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二章 地下格闘技復讐編
12.5月は春、もうすぐ梅雨(上)
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詰襟のボタンを直し、返り血をハンカチで拭き終え。僕は金網剥がれた場所から、床に降り立つ。
残るは静寂のみ、さっきまで殺れ殺れ殺せと言っていた兵隊達は、僕が降り立っただけで情けなく後退りした。一人の暴力とカリスマにより結束した男達の、首魁を潰されてからの崩壊の何と早い事か。
「攫った二人は?」
「へ?」
「攫った二人、どこ?」
「あ、あの部屋です!!」
近くに居たスキンヘッドの兵隊に尋ね、東城さんと比嘉出さんはどこに攫ったか尋ねて、指差した先に僕は歩き出した。背後狙ってきたら蹴り殺す気構えを忘れずに、僕は二人が捕まっているらしい部屋へ向かった。
ドアを開け、またいくつかドアの並ぶ廊下に出て、一番近い部屋から音がしたので、僕はその前に立ち、ドアを開いた。
「比嘉出さん、東城さ……ん……」
ドアを開けた先で、僕は固まってしまった。
「久島!?」
「く、久島くん!?」
こんなヤカラに攫われた以上『そういった事』にもうなっている、のは覚悟はしていた。二人の女性が深い傷を負い、間に合わなかったと、助けられなかったとなれば、僕は立ち直れなかったかわからない。
多分……ギリギリまにあったのか?これはと、僕は二人の姿に呆然とした?
脱がされてはいない、けど……えーっと、あられもない姿というか、どう説明すべきか。
「ちょっと!助けに来たんでしょ!?なにをぼーっとしてんのよあんた!!」
「あの、久島くん……恥ずかしいから、早く助けて欲しいかな……」
えー……まず、膝を持ち上げられて?それで足首と手首に?これ、革バンドか?手錠と足枷?が二人とも繋がれていて、足を閉じれなくされて、身動きも封じられて……二人してゆらゆら揺れるしか無い状態になっていて……スカートが捲れて、激しく抵抗したのか、東城さんに至っては下着の食い込みが凄まじく……。
二人して羞恥に赤くなりながら、僕を見上げていた。
「……………………………………………………………」
僕は……ポケットから、スマホを取り出して、カメラのアプリを起動した。
「久島?久島?久島くーん?なにやってるのかなぁ?」
「あ、あの……久島くん?表情が変わってないけど、た、助けて欲しいなぁって」
カメラを向けて、ピントを合わせ……そして。
ピピッ、カシャ!
「「おい」」
「は!?ご、ごめん!!すぐ解くから!!」
「消さないと訴えるからね?」
「……はい」
「今迷った?ねぇ迷った!?本当に消して!!」
いや本当、何をしているんだ僕はと、壁にかけてあった鍵を使い、すぐに二人の拘束を解いたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕は、二人を引き連れて、とっととこの場を去る事した。二人を引き連れた僕に、ブラッディレインのメンバー達が、どうしたらいいのか分からないと、まだ意識を取り戻さない三鬼を介抱しており、ただ見逃すしかできないらしい。
僕は……多分この人が副リーダーかな?と思った、スーツを着た男に向かって言った。
「今日は何も無かった」
「え?」
「貴方達は、誰も攫わなかった……チーム内……うん、社長と社員の給与問題で揉めて、内輪揉めになって、社長が社員に殴られた……落とし所はそれがいいんじゃない?」
「あ、え?」
「嫌なの?」
「そうします!!」
あんたらも、ここまでしてやられて捕まったら店も面子も丸潰れだろう。なら、内輪揉めがあったで済ませるなら一番、着地地点としては被害がないと思うが、嫌ならこっちも色々やるけど……と提案すれば、副リーダーがビシィッと背筋伸ばして気をつけした。
「じゃあ、帰るね」
僕は副リーダーにそう言って、ブラッディレインを後にした。浦和くんも、もう一回引き金を引く余裕も無くないらしく、縋ったはずの先輩の無様な姿をただ見下ろすしかなかった。
そして……僕と比嘉出さんと東城さんで脱出してしばらく……通報された警察が、ブラッディレインに到着した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「しっかし、俺新聞なんて初めて買ったなぁ……しかも地方紙だぜ?読売やら朝日やらじゃなしに、見ろよこれ」
「有名になったね、浦和くんも……全国レベルじゃん」
「皮肉には過ぎるぞ、久島」
浦和くんによる拉致事件からしばらく、波浜新聞の一面を見ながら歩き、伊佐美くんは僕たちにその一面を見ろと見せつけた。
そこには、ブラッディレインへのガサ入れと、内部分裂による暴行、発砲事件が記事として書かれていた。
そして、浦和くんは発砲した犯人として逮捕されていた。かつての高校生YouTuberグループのメンバーが、反社に関わりあまつさえ発砲したという事件は地方どころか全国紙にも掲載され、ネットニュースにもなっていた。
その事件で今、マスコミが正門裏門にひしめき合っててんやわんやであった。元メンバーには被害がいってないのか?それこそ前池くんに、東城さん、比嘉出さんは?一番詰められるのでは?
それは心配無かった。
停学中の前池くんが、浦和くんから送られた攫う際の証拠の動画を持っていたから、それを見せてかつ会見にも出て自ら槍玉にあがり、自分たちはブラッディレインと関係は無く、浦和に脅されたと証言し、二人を守ったのだ。
だから、3人は『被害者』として扱われた。しばらくはマスコミがしつこいかもしれないが、反社との関係は無い事を世間に示せたのは、安心できると思われる。
今日も僕たちは、昼休みを体育館裏で静かに食事しながら過ごそうと歩いた。
「うん?」
「あ……」
そうして誰もいない筈の、体育館裏から……高校球児にジョブチェンジした前池翔太が出てきたのだった。前池くんは、僕を見つけて近づいてくるや、頭を下げた。
「すまん久島、ありがとう、あとは頼む」
「うん?」
お礼と、何かを託すような言葉、それだけ言い残して前池くんは立ち去った。
「なんだぁあいつ、頼むってなんだ一体」
「さぁ……」
何が言いたいのやらと伊佐美くんが目を細め、意図がわからないねと山城くんも首を傾げた。まぁ兎に角いつもの昼食をと、体育館裏を覗くと。
「あ、久島くん、皆も」
「え?比嘉出さん?」
比嘉出さんが居た、少し悲しそうな、しかし晴れやかな顔をしていた。
「何かあったの?こんなとこに来てさ……」
「えっと……うん、ちょっと前池くんに……」
あ……これやらかしたか、僕ら、体育館裏で男女でしかも関係持ちとかいかにもやんけと、僕は踵を返そうとした。
「待って、久島くん」
「え?あ、は、はい?」
「ちょっと、話をしたくて、いいかな……」
僕!?僕に単体で!?いや違う、『久島くん含めた四人』だよな、そうだよなと僕は伊佐美くんに目線を送った。
「あ、俺今日学食の気分になっちまった、おらよ久島、たまには菓子パンとか食べて心を癒しぃ?」
「え!?」
「ぼ、僕も今日は、学食でお弁当食べよっかな」
「山城くん!?」
「俺も……今日は学食の野菜ニンニクアブラカラメマシマシラーメンの気分だから」
「そんなメニューが学食にあってたまるかぁ!?ちょ、3人とも!」
3人はそそくさ退散し、手元には伊佐美くんの菓子パンと紙パックミルクティーが入ったコンビニ袋、そして僕のタンパク質補給コンビニ飯が入った袋だけが残った。
「お話……いいかな、久島くん」
「あ……はい……」
僕は、四月に見たあの吊り目の時とは思えない、優しい眼差しの比嘉出さんに誘われ、僕は彼女と二人きりで話す事になった。
残るは静寂のみ、さっきまで殺れ殺れ殺せと言っていた兵隊達は、僕が降り立っただけで情けなく後退りした。一人の暴力とカリスマにより結束した男達の、首魁を潰されてからの崩壊の何と早い事か。
「攫った二人は?」
「へ?」
「攫った二人、どこ?」
「あ、あの部屋です!!」
近くに居たスキンヘッドの兵隊に尋ね、東城さんと比嘉出さんはどこに攫ったか尋ねて、指差した先に僕は歩き出した。背後狙ってきたら蹴り殺す気構えを忘れずに、僕は二人が捕まっているらしい部屋へ向かった。
ドアを開け、またいくつかドアの並ぶ廊下に出て、一番近い部屋から音がしたので、僕はその前に立ち、ドアを開いた。
「比嘉出さん、東城さ……ん……」
ドアを開けた先で、僕は固まってしまった。
「久島!?」
「く、久島くん!?」
こんなヤカラに攫われた以上『そういった事』にもうなっている、のは覚悟はしていた。二人の女性が深い傷を負い、間に合わなかったと、助けられなかったとなれば、僕は立ち直れなかったかわからない。
多分……ギリギリまにあったのか?これはと、僕は二人の姿に呆然とした?
脱がされてはいない、けど……えーっと、あられもない姿というか、どう説明すべきか。
「ちょっと!助けに来たんでしょ!?なにをぼーっとしてんのよあんた!!」
「あの、久島くん……恥ずかしいから、早く助けて欲しいかな……」
えー……まず、膝を持ち上げられて?それで足首と手首に?これ、革バンドか?手錠と足枷?が二人とも繋がれていて、足を閉じれなくされて、身動きも封じられて……二人してゆらゆら揺れるしか無い状態になっていて……スカートが捲れて、激しく抵抗したのか、東城さんに至っては下着の食い込みが凄まじく……。
二人して羞恥に赤くなりながら、僕を見上げていた。
「……………………………………………………………」
僕は……ポケットから、スマホを取り出して、カメラのアプリを起動した。
「久島?久島?久島くーん?なにやってるのかなぁ?」
「あ、あの……久島くん?表情が変わってないけど、た、助けて欲しいなぁって」
カメラを向けて、ピントを合わせ……そして。
ピピッ、カシャ!
「「おい」」
「は!?ご、ごめん!!すぐ解くから!!」
「消さないと訴えるからね?」
「……はい」
「今迷った?ねぇ迷った!?本当に消して!!」
いや本当、何をしているんだ僕はと、壁にかけてあった鍵を使い、すぐに二人の拘束を解いたのだった。
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僕は、二人を引き連れて、とっととこの場を去る事した。二人を引き連れた僕に、ブラッディレインのメンバー達が、どうしたらいいのか分からないと、まだ意識を取り戻さない三鬼を介抱しており、ただ見逃すしかできないらしい。
僕は……多分この人が副リーダーかな?と思った、スーツを着た男に向かって言った。
「今日は何も無かった」
「え?」
「貴方達は、誰も攫わなかった……チーム内……うん、社長と社員の給与問題で揉めて、内輪揉めになって、社長が社員に殴られた……落とし所はそれがいいんじゃない?」
「あ、え?」
「嫌なの?」
「そうします!!」
あんたらも、ここまでしてやられて捕まったら店も面子も丸潰れだろう。なら、内輪揉めがあったで済ませるなら一番、着地地点としては被害がないと思うが、嫌ならこっちも色々やるけど……と提案すれば、副リーダーがビシィッと背筋伸ばして気をつけした。
「じゃあ、帰るね」
僕は副リーダーにそう言って、ブラッディレインを後にした。浦和くんも、もう一回引き金を引く余裕も無くないらしく、縋ったはずの先輩の無様な姿をただ見下ろすしかなかった。
そして……僕と比嘉出さんと東城さんで脱出してしばらく……通報された警察が、ブラッディレインに到着した。
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「しっかし、俺新聞なんて初めて買ったなぁ……しかも地方紙だぜ?読売やら朝日やらじゃなしに、見ろよこれ」
「有名になったね、浦和くんも……全国レベルじゃん」
「皮肉には過ぎるぞ、久島」
浦和くんによる拉致事件からしばらく、波浜新聞の一面を見ながら歩き、伊佐美くんは僕たちにその一面を見ろと見せつけた。
そこには、ブラッディレインへのガサ入れと、内部分裂による暴行、発砲事件が記事として書かれていた。
そして、浦和くんは発砲した犯人として逮捕されていた。かつての高校生YouTuberグループのメンバーが、反社に関わりあまつさえ発砲したという事件は地方どころか全国紙にも掲載され、ネットニュースにもなっていた。
その事件で今、マスコミが正門裏門にひしめき合っててんやわんやであった。元メンバーには被害がいってないのか?それこそ前池くんに、東城さん、比嘉出さんは?一番詰められるのでは?
それは心配無かった。
停学中の前池くんが、浦和くんから送られた攫う際の証拠の動画を持っていたから、それを見せてかつ会見にも出て自ら槍玉にあがり、自分たちはブラッディレインと関係は無く、浦和に脅されたと証言し、二人を守ったのだ。
だから、3人は『被害者』として扱われた。しばらくはマスコミがしつこいかもしれないが、反社との関係は無い事を世間に示せたのは、安心できると思われる。
今日も僕たちは、昼休みを体育館裏で静かに食事しながら過ごそうと歩いた。
「うん?」
「あ……」
そうして誰もいない筈の、体育館裏から……高校球児にジョブチェンジした前池翔太が出てきたのだった。前池くんは、僕を見つけて近づいてくるや、頭を下げた。
「すまん久島、ありがとう、あとは頼む」
「うん?」
お礼と、何かを託すような言葉、それだけ言い残して前池くんは立ち去った。
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「さぁ……」
何が言いたいのやらと伊佐美くんが目を細め、意図がわからないねと山城くんも首を傾げた。まぁ兎に角いつもの昼食をと、体育館裏を覗くと。
「あ、久島くん、皆も」
「え?比嘉出さん?」
比嘉出さんが居た、少し悲しそうな、しかし晴れやかな顔をしていた。
「何かあったの?こんなとこに来てさ……」
「えっと……うん、ちょっと前池くんに……」
あ……これやらかしたか、僕ら、体育館裏で男女でしかも関係持ちとかいかにもやんけと、僕は踵を返そうとした。
「待って、久島くん」
「え?あ、は、はい?」
「ちょっと、話をしたくて、いいかな……」
僕!?僕に単体で!?いや違う、『久島くん含めた四人』だよな、そうだよなと僕は伊佐美くんに目線を送った。
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「え!?」
「ぼ、僕も今日は、学食でお弁当食べよっかな」
「山城くん!?」
「俺も……今日は学食の野菜ニンニクアブラカラメマシマシラーメンの気分だから」
「そんなメニューが学食にあってたまるかぁ!?ちょ、3人とも!」
3人はそそくさ退散し、手元には伊佐美くんの菓子パンと紙パックミルクティーが入ったコンビニ袋、そして僕のタンパク質補給コンビニ飯が入った袋だけが残った。
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