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17.リニューアルオープン(終)
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『15の猫の頭をなでろ、かあ。どういう意味だろう』
男性はそういうと、首をかしげて一枚の紙を見る。
紙は謎解きカードだ。そこには第一の謎である『15の猫の頭をなでろ』という指示が書かれてあった。
それから男性は、ワンダーランドのお城を見る。
『この謎を解かないと、ワンダーランドのお城が爆発するんだよね。マズイなあ』
彼の目の前には、苺の形をした和菓子屋がある。
『ここで聞いてみるかあ』
男性が店に入った途端、苺パパがニコニコしながら『いらっしゃいませー』と出迎えた。
『あのー、15の猫ってご存じありませんか?』
『それより、うちの店の新作は和菓子スイーツです! ご試食どうぞ』
『ありがとうございます。あ、これ美味しい!』
『でしょう? うちの娘が考えてくれた苺大福ロールケーキです』
『なるほど。美味しいですね……。ん? 苺、いち、ご』
男性が先ほどの謎解きカードを見る。
苺パパはノリノリで話し続ける。
『うちの娘の苺は、将来はパティシエになって和菓子屋も継いでくれるそうです。良い娘でしょう?』
『すてきな娘さんですね』
男性はそういうと、レジの横に置いてある古い招き猫を見た。
そしてその招き猫の頭をなでる。
すると、苺パパが『おっ、おめでとうございます。これが二問目です』と新たな謎解きカードを男性に渡した。
『えーっと、次は……。音の写真を撮れ? は?』
男性が持った謎解きカードには、確かに『音の写真を撮れ』と書かれてある。
すると、男性がカメラに向かっていう。
『これ続きが知りたい方は、有栖町まで来て謎解きを楽しんでくださいね~』
映像は、そこで途切れた。
「すごいな。さすがプロ」
スマホの画面を見ていた西園寺が、驚いたようにいう。
朝の早い時間の教室には、わたしと西園寺と、あとチラホラと生徒がいるだけ。
「うん。すごいよね。わたしも謎解きやりたくなってきちゃったよ」
「自分で考えたくせに」と西園寺が笑う。
有栖町の町おこしの内容は、謎解きをしながら町を回るというものだった。
町の出入り口で謎解きを希望すれば、「ピンチ! ワンダーランドのお城の爆破を止めろ!」というミッションが発生する。
そして謎解きを進めていくと、ワンダーランドのお城にたどり着き、爆発(もちろん本当に爆発はしない)を止めればミッション成功。
これなら、謎解きのカードを作るだけでいいし、特別な装置とかは必要ないからお金もかからない。
「ひめみや」の招き猫や、呉服屋の柱時計、お土産物屋の人形、喫茶店の黒電話が、謎解きの鍵になっているのにも理由がある。
それらの物はもう長い間、使われてなくて埃をかぶっているものだから、これを機に注目してもらいたかった。
謎解きのヒントになれば、良い思い出もたくさんできるはず。
そうすれば物たちも喜ぶだろう。
ちなみに西園寺旅館は、「宿泊すると、お城の爆発スイッチが解除される」というチートなルートになっている。
そんなわけで、我ながら面白い謎解きができたので、どうにか話題にならないかなあと思っていたら……。
ノロ・ノロイさんがうわさを聞きつけて、こうして動画にしてくれた。
あの時、彼が声をかけてきたのは、この動画を撮影するためだった。
本当は怖いうわさを聞きつけてきたらしいけど、謎解きのことを話したらノリノリで参加してくれたんだ。
わたしと西園寺は、その時の動画を見ていたのだ。
「それにしても、この動画の再生回数すごいな」
西園寺がそういって感心したようにうなずいた。
「うんうん。すごいよね」
「そりゃあ、兄貴も何事かと思って帰ってくるわけだな」
「えっ?! お兄さん帰ってきたの?」
「ああ、昨夜、ふらっとな」
「すごーい! よかったね!」
「でも、今朝には出ていった。これからアメリカに行くってさ」
「えっ?! そんな……。」
わたしがガッカリしていると、西園寺はいう。
「でも、兄貴に大事なことを聞けたからいいんだ」
「大事なことって?」
「兄貴は、旅館を継ぐ気があるらしい」
「そうなの?!」
「ああ、むしろ継ぐ気満々だから、あちこちのホテルを見て回って勉強してるんだってさ」
「そうなんだ! じゃあ、いずれは旅館に帰って跡継ぎになってくれるんだね!」
わたしが笑顔でいうと、西園寺は大きくうなずいた。
「『お前は安心して夢を叶えろよ』って、兄貴はいってくれたんだ」
そういって、西園寺が取り出したのはキーホルダー。
あの飛行機のついたキーホルダーだ。
西園寺はそれを見て、それからわたしにこういった。
「緒代、ありがとな」
「いいよ、いいよ」
わたしは、にっこり笑って続ける。
「そもそも、西園寺のお兄さんを探すってことをしなければ、わたしも『落とし物預り所』をしようなんて思わなかったもん」
「まあ、それはただのきっかけだ」
西園寺はそういうと、キーホルダーをポケットにしまいながら続ける。
「緒代には世話になったよ。色々と手伝ってくれてありがとな」
「いいよ。乗りかかった船だったし」
「なるほどな」
「でも、わたしもこれからは忙しくなるな~」
わたしはそういって大きく伸びをする。
「あんまり張り切りすぎて、また炎上させるなよ……」
西園寺はそういうと、呆れたような心配したような顔をする。
そういえば、何を考えているのかわからないと思っていた西園寺。
でも最近は、少し分かるようになってきた気がするな。
「大丈夫! 西園寺旅館よりも『落とし物預り所』のほうが賑わうようになるから!」
「それはむしろ、落とし物をするうっかりな人間が増えるってことだろ……」
「もー! ああいえばこういう! 西園寺かわいくない!」
「別にかわいくなくていーよ」
西園寺はそういうと、鼻で笑った。
「ほら、そういうとこー!」
西園寺には相変わらず腹も立つことがある。
でも、わたしの心は晴れやかだった。
だって有栖町のリニューアルはうまくいっている。
ノロ・ノロイさんにも会えたし。
苺はパティシエの夢を、お父さんに認めてもらえて家でも洋菓子が作れるようになったと報告してくれた。
西園寺は、これからパイロットの夢を追いかけるのだろう。
すると、白鳥さんが教室に入ってきた。
今日の彼女の制服は輝いていて、ツイテールもぴょこぴょこ揺れている。
ああ、いつもの白鳥さんだ。
でも今は、彼女を見ても、嫌われているかも、なんて不安にはならない。
だって、白鳥さんもわたしたちと同じように、悩みもあって時には元気もなくなるってわかったから。
白鳥さんは、わたしと西園寺を見て、いう。
「あら、ふたりともおはよう。仲がいいのね」
「おはよう。白鳥さん。別にわたしと西園寺は仲が良いってわけじゃないけど」
「おはよ。緒代、そうやっていいわけみたいなことすると、なんか余計に変な感じになる」
そういった西園寺は、なぜか顔が真っ赤だった。
それを見た白鳥さんが、笑ながらいう。
「あーらあらあら! 庶民同志お似合いじゃないの~」
「なんだか今日は、白鳥さんいつもより元気だね」
わたしがいうと、白鳥さんはにっこり笑っていう。
「だって、今日の夜は、パパとママと久しぶりに親子水入らずでディナーをするの」
「そっか。よかったね」
「回らないお寿司に行くのは久々なのよ」
「あー、はいはい」
わたしが呆れたようにいうと、苺が慌てて教室に入ってきていう
「ねえねえ、ノロ・ノロイさんの動画、SNSでどんどん拡散されてるよ」
かくして、有栖町の謎解き計画はうまくいった。
お客さんが戻ってきたのだ。
今日も金曜日だというのに、大通りが騒がしい。
わたしは、ワンダーランドのお城を眺めてから、手の埃をはらった。
「よーし、こんなところかな」
離れの家の掃除を終えると、みちがえるようにきれいになった。
わたしは、木製の看板を立てかける。
落とし物預り所、今日からオープン!
了
男性はそういうと、首をかしげて一枚の紙を見る。
紙は謎解きカードだ。そこには第一の謎である『15の猫の頭をなでろ』という指示が書かれてあった。
それから男性は、ワンダーランドのお城を見る。
『この謎を解かないと、ワンダーランドのお城が爆発するんだよね。マズイなあ』
彼の目の前には、苺の形をした和菓子屋がある。
『ここで聞いてみるかあ』
男性が店に入った途端、苺パパがニコニコしながら『いらっしゃいませー』と出迎えた。
『あのー、15の猫ってご存じありませんか?』
『それより、うちの店の新作は和菓子スイーツです! ご試食どうぞ』
『ありがとうございます。あ、これ美味しい!』
『でしょう? うちの娘が考えてくれた苺大福ロールケーキです』
『なるほど。美味しいですね……。ん? 苺、いち、ご』
男性が先ほどの謎解きカードを見る。
苺パパはノリノリで話し続ける。
『うちの娘の苺は、将来はパティシエになって和菓子屋も継いでくれるそうです。良い娘でしょう?』
『すてきな娘さんですね』
男性はそういうと、レジの横に置いてある古い招き猫を見た。
そしてその招き猫の頭をなでる。
すると、苺パパが『おっ、おめでとうございます。これが二問目です』と新たな謎解きカードを男性に渡した。
『えーっと、次は……。音の写真を撮れ? は?』
男性が持った謎解きカードには、確かに『音の写真を撮れ』と書かれてある。
すると、男性がカメラに向かっていう。
『これ続きが知りたい方は、有栖町まで来て謎解きを楽しんでくださいね~』
映像は、そこで途切れた。
「すごいな。さすがプロ」
スマホの画面を見ていた西園寺が、驚いたようにいう。
朝の早い時間の教室には、わたしと西園寺と、あとチラホラと生徒がいるだけ。
「うん。すごいよね。わたしも謎解きやりたくなってきちゃったよ」
「自分で考えたくせに」と西園寺が笑う。
有栖町の町おこしの内容は、謎解きをしながら町を回るというものだった。
町の出入り口で謎解きを希望すれば、「ピンチ! ワンダーランドのお城の爆破を止めろ!」というミッションが発生する。
そして謎解きを進めていくと、ワンダーランドのお城にたどり着き、爆発(もちろん本当に爆発はしない)を止めればミッション成功。
これなら、謎解きのカードを作るだけでいいし、特別な装置とかは必要ないからお金もかからない。
「ひめみや」の招き猫や、呉服屋の柱時計、お土産物屋の人形、喫茶店の黒電話が、謎解きの鍵になっているのにも理由がある。
それらの物はもう長い間、使われてなくて埃をかぶっているものだから、これを機に注目してもらいたかった。
謎解きのヒントになれば、良い思い出もたくさんできるはず。
そうすれば物たちも喜ぶだろう。
ちなみに西園寺旅館は、「宿泊すると、お城の爆発スイッチが解除される」というチートなルートになっている。
そんなわけで、我ながら面白い謎解きができたので、どうにか話題にならないかなあと思っていたら……。
ノロ・ノロイさんがうわさを聞きつけて、こうして動画にしてくれた。
あの時、彼が声をかけてきたのは、この動画を撮影するためだった。
本当は怖いうわさを聞きつけてきたらしいけど、謎解きのことを話したらノリノリで参加してくれたんだ。
わたしと西園寺は、その時の動画を見ていたのだ。
「それにしても、この動画の再生回数すごいな」
西園寺がそういって感心したようにうなずいた。
「うんうん。すごいよね」
「そりゃあ、兄貴も何事かと思って帰ってくるわけだな」
「えっ?! お兄さん帰ってきたの?」
「ああ、昨夜、ふらっとな」
「すごーい! よかったね!」
「でも、今朝には出ていった。これからアメリカに行くってさ」
「えっ?! そんな……。」
わたしがガッカリしていると、西園寺はいう。
「でも、兄貴に大事なことを聞けたからいいんだ」
「大事なことって?」
「兄貴は、旅館を継ぐ気があるらしい」
「そうなの?!」
「ああ、むしろ継ぐ気満々だから、あちこちのホテルを見て回って勉強してるんだってさ」
「そうなんだ! じゃあ、いずれは旅館に帰って跡継ぎになってくれるんだね!」
わたしが笑顔でいうと、西園寺は大きくうなずいた。
「『お前は安心して夢を叶えろよ』って、兄貴はいってくれたんだ」
そういって、西園寺が取り出したのはキーホルダー。
あの飛行機のついたキーホルダーだ。
西園寺はそれを見て、それからわたしにこういった。
「緒代、ありがとな」
「いいよ、いいよ」
わたしは、にっこり笑って続ける。
「そもそも、西園寺のお兄さんを探すってことをしなければ、わたしも『落とし物預り所』をしようなんて思わなかったもん」
「まあ、それはただのきっかけだ」
西園寺はそういうと、キーホルダーをポケットにしまいながら続ける。
「緒代には世話になったよ。色々と手伝ってくれてありがとな」
「いいよ。乗りかかった船だったし」
「なるほどな」
「でも、わたしもこれからは忙しくなるな~」
わたしはそういって大きく伸びをする。
「あんまり張り切りすぎて、また炎上させるなよ……」
西園寺はそういうと、呆れたような心配したような顔をする。
そういえば、何を考えているのかわからないと思っていた西園寺。
でも最近は、少し分かるようになってきた気がするな。
「大丈夫! 西園寺旅館よりも『落とし物預り所』のほうが賑わうようになるから!」
「それはむしろ、落とし物をするうっかりな人間が増えるってことだろ……」
「もー! ああいえばこういう! 西園寺かわいくない!」
「別にかわいくなくていーよ」
西園寺はそういうと、鼻で笑った。
「ほら、そういうとこー!」
西園寺には相変わらず腹も立つことがある。
でも、わたしの心は晴れやかだった。
だって有栖町のリニューアルはうまくいっている。
ノロ・ノロイさんにも会えたし。
苺はパティシエの夢を、お父さんに認めてもらえて家でも洋菓子が作れるようになったと報告してくれた。
西園寺は、これからパイロットの夢を追いかけるのだろう。
すると、白鳥さんが教室に入ってきた。
今日の彼女の制服は輝いていて、ツイテールもぴょこぴょこ揺れている。
ああ、いつもの白鳥さんだ。
でも今は、彼女を見ても、嫌われているかも、なんて不安にはならない。
だって、白鳥さんもわたしたちと同じように、悩みもあって時には元気もなくなるってわかったから。
白鳥さんは、わたしと西園寺を見て、いう。
「あら、ふたりともおはよう。仲がいいのね」
「おはよう。白鳥さん。別にわたしと西園寺は仲が良いってわけじゃないけど」
「おはよ。緒代、そうやっていいわけみたいなことすると、なんか余計に変な感じになる」
そういった西園寺は、なぜか顔が真っ赤だった。
それを見た白鳥さんが、笑ながらいう。
「あーらあらあら! 庶民同志お似合いじゃないの~」
「なんだか今日は、白鳥さんいつもより元気だね」
わたしがいうと、白鳥さんはにっこり笑っていう。
「だって、今日の夜は、パパとママと久しぶりに親子水入らずでディナーをするの」
「そっか。よかったね」
「回らないお寿司に行くのは久々なのよ」
「あー、はいはい」
わたしが呆れたようにいうと、苺が慌てて教室に入ってきていう
「ねえねえ、ノロ・ノロイさんの動画、SNSでどんどん拡散されてるよ」
かくして、有栖町の謎解き計画はうまくいった。
お客さんが戻ってきたのだ。
今日も金曜日だというのに、大通りが騒がしい。
わたしは、ワンダーランドのお城を眺めてから、手の埃をはらった。
「よーし、こんなところかな」
離れの家の掃除を終えると、みちがえるようにきれいになった。
わたしは、木製の看板を立てかける。
落とし物預り所、今日からオープン!
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楽しんでいただけて、幸せです!
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました😊
タイトルから惹かれて読み始めました!
有栖川町のまちおこし!それに不思議な力を絡めて謎解きをしていくのがとってもワクワクして楽しかったです。
佐々森りろ さま
感想ありがとうございます!
タイトル変えようかどうか悩んでいたので、そう言っていただけて嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました<(_ _)>
最新話まで読ませて頂きました!
とても面白かったです。
SNSによる炎上シーンは、どうなるのかとヒヤヒヤしました。
そんな事件の最中、誰かを不幸にすることなく夢を叶えたい西園寺くん、とてもかっこいいです!
残りの更新も頑張ってください。
広原琉璃さま
感想ありがとうございます!
面白いと言っていただけて、とても嬉しいです。
SNSの炎上、心霊とは違う怖さがありますよねえ。
西園寺くんは、クールにしてはいますが周囲のことを考えている子です😊
昨夜、完結しました。
最後までお付き合いいただけると、嬉しいです。