最強の建築家 ~ゲーム世界を探訪したかっただけなのに、トラウマを掘り起こしてくるから本気を……出したくない!~

まじつし

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第0章 神話に残る能力で

隠し通路

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 ジジっ、と鋭い電撃音がして、ソーラーパネルが起動した。

「ふー……」

 額の汗を拭って、天を仰ぐ。
 憎らしいほどの晴れ。そういや、ここに来てから悪天を見ていない。井戸水や地下水が豊富なのか、それともたまたま雨が降ってないだけなのか。
 いずれにせよ、こういう気候なら太陽光発電にはぴったりだ。

「やっぱり早いの~ぅ」

 間延びした声がした。振り向かず作業を続ける。

「これだけの速度があれば、どこでも大工が出来るじゃろ?」
「……みんな手抜き工事だと思うんじゃない?」

 俺の返答に、プラムは「確かにそうかもしれんなぁ」と、また気の入らない返事をした。

「……実は、下からは見えないように風力発電機も作って、『エネルギー供給の安定化』とかも考えてた」
「ほぉ、余裕じゃの」
「お詫びも兼ねて、前よりグレードアップして引き渡したほうがいいだろ」
「おお、そりゃもちろんじゃな!」

 威張った口調で同意するプラムに思わず小さく吹き出して、ちらりと後ろを見た。

「なんじゃ」
「これまで、停電になったことは?」
「テイデン? なんじゃそりゃ」

 そこは忘れてるのか。

「停電ってのは、エネルギー供給が足りなくなって、装置が使えなくなること」
「そんなことは一度もなかったぞ。お主が塔を吹っ飛ばすまでは」
「……そうか」
「だーかーらー! いちいちそんな顔をするでない! これくらいの軽口でヘコまれるワシの身にもなれ!」
「事実は事実だから」

 はぁ、と深いため息が聞こえた。

「とにかく、元の枚数以上にソーラーパネルが増えておるし、エネルギー不足になることはなかろう」
「……増えてる?」
「ああそうじゃ。お主が気を利かせてくれたんじゃろ?」
「いや、残骸から作っただけだから、増やしてはいないぞ」
「ほう……?」
「もしかして、倉庫の中に予備の太陽光パネルがあったとか?」
「かもしれんのう。ワシはよう知らんが……あとで施設係に聞いてみるとしよう」

 プラムは、ふいっと体を翻す。

「ささ! 次を見せとくれ!」

 そう言って、勝手に階段を下りていく。俺はすぐさま、そのあとを追った。

 1階下、塔の最上階には、大量の蓄電装置を並べて置いてある。
 崩落した塔の残骸から見つけられた金属で太陽光パネルを最大限作り、その残りで作れるだけ作ったのがこの蓄電装置だ。

「下から階段を上ってくるときにちらりと見えたが、改めて見ると壮観じゃのう……」

 その数、およそ20台。プレイヤー施設としてはやや小ぶりだが、現実になると圧迫感さえ覚える。

「どれだけ夜にエネルギーを使うのかは知らないけど、これだけあれば、ひとまずは十分だと思うよ」
「……これも、増えとるような気がするのう」

 蓄電機の数自体は設計図に書かれていなかった。もしかして、これもストックがあったのだろうか。

「まあ良いわ。これでまた灯りを使える~っ! 夜更かしし放題じゃ!」
「肌に悪いんじゃなかったのか?」
「それはそれ、これはこれじゃわい」

 俺は石段に腰を下ろし、プラムを見上げた。

「昼ごはんを食べたら、配電設備を直す。そしたら一気に塔全体に通電する」
「待ち遠しいのう」
「ちょっとお願いが」
「……なんじゃ、報酬とか言い出すなよ」
「言わないよ」

 俺のことをなんだと思ってるんだ。まったく……。

「停電後にエネルギー……『電気』が復旧すると、火事になることがある」
「なぬ!?」
「灯りに紙がくっついていたりすると、発熱して燃えて、火事になる」
「なるほど……」
「昼ごはんの前に、一度、電気を使っている製品の電源をすべて切っておいてほしい。それで、燃えやすいものがないかを確認して、通電後に再度電源を入れるように指示してほしいんだ」
「分かった。が……」

 プラムの顔が曇る。

「ほとんどの研究施設が、発電機のエネルギーを使っておる。そこは本だの記録用紙だの、燃えやすいものだらけじゃぞ」
「火事にならなければそれでいいんだ。全部捨ててって言ってるわけじゃない」
「……なるべく安全になるよう、配慮しよう」

 よろしく、と言って俺は目を閉じた。
 プラムが階段を下りていく軽い足音が、右側を通り過ぎて行った。

 これで、ほとんどの仕事は終わった。
 あとは、プラムと話していた『非常用の外階段』をどうするか。
 それと、もしかしたらあったかもしれない発電システム・蓄電装置の予備部品を作るかどうか。
 風力発電装置を作るかどうか。

 いずれも、1日あれば十分に終わる。

「どこでも大工ができる、かぁ……」

 ルグトニアに連れていかれたらどうなるんだろうな。
 賢者の丘にいる間はプラムが身元を保証してくれそうだが、ルグトニア領に戻ったら、きっと王都に連れていかれて……それで、どうなるんだろう。

 後頭部を石段に置いた。
 ひんやりと冷たい。
 やっぱり、ここはどうやら『現実』のようだった。



 ◇◇◇



 電気が点いた塔の中は、雰囲気ががらりと変わった。
 日の光が届かない位置に設置されていたステンドグラスは、どうやら後ろに電灯が仕込まれていたらしく、荘厳な絵を浮かび上がらせた。

「……お前、本当にスゴいな」
「何が」

 俺とミアは、ステンドグラスを見上げる位置に置かれたソファーに深々と座り込んで、腕を組んでいる。

「半日で塔を再建して、半日で発電施設を直すなんて」
「まあ……天才建築家なんでね」
「天才建築家は、建物を壊さない」

 ぎょっとして、彼女の顔を見た。
 ミアは、ステンドグラスを見上げたまま、表情を一つも変えていない。

「賢者様から聞いた。お前が塔に鉄の塊をぶつけたと」

 いつ聞いた? プラムは理由を説明したのか?
 ミアは、俺のことをどう思った?
 プラムとの思い出が詰まったこの建物を破壊した俺のことを――。

 色々な思考が一気に脳を支配して、めまいがする。
 冷や汗が、こめかみを流れ落ちていった。

「どう言い訳するのかと思っていたが、まさか『言わない』とは」

 だって? でも? それとも、『ごめんなさい』が先か?

「私は、塔を壊したお前を許さないつもりでいた。また、私の大切な何かを、獣人が奪っていったと思うと……」
「それは――」
「だが、塔を直したお前には、感謝しかない。そして、こんなに早く直してくれたお前のことを……尊敬している」

 ふっ、と、彼女の口元がほころんだ。

「このステンドグラスが、無事だったから、許すことにする」

 再び、俺はステンドグラスを見た。
 白いベールをまとった女性が、天に手を掲げ、光を集めている。
 その後ろには賢者の塔らしき建物があり、農民が畑を耕していた。

「……私が眠れないとき、賢者様はここで、ずーっとお話を聞かせてくれた。私と、賢者様の、大切な場所」
「お話……?」
「プレイヤー神話……このステンドグラスは、賢者の丘を作ったプレイヤーを描いているんだって」

 ミアの視線を感じる。

「……イツキって、お話に出てくる神様みたい。こんなに早く、なんでも建てられるなんて」
「違うよ」

 俺は首を横に振った。

「そんな神話世界の生き物、現代にいるわけないでしょ。俺は、ただの『天才建築家』」
「……なーんか」

 ミアが背もたれに体を預け、ソファーが後ろに沈む。

「天才って言われると、『そうだな』って言いづらい」
「そこは肯定してもらっていいんだけど」

 俺は立ち上がり、しっかりとミアの顔を見た。

「……黙ってて、ごめん」
「いいよ。言いづらいのは分かるし。それに、私が逆の立場でも、言えないと思う」

 ミアが、こちらに右手を差し伸ばした。

「ん」
「ん?」
「ん!」

 その眼差しに押されて、俺も右手を差し出す。
 彼女の手が、俺の手を掴む。柔らかくて、温かい手……。
 ミアは俺を利用して立ち上がると、いたずらに微笑んだ。



 ◇◇◇



 せっかくミアとも打ち解けてきたが、俺はそろそろ出ていく算段を付けなければならないだろう。
 今、俺が泊めてもらっている部屋は客間だ。ずっとそこで生活するわけにもいかない。
 何もせずにタダ飯を食い続けるのだって、誰も許しはしないだろう。

「どうした、暗い顔して」
「まあ……」
「……せっかく塔が直ったのに……やっぱり変な奴」

 コツコツと、石段を下りていく。
 これまでランプで照らされていた地下階段が、電灯で照らされて、明るく輝いて見える。

「……ん?」

 輝いて……? 石壁なのに?

「ミア」
「なに?」
「ここの壁、ちょっと色が明るくないか?」
「……確かに、そう見えなくもないけど……」

 それは、半地下とも言うべき高さの壁の一部。
 高さ1.5メートル、幅1メートルほどの区画だけが、ほんのり白みがかっている。
 俺は、そこに触れる。そして、すぐ隣、やや暗めの色になっている部分に触れる。

「……これ、普通の石じゃない」

 ランプの明かりだけでは暗すぎて気付けなかったが、ここの壁だけ、普通の硬い石じゃなくて、粘土質の軟石になっている。
 その証拠に、手で撫でただけで、その違いはハッキリ分かる。

「……ちょっと、部屋まで一緒に来てくれるか?」
「え、な、なんで……」
「図面を確認したい。ミアはこの建物に詳しいんだろ?」
「それはそうだけど……その……」

 ミアは少し戸惑ってから、「いいよ」と小さく言った。



 ◇◇◇



 以前プラムから預かった図面には、やはりあの壁のことは描かれていなかった。
 だが、気になるものを見つけることもできた。

「……なあミア、この部屋って」

 俺が指したのは、地下にある2つの部屋。
 ミアの頭の影が、図面に映り込む。

「こっちは、この部屋だろ? 元々地下牢として描かれている場所」
「うん……」

 俺の耳の影が、パタパタと動いた。

「じゃあ、こっちは?」
「こっちは……ん……?」

 地下牢の前にある廊下の奥に、小部屋が1つ描かれていた。
 図面上は『守衛室』となっており、どうやらこの地下牢を管理するための部屋だったようだ。

「今、この部屋ってどうなってる?」
「どうなって……分からない……私、ここ見たことない」
「……やっぱり変だな」
「何が?」

 俺は、視線を図面から離せなかった。

「守衛室が奥にあって、地下牢が階段のすぐそばなんておかしい。脱獄されたら、すぐに逃げられるじゃないか」
「……それくらい堅牢な檻があったんじゃない?」
「かもしれないけど、普通は入り口側に守衛室、奥が牢屋のはずだ。この図面だと逆になってる」

 俺は、ミアの顔を見た。

「守衛室に行ってみたいんだけど」

 ミアは困惑していたようだったが、俺に気圧されるように、おずおずとうなずいた。



 ◇◇◇



 目の前には、巨大な石壁があった。

「図面じゃ、まだ半分も来てない」

 行き止まりには絵画が飾ってある。
 石壁は、ほかの素材と同じように十分硬そうだ。

「……どう思う、ミア」
「どうって……」
「この図面は、この塔を建てたときの設計図だ。石の風化具合、変色具合を見ると、この壁はその時からあるような気がする。つまり……」
「つまり?」
「最初から、この図面通りに作られていないんだ」

 俺は、インベントリの中のピッケルを確認した。

「ミア……俺、壁を少し壊す」
「えッ!?」
「さっきの軟石の部分……あれは……」

 ロークラではよくやる『隠し部屋』を作るときの手段の1つだ。
 わざと色合いの違う壁を作っておいて、そこを削ると奥につながっているというもの。
 作った本人が見失わないようにするための工夫でもある。

「……あの先に、何かある気がする」
「賢者様に怒られるんじゃ……」
「……そうかもしれない。でも、知る必要がある気がする」

 俺は、ダッシュで引き返していく。

「あっ、ちょっとイツキ!」

 俺の推測は2パターン。

 1つ。
 ロークラのゲーム中ではこの図面通りに塔が組み上げられていたが、『現実化』する直前に今の構成、つまり守衛室を廃止して埋め、元牢屋だった部屋を客間に改装したというもの。
 これなら、石の風合いがほかの石壁と同じ理由がわかる。
 埋めた場所が軟石の素材になっているのは納得がいかないが、たまたま素材不足だったのかもしれない。

 2つ。
 もともとあの図面は、一部がでたらめだったというもの。
 この場合、最初から俺が寝泊まりしている部屋は客間として作られており、『元守衛室』なる部屋は存在しない。
 図面と壁色の違いに気付いた人間だけが、その奥に行ける隠し部屋が作られている……のかもしれない。

 別に、何もなければ何もないままでいい。
 軟石の前で、ピッケルを振る。

「はぁっ、ちょっと、イツキ……ッはぁ……足速い……走ることないでしょ……」

 簡単に、軟石の壁が崩れる。その奥に……。
 ぶわっ、と、ホコリ臭い風が、俺とミアの間を通り抜けていった。

「……通路」

 俺は、吸い込まれるようにその中へと身を潜り込ませる。

「あっ、ちょっと待って……」

 ミアもその後ろから追いかけてくる。
 いつか誰かが来ることを想定してあったのか、隠し通路には煌々と電灯が点っていた。
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