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第三部 新たな己への旅路
大森林のエルフ編 第14話
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森の中の小さな家の前で。
男は足を止めてしばしたたずむ。
家の中から聞こえてくるのは、複数の人間が楽しそうに会話する声。
漏れ聞こえる笑い声に耳をそばだてる男の表情は無表情のまま。
……いや、ほんの少し。
わずかにではあるけれど、凍り付いたその表情に僅かなほころびが見えた。
幸せそうで楽しそうな……今まで、彼女のそんな声を聞いたことは無かった気がする。
彼女が生まれてから深い傷を負って里を出て行くまで、決して短くは無い時を共に過ごしたというのに。
彼の知る彼女は、真面目で礼儀正しく控えめで、己の感情を周囲に振りまくのを良しとしない女性だった。
唯一、幼なじみで友人の巫女には、彼に見せるよりも多彩な表情を見せていたように思う。
いずれ、己が手ひどく裏切られる事など、知る由も無いままに。
彼女はどうして自分を頼ってくれなかったのか、今でも時々思う事がある。
自分の気持ちを、彼女が知らないと言うことは無かっただろう。
自分は彼女を想っている事を、隠すことはしなかったから。
だが、彼女が彼の想いに応えることはなく、彼にすがって頼ることもしなかった。
ただひっそりと、彼女は里からその姿を消し、独りで生きていく道を選んだ。
彼のそっと差し出した手を取ることなく。
そうして、彼の想いは行き場をなくし、だが消えてなくなることもなく、ずっとずっと彼の胸の中にあり続けていた。
あった、はずだった。
かけがえのない大切なものなくしたような空虚な胸をかかえて、男は茫洋とした瞳で目の前の扉へと手を伸ばす。
己の訪れを告げ、穏やかで暖かな彼女の時間を壊すため。
彼女が手に入れたのであろう、大切で愛おしいなにかを奪い去るために。
そこに彼の意志など無い。
彼はただ操り人形のように、己に与えられた命令を忠実に果たすのみ。
扉に、手をかける。
漏れ聞こえる優しい会話。幸せそうな彼女の声。
……なにも感じないはずの胸の奥が、何故かきしり、と軋んだ気がした。
◆◇◆
シェズが用意してくれた朝食を綺麗に平らげて、ごちそうさま、と手を合わせる。
美味しかったと伝えれば、シェズは嬉しそうな顔を見せつつも、
「そうか? それはよかった」
すました口調でそう返す。
いそいそと、食後のお茶をカップに注ぎながら。
二人並んで、他愛ない話をしながらお茶を飲み干し、そろそろこれからの予定を話そうかというタイミングで、家の扉を誰かが叩いた。
雷砂とシェズは顔を見合わせて、
「お客さん、みたいだね?」
「こんな辺鄙な一軒家に客人とは珍しいな」
シェズは首を傾げつつ玄関へ向かう。
その途中で、己の獲物を手に取ることを忘れずに。
扉の正面に立たないように己の位置を調整しつつ、彼女は剣の柄に手をかけながら扉の向こうへ問う。
「人里離れたこのような場所へ何のご用か」
「……里の巫女様のご用命で伺った。扉を、開けていただけるだろうか?」
丁寧な口調のその声には、どこか聞き覚えがあった。
かつて住んでいた里の住人の声なのだから、聞き覚えがあっても当然なのだが、ただの知り合いというよりもう少し、親しい相手の声のような、そんな気がした。
「巫女様の? 彼女が私になにが用事があるなど、にわかには信じ難い話だな。私は随分と昔、すでに彼女から切り捨てられた者だ。そのような者に、どのようなご用件だろうか?」
「貴方本人への用事ではない。貴方の客人と、少々話をさせて欲しくてこうして足を運んだのだ。いい加減、この扉を開けてはくれまいか?」
「私の客人? 雷砂の事か?」
「名前は存じ上げないが、貴方の傍らの少年に用事があるのだ」
平坦な、感情を感じさせない声で、扉の向こうの相手は言い募る。
その内容に、シェズはちらりと雷砂の顔を伺った。雷砂はわずかに目を細め、それから素早く頷いた。
どういう手段で知ったのかは分からないが、相手はすでに雷砂の存在を知っている。
だが、詳細な情報は知らないようだから、雷砂の知り合いということはあり得ないだろう。
とぼけて雲隠れするという手も一瞬考えたが、それはシェズに迷惑をかける事になるかもしれない。
それは、雷砂の本意ではなかった。
雷砂の頷きを確認し、シェズは油断することなく慎重に扉に手をかけ、それから一息に開き……彼女は驚いたように目を見開いた。
扉の向こうにいたのは、声に聞き覚えがあると感じた通り、彼女が良く見知った相手だった。
かつて、もう少しシェズが若かった頃。顔に余分な傷が付くより少し前。
無邪気ともいえた娘時代に、ほのかに想いを寄せた相手がそこに立っていた。
「サファロ、どの?」
彼の名を呼び、自分の顔より僅か高いところにある彼の顔を見上げる。
それなりの年月を経たはずだが、彼の整った美貌は昔と少しも変わらない。
ただ、その表情だけが以前と違っていた。
かつてはいつも、穏やかで優しい笑みを浮かべていた彼の顔に、今は微笑みのかけらすら見つけることは出来ず。
表情を冷たく凍らせた彼は、まるで他人を見るような冷えた眼差しでシェズを見つめた。
二人はしばし、無言で見つめ合う。
もしかして、彼はかつての友人とよく似ただけの別人では無かろうか、そう思い始めた頃、ようやく目の前の男が重い口を開いた。
「久しぶりだな、シェズェーリア。早速で悪いが、そこの少年と話がしたい」
その言葉を受け、シェズは思う。
やはり彼は自分の知る人物のようだ、と。
知っているはずの人なのに、まるで他人を見ているような気持ちで、シェズは戸惑ったようにその顔を見つめた。
会わない間に彼になにがあったのか、どうしてこんなに変わってしまったのか、そんな思いが頭の中をうずまく。
だが、混乱するシェズを置き去りに、彼はその視線を雷砂へと転じた。
自分を見つめる、感情のしれない空洞のような瞳をじぃっと見つめ返し、そこに良くないものを感じ取った雷砂は僅かに眉間にしわを寄せた。
「オレと話、ね。いいよ。話そうか」
雷砂は慎重に相手の様子を伺いながら、向こうの求める答えを返す。
「シェズも、一緒でいいのかな?」
相手の出方を探るように問うと、
「いや、君と二人で話したい」
打てば響くように返事が返ってくる。
予想通りの応えに目を細め、雷砂はためらうことなく頷いた。
「分かった。いいよ。そうしよう」
「雷砂!?」
二人が話をするのであれば、当然己も立ち会うつもりだったシェズが、思わず悲鳴のような声を上げる。
雷砂はシェズの思っていた以上に大げさな反応に思わず目を瞬いて、それからその口元を柔らかく微笑ませた。
「大丈夫だよ、シェズ。話をするだけだし。こう見えて、オレ、意外と強いんだよ?」
危ないことになったりなんかしないから、心配しないで? ……不安そうなシェズを安心させるように、雷砂は言葉を重ねる。
それでも中々動き出そうとしないシェズの背中を押して扉の方へと向かい、
「そう言えばさっき、水くみにいこうって話をしたよね?水くみ、しておいでよ、シェズ。手伝えなくてごめんね?」
「いや、手伝いは別にかまわない。でも、雷砂……」
「大丈夫。シェズが水をくんで戻る頃には話も終わってるよ、きっと」
言いながら、雷砂は少々強引にシェズを扉の外へと押し出した。
そして、彼女に向かってにっこり微笑む。
「いってらっしゃい、気をつけてね?」
送り出しの言葉を告げて、雷砂はシェズの言葉を待たずに扉を閉めてしまう。
扉の向こうで、逡巡するようなシェズの気配。
でも、しばらくするとその気配も遠ざかっていくのが分かった。
雷砂はその気配が十分に遠くへ行くのを待ってから、ゆっくりと振り向き、シェズの知り合いらしい男の顔を見上げる。
長身の彼は、雷砂の知識の中のエルフらしい淡い色彩と整った容姿をしていた。
無表情に自分を見下ろすその人の、凍り付いたような目をじっと見つめ、
「お望み通り、二人きりだよ。さて、なにを話そうか? サファロ」
首を軽く傾けて問いかける。
サファロは、そんな雷砂を瞬き一つせずに見つめたまま、僅かに目を細めた。
美しい少年だ、と心のどこかで思う。
今はまだ幼いが、人の子の成長は早い。
あっという間に、シェズと似合いの一対になるだろう。
自分は立てなかった彼女の隣に、いつかこの少年は立つのかもしれない。
そう思ったら、胸のどこか奥の方がちくりと痛みを訴えた、そんな気がした。
男は足を止めてしばしたたずむ。
家の中から聞こえてくるのは、複数の人間が楽しそうに会話する声。
漏れ聞こえる笑い声に耳をそばだてる男の表情は無表情のまま。
……いや、ほんの少し。
わずかにではあるけれど、凍り付いたその表情に僅かなほころびが見えた。
幸せそうで楽しそうな……今まで、彼女のそんな声を聞いたことは無かった気がする。
彼女が生まれてから深い傷を負って里を出て行くまで、決して短くは無い時を共に過ごしたというのに。
彼の知る彼女は、真面目で礼儀正しく控えめで、己の感情を周囲に振りまくのを良しとしない女性だった。
唯一、幼なじみで友人の巫女には、彼に見せるよりも多彩な表情を見せていたように思う。
いずれ、己が手ひどく裏切られる事など、知る由も無いままに。
彼女はどうして自分を頼ってくれなかったのか、今でも時々思う事がある。
自分の気持ちを、彼女が知らないと言うことは無かっただろう。
自分は彼女を想っている事を、隠すことはしなかったから。
だが、彼女が彼の想いに応えることはなく、彼にすがって頼ることもしなかった。
ただひっそりと、彼女は里からその姿を消し、独りで生きていく道を選んだ。
彼のそっと差し出した手を取ることなく。
そうして、彼の想いは行き場をなくし、だが消えてなくなることもなく、ずっとずっと彼の胸の中にあり続けていた。
あった、はずだった。
かけがえのない大切なものなくしたような空虚な胸をかかえて、男は茫洋とした瞳で目の前の扉へと手を伸ばす。
己の訪れを告げ、穏やかで暖かな彼女の時間を壊すため。
彼女が手に入れたのであろう、大切で愛おしいなにかを奪い去るために。
そこに彼の意志など無い。
彼はただ操り人形のように、己に与えられた命令を忠実に果たすのみ。
扉に、手をかける。
漏れ聞こえる優しい会話。幸せそうな彼女の声。
……なにも感じないはずの胸の奥が、何故かきしり、と軋んだ気がした。
◆◇◆
シェズが用意してくれた朝食を綺麗に平らげて、ごちそうさま、と手を合わせる。
美味しかったと伝えれば、シェズは嬉しそうな顔を見せつつも、
「そうか? それはよかった」
すました口調でそう返す。
いそいそと、食後のお茶をカップに注ぎながら。
二人並んで、他愛ない話をしながらお茶を飲み干し、そろそろこれからの予定を話そうかというタイミングで、家の扉を誰かが叩いた。
雷砂とシェズは顔を見合わせて、
「お客さん、みたいだね?」
「こんな辺鄙な一軒家に客人とは珍しいな」
シェズは首を傾げつつ玄関へ向かう。
その途中で、己の獲物を手に取ることを忘れずに。
扉の正面に立たないように己の位置を調整しつつ、彼女は剣の柄に手をかけながら扉の向こうへ問う。
「人里離れたこのような場所へ何のご用か」
「……里の巫女様のご用命で伺った。扉を、開けていただけるだろうか?」
丁寧な口調のその声には、どこか聞き覚えがあった。
かつて住んでいた里の住人の声なのだから、聞き覚えがあっても当然なのだが、ただの知り合いというよりもう少し、親しい相手の声のような、そんな気がした。
「巫女様の? 彼女が私になにが用事があるなど、にわかには信じ難い話だな。私は随分と昔、すでに彼女から切り捨てられた者だ。そのような者に、どのようなご用件だろうか?」
「貴方本人への用事ではない。貴方の客人と、少々話をさせて欲しくてこうして足を運んだのだ。いい加減、この扉を開けてはくれまいか?」
「私の客人? 雷砂の事か?」
「名前は存じ上げないが、貴方の傍らの少年に用事があるのだ」
平坦な、感情を感じさせない声で、扉の向こうの相手は言い募る。
その内容に、シェズはちらりと雷砂の顔を伺った。雷砂はわずかに目を細め、それから素早く頷いた。
どういう手段で知ったのかは分からないが、相手はすでに雷砂の存在を知っている。
だが、詳細な情報は知らないようだから、雷砂の知り合いということはあり得ないだろう。
とぼけて雲隠れするという手も一瞬考えたが、それはシェズに迷惑をかける事になるかもしれない。
それは、雷砂の本意ではなかった。
雷砂の頷きを確認し、シェズは油断することなく慎重に扉に手をかけ、それから一息に開き……彼女は驚いたように目を見開いた。
扉の向こうにいたのは、声に聞き覚えがあると感じた通り、彼女が良く見知った相手だった。
かつて、もう少しシェズが若かった頃。顔に余分な傷が付くより少し前。
無邪気ともいえた娘時代に、ほのかに想いを寄せた相手がそこに立っていた。
「サファロ、どの?」
彼の名を呼び、自分の顔より僅か高いところにある彼の顔を見上げる。
それなりの年月を経たはずだが、彼の整った美貌は昔と少しも変わらない。
ただ、その表情だけが以前と違っていた。
かつてはいつも、穏やかで優しい笑みを浮かべていた彼の顔に、今は微笑みのかけらすら見つけることは出来ず。
表情を冷たく凍らせた彼は、まるで他人を見るような冷えた眼差しでシェズを見つめた。
二人はしばし、無言で見つめ合う。
もしかして、彼はかつての友人とよく似ただけの別人では無かろうか、そう思い始めた頃、ようやく目の前の男が重い口を開いた。
「久しぶりだな、シェズェーリア。早速で悪いが、そこの少年と話がしたい」
その言葉を受け、シェズは思う。
やはり彼は自分の知る人物のようだ、と。
知っているはずの人なのに、まるで他人を見ているような気持ちで、シェズは戸惑ったようにその顔を見つめた。
会わない間に彼になにがあったのか、どうしてこんなに変わってしまったのか、そんな思いが頭の中をうずまく。
だが、混乱するシェズを置き去りに、彼はその視線を雷砂へと転じた。
自分を見つめる、感情のしれない空洞のような瞳をじぃっと見つめ返し、そこに良くないものを感じ取った雷砂は僅かに眉間にしわを寄せた。
「オレと話、ね。いいよ。話そうか」
雷砂は慎重に相手の様子を伺いながら、向こうの求める答えを返す。
「シェズも、一緒でいいのかな?」
相手の出方を探るように問うと、
「いや、君と二人で話したい」
打てば響くように返事が返ってくる。
予想通りの応えに目を細め、雷砂はためらうことなく頷いた。
「分かった。いいよ。そうしよう」
「雷砂!?」
二人が話をするのであれば、当然己も立ち会うつもりだったシェズが、思わず悲鳴のような声を上げる。
雷砂はシェズの思っていた以上に大げさな反応に思わず目を瞬いて、それからその口元を柔らかく微笑ませた。
「大丈夫だよ、シェズ。話をするだけだし。こう見えて、オレ、意外と強いんだよ?」
危ないことになったりなんかしないから、心配しないで? ……不安そうなシェズを安心させるように、雷砂は言葉を重ねる。
それでも中々動き出そうとしないシェズの背中を押して扉の方へと向かい、
「そう言えばさっき、水くみにいこうって話をしたよね?水くみ、しておいでよ、シェズ。手伝えなくてごめんね?」
「いや、手伝いは別にかまわない。でも、雷砂……」
「大丈夫。シェズが水をくんで戻る頃には話も終わってるよ、きっと」
言いながら、雷砂は少々強引にシェズを扉の外へと押し出した。
そして、彼女に向かってにっこり微笑む。
「いってらっしゃい、気をつけてね?」
送り出しの言葉を告げて、雷砂はシェズの言葉を待たずに扉を閉めてしまう。
扉の向こうで、逡巡するようなシェズの気配。
でも、しばらくするとその気配も遠ざかっていくのが分かった。
雷砂はその気配が十分に遠くへ行くのを待ってから、ゆっくりと振り向き、シェズの知り合いらしい男の顔を見上げる。
長身の彼は、雷砂の知識の中のエルフらしい淡い色彩と整った容姿をしていた。
無表情に自分を見下ろすその人の、凍り付いたような目をじっと見つめ、
「お望み通り、二人きりだよ。さて、なにを話そうか? サファロ」
首を軽く傾けて問いかける。
サファロは、そんな雷砂を瞬き一つせずに見つめたまま、僅かに目を細めた。
美しい少年だ、と心のどこかで思う。
今はまだ幼いが、人の子の成長は早い。
あっという間に、シェズと似合いの一対になるだろう。
自分は立てなかった彼女の隣に、いつかこの少年は立つのかもしれない。
そう思ったら、胸のどこか奥の方がちくりと痛みを訴えた、そんな気がした。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
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