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第十章 なくした宝物
25話
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ナースセンターには相馬先生と昇さんがいて、廊下の長椅子には湊先生と栞さんが座っていた。
昇さんと相馬先生は何か話をしていて、栞さんと湊先生は何も口にせず、ただ私の顔色をうかがっている。
何も言わずに通り過ぎることは憚られて「戻りました」と口にすると、「見ればわかる」と湊先生に言われる。
こういう物言いはツカサとそっくりだ。
苦笑しながら、
「そうですよね……」
「何かあっても私たちがここにいるから――」
湊先生は言葉半ばで口を噤む。
……だから、多少の無理はしてもいい、かな?
栞さんも同じ気持ちなのか、湊先生の隣で慎重に頷いた。
「……きっと大丈夫です。何も起こらない……。少し混乱はしているけれど、それでも……やっぱり聞いているだけなの。何も思い出せてはいないから……」
あ、れ……?
妙な違和感を覚える言葉たち。
「翠葉、どうした?」
蒼兄に訊かれた直後、唯兄の人差し指に傾いていた頭をもとの位置に戻される。
頭の中をぐるぐると回る言葉を捕まえて口にする。
「思い出せるわけじゃないから大丈夫って、何が……?」
何が大丈夫なの? それは裏を返せばどういうことなの?
「……思い出したとき、私はだめになるのかな……」
ひどく抽象的すぎる「だめ」とはどんな状態の私を言うのだろう……。
「あんちゃん」
「なんだ、唯」
「妹がだめ人間になったら兄妹って解消できるっけ?」
「いや、そりゃ無理だろ?」
会話の意味を理解できないでいると、「だって」と唯兄が「ニィ」と笑った。
「だめっ子でもなんでもいいよ。そのときはそのとき。俺たち兄妹は何も変わらない。こんな保険でもないよりはいいでしょ?」
唯兄はポンポンと頭を叩いては、屈託のない笑顔でにこりと笑ってくれた。
「よかったな、翠葉。唯は今までの翠葉を見てきたうえで正式な家族になったんだ。だから、こんなことくらいじゃ何も変わらないって」
「ほら、あとちょっとがんばってきなっ!」
私は蒼兄と唯兄のあたたかな手に背を押されて病室への一歩を踏み出した。
病室へ入ると、
「遅い……」
ツカサは壁に寄りかかり立っていた。
「ごめんなさい……」
急いでベッドへ戻ろうとしたら、点滴スタンドをツカサに取り上げられた。
「休憩はできたわけ?」
「……携帯ゾーンまで行ってきたの。ちゃんとお水も飲んできた」
「あっそ……」
点滴スタンドを定位置に置くと、さっきと同じようにツカサは私の右側に回った。
でも、ツカサの手がベッドに置かれることはなかった。
もう、「手をつなぎたい」とは言えなくて、自分の右手で左手をぎゅっと握りしめた。その左手には携帯を握りしめている。
両手に握りしめる対象を得たことで、私の準備は整った。
「秋兄は、病院で目覚めた翠が髪を切ったことで自分を責めることを危惧していた。だから、入院してからは顔を出さなかった。逆に、俺は翠との約束があったからできるだけ毎日病院へ来るようにしていた」
「そのころはまだ記憶はなくしてないのよね……?」
白いお布団に視線を落としたまま訊くと、
「まだなくしてはいない」
「私は……私は髪を切ったこと、どう思っていたのかな。……私はツカサに何か話した?」
「……人を傷つけたら自分が傷つく。人を傷つけたことに負い目を感じる。だから、大切な人をみんな遠ざけた。自己防衛も含めて遠ざけた。そしたら、自分は傷ついていないのに、遠ざけた時点でみんなを傷つけていた。そう言って、すごくつらそうにしてた。……それがこの日」
ツカサの右手人差し指は七月三十日を指差した。
「この日に零樹さんが来たんだ。たぶん昇さんの勧めだと思う。この辺の翠の心情なら、昇さんや藤原さんのほうが詳しいと思うけど?」
……昇さんと真面目な話をした気はするのに、思い出せないのはこのあたりなのだろうか。
「昇さんを呼んでくる」
「え……?」
「どうせ、そのあたりもごっそりと抜け落ちてるんだろ?」
ツカサの目は鋭い。
その目を正面から捉え、コクリと頷いた。
ツカサが病室を出ると、昇さんだけがやってきた。
「ツカサは?」
「休憩だとよ」
そっか……。
「司はさ、翠葉ちゃんが携帯ゾーンに着くまで翠葉ちゃんから目が離せなかったんだ」
左に座る秋斗さんに言われて少し驚く。
私が携帯ゾーンにたどり着くまで、五分近くはかかったはずだ。
「廊下にいた人みんなが見守っていたよ」
言われて、カッ、と顔が熱くなる。
恥ずかしかった。
逃げだした自分のことをみんなが見ていたのかと思うと、たまらなく恥ずかしかった。
でも、みんなが心配してくれているのはわかる。
私という人間が、きちんとニ本の足で立つことができていたら、こんなことにはなっていないのだろうし、廊下に人が大集合ということにもならなかっただろう。
「ほれ……そうやって下ばかり向いてると首や背中に負担がかかるぞ」
昇さんがツカサのいた場所にどかっと座った。
ツカサは座るというよりは寄りかかっている感じで、昇さんは長い足を持て余しつつ腰掛けている。
ツカサみたいな不安定な体重の預け方ではなく、きちんと腰掛けている分存在感がたっぷりで、そのズシリとした重みに安堵する。
「入院したてのころって言ったか?」
昇さんは時系列に沿って話をしてくれた。
ほんの少し、糸口をもらえれば十分だった。
私は髪の毛が短い経緯を自分から昇さんに話したようだ。
その話のところどころに秋斗さんやツカサが出てくるからか、大まかな流れしか思い出すことはできなかったけれど。
「急ぐ必要もなかったんだが、つついたほうがいいと思ったから傷口開けたぜ?」
私は昇さんと話している最中に嘔吐し、少量の吐血をした。
そのときに診察してくれたのがツカサのお父さん、涼先生。
「そのあたりは思い出せるか?」
「はい……」
頭の中にはどこかの処置室で横になっている自分と、壁に寄りかかって立っている昇さん。
そして、診察のために私の近くにいた涼先生と、まるで蒼兄みたいに寄り添ってくれていた楓先生。
――「悩みを放置して時間が解決してくれることもある。でも、正面切って向かい合わないと超えられない壁だってあんだよ」。
――「二者択一だ。人に心配をかけるのと遠ざけて避けまくるのと、どっちがひどい人間だと思う?」。
――「言葉はある意味両成敗だ。言ったほうも言われたほうもつらいからな。でも、行動ってのはさ、された側のほうが痛い思いをすると思わないか? その分、罪は重い。それが自己防衛のためならなおさらだ」。
昇さんに言われた言葉たちが頭の中でぐるぐる回りだす。
あぁ、思い出している……。
苦々しい思いと一緒にそのときのことを思い出す。
思い出すというのは、きっとこういうことをいうのだろう。
ちゃんと痛みもあたたかさも、すべてあわせ持っているのだ――
昇さんと相馬先生は何か話をしていて、栞さんと湊先生は何も口にせず、ただ私の顔色をうかがっている。
何も言わずに通り過ぎることは憚られて「戻りました」と口にすると、「見ればわかる」と湊先生に言われる。
こういう物言いはツカサとそっくりだ。
苦笑しながら、
「そうですよね……」
「何かあっても私たちがここにいるから――」
湊先生は言葉半ばで口を噤む。
……だから、多少の無理はしてもいい、かな?
栞さんも同じ気持ちなのか、湊先生の隣で慎重に頷いた。
「……きっと大丈夫です。何も起こらない……。少し混乱はしているけれど、それでも……やっぱり聞いているだけなの。何も思い出せてはいないから……」
あ、れ……?
妙な違和感を覚える言葉たち。
「翠葉、どうした?」
蒼兄に訊かれた直後、唯兄の人差し指に傾いていた頭をもとの位置に戻される。
頭の中をぐるぐると回る言葉を捕まえて口にする。
「思い出せるわけじゃないから大丈夫って、何が……?」
何が大丈夫なの? それは裏を返せばどういうことなの?
「……思い出したとき、私はだめになるのかな……」
ひどく抽象的すぎる「だめ」とはどんな状態の私を言うのだろう……。
「あんちゃん」
「なんだ、唯」
「妹がだめ人間になったら兄妹って解消できるっけ?」
「いや、そりゃ無理だろ?」
会話の意味を理解できないでいると、「だって」と唯兄が「ニィ」と笑った。
「だめっ子でもなんでもいいよ。そのときはそのとき。俺たち兄妹は何も変わらない。こんな保険でもないよりはいいでしょ?」
唯兄はポンポンと頭を叩いては、屈託のない笑顔でにこりと笑ってくれた。
「よかったな、翠葉。唯は今までの翠葉を見てきたうえで正式な家族になったんだ。だから、こんなことくらいじゃ何も変わらないって」
「ほら、あとちょっとがんばってきなっ!」
私は蒼兄と唯兄のあたたかな手に背を押されて病室への一歩を踏み出した。
病室へ入ると、
「遅い……」
ツカサは壁に寄りかかり立っていた。
「ごめんなさい……」
急いでベッドへ戻ろうとしたら、点滴スタンドをツカサに取り上げられた。
「休憩はできたわけ?」
「……携帯ゾーンまで行ってきたの。ちゃんとお水も飲んできた」
「あっそ……」
点滴スタンドを定位置に置くと、さっきと同じようにツカサは私の右側に回った。
でも、ツカサの手がベッドに置かれることはなかった。
もう、「手をつなぎたい」とは言えなくて、自分の右手で左手をぎゅっと握りしめた。その左手には携帯を握りしめている。
両手に握りしめる対象を得たことで、私の準備は整った。
「秋兄は、病院で目覚めた翠が髪を切ったことで自分を責めることを危惧していた。だから、入院してからは顔を出さなかった。逆に、俺は翠との約束があったからできるだけ毎日病院へ来るようにしていた」
「そのころはまだ記憶はなくしてないのよね……?」
白いお布団に視線を落としたまま訊くと、
「まだなくしてはいない」
「私は……私は髪を切ったこと、どう思っていたのかな。……私はツカサに何か話した?」
「……人を傷つけたら自分が傷つく。人を傷つけたことに負い目を感じる。だから、大切な人をみんな遠ざけた。自己防衛も含めて遠ざけた。そしたら、自分は傷ついていないのに、遠ざけた時点でみんなを傷つけていた。そう言って、すごくつらそうにしてた。……それがこの日」
ツカサの右手人差し指は七月三十日を指差した。
「この日に零樹さんが来たんだ。たぶん昇さんの勧めだと思う。この辺の翠の心情なら、昇さんや藤原さんのほうが詳しいと思うけど?」
……昇さんと真面目な話をした気はするのに、思い出せないのはこのあたりなのだろうか。
「昇さんを呼んでくる」
「え……?」
「どうせ、そのあたりもごっそりと抜け落ちてるんだろ?」
ツカサの目は鋭い。
その目を正面から捉え、コクリと頷いた。
ツカサが病室を出ると、昇さんだけがやってきた。
「ツカサは?」
「休憩だとよ」
そっか……。
「司はさ、翠葉ちゃんが携帯ゾーンに着くまで翠葉ちゃんから目が離せなかったんだ」
左に座る秋斗さんに言われて少し驚く。
私が携帯ゾーンにたどり着くまで、五分近くはかかったはずだ。
「廊下にいた人みんなが見守っていたよ」
言われて、カッ、と顔が熱くなる。
恥ずかしかった。
逃げだした自分のことをみんなが見ていたのかと思うと、たまらなく恥ずかしかった。
でも、みんなが心配してくれているのはわかる。
私という人間が、きちんとニ本の足で立つことができていたら、こんなことにはなっていないのだろうし、廊下に人が大集合ということにもならなかっただろう。
「ほれ……そうやって下ばかり向いてると首や背中に負担がかかるぞ」
昇さんがツカサのいた場所にどかっと座った。
ツカサは座るというよりは寄りかかっている感じで、昇さんは長い足を持て余しつつ腰掛けている。
ツカサみたいな不安定な体重の預け方ではなく、きちんと腰掛けている分存在感がたっぷりで、そのズシリとした重みに安堵する。
「入院したてのころって言ったか?」
昇さんは時系列に沿って話をしてくれた。
ほんの少し、糸口をもらえれば十分だった。
私は髪の毛が短い経緯を自分から昇さんに話したようだ。
その話のところどころに秋斗さんやツカサが出てくるからか、大まかな流れしか思い出すことはできなかったけれど。
「急ぐ必要もなかったんだが、つついたほうがいいと思ったから傷口開けたぜ?」
私は昇さんと話している最中に嘔吐し、少量の吐血をした。
そのときに診察してくれたのがツカサのお父さん、涼先生。
「そのあたりは思い出せるか?」
「はい……」
頭の中にはどこかの処置室で横になっている自分と、壁に寄りかかって立っている昇さん。
そして、診察のために私の近くにいた涼先生と、まるで蒼兄みたいに寄り添ってくれていた楓先生。
――「悩みを放置して時間が解決してくれることもある。でも、正面切って向かい合わないと超えられない壁だってあんだよ」。
――「二者択一だ。人に心配をかけるのと遠ざけて避けまくるのと、どっちがひどい人間だと思う?」。
――「言葉はある意味両成敗だ。言ったほうも言われたほうもつらいからな。でも、行動ってのはさ、された側のほうが痛い思いをすると思わないか? その分、罪は重い。それが自己防衛のためならなおさらだ」。
昇さんに言われた言葉たちが頭の中でぐるぐる回りだす。
あぁ、思い出している……。
苦々しい思いと一緒にそのときのことを思い出す。
思い出すというのは、きっとこういうことをいうのだろう。
ちゃんと痛みもあたたかさも、すべてあわせ持っているのだ――
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