557 / 805
14歳の助走。
鉄の街の答え。
朝段取りをし終えて、それぞれが持ち場へ散っていく頃だった。鍛冶場の梁の上から、煤で真っ黒な親方がどすんと飛び降りる。腕を組んで僕らをぐるりと見回し、声を張った。
「お前達はドワーフ心がわかるもの達だ。お前ら後に続くぞ」
その一言で、歯車に一気に油が回ったように街が加速した。やりすぎの始まりである。
規格工房では鋲打ちの音が高まり、半日で組めるはずの仮設骨組みが、午前のうちに三連アーチへ拡張された。試作室では小人たちが灯りの笠に反射板を足し、夜目にも眩しくない柔らかな光量に調整する。匠の間からは飾り梁が運び出され、エルフの若者が蔦の意匠を彫ってはめ込む。火の民は樽台の周りに火避けの土塁を築き、水竜人は給水路から臨時の水場を二つ引いた。獣人の力自慢は滑車の綱を引き、重い鉄枠を空に持ち上げる。ローランは腕章を巻き、露店と搬入口の導線を最短に切り替える。トーマスは安全の見張りを配置し、縄と手旗の合図を決めた。ストークは里親工房の若いのを呼び集め、腰掛け場に長椅子を増やしていく。リディアは樽を三種叩き分け、香る順、酔いの回り方、食の合わせまで看板に三行で書かせた。
「わらわの役は喧嘩を水で割ることじゃ。水は真ん中、酒は左右、よいな」
「了解です」とスキットル職人が胸を張る。
昼からは子どもたちの持ち場だ。耳箱の横に初めての「失敗帳」展示。折れた刃、潰れた鋲、曲がった軸……一つひとつに短い理由と次の工夫が書かれている。笑いながら読む大人の背中を、子どもが覗き込む。「失敗しても、直せばいいんだよ」と僕が言うと、親方が横でうんうん頷いた。
夕刻には舞台が立ち上がった。金床を並べた簡易ステージの脇に、歌の番札。反対側には「手の値」と「機械の値」を掲げた見本棚。段位札の大板も吊られ、初回七人の名が刻まれている。市場の女将連は鍋と釜を持ち込み、森の娘は香る葉のサラダを山盛りに。辛い豆の鍋、魚のゼリー寄せ、肉汁を受け止める固いパン。香りが重なり、光が重なり、鉄の街に祭りの輪郭が現れる。
陽が落ちる直前、最後の綱が結ばれ、最後の看板が上がった。誰ともなく拍手が起き、あちこちで肩が叩かれ、笑いが弾ける。親方がぼそりと言った。
「……感無量だ」
僕もうなずく。やりすぎだ。だが、ここではそれが正しい。
翌日。空は早起きの鉄色、空気は清んでいる。アールが舞台に立ち、胸の前で手を合わせて深く礼をした。
「鉄に感謝する日、始めます。今日ここにある道具、柱、鍋、鍵、釘。全部、誰かの手が作り、誰かの暮らしを守ってきました。ありがとうから、始めましょう」
短い。だが、届く言葉だった。金床が一斉に叩かれ、低い音が広場を満たす。リディアが杯を掲げる。
「まずは水で乾杯じゃ。長く働くには、長く生きねばならぬ」
水の杯が回り、次に酒。三種の酒が順に注がれ、樽台の前では水竜人が静かに水を差す。喉が笑い、目が柔らかくなる。
午前は匠の実演。玉鋼の親方が刃文の違いを見せ、小人の検査役がゲージを差し込み、エルフの研ぎが光を貼る。機械の帯では旋盤が瓶の口金を削り、規格値が板に刻まれる。段位札の前で若いのが胸を張り、落ちた二人は試作室の治具に群がる。笑いが起きるたびに、舞台の金床が拍子を取る。
昼は各種族の一皿の時間。辛い豆は列を作り、魚のゼリーは涼やかな目を引き、森の葉のサラダは香りで人を呼ぶ。肉汁パンは子どもに人気で、親方が皿を持って並ぶ姿に広場がどっと沸いた。耳箱の横では合唱が始まり、子どもたちが前に習った歌を短く重ねる。アールがうまく受け、曲を繋ぎ、次の案内へ滑らかに移していく。渉外の顔が育っていた。
午後、里親工房に募集した若者が舞台に呼ばれる。見知らぬ街で過ごした日々を、短い言葉で話す。「飯はうまい」「風呂は熱い」「困ったら戸を叩け」。拍手が起き、グラドが親指を立てる。ローランは時間の札を入れ替え、トーマスは縄の位置をこっそり調整し、ストークは人の流れを途切れさせない。カレルは共済の受付で忙しく、包帯と温いスープを手際よく配る。
日が傾く頃、最後の合唱。金床の音に、森の歌と炉の歌が重なり、広場の空が少しだけ赤く見えた。アールが深く礼をして締める。
「今日の『ありがとう』は、明日の仕事に変わります。また働いて、また感謝しましょう」
歓声と拍手。やりすぎなくらい盛り上がったが、片付けもやりすぎに速かった。縄が解かれ、樽が転がり、看板が包まれ、灯りが下ろされる。片付けの列は、組み立ての列と同じくらい美しかった。
祭りの終わりを見届け、僕らは鉄の街を発とうとした。陽炎隊が荷を括り、ナビが僕の肩に移り、リディアが名残惜しそうに樽を撫でる。そこで、背中にグラドの声が飛んだ。
「バァン、待て」
振り向くと、彼は顎で合図した。「おい、出せ」
工房の奥から、ごう、と低く響く車輪の音。真新しい馬車が引き出されてくる。黒鉄の骨組みに、積層木の肌。車体の要に鍛えた枠、要所にステンレスの金具。車輪は厚革で覆われた鉄輪、軸受けは僕の旋盤寸法、板ばねは火の民がしならせ、水竜人の水で最後の歪みを抜いてある。側面の底近くには、六種族標準の底印が控えめに刻まれていた。
「工業と手仕事の両立、だ」とグラド。「お前の馬車と同じ考え方で、街の答えを作った」
扉を開けると、内装はため息の出る造りだった。床は掃除しやすい板張り、壁には調理道具の標準ラック。天井には通気の路、窓は光を散らす彫り。小さな折り畳みの作業台、短い休憩用の腰掛けが三種の高さで備えられている。隅には小さな水場と、魔道具の火口、緊急時の医薬箱。要の部材には職人たちの名札が埋め木され、控えの紙袋には保証書が入っていた。
「どうだ、これが街の答えだ」
胸が熱くなった。言葉がうまく出ない。僕は扉の縁を撫で、床を叩き、最後にグラドの両手を握った。
「……ありがとう。大切に使う」
「使ってくれ」とグラドは笑う。「傷を増やせ。傷が誇りになる」
タウンハウス用の馬車は新しい馬車に入れ替えられ、積み荷は驚くほど自然に収まった。トーマスが車軸の鳴りを聞き、ローランが書類の棚を確かめ、カレルが共済の箱の位置を変え、アールが窓の開け方を覚え、ストークが緊急手順を貼る。リディアは内壁を一巡して頷いた。
「良き器じゃ。旅が楽しくなる」
僕らは御者台に上がり、グラドと街に手を振った。金床の音が遠のき、煙の匂いが薄れていく。後ろで新しい車体が小さく軋み、前で馬が鼻を鳴らす。ナビが肩で小さく鳴き、リディアが笑った。
「さて、次へ行こうぞ」
「うん。次の街でも、ありがとうから始めよう」
鉄の街は背に、道は前へ。やりすぎの仕事とやりすぎの友情が詰まった馬車に揺られながら、僕らはまた旅に出た。
「お前達はドワーフ心がわかるもの達だ。お前ら後に続くぞ」
その一言で、歯車に一気に油が回ったように街が加速した。やりすぎの始まりである。
規格工房では鋲打ちの音が高まり、半日で組めるはずの仮設骨組みが、午前のうちに三連アーチへ拡張された。試作室では小人たちが灯りの笠に反射板を足し、夜目にも眩しくない柔らかな光量に調整する。匠の間からは飾り梁が運び出され、エルフの若者が蔦の意匠を彫ってはめ込む。火の民は樽台の周りに火避けの土塁を築き、水竜人は給水路から臨時の水場を二つ引いた。獣人の力自慢は滑車の綱を引き、重い鉄枠を空に持ち上げる。ローランは腕章を巻き、露店と搬入口の導線を最短に切り替える。トーマスは安全の見張りを配置し、縄と手旗の合図を決めた。ストークは里親工房の若いのを呼び集め、腰掛け場に長椅子を増やしていく。リディアは樽を三種叩き分け、香る順、酔いの回り方、食の合わせまで看板に三行で書かせた。
「わらわの役は喧嘩を水で割ることじゃ。水は真ん中、酒は左右、よいな」
「了解です」とスキットル職人が胸を張る。
昼からは子どもたちの持ち場だ。耳箱の横に初めての「失敗帳」展示。折れた刃、潰れた鋲、曲がった軸……一つひとつに短い理由と次の工夫が書かれている。笑いながら読む大人の背中を、子どもが覗き込む。「失敗しても、直せばいいんだよ」と僕が言うと、親方が横でうんうん頷いた。
夕刻には舞台が立ち上がった。金床を並べた簡易ステージの脇に、歌の番札。反対側には「手の値」と「機械の値」を掲げた見本棚。段位札の大板も吊られ、初回七人の名が刻まれている。市場の女将連は鍋と釜を持ち込み、森の娘は香る葉のサラダを山盛りに。辛い豆の鍋、魚のゼリー寄せ、肉汁を受け止める固いパン。香りが重なり、光が重なり、鉄の街に祭りの輪郭が現れる。
陽が落ちる直前、最後の綱が結ばれ、最後の看板が上がった。誰ともなく拍手が起き、あちこちで肩が叩かれ、笑いが弾ける。親方がぼそりと言った。
「……感無量だ」
僕もうなずく。やりすぎだ。だが、ここではそれが正しい。
翌日。空は早起きの鉄色、空気は清んでいる。アールが舞台に立ち、胸の前で手を合わせて深く礼をした。
「鉄に感謝する日、始めます。今日ここにある道具、柱、鍋、鍵、釘。全部、誰かの手が作り、誰かの暮らしを守ってきました。ありがとうから、始めましょう」
短い。だが、届く言葉だった。金床が一斉に叩かれ、低い音が広場を満たす。リディアが杯を掲げる。
「まずは水で乾杯じゃ。長く働くには、長く生きねばならぬ」
水の杯が回り、次に酒。三種の酒が順に注がれ、樽台の前では水竜人が静かに水を差す。喉が笑い、目が柔らかくなる。
午前は匠の実演。玉鋼の親方が刃文の違いを見せ、小人の検査役がゲージを差し込み、エルフの研ぎが光を貼る。機械の帯では旋盤が瓶の口金を削り、規格値が板に刻まれる。段位札の前で若いのが胸を張り、落ちた二人は試作室の治具に群がる。笑いが起きるたびに、舞台の金床が拍子を取る。
昼は各種族の一皿の時間。辛い豆は列を作り、魚のゼリーは涼やかな目を引き、森の葉のサラダは香りで人を呼ぶ。肉汁パンは子どもに人気で、親方が皿を持って並ぶ姿に広場がどっと沸いた。耳箱の横では合唱が始まり、子どもたちが前に習った歌を短く重ねる。アールがうまく受け、曲を繋ぎ、次の案内へ滑らかに移していく。渉外の顔が育っていた。
午後、里親工房に募集した若者が舞台に呼ばれる。見知らぬ街で過ごした日々を、短い言葉で話す。「飯はうまい」「風呂は熱い」「困ったら戸を叩け」。拍手が起き、グラドが親指を立てる。ローランは時間の札を入れ替え、トーマスは縄の位置をこっそり調整し、ストークは人の流れを途切れさせない。カレルは共済の受付で忙しく、包帯と温いスープを手際よく配る。
日が傾く頃、最後の合唱。金床の音に、森の歌と炉の歌が重なり、広場の空が少しだけ赤く見えた。アールが深く礼をして締める。
「今日の『ありがとう』は、明日の仕事に変わります。また働いて、また感謝しましょう」
歓声と拍手。やりすぎなくらい盛り上がったが、片付けもやりすぎに速かった。縄が解かれ、樽が転がり、看板が包まれ、灯りが下ろされる。片付けの列は、組み立ての列と同じくらい美しかった。
祭りの終わりを見届け、僕らは鉄の街を発とうとした。陽炎隊が荷を括り、ナビが僕の肩に移り、リディアが名残惜しそうに樽を撫でる。そこで、背中にグラドの声が飛んだ。
「バァン、待て」
振り向くと、彼は顎で合図した。「おい、出せ」
工房の奥から、ごう、と低く響く車輪の音。真新しい馬車が引き出されてくる。黒鉄の骨組みに、積層木の肌。車体の要に鍛えた枠、要所にステンレスの金具。車輪は厚革で覆われた鉄輪、軸受けは僕の旋盤寸法、板ばねは火の民がしならせ、水竜人の水で最後の歪みを抜いてある。側面の底近くには、六種族標準の底印が控えめに刻まれていた。
「工業と手仕事の両立、だ」とグラド。「お前の馬車と同じ考え方で、街の答えを作った」
扉を開けると、内装はため息の出る造りだった。床は掃除しやすい板張り、壁には調理道具の標準ラック。天井には通気の路、窓は光を散らす彫り。小さな折り畳みの作業台、短い休憩用の腰掛けが三種の高さで備えられている。隅には小さな水場と、魔道具の火口、緊急時の医薬箱。要の部材には職人たちの名札が埋め木され、控えの紙袋には保証書が入っていた。
「どうだ、これが街の答えだ」
胸が熱くなった。言葉がうまく出ない。僕は扉の縁を撫で、床を叩き、最後にグラドの両手を握った。
「……ありがとう。大切に使う」
「使ってくれ」とグラドは笑う。「傷を増やせ。傷が誇りになる」
タウンハウス用の馬車は新しい馬車に入れ替えられ、積み荷は驚くほど自然に収まった。トーマスが車軸の鳴りを聞き、ローランが書類の棚を確かめ、カレルが共済の箱の位置を変え、アールが窓の開け方を覚え、ストークが緊急手順を貼る。リディアは内壁を一巡して頷いた。
「良き器じゃ。旅が楽しくなる」
僕らは御者台に上がり、グラドと街に手を振った。金床の音が遠のき、煙の匂いが薄れていく。後ろで新しい車体が小さく軋み、前で馬が鼻を鳴らす。ナビが肩で小さく鳴き、リディアが笑った。
「さて、次へ行こうぞ」
「うん。次の街でも、ありがとうから始めよう」
鉄の街は背に、道は前へ。やりすぎの仕事とやりすぎの友情が詰まった馬車に揺られながら、僕らはまた旅に出た。
あなたにおすすめの小説
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
最強魔法は生活魔法!? ~異世界ではモンスター退治も生活のうち~
gagaga
ファンタジー
神の気まぐれにより異世界へと転移した主人公田辺竜太(大学生)が生活魔法を駆使して冒険したり町の人と触れ合ったりする物語です。
なお、神が気まぐれすぎて一番最初に降り立つ地は、無人島です。
一人称視点、独り言多め、能天気となっております。
なお、作者が気ままに書くので誤字脱字は多いかもしれませんが、大目に見て頂けるとありがたいです。
ただ、敢えてそうしている部分もあり、ややこしくてすいません。(^^;A
ご指摘あればどんどん仰ってください。
※2017/8/29 連載再開しました!
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
【最終話執筆済完結保証】悪役令嬢の『影』に転生した俺、ポンコツな主の破滅を物理で無言回避させる
積野 読
ファンタジー
喋れない。触れない。警告できない。——それでも俺は、このポンコツ令嬢を死なせない。
ブラック企業で過労死した中間管理職・黒田忠司(34)が目覚めたのは、乙女ゲーム『月光のエトワール』の悪役令嬢ロゼリアの「影」の中だった。
声は出せない。主から10メートルも離れられない。光の強い場所では力が半減する。できるのは、物をほんの少しだけ動かすことだけ。
それでも——破滅フラグは待ってくれない。
ドレスの裾を引っ張り、シャンデリアを落とし、毒杯を弾く。影の全力の裏方工作で主の破滅をへし折るたび、なぜかロゼリアは「底知れぬ黒幕令嬢」として周囲に畏怖されていく。
情報の女帝。軍神。守護者。革命家。——全部、影のせい。
本人は何もしていない。
だが令嬢は知らない。自分の足元で、存在が薄くなりながら守り続けている者がいることを。
「いるなら、おやすみなさい」——その一言が、影のすべてを変えた。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
充実した人生の送り方 ~妹よ、俺は今異世界に居ます~
中畑 道
ファンタジー
「充実した人生を送ってください。私が創造した剣と魔法の世界で」
唯一の肉親だった妹の葬儀を終えた帰り道、不慮の事故で命を落とした世良登希雄は異世界の創造神に召喚される。弟子である第一女神の願いを叶えるために。
人類未開の地、魔獣の大森林最奥地で異世界の常識や習慣、魔法やスキル、身の守り方や戦い方を学んだトキオ セラは、女神から遣わされた御供のコタローと街へ向かう。
目的は一つ。充実した人生を送ること。