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5章~ひさめんとこのお母さんのお仕事~
その4
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「…あれ」
社長は書類を発見した。
「…まだあったのか…」
社長室から外の様子を見る。
「あー、すまないが、そこの君」
適当にそこら辺を歩いている社員に声をかける。
「あ、は、はい!なんですか社長」
「穂香を呼んでくれるか?仮眠室に居る筈だから、頼む」
「はい、今すぐに!」
仮眠室の前にたつ。正直に言うとかなり緊張している。
穂香さんと言えば社内で一番の美人でできる女として評判である。その上仕事は早いというまさに非の打ち所のない人物。それが穂香さん。
この会社に入ってから数ヶ月程度しか経っていないが噂はかなり耳に入っている。ただ、時々しか会社に来ないためレアキャラだとか呼ばれているとか。
まぁ、そんな人に会うために、今仮眠室の前にいる。
一度深呼吸をする。
「…よし!」
ドアに手をかけた。
ドアの向こう側には穂香さんは居なかった。いや、性格に言うと、居た。穂香さん、ではなく穂香お母さんの状態で。
「あ、あの…穂香…さん?」
「Zzz…」
返事がない、ただの屍のようだ。(死んでないけど)
「えっと、穂香さん…社長がお呼びですから…」
「Zzz…あと五年…」
「あ、はい。解りまし…五年!?」
思わずノリツッコミをする。
「Zzz…」
「…失礼します!」
布団をひっぺがした。
「すみません、起きてください、社長がお呼びです」
無礼を謝りながらも用件は伝える。
「やー…私のお布団返してぇ…」
涙目になりながら布団に手を伸ばす穂香。
「…」
一旦布団を置いて仮眠室を出る。
そして一言、
「誰だ今の」
「ごめんねぇ…私、どうにも眠くって…」
五分後(断じて五年後ではない)、なんとか穂香が目を覚ました。
「だ、大丈夫です…」
(この人にはこんな一面があるのか…)
あの硬派なイメージのある穂香さんの誰も知らない一面を見ることができたと思えば正直言ってかなり嬉しいことだ。
「で、社長が私を呼んでいる、でしたね、解りました。今すぐ向かいます」
突然お仕事モードに入る穂香。
「あ、はい」
その切り替えの早さに少し変な返事をしてしまった。
「…ふぅ」
緊張から解放された。
やっぱりかなり緊張してみたいだ、手汗もかなり出ている。
(でも、きっと僕が彼女と関わることは少ないんだろうな…)
と、思っていたその時、
ドタッ
何かが倒れる音がした。
「…まさか…ね?」
ドアを開けて様子を見る。案の定そこには穂香さんが、
「ほ、穂香さん!大丈夫ですか!?」
「ね…眠り足りないのぉ…」
「ほら!もう少しですから!頑張ってください!」
「やーん…連れてってぇ…」
「あぁ、はい!解りましたよ!」
穂香を担いで社長室まで運ぶ。
その二人を見送った社員がぼそりと呟いた。
「「「「「誰だ今の」」」」」
ユニゾンだった。
社長は書類を発見した。
「…まだあったのか…」
社長室から外の様子を見る。
「あー、すまないが、そこの君」
適当にそこら辺を歩いている社員に声をかける。
「あ、は、はい!なんですか社長」
「穂香を呼んでくれるか?仮眠室に居る筈だから、頼む」
「はい、今すぐに!」
仮眠室の前にたつ。正直に言うとかなり緊張している。
穂香さんと言えば社内で一番の美人でできる女として評判である。その上仕事は早いというまさに非の打ち所のない人物。それが穂香さん。
この会社に入ってから数ヶ月程度しか経っていないが噂はかなり耳に入っている。ただ、時々しか会社に来ないためレアキャラだとか呼ばれているとか。
まぁ、そんな人に会うために、今仮眠室の前にいる。
一度深呼吸をする。
「…よし!」
ドアに手をかけた。
ドアの向こう側には穂香さんは居なかった。いや、性格に言うと、居た。穂香さん、ではなく穂香お母さんの状態で。
「あ、あの…穂香…さん?」
「Zzz…」
返事がない、ただの屍のようだ。(死んでないけど)
「えっと、穂香さん…社長がお呼びですから…」
「Zzz…あと五年…」
「あ、はい。解りまし…五年!?」
思わずノリツッコミをする。
「Zzz…」
「…失礼します!」
布団をひっぺがした。
「すみません、起きてください、社長がお呼びです」
無礼を謝りながらも用件は伝える。
「やー…私のお布団返してぇ…」
涙目になりながら布団に手を伸ばす穂香。
「…」
一旦布団を置いて仮眠室を出る。
そして一言、
「誰だ今の」
「ごめんねぇ…私、どうにも眠くって…」
五分後(断じて五年後ではない)、なんとか穂香が目を覚ました。
「だ、大丈夫です…」
(この人にはこんな一面があるのか…)
あの硬派なイメージのある穂香さんの誰も知らない一面を見ることができたと思えば正直言ってかなり嬉しいことだ。
「で、社長が私を呼んでいる、でしたね、解りました。今すぐ向かいます」
突然お仕事モードに入る穂香。
「あ、はい」
その切り替えの早さに少し変な返事をしてしまった。
「…ふぅ」
緊張から解放された。
やっぱりかなり緊張してみたいだ、手汗もかなり出ている。
(でも、きっと僕が彼女と関わることは少ないんだろうな…)
と、思っていたその時、
ドタッ
何かが倒れる音がした。
「…まさか…ね?」
ドアを開けて様子を見る。案の定そこには穂香さんが、
「ほ、穂香さん!大丈夫ですか!?」
「ね…眠り足りないのぉ…」
「ほら!もう少しですから!頑張ってください!」
「やーん…連れてってぇ…」
「あぁ、はい!解りましたよ!」
穂香を担いで社長室まで運ぶ。
その二人を見送った社員がぼそりと呟いた。
「「「「「誰だ今の」」」」」
ユニゾンだった。
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