言って入ってきた園田さんはいつもと同じパンツスーツだった。
「ランチはいかがでしたか? デザートは須藤の自信作だったんですよ」
「とーってもおいしかったです! デザートはいつかいただいた桃のシャーベットがベースになっていて、本当においしかったです」
「それはよろしゅうございました。このあとマリッジリングをご覧になりたいと静様からうかがってきたのですが……」
どこか不思議そうな顔で訊ねられる。
「それで間違いありません」
ツカサが答えると、
「六年後のご予約、ということでよろしかったですか?」
「いえ、できるだけ早くに欲しいのですが……」
園田さんははっとしたような表情で、
「失礼いたしました。それではご案内いたします」
と、二階にあるマリアージュへと案内してくれた。
ここは貸衣装店だけれど、その一角でマリッジリングやエンゲージリングも取り扱っているらしい。
ショーケースには人気商品が数多く並び、ほかにもたくさんのパンフレットが取り揃えられていた。
「エンゲージリングと一緒につけられるタイプと別々に着けるタイプがございますが、どういったものをお探しですか?」
それは考えてなかった……。
そもそも、エンゲージリングがどんなものになるのかすらわかってはいない。
困りに困ってツカサを見ると、
「翠はどんなエンゲージリングがいい? 一粒タイプのもの? それとも、中央に大き目のがあって、サイドに小さな石がついているのとか……」
ツカサは具体的に提案できるよう、パンフレットを開いて見せてくれた。
そこには小物写真の真骨頂的な眩い写真が並べられていた。
「お好みもあるかとは思いますが、曲線になっているこういったタイプはとても指をきれいに見せてくれますよ」
園田さんのアドバイスに沿ってパンフレットを読み進めて行く。と、確かに直線に一粒のダイヤがあるものよりは、曲線に石が組み込まれているタイプのほうが繊細で、美しく見えた。
「お気に召したようですね。こういったデザインをお選びの場合、マリッジリングはそれに合った形状を選ぶのがよろしいかと思います。たとえばこういったものですとか――」
そこからはある程度的を絞ったリング選びをすることができて、結果的にツカサと意見の一致したものを選定することができた。
して、そのお値段、ふたつで二十二万円。
未成年の私たちからすると、ものすごく高価だ。でも、ウィステリアホテルからいただいている報酬はピアノとハープのレッスン、ツカサや家族の誕生日プレゼントを購入するのにしか使っていないため、決して払えない額ではない。
すると、ツカサがカードを取り出した。
「クレジットで一括で」
「ツカサっ! 私も払うっ!」
「マリッジリングくらい支払わせろ」
「でもっ――」
「お嬢様、この場合、司様の意向を汲んで差し上げるのが女性のたしなみというものですよ」
そう言われては何も言えなくなってしまう。ただでさえ、今日はふたつもジュエリーをいただいたというのに……。
でも、鈍く光るお揃いのリングが互いの指にはまることを想像すると、思わず口元が緩んでしまうくらいには嬉しい。
マリッジリングにはそれだけの効力があった。
「刻印はいかがなさいますか? 日付と名前を刻むことができますが」
「でしたら、婚約した日とそれぞれの名前を『T to S』と『S to T』でお願いします」
ツカサはまるで決めていたことのように淡々と話す。
「それはまた、思い入れのある刻印ですね」
「まだ入籍する日はわかっていませんし、それなら婚約した日でいいのかと思って。……おかしいですか?」
「いえ、とてもすてきだと思います。未来への約束のリングですね」
そう言うと、園田さんはすぐにリングの手配を始めてくれた。
「お引渡しは一週間後になります。どちらもネックレスのチェーンをお付けいたしますね」
そう言われて、私たちはマリアージュをあとにした。
地下駐車場へ向かう道すがら、
「受験はAO入試に決めたんだろ?」
「うん。まずは夏休み中に受ける。最高三回までは受けられるから、気負わずがんばろうかな、って」
「じゃ、受験が一発で終わったら何かしたいことある?」
「え……?」
四大から短大へと標準を変えた私にとって、受験はさほど難しいものではなくなった。それでも、一発で合格する保証などどこにもないのだ。
「これだけがんばってるんだから、何かご褒美があってもいいだろ?」
「ご褒美っ!? じゃ、お祝いしてほしいっ!」
「それは決定事項だから、翠がしたいこととか……」
「したいこと、か……。そうだなぁ……あっ! じゃ、浴衣を着て花火見たい!」
「それなら七夕にまたうちで花火やるだろ?」
「それとは別で、藤川で上げる八月末の花火大会のっ!」
「また病院の屋上から見る?」
「マンションの屋上からじゃ見られないの?」
「見られるけど、病院の屋上ほど近くには見られない」
「それでも全然いい! マンションの屋上から見よう? ツカサも浴衣着て、花火が始まる前にお部屋でお好み焼き焼いて、屋上で食べるの! 人ごみじゃないし、おいしいお好み焼きをゆっくり食べながら花火を見られるの、最高に幸せ!」
「翠の幸せって本当にそういうのばっかだな」
「そういうの……?」
「ものすごく特別ってものじゃないってこと」
「えー……? そうかな? 私にとってはツカサと一緒に過ごせたらなんでも幸せなことになっちゃうんだけどな……。だめ?」
「だめじゃない。だめじゃないけど――」
ツカサはぐっと口を引き結び、手に力をぐっとこめる。
「……どうしたの……?」
「かわいいこと言うから抱きしめたいのに、ここじゃ人目があってできないだろ」
悪態をつくツカサがかわいく思え、
「じゃ、あとでぎゅってしてね?」
そう言うと、ツカサは私の手を握った。
「上目遣い禁止……」
「だって、どうしたってツカサのほうが背が高いんだもの」
「それもそうか……。じゃ、花火の前の日には食材を買出しに行くなり、コンシェルジュにオーダーするなりしよう」
「わー! 楽しみ! 受験、がんばろう! がんばろうっ! 今日も帰ったら練習しなくちゃ!」
「……今日くらいよくない?」
「……そうかなぁ。でも、明日レッスンだし……」
「今日は思いきり翠を甘やかしたいっていうか、抱きたいんだけど……」
熱っぽい瞳で見つめられ、私はそっとツカサに寄り添った。
「それ、いいように解釈するけど……?」
私はコクリと頷く。
ツカサといられる時間はいつだって幸せを感じられるけれど、身体を重ねるときはそれとは別次元の幸せを得られる。
何も纏わぬ姿を晒すのは未だ恥ずかしくて仕方がない。足を広げるのだって羞恥の嵐だ。けれど、ひたすらに相手をいたわり気持ちのいいことをする行為は、決して恥ずかしいだけのものではない。
中にはエッチが嫌いな人がいると飛鳥ちゃんが言っていたけれど、それはどうしてなのかな……。
こんなにも相手を愛おしく思い、慈しまれる行為だというのに。
私はきっと、それだけ大切にされているからそう思えるのかもしれない。
そう思ったらなんだかとっても自分が幸せな人間に思えてきて、ツカサとつなぐ手に力をこめた。
「どうかした?」
「ううん。好き、って思っただけ」
そう言うと、車の陰に引き込まれ、腰から抱かれた途端に唇を奪われた。
「人目があるからしないんじゃなかったの?」
「男の思春期舐めるなよ?」
「何それ……」
私は我慢できなくなって笑う。と、
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