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アクアマリンの章
1. Ep-6.憂鬱な道
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馬車に乗りながらルゼリアは不安そうに外を見つめていた。もうすぐ離宮から王宮へ続く道へと入っていく。離宮は王宮から距離のある場所に建てられていて白い石畳の橋を渡って一度王宮に出なければ街に行く事は出来ない。殆ど離宮で過ごすルゼリアは離宮から離れる事を望んではいなかった。
いや、正確に言えば“離宮から王宮に出る道を通るのが嫌”なのだ。
王宮には父王や叔父が住んではいるけれど元老院と呼ばれる団体の竜達も国王に仕える為に居る。彼等はルゼリアを酷く嫌っていて出会う度に色々と言われてしまう。彼等の言葉はルゼリアを傷つけるもので幼い頃からのトラウマからか元老院の竜達の事を考えただけで動悸が激しくなる。
馬車にはルゼリアとシュネが乗っていた、アリシアは外で他の騎士と同じように馬に乗っている。深々と息を吐き出しながら王城を見つめるルゼリアをシュネは何も言わず見つめている。
アルヴァーニ王国の王城でもあるアクアノエルはとても美しい城だ。クリスタルで出来た城の一番高い尖塔からは豊富な水が溢れていて城全体に流れ落ちている。流れ落ちた水はそこから水路へと流れ都の隅々まで流れていく仕組みであり城の水が止まると都全体の水も止まってしまう程だ。美しい城を美しいとは思いながらも心はどんどん不安になっていく。
今から向かう場所はアルヴァーニ王国の西に位置する市外区と南に位置する貧民区の丁度中間だ。アルヴァーニ王国は東西南北でそれぞれ区が別れている。北東には貴族達の住む富裕区があり北西にはギルドや冒険者の為の宿が集まる市外区がある。南東には商人達が商売をする商業区があり南西には貴族よりも身分が低い者達が集まる貧民区に分かれている。
ルゼリアは貧民区と市外区の間に大きな医療施設を有していた。その医療施設では貧困層、富裕層、冒険者層など身分に関係なく無料で治療を受ける事が出来る。誰もが平等に傷を癒す事が出来る施設をルゼリアは元老院の反対を押し切って作り上げていた。
軍備関係に関しては全く手をつけなかったルゼリアだが傷ついた者達を癒す施設だけは充実させたいと日々奮闘し漸く出来たのが大型の医療施設である『癒しの大樹』だ。癒しの大樹にはルゼリアの説得や考え方に共感した何人かの優秀な医者が集まっていた。元々貧民区や市外区に住む民達は満足な医療を受けれない状態でもあった。
富裕区にもいくつかの医療施設は存在するがその殆どが高い医療費と身分の差別を行っていた。高い医療費が払えずに怪我を治療する事を諦め命を落とす者達も居てそを見てルゼリアはこのままではいけないと立ち上がったのだ。
普段怯えるようにしているルゼリアが初めて元老院の竜達に立ち向かっていた。医療を受けるにも膨大な費用を必要とする今の医療体制は止めるべきだと訴えたのだ。それは元々ルゼリアに対して反感を持っていた元老院や貴族達を敵意を与える事に繋がり元老院や貴族達はルゼリアの敵に回ってしまった。
最初こそ反感を持つものの富裕区であれば許可を出そう元老院は言い出していた。それをルゼリアは拒否して貧民区と市外区の中間でしかしないと宣言したのだ。富裕区にも貴族達が運営する医療施設が存在している。数で言えば十分な量の医療施設がありこれ以上富裕区で増やす意味などなかったのだ。逆に貧民区や市外区にある医療施設はそれこそ貧相で満足な薬さえも手に入れることができない有様だった。この二つの極端な差をなくしたくてルゼリアは貧民区と市外区に手を差し伸べたわけだ。
『無事に元老院の方々と顔を合わせる事無く王宮の外に出れたら良いのですが…………』
毎回タイミングが良いのか悪いのかルゼリアは元老院の竜達と顔を合わせてしまっていた。
その度にネチネチと嫌味を言われるのだ、王位継承者なのだから立場的にはルゼリアの方が上である事は間違いないのだが元老院達は長く王家に仕えている。それこそ先代の王から仕えている者も多くその発言力は大きい、立場的に上であってもルゼリアには太刀打ちできない状態だった。付け加えるならルゼリアは争いが嫌いな為に何か言われても言い返す事が出来ないというのも理由の一つではある。
早く王城を出たいと思いながらもルゼリアにはこの視察で絶対的に必要なものを受け取る必要がある為早く王城を出る事が出来ない。それは癒しの大樹で使う医療器具やその近くに建てられている孤児院への支援物資だ。
戦や病気で親を失った子供達が孤児院で暮らしている。それに必要な物資もルゼリアは手に入れていて少ないながらに孤児院の力になりたくて支援している状態だ。それを受け取ってその荷物の荷馬車を持って漸く王城を出る事が出来るのだ。先にも既にいくつかの荷物は運ばれているのだが用意するのに時間が掛かりルゼリア達が運ぶ事にしたのだ。
「ルゼリア様、お顔の色が良くありませんが酔いましたか?」
『いいえ。大丈夫です、ただ早く城を出れたら良いなと思っているだけです…………元老院の方々には出来れば会いたくないので』
ルゼリアにきつい物言いをする元老院を見ているシュネは早く通り抜けられれば良いですねと慰めている。
元老院の竜達とは城に出入りする全ての荷物が不正に扱われていないか、危険なものがないか確認する作業中に鉢合わせする事が多いく気が重いと思いながらも馬車は指定の場所へと到着した。外からトリノが馬車の扉を開けルゼリアに手を差し出した。その手を取ってゆっくりと降りると貴族が居ないかをさり気なく見渡す。今はルゼリア達以外は居ないようだ、時間が早い為だろう。そのまま物資の置かれている場所へと移動すれば荷物を管理する者達がルゼリアに頭を下げる。
「おはようございます、ルゼリア様、シュネ様、お荷物はこれで全てでございますね」
彼等にルゼリアは朝摘みの薬草を追加して欲しい事を告げる。
薬草は癒しの大樹では必要不可欠なものだ、それを理解している為に荷物を管理する者達は失礼しますと言って薬草の入った袋の口を開いて中を確認する。貴族出身ではない者達なのだろう、ルゼリアに嫌な視線を向ける事無く上等の薬草ですねと言ってすぐに袋の口を閉ざした。
「荷物に問題はありません、出る事を許可いたします、シュネ様、サインをお願いしても宜しいですか」
「わかりました、姫様、少しお待ちくださいませ」
頷いてからルゼリアはほっと息を吐き出した、シュネが戻ってくる前に馬車に乗っておこうと振り返ったルゼリアは嫌な存在を見つけて足を止め体を強張らせた。
いや、正確に言えば“離宮から王宮に出る道を通るのが嫌”なのだ。
王宮には父王や叔父が住んではいるけれど元老院と呼ばれる団体の竜達も国王に仕える為に居る。彼等はルゼリアを酷く嫌っていて出会う度に色々と言われてしまう。彼等の言葉はルゼリアを傷つけるもので幼い頃からのトラウマからか元老院の竜達の事を考えただけで動悸が激しくなる。
馬車にはルゼリアとシュネが乗っていた、アリシアは外で他の騎士と同じように馬に乗っている。深々と息を吐き出しながら王城を見つめるルゼリアをシュネは何も言わず見つめている。
アルヴァーニ王国の王城でもあるアクアノエルはとても美しい城だ。クリスタルで出来た城の一番高い尖塔からは豊富な水が溢れていて城全体に流れ落ちている。流れ落ちた水はそこから水路へと流れ都の隅々まで流れていく仕組みであり城の水が止まると都全体の水も止まってしまう程だ。美しい城を美しいとは思いながらも心はどんどん不安になっていく。
今から向かう場所はアルヴァーニ王国の西に位置する市外区と南に位置する貧民区の丁度中間だ。アルヴァーニ王国は東西南北でそれぞれ区が別れている。北東には貴族達の住む富裕区があり北西にはギルドや冒険者の為の宿が集まる市外区がある。南東には商人達が商売をする商業区があり南西には貴族よりも身分が低い者達が集まる貧民区に分かれている。
ルゼリアは貧民区と市外区の間に大きな医療施設を有していた。その医療施設では貧困層、富裕層、冒険者層など身分に関係なく無料で治療を受ける事が出来る。誰もが平等に傷を癒す事が出来る施設をルゼリアは元老院の反対を押し切って作り上げていた。
軍備関係に関しては全く手をつけなかったルゼリアだが傷ついた者達を癒す施設だけは充実させたいと日々奮闘し漸く出来たのが大型の医療施設である『癒しの大樹』だ。癒しの大樹にはルゼリアの説得や考え方に共感した何人かの優秀な医者が集まっていた。元々貧民区や市外区に住む民達は満足な医療を受けれない状態でもあった。
富裕区にもいくつかの医療施設は存在するがその殆どが高い医療費と身分の差別を行っていた。高い医療費が払えずに怪我を治療する事を諦め命を落とす者達も居てそを見てルゼリアはこのままではいけないと立ち上がったのだ。
普段怯えるようにしているルゼリアが初めて元老院の竜達に立ち向かっていた。医療を受けるにも膨大な費用を必要とする今の医療体制は止めるべきだと訴えたのだ。それは元々ルゼリアに対して反感を持っていた元老院や貴族達を敵意を与える事に繋がり元老院や貴族達はルゼリアの敵に回ってしまった。
最初こそ反感を持つものの富裕区であれば許可を出そう元老院は言い出していた。それをルゼリアは拒否して貧民区と市外区の中間でしかしないと宣言したのだ。富裕区にも貴族達が運営する医療施設が存在している。数で言えば十分な量の医療施設がありこれ以上富裕区で増やす意味などなかったのだ。逆に貧民区や市外区にある医療施設はそれこそ貧相で満足な薬さえも手に入れることができない有様だった。この二つの極端な差をなくしたくてルゼリアは貧民区と市外区に手を差し伸べたわけだ。
『無事に元老院の方々と顔を合わせる事無く王宮の外に出れたら良いのですが…………』
毎回タイミングが良いのか悪いのかルゼリアは元老院の竜達と顔を合わせてしまっていた。
その度にネチネチと嫌味を言われるのだ、王位継承者なのだから立場的にはルゼリアの方が上である事は間違いないのだが元老院達は長く王家に仕えている。それこそ先代の王から仕えている者も多くその発言力は大きい、立場的に上であってもルゼリアには太刀打ちできない状態だった。付け加えるならルゼリアは争いが嫌いな為に何か言われても言い返す事が出来ないというのも理由の一つではある。
早く王城を出たいと思いながらもルゼリアにはこの視察で絶対的に必要なものを受け取る必要がある為早く王城を出る事が出来ない。それは癒しの大樹で使う医療器具やその近くに建てられている孤児院への支援物資だ。
戦や病気で親を失った子供達が孤児院で暮らしている。それに必要な物資もルゼリアは手に入れていて少ないながらに孤児院の力になりたくて支援している状態だ。それを受け取ってその荷物の荷馬車を持って漸く王城を出る事が出来るのだ。先にも既にいくつかの荷物は運ばれているのだが用意するのに時間が掛かりルゼリア達が運ぶ事にしたのだ。
「ルゼリア様、お顔の色が良くありませんが酔いましたか?」
『いいえ。大丈夫です、ただ早く城を出れたら良いなと思っているだけです…………元老院の方々には出来れば会いたくないので』
ルゼリアにきつい物言いをする元老院を見ているシュネは早く通り抜けられれば良いですねと慰めている。
元老院の竜達とは城に出入りする全ての荷物が不正に扱われていないか、危険なものがないか確認する作業中に鉢合わせする事が多いく気が重いと思いながらも馬車は指定の場所へと到着した。外からトリノが馬車の扉を開けルゼリアに手を差し出した。その手を取ってゆっくりと降りると貴族が居ないかをさり気なく見渡す。今はルゼリア達以外は居ないようだ、時間が早い為だろう。そのまま物資の置かれている場所へと移動すれば荷物を管理する者達がルゼリアに頭を下げる。
「おはようございます、ルゼリア様、シュネ様、お荷物はこれで全てでございますね」
彼等にルゼリアは朝摘みの薬草を追加して欲しい事を告げる。
薬草は癒しの大樹では必要不可欠なものだ、それを理解している為に荷物を管理する者達は失礼しますと言って薬草の入った袋の口を開いて中を確認する。貴族出身ではない者達なのだろう、ルゼリアに嫌な視線を向ける事無く上等の薬草ですねと言ってすぐに袋の口を閉ざした。
「荷物に問題はありません、出る事を許可いたします、シュネ様、サインをお願いしても宜しいですか」
「わかりました、姫様、少しお待ちくださいませ」
頷いてからルゼリアはほっと息を吐き出した、シュネが戻ってくる前に馬車に乗っておこうと振り返ったルゼリアは嫌な存在を見つけて足を止め体を強張らせた。
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