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一章.ブレイキングケイジ編
5.8オンスのグローブ
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「久島は焼肉ってどの部位が好きよ、俺カルビ」
「……シマチョウかな」
あれからしばらく、4月も中頃まで何事も無く。僕は退屈な学校と、楽しいジムでの練習の日々を送り、退屈な授業の合間は伊佐美くんと会話して、授業へのストレスを発散していた。
そんな今日の議題は『好きな焼肉のメニュー』である。他愛無いが、昨日伊佐美くんがYouTubeを見てたら焼肉の名店の紹介動画を見て、焼肉欲が出てきたらしい。
互いの好物をまず一つ言うと、伊佐美くんは驚いた。肉じゃなくてホルモンかよと。
「渋っ!?おっさんの酒のツマミじゃねぇの?」
「いや美味しいよシマチョウ、あとミノ……タンも美味しいし」
「え?タンってホルモン扱いなのか?」
僕もそれこそカルビやらロースが好きだったけど、いざホルモンを食べたら一気に好きになった。それぞれ食感も違うし脂も美味しい、そしてタンがホルモンに分類される事も、ホルモンを食べていて知った事だったりする。
「うん、あとハラミも」
「知らんかった……」
「岡山のさ、オープン大会行った時にホルモンうどんっていう焼きうどんが美味しくてさ、そこからホルモン好きになった」
「何それ!?めちゃくちゃ美味そう!!」
遠征した先の大会で食べたB級グルメから好きになって、興味あるなと食い付いてきた伊佐美くん。本当にこうして、他愛無い昼休みを今日は、体育館裏で過ごしていた。
「さて、そろそろ次の授業だな、とっとと教室戻ろうか」
「そうだね」
時間もいい頃合いだった、僕も伊佐美くんも、ゴミをまとめて2年2組の教室に歩いて戻る。
大体この時間になると、教室もクラスメイトが戻ってきている頃合いな筈で、昼休み残り時間少しでも騒がしい……筈だった。
「あれ、人少なくね?移動教室だったか?」
「本当だ、全然集まってない」
人がまばらだった、何人かは残っているがそれにしては異常だった。5時間目は移動教室だったかと呟く伊佐美くんは、残ってた男子の1人を見かけて声をかけた。
「本田ぁ、なんか少ないけど移動教室だっけ?」
これまた伊佐美くんみたいに、制服を着崩しているが、スポーティな男だった。たしか、彼の名前は本田明日夢……だったか。物静かな、いや……何かにいつも不満を抱いているような顔をしているクラスメイトだ。
「ああ、秋山の馬鹿がまた動画撮ってんだよ屋上でさ?」
「あー、それで皆ついてってるわけ?好きものだな」
まさか学内でまで動画撮影するとは、先生も注意しないのかどうなのやら、僕も本田くんの証言に苦笑した。
「んで?何撮影してんだ?学園ドラマを僕たちクリアユースでやってみた!とかか?」
そのタイトルはこうかと馬鹿にするように伊佐美くんは笑う、というかYouTuber名は『クリアユース』なんだ。『透き通った青春』とは、なんとも気障ったらしいなと僕は思った。
けど、次の本田くんの話に、僕は一気に血の気が引いたのだ。
「いや、"青春ブレイキングケイジ、一度皆で殴り合ってお互いを熱く理解しよう"だとさ?わざわざボクシンググローブ買ってきて、屋上でブレイキングケイジごっことは、ネタ尽きたみてぇだな」
「え………」
僕は『またブレイキングケイジか』とはならなかった。
むしろ……素人が、ボクシンググローブだけを買ってきて格闘技の真似事を、学校の屋上でやろうとしている事に背筋が冷えた。
それこそ、有名YouTuberが喧嘩自慢にプロ格闘家の道場やジムに喧嘩を売りに行く過激な動画や、今の時代なら『チャレンジマッチ』だとかで、素人をリングにあげる事もある。
それを、学校の屋上で?グローブだけで?
怪我したらしゃれにならないぞと、僕はすでに振り返って教室を出ていた。
「お、おい久島!?どうした!!」
「屋上!!怪我する前に止めてくる!!」
そんなの、絶対怪我するじゃないか!素人がちゃんとした道具も無しに格闘技の真似事……いやそれよりタチが悪い喧嘩の延長なんて!
廊下を早足に歩いて、階段に到達し階段を駆け上がれば、屋上から騒がしい声が聞こえる。後ろから伊佐美くんもついてきているのか足音が聞こえ、僕は屋上の重たい鉄のドアを開けた。
そして見てしまった、さらに……遅すぎた。
すでに尻餅をつき、息をあげている1人と、手を挙げる1人をクラスメイトが笑ってみている。それを……千才くんの取り巻きのバスケ部だったか、クラスメイトの前池翔太(まいけしょうた)が撮影していた。
「何をしてんだぁ!!!」
僕は、思わず叫んだ。この後何言われようが知ったこっちゃ無いと、僕はクラスメイトの笑う空間に踏み込んだ。
「は?何?誰?風紀委員?」
「いや違うわ、あーたしかうちの久島じゃね?」
いいとこなのに空気読め、邪魔すんなよとでも言いたげなギャラリーをよそに、僕は尻餅ついて息をあげるクラスメイトの顔を確認した。
腫れがある、下手したら骨が折れたりしていてもおかしくないと、僕は彼がつけているボクシンググローブを見て更に絶句した。
「おい、邪魔すんなよ、今撮影してーー」
対戦相手らしい、こいつも確かサッカー部で秋山のグループの、サッカー部で活躍してる浦和礼斗(うらわれいと)だったか、僕は立ち上がって叫んだ。
「このグローブ買ってきたのは!」
「あ?なんだよいきなりーー」
「誰が買ってきて!!こんな事始めたんだ!!言え!!」
怒りを露わにした僕に、流石に尋常じゃないと理解したらしい浦和くんは後退った。
「僕だけど?」
その声に応えたのは……秋山くんだった。いかにも仕切っていたように、彼は悪びれもなく出てきて、むしろ邪魔されたと気分悪そうに言い放つ。
「困るなぁ、皆せっかく楽しんでたのに乱入なんてさ、空気読みなよ……」
「空気読めだと!?ふざけるなよ!お前、このグローブ!!わかって使ってるのか!!」
僕は秋山に空気だとかそんな話じゃないと言い放って、浦和と、浦和が殴り倒した1人の付けたグローブを指差した。
「えっと……何?」
「8オンスだ!!プロ試合用の!より強く攻撃の威力が伝わる危ないグローブなんだ!!こんなもので素人が殴り合ったら喧嘩と同じなんだよ!!」
僕が絶句した理由。それは、この『屋上ブレイキングケイジ』で秋山くんが使わせたボクシンググローブだ。
素人には分からないが、ボクシンググローブにもサイズがある。8オンスという小さなサイズは、プロの軽量級が試合で使ったり、ミット打ちやサンドバッグ内に使うより強い打撃の感触が分かるサイズで、小さいということはそれだけ打撃の力がダイレクトに伝わる。
もしも、スパーリング等、対人で打ち合う練習には、12~16オンスというサイズを使い、怪我を予防しなければならないのだ。それだけじゃない、自身が殴って手の骨が砕ける事もある、だからバンテージも巻く必要がある。
「それだけじゃない!倒れたらここはセメントだ!!後頭部から倒れたら脳挫傷すらありえるし下手したら死ぬ事だってあるんだぞ!?それわかってお前は!こんな事したのかよ!!なぁ!!」
「いや、ちょっと、そんな怒んないでよ……」
「ヘッドギアも無しに殴りあわせるとか!いくら無知でもこんな事許されんぞ!?」
しかも屋上はコンクリートの地面だ、仮に……浦和くんが殴って倒した相手が派手にダウンして、後頭部をぶつけたらそれこそ脳挫傷すらありえる。
格闘技の失神は、意外にも殴られた瞬間より、殴り倒されマットに頭をぶつけて起こる方が多い。だから倒れた時にレフリーは即座に、頭を守りに滑り込んでくる事もある。
ここにはレフリーも居なければ、マットすら敷いちゃいない。こんな場所で倒れたら取り返しがつかないだろうがと吐き捨て、僕は尻餅ついた、誰かわからないクラスメイトの方に移動した。
「大丈夫?立てる?」
「…………」
「伊佐美くん肩貸して!僕はもう片方抱えるから!」
「おおう!?わ、わかった、重たぁ!?」
返答が無い、危ないかもしれないと僕は即座に殴られた彼を立たせるために肩を担いだ。結構重たい、80kgはある肥満体か?1人だとバランス崩しかねないと、僕は伊佐美くんにもう片側をと頼んだ。
兎に角彼を、保健室に運ばねばとなった最中……僕は見て、更に腹を立てた。こんな状況で、大変な事になっているのに……カメラを前池翔太が回していやがったのだ。
「見せ物じゃねぇぞ!!」
「おわっ!?」
流石に僕は、それは駄目だろとラインを越えた苛立ちが爆発して、一瞬だけ肩から離れて前池の前に踏み込み、右の回し蹴りでカメラだけを蹴り抜いた。カメラはそのまま吹き飛んで、フェンスに当たりコンクリの地面に落ちて粉々に砕け散った。
「伊佐美くん、行こう!」
「よっしゃ!オラどけどけ!!怪我人だぞこっちはぁ!!」
名前を知らないクラスメイトを、伊佐美くんと抱えて、僕は保健室に向かった。
「……シマチョウかな」
あれからしばらく、4月も中頃まで何事も無く。僕は退屈な学校と、楽しいジムでの練習の日々を送り、退屈な授業の合間は伊佐美くんと会話して、授業へのストレスを発散していた。
そんな今日の議題は『好きな焼肉のメニュー』である。他愛無いが、昨日伊佐美くんがYouTubeを見てたら焼肉の名店の紹介動画を見て、焼肉欲が出てきたらしい。
互いの好物をまず一つ言うと、伊佐美くんは驚いた。肉じゃなくてホルモンかよと。
「渋っ!?おっさんの酒のツマミじゃねぇの?」
「いや美味しいよシマチョウ、あとミノ……タンも美味しいし」
「え?タンってホルモン扱いなのか?」
僕もそれこそカルビやらロースが好きだったけど、いざホルモンを食べたら一気に好きになった。それぞれ食感も違うし脂も美味しい、そしてタンがホルモンに分類される事も、ホルモンを食べていて知った事だったりする。
「うん、あとハラミも」
「知らんかった……」
「岡山のさ、オープン大会行った時にホルモンうどんっていう焼きうどんが美味しくてさ、そこからホルモン好きになった」
「何それ!?めちゃくちゃ美味そう!!」
遠征した先の大会で食べたB級グルメから好きになって、興味あるなと食い付いてきた伊佐美くん。本当にこうして、他愛無い昼休みを今日は、体育館裏で過ごしていた。
「さて、そろそろ次の授業だな、とっとと教室戻ろうか」
「そうだね」
時間もいい頃合いだった、僕も伊佐美くんも、ゴミをまとめて2年2組の教室に歩いて戻る。
大体この時間になると、教室もクラスメイトが戻ってきている頃合いな筈で、昼休み残り時間少しでも騒がしい……筈だった。
「あれ、人少なくね?移動教室だったか?」
「本当だ、全然集まってない」
人がまばらだった、何人かは残っているがそれにしては異常だった。5時間目は移動教室だったかと呟く伊佐美くんは、残ってた男子の1人を見かけて声をかけた。
「本田ぁ、なんか少ないけど移動教室だっけ?」
これまた伊佐美くんみたいに、制服を着崩しているが、スポーティな男だった。たしか、彼の名前は本田明日夢……だったか。物静かな、いや……何かにいつも不満を抱いているような顔をしているクラスメイトだ。
「ああ、秋山の馬鹿がまた動画撮ってんだよ屋上でさ?」
「あー、それで皆ついてってるわけ?好きものだな」
まさか学内でまで動画撮影するとは、先生も注意しないのかどうなのやら、僕も本田くんの証言に苦笑した。
「んで?何撮影してんだ?学園ドラマを僕たちクリアユースでやってみた!とかか?」
そのタイトルはこうかと馬鹿にするように伊佐美くんは笑う、というかYouTuber名は『クリアユース』なんだ。『透き通った青春』とは、なんとも気障ったらしいなと僕は思った。
けど、次の本田くんの話に、僕は一気に血の気が引いたのだ。
「いや、"青春ブレイキングケイジ、一度皆で殴り合ってお互いを熱く理解しよう"だとさ?わざわざボクシンググローブ買ってきて、屋上でブレイキングケイジごっことは、ネタ尽きたみてぇだな」
「え………」
僕は『またブレイキングケイジか』とはならなかった。
むしろ……素人が、ボクシンググローブだけを買ってきて格闘技の真似事を、学校の屋上でやろうとしている事に背筋が冷えた。
それこそ、有名YouTuberが喧嘩自慢にプロ格闘家の道場やジムに喧嘩を売りに行く過激な動画や、今の時代なら『チャレンジマッチ』だとかで、素人をリングにあげる事もある。
それを、学校の屋上で?グローブだけで?
怪我したらしゃれにならないぞと、僕はすでに振り返って教室を出ていた。
「お、おい久島!?どうした!!」
「屋上!!怪我する前に止めてくる!!」
そんなの、絶対怪我するじゃないか!素人がちゃんとした道具も無しに格闘技の真似事……いやそれよりタチが悪い喧嘩の延長なんて!
廊下を早足に歩いて、階段に到達し階段を駆け上がれば、屋上から騒がしい声が聞こえる。後ろから伊佐美くんもついてきているのか足音が聞こえ、僕は屋上の重たい鉄のドアを開けた。
そして見てしまった、さらに……遅すぎた。
すでに尻餅をつき、息をあげている1人と、手を挙げる1人をクラスメイトが笑ってみている。それを……千才くんの取り巻きのバスケ部だったか、クラスメイトの前池翔太(まいけしょうた)が撮影していた。
「何をしてんだぁ!!!」
僕は、思わず叫んだ。この後何言われようが知ったこっちゃ無いと、僕はクラスメイトの笑う空間に踏み込んだ。
「は?何?誰?風紀委員?」
「いや違うわ、あーたしかうちの久島じゃね?」
いいとこなのに空気読め、邪魔すんなよとでも言いたげなギャラリーをよそに、僕は尻餅ついて息をあげるクラスメイトの顔を確認した。
腫れがある、下手したら骨が折れたりしていてもおかしくないと、僕は彼がつけているボクシンググローブを見て更に絶句した。
「おい、邪魔すんなよ、今撮影してーー」
対戦相手らしい、こいつも確かサッカー部で秋山のグループの、サッカー部で活躍してる浦和礼斗(うらわれいと)だったか、僕は立ち上がって叫んだ。
「このグローブ買ってきたのは!」
「あ?なんだよいきなりーー」
「誰が買ってきて!!こんな事始めたんだ!!言え!!」
怒りを露わにした僕に、流石に尋常じゃないと理解したらしい浦和くんは後退った。
「僕だけど?」
その声に応えたのは……秋山くんだった。いかにも仕切っていたように、彼は悪びれもなく出てきて、むしろ邪魔されたと気分悪そうに言い放つ。
「困るなぁ、皆せっかく楽しんでたのに乱入なんてさ、空気読みなよ……」
「空気読めだと!?ふざけるなよ!お前、このグローブ!!わかって使ってるのか!!」
僕は秋山に空気だとかそんな話じゃないと言い放って、浦和と、浦和が殴り倒した1人の付けたグローブを指差した。
「えっと……何?」
「8オンスだ!!プロ試合用の!より強く攻撃の威力が伝わる危ないグローブなんだ!!こんなもので素人が殴り合ったら喧嘩と同じなんだよ!!」
僕が絶句した理由。それは、この『屋上ブレイキングケイジ』で秋山くんが使わせたボクシンググローブだ。
素人には分からないが、ボクシンググローブにもサイズがある。8オンスという小さなサイズは、プロの軽量級が試合で使ったり、ミット打ちやサンドバッグ内に使うより強い打撃の感触が分かるサイズで、小さいということはそれだけ打撃の力がダイレクトに伝わる。
もしも、スパーリング等、対人で打ち合う練習には、12~16オンスというサイズを使い、怪我を予防しなければならないのだ。それだけじゃない、自身が殴って手の骨が砕ける事もある、だからバンテージも巻く必要がある。
「それだけじゃない!倒れたらここはセメントだ!!後頭部から倒れたら脳挫傷すらありえるし下手したら死ぬ事だってあるんだぞ!?それわかってお前は!こんな事したのかよ!!なぁ!!」
「いや、ちょっと、そんな怒んないでよ……」
「ヘッドギアも無しに殴りあわせるとか!いくら無知でもこんな事許されんぞ!?」
しかも屋上はコンクリートの地面だ、仮に……浦和くんが殴って倒した相手が派手にダウンして、後頭部をぶつけたらそれこそ脳挫傷すらありえる。
格闘技の失神は、意外にも殴られた瞬間より、殴り倒されマットに頭をぶつけて起こる方が多い。だから倒れた時にレフリーは即座に、頭を守りに滑り込んでくる事もある。
ここにはレフリーも居なければ、マットすら敷いちゃいない。こんな場所で倒れたら取り返しがつかないだろうがと吐き捨て、僕は尻餅ついた、誰かわからないクラスメイトの方に移動した。
「大丈夫?立てる?」
「…………」
「伊佐美くん肩貸して!僕はもう片方抱えるから!」
「おおう!?わ、わかった、重たぁ!?」
返答が無い、危ないかもしれないと僕は即座に殴られた彼を立たせるために肩を担いだ。結構重たい、80kgはある肥満体か?1人だとバランス崩しかねないと、僕は伊佐美くんにもう片側をと頼んだ。
兎に角彼を、保健室に運ばねばとなった最中……僕は見て、更に腹を立てた。こんな状況で、大変な事になっているのに……カメラを前池翔太が回していやがったのだ。
「見せ物じゃねぇぞ!!」
「おわっ!?」
流石に僕は、それは駄目だろとラインを越えた苛立ちが爆発して、一瞬だけ肩から離れて前池の前に踏み込み、右の回し蹴りでカメラだけを蹴り抜いた。カメラはそのまま吹き飛んで、フェンスに当たりコンクリの地面に落ちて粉々に砕け散った。
「伊佐美くん、行こう!」
「よっしゃ!オラどけどけ!!怪我人だぞこっちはぁ!!」
名前を知らないクラスメイトを、伊佐美くんと抱えて、僕は保健室に向かった。
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