真夜中の訪問者

星名雪子

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あとがき

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発達障害、精神疾患を題材にした小説第4弾です。

今回は当時、体験した心霊現象を元にホラー小説を書いてみました。所々フィクションですが、ほぼ実話です。

これまで書いた同シリーズの「新月の夜に消える」そして「ふしぎな友達」の一場面に似ていますが、実はこれらは今回の心霊体験が元になっています。

私は基本的に霊感はありません。金縛りにあったこともないし、幽霊を見たこともありません。なので、この時はよほど精神を病んでいたのだろうと思います。まぁ幽霊云々の前に公園の公衆トイレで一夜を明かそうと思うこと自体が異常だよなと、今思い出しても気味が悪くなりますが。

この小説を書いている時に私はふと

「チャンネルが合った時に幽霊が見えてしまう」

と、いうようなことを家族か友人の誰かが言っていたのを思い出しました。心霊スポットに行くと体調が悪くなるとか、風邪で寝込んでいる時に心霊体験をしたとかいう話をよく聞きますが、もしかしたら心身の不調や変化が、そのチャンネルが切り替わるスイッチのような役割を果たしているのかもしれません。まぁこれはあくまでも私の憶測ですが……。基本的に霊感はない私ですが、実はこれよりもずっと前にもうひとつ心霊体験をしています。

ある日、風邪を引いて自室で寝ていると、突然、耳元で女性の声が聞こえたのです。驚いて飛び起きましたが、当然誰もいません。遠い親戚のおばあちゃんが亡くなったと知ったのはその翌日のことでした。おばあちゃんは共に暮らしていた最愛の一人息子さんに先立たれ、身寄りがなくなってしまい、施設で暮らしていました。縁あって私の家族がおばあちゃんの面倒を見ていたので、もしかしたらおばあちゃんは自分の異変をいち早く私に知らせてくれたのかな……と、後で思いました。声が聞こえた時はさすがに怖かったですが……笑

それから、これは心霊体験とは違いますが、私は正夢や予知夢をよく見ます。一番驚いたのは、派遣社員として入社したある会社の同じ部署のメンバーが、数年前に夢に出てきた見知らぬ会社の見知らぬ人達だったことです。あまりの偶然に驚きを通り越して少し恐怖すら感じた程です。

私は発達障害、精神疾患など様々な不調を抱えていますが、その代わりにこういった不思議な力を授かったのかもしれないなぁなんて思うこともあります……ってそこまではさすがにこじつけというか考え過ぎかもしれませんけどね!笑
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