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一章.ブレイキングケイジ編
6.次の動画のネタ
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「あんのぼっちの野郎、カメラ壊して行きやがった、弁償して貰わねぇと」
屋上で起こった一幕に、僕はしばらく黙った。
撮影は中止、しらけたクラスメイト達は時間も時間だったので授業の為教室に戻りだし、僕と『クリアユース』は後始末をしていた。
いきなり現れた彼は確か、一番後ろ窓際のぼっちくん、久島秀忠だったなと思い出す。
目立たない喋らない、顔も頭もそんなに良く無い、勉強も、スポーツも並かそれ以下。
空気みたいな男がいきなり怒って、僕の撮影を壊して行ったのだ。
しかし、やりすぎはやりすぎかと頷くしかなかった。
確かに彼の言う通り、考えが甘すぎた。
安全面を全く考慮しない行為だったなと僕は自省した。前池くんが撮影用のカメラ砕かれて文句を呟いているが、安いくらいだと考える。
もし、このままこれを投稿したら、炎上待った無しだなと。ある意味助けられたのだと、僕は切り替えた。
「いいよ、安い授業料だから、丁度新しいのに買い替え時と思ったし」
「優しいね千才は」
器物損壊を許すなんて、とても優しいなキミはと朝子は笑った。
しかし…….あの前池からカメラを吹き飛ばした蹴りは、所謂『格闘技やってる』感じだったなと、僕は気になった。
「浦和くん、彼のこと何か知らない?何かやってたのかな」
クリアユースの1人、サッカー部のレギュラーにして顔役の浦和礼斗に、彼は何者か知らないか尋ねた。
目敏く、クラスを見ている彼ならば、何か知っているかもと。
グローブを外した浦和くんは、ああと僕の質問に答えてくれた。
「あんま目立たないぼっちだよな、確か……何か格闘技やってるみたいな話は聞いたぜ?結構強いとか……」
「ふーん、成る程……」
さっきの怒り様も、確かにそれが聞いて取れる内容だったなと。
素人がどうとか、グローブのサイズだとか……。
つまり彼は……。
格闘技経験のあるイキリぼっちで、正義の味方を気取って乱入して来たようだ。
自身の注目を集めて、リア充入りしようと、一念発起したらしい。
成る程、僕は少しばかり苛立った。
僕たちの青春を汚した以上、彼には報いを受けて貰わねばならないと。
だが、ただの報いでは駄目だ。
二度と立ち上がれないくらいに、ぼっちから引きこもりになるくらいにしてやらないといけないなと、僕はどうしてやろうか考えた。
そして……浦和が外した、僕が買ってきたボクシンググローブを見て思いつく。
「皆、次の動画のネタが決まったよ」
キミが僕を汚したように。
僕もキミを汚してやろう。
因果応報ってやつだ。
だけど、僕はこの時想像もできなかった。
この後に、僕の澄んで輝いていた青春も。
『クリアユース』と言う僕らの青春も。
糞に塗れ、微塵に砕け散る事になるなんて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「先生!居ない!!とりあえずベッドに!!」
「ほいきたぁ!」
保健室に常駐の先生が居ないとなれば、自分たちでどうにかするしかないと、僕は伊佐美くんに殴られたクラスメイトをベッドに座らせた。
グローブが付けたままだったので外す、マジックテープ式のボクシンググローブで、これまたいいメーカーの物と気付いて腹が立った。こんな遊びにこんな高いの使うんじゃねぇよクソボケがと。
「キミ、吐き気は無い?頭を打ったり失神は?」
「……してない」
まずは口頭で、状態を確認する為質問した。倒れた際に頭を打ってないか、失神したり、気持ち悪く無いかと。しっかり受け答えはできてるなと安心して、僕は彼の両手を手に取った。
「両手、指は握れる?違和感は?突っ張ったり、痛みはない?動かせれるかな?」
尻餅をついて、その際に庇って地面に手をついたら手首を捻った理もあり得る。それらはないかと僕は、名前を知らない彼に尋ねて確認した。指をしっかり開閉し、痛みもない様子だった。
「伊佐美くん、多分冷凍庫に氷嚢か、保冷剤あるからタオルに包んで出してくれる?」
「お、おお、手慣れてんなぁ、久島」
「うちの先輩選手のセコンドについたりして、手伝ったりとかしてるから」
「なーる、納得だわ」
伊佐美くんは冷蔵庫の冷凍室を漁り、打撲用の保冷剤を見つけて、積まれた清潔なタオル一枚を拝借。これでいいか?と包んで渡してくれたので、僕は彼をベッドに寝かせながら、晴れた顔に押しつけるように促した。
「とりあえず冷やそう、他に外傷はなくて安心だ……あまりに痛いなら救急車呼ぶからさ」
「ありがとう……えっと」
「久島秀忠、こっちは伊佐美光輝くん」
「大変だったなお前も、あー……たしか、山城雄一(やましろゆういち)だったか?」
この子の名前は、山城雄一というらしい。失礼な話だが知らなかった、というか今でも名前を知らないクラスメイトが大半なのだ。
「久島くんに、伊佐美くんか……助かったよ」
「マジであの馬鹿、一線超えやがったな……炎上物だろこんな事……いやほんと、炎上商法に手を出す気かあいつ?何があったマジで」
あれだけ妬み、憎んでいた秋山くんに、伊佐美くんですら唐突にこんな炎上待ったなしの動画撮影を、しかも校内でやらかすとか何があったのかと心配が出てくる程だった。
「山城くんも……なぜこんな無茶を」
野次馬として見に行くのもどうかと思うが、山城くんもなぜこんな事をしてしまったんだと僕は尋ねた。失礼な話だが、彼は遠目に見たり、教室で本を読むタイプにしか見えない、少し肥満気味な……偏見で悪いがオタクっぽさが見えた。
「最初は……ただ見るだけにしようと、ただ秋山くんが……陽キャ代表vs陰キャ代表とか言い出して、来ていた僕を……」
「無理矢理に?」
「そ、そもそも、見に行ってた僕が悪いんだ……見にきてなければ、僕は、指名されなかったし」
自罰的だなと思った。野次馬したら巻き込まれただけだから悪くなかろうにと、被害者なのに自分が悪いとすら山城くんは考えてしまうようだ。
「つか、断りゃよかったじゃねぇかよ、ただ観戦するだけって……」
だから、伊佐美くんがこう言ったのだろう。断れよと、それくらいできるだろうと。
「い、言ったんだ、言ったけど……周りの目が、声が、ノリ悪いとか、白けるとか言い出して……」
想像しやすい事この上無い、思えばさっきの教室に居た本田くんの他にも、行かなかった子はそれなりに居た。あの屋上で観戦してた大半が、所謂陽気で騒ぐのが好きで、イベントに飢えていた奴らで、秋山くんに好意的な者達だから、同調圧力により出ざるを得なかったのだろう。
「そ、そうか……すまん、想像できるわ……」
これには伊佐美くんも、想像ができてしまい山城くんに謝るしかなかった。
「兎に角、これはいくらなんでも目に余る、先生方に報告しよう……」
「だな、俺が行くわ、久島は様子見といてくれや」
「ありがとう、伊佐美くん」
僕は流石に駄目だと、この事を先生に報告することにした。それを聞いた伊佐美くんは、山城が何かあったらお前のが分かるだろと、自分が行くと立ち上がって保健室から出ていくのだった。
屋上で起こった一幕に、僕はしばらく黙った。
撮影は中止、しらけたクラスメイト達は時間も時間だったので授業の為教室に戻りだし、僕と『クリアユース』は後始末をしていた。
いきなり現れた彼は確か、一番後ろ窓際のぼっちくん、久島秀忠だったなと思い出す。
目立たない喋らない、顔も頭もそんなに良く無い、勉強も、スポーツも並かそれ以下。
空気みたいな男がいきなり怒って、僕の撮影を壊して行ったのだ。
しかし、やりすぎはやりすぎかと頷くしかなかった。
確かに彼の言う通り、考えが甘すぎた。
安全面を全く考慮しない行為だったなと僕は自省した。前池くんが撮影用のカメラ砕かれて文句を呟いているが、安いくらいだと考える。
もし、このままこれを投稿したら、炎上待った無しだなと。ある意味助けられたのだと、僕は切り替えた。
「いいよ、安い授業料だから、丁度新しいのに買い替え時と思ったし」
「優しいね千才は」
器物損壊を許すなんて、とても優しいなキミはと朝子は笑った。
しかし…….あの前池からカメラを吹き飛ばした蹴りは、所謂『格闘技やってる』感じだったなと、僕は気になった。
「浦和くん、彼のこと何か知らない?何かやってたのかな」
クリアユースの1人、サッカー部のレギュラーにして顔役の浦和礼斗に、彼は何者か知らないか尋ねた。
目敏く、クラスを見ている彼ならば、何か知っているかもと。
グローブを外した浦和くんは、ああと僕の質問に答えてくれた。
「あんま目立たないぼっちだよな、確か……何か格闘技やってるみたいな話は聞いたぜ?結構強いとか……」
「ふーん、成る程……」
さっきの怒り様も、確かにそれが聞いて取れる内容だったなと。
素人がどうとか、グローブのサイズだとか……。
つまり彼は……。
格闘技経験のあるイキリぼっちで、正義の味方を気取って乱入して来たようだ。
自身の注目を集めて、リア充入りしようと、一念発起したらしい。
成る程、僕は少しばかり苛立った。
僕たちの青春を汚した以上、彼には報いを受けて貰わねばならないと。
だが、ただの報いでは駄目だ。
二度と立ち上がれないくらいに、ぼっちから引きこもりになるくらいにしてやらないといけないなと、僕はどうしてやろうか考えた。
そして……浦和が外した、僕が買ってきたボクシンググローブを見て思いつく。
「皆、次の動画のネタが決まったよ」
キミが僕を汚したように。
僕もキミを汚してやろう。
因果応報ってやつだ。
だけど、僕はこの時想像もできなかった。
この後に、僕の澄んで輝いていた青春も。
『クリアユース』と言う僕らの青春も。
糞に塗れ、微塵に砕け散る事になるなんて。
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「先生!居ない!!とりあえずベッドに!!」
「ほいきたぁ!」
保健室に常駐の先生が居ないとなれば、自分たちでどうにかするしかないと、僕は伊佐美くんに殴られたクラスメイトをベッドに座らせた。
グローブが付けたままだったので外す、マジックテープ式のボクシンググローブで、これまたいいメーカーの物と気付いて腹が立った。こんな遊びにこんな高いの使うんじゃねぇよクソボケがと。
「キミ、吐き気は無い?頭を打ったり失神は?」
「……してない」
まずは口頭で、状態を確認する為質問した。倒れた際に頭を打ってないか、失神したり、気持ち悪く無いかと。しっかり受け答えはできてるなと安心して、僕は彼の両手を手に取った。
「両手、指は握れる?違和感は?突っ張ったり、痛みはない?動かせれるかな?」
尻餅をついて、その際に庇って地面に手をついたら手首を捻った理もあり得る。それらはないかと僕は、名前を知らない彼に尋ねて確認した。指をしっかり開閉し、痛みもない様子だった。
「伊佐美くん、多分冷凍庫に氷嚢か、保冷剤あるからタオルに包んで出してくれる?」
「お、おお、手慣れてんなぁ、久島」
「うちの先輩選手のセコンドについたりして、手伝ったりとかしてるから」
「なーる、納得だわ」
伊佐美くんは冷蔵庫の冷凍室を漁り、打撲用の保冷剤を見つけて、積まれた清潔なタオル一枚を拝借。これでいいか?と包んで渡してくれたので、僕は彼をベッドに寝かせながら、晴れた顔に押しつけるように促した。
「とりあえず冷やそう、他に外傷はなくて安心だ……あまりに痛いなら救急車呼ぶからさ」
「ありがとう……えっと」
「久島秀忠、こっちは伊佐美光輝くん」
「大変だったなお前も、あー……たしか、山城雄一(やましろゆういち)だったか?」
この子の名前は、山城雄一というらしい。失礼な話だが知らなかった、というか今でも名前を知らないクラスメイトが大半なのだ。
「久島くんに、伊佐美くんか……助かったよ」
「マジであの馬鹿、一線超えやがったな……炎上物だろこんな事……いやほんと、炎上商法に手を出す気かあいつ?何があったマジで」
あれだけ妬み、憎んでいた秋山くんに、伊佐美くんですら唐突にこんな炎上待ったなしの動画撮影を、しかも校内でやらかすとか何があったのかと心配が出てくる程だった。
「山城くんも……なぜこんな無茶を」
野次馬として見に行くのもどうかと思うが、山城くんもなぜこんな事をしてしまったんだと僕は尋ねた。失礼な話だが、彼は遠目に見たり、教室で本を読むタイプにしか見えない、少し肥満気味な……偏見で悪いがオタクっぽさが見えた。
「最初は……ただ見るだけにしようと、ただ秋山くんが……陽キャ代表vs陰キャ代表とか言い出して、来ていた僕を……」
「無理矢理に?」
「そ、そもそも、見に行ってた僕が悪いんだ……見にきてなければ、僕は、指名されなかったし」
自罰的だなと思った。野次馬したら巻き込まれただけだから悪くなかろうにと、被害者なのに自分が悪いとすら山城くんは考えてしまうようだ。
「つか、断りゃよかったじゃねぇかよ、ただ観戦するだけって……」
だから、伊佐美くんがこう言ったのだろう。断れよと、それくらいできるだろうと。
「い、言ったんだ、言ったけど……周りの目が、声が、ノリ悪いとか、白けるとか言い出して……」
想像しやすい事この上無い、思えばさっきの教室に居た本田くんの他にも、行かなかった子はそれなりに居た。あの屋上で観戦してた大半が、所謂陽気で騒ぐのが好きで、イベントに飢えていた奴らで、秋山くんに好意的な者達だから、同調圧力により出ざるを得なかったのだろう。
「そ、そうか……すまん、想像できるわ……」
これには伊佐美くんも、想像ができてしまい山城くんに謝るしかなかった。
「兎に角、これはいくらなんでも目に余る、先生方に報告しよう……」
「だな、俺が行くわ、久島は様子見といてくれや」
「ありがとう、伊佐美くん」
僕は流石に駄目だと、この事を先生に報告することにした。それを聞いた伊佐美くんは、山城が何かあったらお前のが分かるだろと、自分が行くと立ち上がって保健室から出ていくのだった。
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