隣町は魔物ひしめく廃墟。俺は彼女のヒーローになる

立川ありす

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第3章 SACRIFICE ~蛮勇の代償

討伐作戦

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「最近多発している屍虫の発生事件についての情報がリークされた」
 ホワイトボードの前に立ったフィクサーが、冷徹な声色で言った。

 ここは打ち放しコンクリートの物々しい会議室。

 俺と小夜子は他の執行人エージェントたちと共に、会議用の長机を囲んでいた。

 会議室には他にも十数人の少年。
 彼らも俺たちと同じ異能力者たちだ。
 皆、【機関】からの呼び出しを受けた執行人エージェントたちだ。

 もちろん瑞葉にポークも来ている。

 見やると、他にも見覚えのある面子がいる。
 Bランクのリーダーと取り巻きたちもいる。
 以前に一緒に大屍虫に挑んだ槍とハンドミキサーの高校生も、俺のことを覚えていてくれたらしい。ニヤリと笑いかけてきたので、笑みを返す。

 一方、小夜子は不自然に遅れて来た俺を疑わしげに見ていた。
 小夜子は俺より先に学校を出て、支部で一仕事していたのだ。

 もちろん俺にやましいところは何もない。
 なのに俺と小夜子の間だけ微妙な空気になっていた。

 そんな俺たちの前に立つフィクサーは、普段と変わらぬ冷たい声色で説明を始める。

「これによると、首謀者は倉庫街にある廃ビルで何らかの儀式を執り行う予定らしい」
 その一言に、執行人エージェントたちがざわめく。
 フィクサーは構わず言葉を続ける。

「諸君らの任務は、ビル内部の屍虫の殲滅、及び首謀者の排除だ」
 その言葉に俺も驚き、そしてほっとした。

 脂虫を屍虫に変化させている何者かがいると、舞奈は言っていた。
 俺はその何者かに狙われているのかもしれない。
 その何者かを見つけて倒せば、街に屍虫があらわれることはなくなる。

 浮き足立った少年たちが静まってから、フィクサーは言葉を続ける。

「作戦日時は明日の0時。施設の間取り等は配布した資料に記載されている」
 フィクサーの指示に従い、執行人エージェントたちは手元の資料に目を落とす。

「なお、儀式の際にビルが結界化されると予想される」
 さらりと出てきた結界とは何だろう? と資料を見やる。

 範囲内の空間を変化させ、周囲から『切り離す』ことによって隔離する魔法を結界と呼ぶのだと補足されていた。
 そして結界化とは、建造物を利用して結界を形成することだ。
 隔離された空間に出入りするには、術者を倒して結界を解除するか、強力な打撃で結界を破壊するか、あるいは魔法によって結界に穴を開けるかしかない。

「なので執行人エージェントエリコの【断罪発破ボンバーマン】により結界の一部を破壊して突入し、屍虫を殲滅しつつビルを制圧、首謀者を排除するという段取りとなる」
 その説明に、俺はうなずく。

 要は数を頼りに押し入り、敵を蹴散らして首謀者を倒すということだろう。
 これなら俺でも足手まといにならずに済みそうだ。

「また、今回の作戦では大量の屍虫、大屍虫との戦闘が予想される」
 言いつつフィクサーは小夜子を見やる。
 その途端に小夜子がビクリと震えたのを、隣にいた俺だけが感じていた。
 フィクサーは言葉を続ける。

「そのため魔道士メイジデスメーカーによる身体強化環境下で戦闘を行うものとする」
 その言葉に、小夜子は「……はい」と小さくうなずく。
 その表情は強張り、気弱げな瞳は思いつめたように揺らいでいる。

 明日香の言葉が脳裏をかすめる。

 曰く、ナワリ呪術師は生贄を使って魔法を強化する。

「以上。何か質問は?」
 皆にあてたフィクサーの言葉を聞きながら、俺は再び小夜子を見やる。
 デスメーカーの2つ名を持つ幼馴染は不安げにうつむいていた。

 魔道士メイジでも、【機関】の執行人エージェントでも、小夜子はやっぱり小夜子だ。
 努力家で有能だけど、気が弱くてネガティブな小夜子だ。

 だから、きっと怯えているのだ。

 本当は嫌なのだ。
 人間が脂虫を経て変化した屍虫と戦うことが。
 人間が変化した脂虫を生贄にして魔法を使うことが。

「それではブリーフィングを終了する。健闘を期待している」
 そう言って、フィクサーは会議を終わらせた。

 その後、俺は廊下を歩くフィクサーに声をかけた。

「あの……」
「ああ、陽介君か。何かね?」
「屍虫って、その、元は人間なんですよね……?」
 俺が確認すると、フィクサーはやれやれと苦笑した。

「それも【掃除屋】から聞いたのか」
 言いつつサングラスの位置を直す。そして、

「この件については他言無用に願いたい。人間が喫煙により脂虫となり、屍虫となるプロセスは、上層部と魔道士メイジを始めとする一部にしか知らされていないのだ。執行人エージェントにも多数の脂虫がいるため、広まると士気に関わるのでな」
 普段通りの冷たい声色で、そう言った。

「でも、そいつらが怪異だっていうんなら、どうして人間に混じって暮らしていることを許しているんですか?」
「即刻、奴らを根絶やしにすべきだと? 意外に大胆なことを言うのだな」
「あ、いえ、そういうわけじゃ……」
 口ごもる。

 フィクサーは――【機関】は脂虫が変化した屍虫の排除を躊躇なく命じた。
 なのに脂虫が人間に混じって生活する現状を維持しようとすらしている。
 そこに矛盾を感じた。

 そんな俺を見やり、フィクサーの口元は意外にもほころんでいた。
 俺の指摘そのものは間違っていなかったということだろうか?

 それでも彼女は淡々と言葉を続ける。

「本来であればそうすべきなのだが、ある種の魔道士メイジは奴らを生贄に捧げることによって魔法を使う。代替え手段がない訳ではないが、現状に比べてコストがかかりすぎる」
 その筆頭が小夜子だと口に出さぬまま、そう言った。

「それに、奴らには人間としての身分がある以上、排除にも相応のコストが伴う。奴ら全員の痕跡を一度に消し去ることは不可能だ。以上の理由から、現状では人間に対しての脅威と成り得る場合にのみ排除することにしている。これは上層部の意向でもある」
 自身も納得などしていない様子で言いつつ、フィクサーは俺にサングラスを向け、

「人間と屍虫の関係を知っていては活動に支障も出るだろう。参加の是非は任せる」
 気づかうように言ってくれた。でも、

「……でも、小夜子は参加するんですよね?」
 俺はサングラスを真正面から見返す。
 作戦の中核である小夜子は拒否などできないだろう。

「あいつが使うナワリ呪術って、本当は生贄を使うのが得意な流派だって聞きました」
「……また【掃除屋】あいつらか」
 苦笑して、フィクサーは「アンジェにも困ったものだ」と小さくひとりごちる。

 アンジェというのは明日香のことなのか?
 彼女は明日香の別の名前を知っている?
 疑問に思ったが、今はそれより言わなければならないことがある。

「あいつがみんなを守るために生贄を使って魔法をかけるのに、自分だけ安全なところで待ってるなんて、できません」
 そう答えた途端、フィクサーの口元にまた笑みが浮かんだ、ように見えた。
 けど、すぐに口元を引き締める。

「ならば忠告しておこう。【掃除屋】から聞いた知識を鵜呑みにしないでくれたまえ」
 そう言うと、フィクサーは驚く俺を真正面から見やる。

「彼女らは我々とは違う。特別なのだ」
「特別……?」
 問い返す俺に、フィクサーはうなずいて見せる。

「明日香君はかつて執行人エージェントだった。そして舞奈君も非常に強力な退魔グループに属していた生粋の殺戮者だ。君とは戦闘経験が違いすぎる」
 明日香の過去について、やはりそうだなと思う。
 舞奈はやはりピクシオンだったのだろう。
 受付のポスターで注意勧告されていた、執行人エージェントとは桁違いに強力な戦闘集団。

「そもそも屍虫は異能力者と同等の戦力を有する。大屍虫は異能力者3人と互角だ」
 フィクサーは諭すように言葉を続ける。

「その例外が志門舞奈と【掃除屋】だ。先日の戦闘で君と同行した者たちが彼女らでなければ、屍虫2匹と大屍虫に襲われた段階で全滅していた。それほど異常な強さだ」
 その言葉に、俺は押し黙る。

「人は自分の信じたいものを信じようとする。異能力を得たばかりの者は自分を無敵のヒーローだと思いたがる傾向があるが、実際はそうではない。君も例外ではない」
 フィクサーは有無を言わさぬ口調で言い放った。

「一介の異能力者である君が彼女らと同じように振舞えば、いずれ命を落とすだろう」
 俺はそれに、反論する言葉を持たなかった。

 そしてフィクサーは去って行った。
 その背を呆然と見送った俺は、小夜子が待っていてくれたことに気づいた。

 そして2人で一緒に帰ることにした。
 けど、その時に何を話していたか、よく覚えていない。
 衝撃的な事実を聞きすぎて、それどころじゃなかったからだ。

 家に帰ると、舞奈は踊っていた。

 ステージは俺の家のガレージ。
 両親が長期出張中なので、2台分の車が出払ったスペースが開いている。

 引き締まった肢体を飾るはキュロットにブラウス、その上に掛けられたショルダーホルスター。そして手にした拳銃ジェリコ941

 銃を握った両腕を両翼の如く左右にピンと伸ばす。
 次の瞬間、両腕を交差させる。
 拳銃ジェリコ941を前に向けて構える。

 研ぎ澄まされた動作は銃の撃鉄の様に鋭い。
 ポーズは鋳抜かれた鉄のように正確で力強い。
 少女の肌には玉の汗が浮かんでいる。
 だが口元にあいまいな笑みすら浮かべた童顔には息の上がった様子はない。

 静寂の中に、四肢が風を切る音と筋肉が軋む音、少女がたまに発する「はっ」という鋭い声だけが響き渡る。

「よっ、おかえり、兄ちゃん」
「……やっぱりわかってたのか」
 ガレージのドアの陰から顔を出す。

 帰ったらガレージに明かりがついてたので、様子を見に来たら舞奈が踊っていた。
 邪魔するのも悪いから隠れて見ていたのだ。
 否、その凄まじい筋肉の躍動に見惚れていたのだ。

「なにやってるんだい? こんなところで」
「ちょっと健康体操をね。寝る前にこれやらないと、落ち着かないんだ」
 言いながら、天井から吊られた裸電球を射抜かんばかりに蹴り上げる。

 空気を斬り裂く音。

 勢いのまま回転して逆の脚で蹴りを放つ。

「健康体操……?」
 俺は言葉を失った。

 日課のように何気に行われているそれの、演武を思わせる気迫と筋音。

 鍛錬によって鍛え抜かれた鋼鉄の肉体は、抜き身の銃の如く見る者を威圧する。
 戦闘に必要な要素をすべて詰めこまれ、それ以外のものは何もない。
 まるで愛銃ジェリコ941と対にしつらえた究極の兵士の肉体だ。

 そんな舞奈の肉体から、俺は目が離せなかった。
 やっぱり怪異と戦うには、このくらい鍛えなきゃいけないのかな……?

 その後、しばらく舞奈の鍛錬を見てから部屋に戻った。

 窓を開けて、向かいの家の窓を見やる。
 日比野邸の隣は如月さんの家で、俺の部屋の向かいには小夜子の部屋がある。

 部屋の明かりと人影を確認して、俺は屋根の上に転がっていた小石を投げる。
 小さい頃から、部屋にいる互いと話したいときにはこうしていた。

 合図に気づいた小夜子の影が、あわてたように窓に寄る。
 そしてカーテンを開いて窓を開ける。

「陽介君、どうしたの?」
「あ、えーっと……」
 何となく小夜子と話したかっただけで、何を話そうとかを決めていなかった。
 だから頭の中で話題を探しながら、ピンク色の寝間着を着た華奢な身体を見やる。

 小夜子は幼い頃から小柄で線が細い子供だった。
 気が弱いのも手伝って、やんちゃな男子にちょっかいを出されることも多かった。
 だから俺が、そんな小夜子を守っていた。

 幼い頃、俺は小夜子のヒーローだった。

 けど2人は中学生になって、小夜子は人々を守る執行人エージェントになっていた。
 気弱なのは昔と変わっていないのに、それでも勇気をふりしぼって怪異と戦い続けてきた。だから、

「僕さ、もっと強くなるよ! 君を守れるくらい、強くなる!」
 今すぐに舞奈のような戦闘のプロにはなれない。
 けれど、もう一度、小夜子のヒーローになるために、できることは何でもしたい。

「ありがとう! あ、あの、がんばろうね、明日の作戦!」
 照れたような笑みを向ける。
 俺も満面の笑みを返す。

 ふと視界の端に、完成間近の千羽鶴が映った。

 残りは2つ。

 明日の作戦が終わったら、完成させて千佳に渡そう。
 そう思って、笑った。


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