君を想うと…

青葉

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初恋は、突然に。

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私の初恋は中学生の頃だった。
最初は自覚なんて無くて、
ただ、胸の鼓動に耳をすませるだけだった。

でも、日々を重ねるごとに私は
分かってしまった。
君が好きで好きでたまらないのだと。
君のことを考えると胸の鼓動が大きく
なる。
うまく話せているかな…
今日の髪型変じゃないかな…
あぁ、笑顔が可愛いな…
毎日、毎日、日々を重ねる度に
どんどん君を感じるようになった。
うまく目を合わせられない。
でも、目があった時、優しく微笑んでくれる
君が愛おしかった。
これが恋なんだと、初めて気づいた。
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