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芳川 円 Yoshikawa Madoka バイト先で

第4話

　ガチャ

「あ、いい感じに仕上がってんじゃん」
「ん、んんーっ」

　私の声はかれはてちゃった。喘ぎすぎてもう、カスカスな声。ようやく口の中のものをとってもらい自由に話せる。といっても意識はないけど。

「ねぇ、俺のもぐもぐしてくれる？」
「・・・しゅるっ」
「芳川くん、いいねぇ」
「はやく、ちんこちょうだい？」

　私はあいつのものにしゃぶりつく。
　もう、私はどこにもいない。私はいない。ワタシハイナイ。

「じょーずじょーず！」

　店長は私の頭を押さえて強く抑えつける。
　喉まであそこが届いて息が苦しくなる。

「ちゃんとぜーんぶもぐもぐごっくんしてね？」

　じゅぽぽぽ

　苦くて熱いものが入ってくる。大量で吐き出したくなる。だけどガマンしてのみこむ。でもむせてしまう。キモチワルイ。

「いいねぇ」

カチッ

　ブブブブブブブブ

　また動きが再開する。

「あひっひひ、ね、ね、ねぇーー、も、まどかあ、だめなるっ」
「俺のちんこ挿れてもいい？」
「はやくっ、いれてぇっっ！！！」
「前と後ろどっちがいい？」
「わかんないっっ！！！」
「んじゃ、両方！」

　そう言ってまずは前の方に挿入してきた。

「ぐはあっっっ！！」」
「いいよ、いい声！初めてって感じ！」

　痛い、痛いっ！血の匂いが充満する。
　本当、おかしくなるっ、もう、やだあっ。

「気持ちいい？」
「もっとおっ、うごかしてえっ！まどかをっおかしくしてぇっ！！！」

　目が逆さまになってる気がする。視界がぐるんぐるんとおかしくなっている。

「おらおらおらっ！！どうだ？おらっ！」

　奥まで激しく突いてくる。

「あっあっあっあっ、てんちょのおちんこぉっ、いいよぉっ！！！あははっ！はひゃっ！」
「あーやべ、イク！」

　コポポ

　中に入ってくる。熱いものが。
　ちんこを抜き出した後でさえも、中に残った異物感は消えない。まだ中に入っている気がする。



コンコン

　ノック？ああ、もう仕事の時間か・・・。
　今日は何曜日だっけ？土曜日？学校なくてよかった・・・。

「チッ」

　わかりやすく店長が舌打ちする。

「もう、時間か、入れ！！」

ガチャ

　えっ?桜庭先輩？？？
　私は桜庭先輩の姿を見て、ようやく正気に戻った。
　私はなんてバカなことをしているんだろう・・・

「お、桜庭くんじゃあないか」
「店長、お時間です」
「また俺にやられたいの？」
「いえ、ただ時間を伝えに来ました」
「ま、いーや、お前より芳川くんの方がノリいいから」
「失礼します・・・」

　桜庭、先輩・・・