♀→♂への異世界転生~年上キラーの勝ち組人生、姉様はみんな僕の虜~

高嶺 蒼

文字の大きさ
144 / 545
第二部 少年期のはじまり

第百四十一話 精霊の愛し子④

しおりを挟む
※2017/11/1 内容を一部変更しました。


 深く、深くキスをする。
 そうしてキスをしながら、シュリは自分の中からアリアに向かって何かが流れていくのを感じていた。


 (……ふうん。魔力をあげるって、こんな感じなのか)


 シュリは思いながら、積極的にキスを続ける。
 気持ちがいいし、魔力を渡すことでの負担も特になかったから。
 アリアが放してくれないこともあり、結構な時間キスは続いて。このままずっと続くのかとぼんやりしてきた頭で思っていたら、ちゃあんと横槍が入った。


 「ずりーぞ!アリア!!」

 「そーだ、そーだ。独り占め禁止~~!!」

 「そ、そうだな。そろそろ、我らにも契約をさせて……いや、しかし、起きている主とキスか……ハードルが高いな」


 残りの三人の精霊達が口々に文句を言ってくる。
 それを受けてアリアは渋々シュリとのキスを切り上げて、恨みがましく三人を見上げた。


 「なんですの、三人して……せっかく気持ちよくなっていましたのに」

 「うっさい!お前ばっか気持ちよくなんな!」

 「そーだ、そーだぁ。横暴だぁ~~!!」

 「きっ、気持ちよく!?そっ、そぉかぁ……気持ちいいのかぁ……いいなぁ」


 赤い人と緑の人は、拳を振り上げて抗議をしている。
 後一人の茶色の人は、うらやましそうな顔をして指をくわえていた。
 シュリは、見た目はかっこいいい系でクールに見えるのに、なんだか純情発言を繰り返す茶色の人をちらりと見ながら、


 (……あの人は僕がリードしてあげた方が良さそうだなぁ)


 そんなことを思いつつ、さて次は誰だろうと三人の顔を見比べる。
 茶色の人はシャイそうだから、恐らく赤い人か緑の人か特攻してくると思うんだけど、と考えてると、予想通りに赤い人と緑の人が突進してきた。
 必死な表情でシュリに手を伸ばした二人の手がシュリに触れたのはほとんど同時。
 だが、ほんの少しだけ、赤い人が早かった。


 「「ど、どっち(だ)?」」


 問われたシュリは、ひいきをする理由もないので、素直に赤い人を指さす。


 「うおっしゃぁぁ!!アタシが先~~~!!」

 「うう~~~。じゃあじゃあ、イグちゃんの次は、今度こそうちだからね?」

 「へっへ~。情熱的なのをかましてくるからちょっと待ってろよ、シェル」


 赤い人はニヤリと笑って、シュリの前に立つ。
 そしてさっきのアリアと同じように膝をついて、シュリと目線をあわせてきた。


 「アタシもシュリって、呼んでいいか?主」

 「いいよ。主って呼ばれるような柄でもないしね?君の名前は?」

 「アタシは炎の精霊・イグニス。呼び方は好きにしてくれ」

 「わかった。イグニスって呼ぶね」

 「おう。じゃあ、早速本契約といくか?」

 「うん。イグニスの刻印はどこ?」

 「んっと、右手首の内側だな。赤いやつ」


 イグニスの言葉に頷いて、シュリは右手首の内側を上に向けた。
 そこにあるのは鮮やかな赤の刻印。


 「鳥さん?」

 「おう。可愛いだろ?」


 イグニスはにかっと笑い、それから少し照れたように目を泳がせた。


 「それにしてもよぉ、シュリ……」

 「ん?」

 「お前はノーパン主義なのか?なんつーか、目のやり場に困るんだけどよ」


 言われてシュリは、自分の体に目を落とす。
 着ぐるみを脱いでしまった今、シュリは生まれたままの姿……つまり、すっぽんぽんである。


 「えーっと、僕の趣味ではないんだけど、パンツがないからやむを得ず、って感じかなぁ。見苦しくてごめんね?」

 「や、見苦しいっつーか、むしろ動悸が激しいっつーか。で、でも、まあ、パンツがねぇなら仕方ねぇな!アタシも気にしないことにするぜ。んじゃ、始めるか!!」


 言いながら、イグニスは指先をシュリの右手首の内側に触れさせた。


 「炎の精霊、イグニスが再び誓いをたてる。我、シュリナスカ・ルバーノを主と認め、炎の力でシュリを守り戦い、常にお前の側にいることを誓うぜ!」

 「ん。許す」


 シュリの答えを合図に、右手首の刻印は鮮やかに赤く輝き、イグニスとの契約も無事に正式なものとなる。
 シュリはそれを確認して頷き、後はやっぱりキスなのかなぁと見上げれば、もうすぐ目の前にイグニスの顔が迫っていた。


 「んじゃ、キス!な?」


 そんな言葉を告げ、シュリの言葉を待たずに唇が押しつけられる。
 技巧的な意味で言えばアリアよりは少しつたない。
 だが、十分に情熱的なキスだった。
 炎の精霊らしい熱い舌をうけいれ、積極的に舌を絡める。
 そんなキスの合間に、もっとと言うように鼻をならすイグニスが可愛らしかった。

 顔立ちや口調は少年っぽいのに、そう言うところは女の子らしくて、そのギャップもいいなと思いつつ、イグニスとのキスもシュリは存分に楽しんだ。
 その後ろで、ヴィオラがヤキモキしている事など、気づきもせずに。
 そうして、無事に魔力を渡し終え、とろんとした赤い瞳のイグニスの頬を一撫でしてから、シュリは自分の番を今か今かと待っている緑の人に体を向けた。


 「お待たせ。えっと?」

 「うちは、シェルファ。風の精霊、だよ。よろしくね、シュリ!」


 屈託のない笑みに、シュリもまた微笑み返す。


 「うん。よろしく、シェルファ。で、シェルファの刻印はどこ??」

 「えっと~、たしか左手首の内側……」


 言われたシュリは、左の手首を差し出して内側を上に向ける。
 そこには緑色の刻印があって、それをみたシェルファがぱっと顔を輝かせた。


 「あっ、それそれ~!んと、契約しても、いい?」

 「うん。いいよ?」


 シュリが頷くと、待ってましたとばかりにシェルファの細い指先が伸びてくる。
 そして、シュリの顔をじぃっと見つめながら、


 「えーっと、風の精霊、シェルファがもう一度誓うよ。うちはシュリナスカ・ルバーノをご主人様にして、ずーっとずーっとシュリの側にくっついて離れないことを誓います!!」


 と何とも彼女らしい言葉で誓いを述べた。


 「うん。よろしくね。許す」


 シュリの言葉で刻印が緑に輝き、シェルファとの契約も無事に本契約となった。
 よし、これで三人とほっとしたのもつかの間、すごい勢いで飛びついてきたシェルファに唇を奪われた。
 嬉しくてたまらないとはしゃぐように押し付けられるシェルファの唇を微笑ましく思いながら、だんだんと慣れてきた魔力操作を駆使しつつ、シェルファの体に触れ合った部分を通して魔力を流してあげた。


 「シュリの魔力、すっごいねぇ……ふぃぃ……おなか、いっぱぁい」


 そう言って満足そうに唇を話したシェルファの頭を撫でてあげながら、シュリは最後の精霊の顔を見上げる。
 茶色の髪に茶色の瞳、チョコレート色の肌の大人っぽいその精霊さんは、どうしたらいいのか分からないと言うように、おどおどとシュリを見つめていた。
 そんな見た目とのギャップが可愛いなぁと思いつつ、シュリはにっこりと彼女に微笑みかける。
 その瞬間、チョコレート色の肌の色が濃くなったのは、きっと顔が赤くなったからだろうと思う。
 シュリはもう一度、シェルファの頭をよしよしと撫でてから、ゆっくりと最後の精霊の前に進み出た。


 「こんにちは」

 「こっ、こここここ、こんにちゅ……ったぁ!舌噛んだぁ!!」


 どうやらかなり緊張をしているようだ。
 ここは自分が頑張らないとと思いつつ、シュリは少しずつ、彼女との距離を積めた。
 だが、いかんせん身長差がありすぎる。


 「えーっと、だっこ」


 シュリは両手を広げて、だっこを要求した。
 そうでもしないと、彼女との距離は縮まりそうになかったから。
 緊張しきった様子の彼女は、他の三人のように膝をついてシュリと目線をあわせることも思いつかない様子だった。


 「だ、だっこ??」

 「うん。だっこ。……ダメ?」


 小首を傾げて、可愛らしくおねだりをする。
 これで落ちない女はいないといっても過言ではない、小さいうちしかできないであろう、現在のシュリの必殺技だった。
 当然、その効果が無いわけなく、茶色の人はおずおずとシュリに手を伸ばし、おそるおそるその小さな体を抱き上げた。


 「あ、主……」

 「ダメだよ。シュリって呼ばなきゃ。呼んでみて?」

 「う……どうしても?」

 「うん。どうしても」

 「わ、わかった……」


 茶色い人の肌の色がまた濃くなる。
 彼女の肌がもし白ければ、真っ赤な茹で蛸が出来上がっているに違いない。
 すーはーと深呼吸を繰り返す様子がまた可愛いと思いつつ、シュリはにっこり微笑んで促す。


 「シュリ、だよ」

 「……シュリ」


 蚊の泣くような声で、彼女がシュリの名前を呼ぶ。
 とてもとても、恥ずかしそうに。でも、すごく大切な相手を呼ぶように。
 シュリは、満足そうに微笑み、


 「うん。良くできました」


 と彼女の頭をそっと撫で、


 「じゃあ、次は自己紹介、だね?」


 そう言って、彼女の次の行動を促した。
 はっきり言って、他の三人の名前がわかった今、目の前の彼女の名前も判明はしている。
 でも、出来ることなら彼女の口から聞きたかったのだ。


 「わ、私は大地の精霊のグランスカ。主の……シュリの好きなように呼んでほしい」

 「ん。じゃあ、グラン。契約をすませちゃおうか。グランの刻印は左足、だね?このままで触れる?」

 「グ、グラン……シュリの声でそう呼ばれるのは、また格別だな……」

 「グラン?」

 「っ!こほん……もっ、もちろん、問題ないぞ?じゃ、じゃあ、はじめさせてもらう」


 名前を呼ばれてうっとりしていたグランは、シュリの呼びかけにはっとして、気を取り直すように咳払いをした後、片腕でシュリを抱いたまま、もう片方の手を器用にシュリの左足へのばした。
 そこに印されている、茶色の己の刻印へと。


 「我、大地の精霊、グランスカが再びの誓約を述べる。私のすべてを我が主、シュリナスカ・ルバーノに捧げ尽くすことを誓う。私の身も心も、すべてはお前のものだ」


 これで良いかと、シュリの様子をうかがうような、不安そうなグランの眼差しが愛おしい。
 シュリは微笑み、頷く。


 「もちろん、許す」


 その瞬間、グランの顔がぱああっと輝き、シュリの左足の刻印もそれに負けずに輝きを放った。


 「じゃあ、次はキスだね。魔力をあげるよ」

 「き、きす!?」

 「そうだよ、目を閉じて?」

 「い、いいいい、いや。私は、その、えっと、え、えんりょ……」


 する、と言い掛けたグランの頬に手のひらを当てる。
 そして、


 「他のみんなにもあげたんだから、もちろんグランにもあげるに決まってるだろ?僕はこう見えて、公正なご主人様を目指してるんだから、ね?」


 そうささやいて、目を泳がせるグランの返事を待たずに、彼女の唇を己の唇でふさいだ。

 キスの合間に抵抗する彼女の声を聞きながら没頭した結果、他の三人よりも遙かに長い時間キスをする事になってしまった。
 やっと満足して唇を離したときには、グランはシュリを抱きしめたまま、腰が砕けたように地面に座り込んでしまっていた。


 (あ……やりすぎた)


 そう思いつつ、とろんとした表情のグランの頬を撫でてあげる。
 そんな二人を、四組の瞳が非常にうらやましそうに見つめていることにも気づかないで。
 
しおりを挟む
感想 221

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

処理中です...