659 / 689
15歳の飛翔。
ナビも同行するよ。
しおりを挟む
昼、指令所に戻ると、ナビは食器棚のいちばん上で尻尾だけを小刻みに振っていた。目は半眼、そっぽを向いたまま。呼んでも、頬を寄せても、前足で「どいて」と押し返される。社交の季のあいだ、まともにかまってやれなかった報いだ。
まずは賄賂からだろう。乾いた小魚を皿に出し、温めた山羊乳を添える。……無視。ならば羽根根のオイルマッサージはどうだ。小瓶を掌で温め、翼の付け根を指の腹で丁寧に解していく。片耳がぴくりと動き、喉の奥で小さく鳴った気配。続けて顎の下、鼻筋から耳の後ろ、背骨の上をゆっくり。最後に秘密兵器、腹もふ。さすがに前足がぴしっと頬を叩いたが、本気の爪は出ていない。機嫌は……五分五分。
「ごめん。ずっと付き合わせてばかりだったな。明日からは朝と夜、ちゃんと時間を空けるよ」
そう言って額を寄せると、ナビはため息みたいな「ふにゃ」をひとつ。それから、こちらの頬に額をこつん。許してくれた合図だ。皿の小魚が半分消え、山羊乳の縁が小さく凹む。よし。
「それで、だ。今度……外国に行く」
地図を広げる。サテラージャ国、シトルウェル大公国、南域連合、カリム国、ミッソリーナ王国。港を結ぶ線を指で引いて見せると、ナビはするりと降りてきて、僕の指先に座った。尻尾を一周させて、海路の上にどすん。「にゃー」
行く、と言っている。目が真剣だ。翼猫は約束を曲げない。連れて行くなら、最初から連れて行く。僕は頷き、胸の奥で慎重さを引き締める。ナビの「本当の姿」を知っているのは、家族と青の技、陽炎隊の一部だけ。表向きは、あくまで僕の飼い猫だ。
「わかった。段取りは僕がつける。まずは外務の筋だな……マリエンティ伯爵に訊こう」
書き卓に座り、速文板に刻む。
『拝啓 マリエンティ伯 平素はお力添え痛み入ります。件名:親善大使一行における同行動物の可否について。私的な相談で恐縮ですが、私の飼い猫(名:ナビ)を随伴させたく、規程上の可否と必要書類、各寄港国の持ち込み条件をご教示願いたく存じます。船内は常時ケージ・胴輪で管理し、宿舎内以外での放しは致しません。鳴き声も少なく、衛生管理は徹底します。内々に数度ナビをご覧いただいた伯には、気性の穏やかさをご記憶かと。正式記載は「吉祥獣(随行)」等の扱いが妥当か、ご判断仰ぎます。取り急ぎお伺いまで 敬具』
送信。待つ間もナビのご機嫌取りは続く。廊下の端から端まで毛玉のねずみ玩具を投げ、追って、捕まえて、持ってくる遊びを十往復。羽根をひろげたい仕草を見て、吹き抜けの回廊に出て短い滑空を三回。縮小の輪を軽く撫で、輪の調子も確かめておく。吊り籠と旅用の柔らかキャリーも出して匂いを移す。ミザーリが笑いながら見守り、エメイラが「帰ったらこれ、続けなさいよ」と釘を刺す。
速文板が震えた。伯の返事は早い。
『拝復 件名了解。まず原則から。王命の親善大使は、随員・装備の編成を大使裁量で決め得るが、相手国の礼部・外務への事前通報と、船会社・港湾の規程順守が条件。同行動物は前例あり(猛禽一、猟犬二)。従って「可」。ただし三点条件を付す。
一 公式文書上の記載は「随員(飼猫)」。種別は「猫」。余計な美称は要らぬ。徽章付首輪を用意し、常に装着。
二 検疫記録:接種・寄生虫駆除・健康証明を王都獣医署で発行。船内はケージ管理、甲板は胴輪・短綱必須。宿舎も基本はケージ。礼場・謁見の間は「禁止」。例外は向こうが口を入れたときのみ。
三 寄港国の内規。シトルウェル・南域連合は書類で足りる。カリム国は香と食の場が多く、衛生官の目が厳しい。着前に当方で通報と調整を行う。
諸点、こちらで書式一式を整えよう。徽章首輪も作らせる。余談ながら、私はナビ殿の礼儀正しさを承知している。君のアトリエで膝に載せた記憶、今も温かい。同行を許可する。以上 マリエンティ』
ほっと息が出た。ナビに向き直る。
「よかったぞ、ナビ。伯が“許可する”って」
「にゃっ」
肩に飛び乗って、頭突き。翼の先で僕の頬をぽふんと叩き、喉の奥でごろごろが始まる。ミザーリが首輪の寸法を取り、エメイラが獣医署の手配に走る。ストークは旅装の目録に「猫用」を足した。砂箱小、砂ひと樽、替え敷物四、旅用食器、乾魚、羽根油、手入れ用の柔櫛。ミレイユは書類の作成欄に「随員(飼猫) ナビ」と書き足し、印紙の枚数を数える。
ただひとつ、釘を刺しておくことがある。僕はナビの額に指を当て、小声で言った。
「向こうでは……大きくなっちゃ、だめだ。家族と青の技、陽炎隊の一部以外には内緒だ。どうしてもの時は……合図を出す。いいね」
「んにゃ」
短く返事。約束の合図を二つ、三つ、確認する。もしもの時の走路、籠の置き場、甲板への出入口。エメイラがそれを図に起こし、ミザーリが護衛の動線を書き加えた。アインスは甲板見取り図に目印を打ち、フュンフは最寄りの医務室の位置を押さえる。全員の目配せが「了解」に揃う。
夕方、外務から書式一式が速文で届いた。徽章首輪の意匠はスサンの紋ではなく、小さな月桂と舵輪。金具は軽い銀という指定。ナビの喉元に当てると、彼女は少し首をかしげ、それから胸を張った。似合う。僕は一礼し、静かに言う。
「では、親善大使一行、随員・飼猫ナビ。王都で検印をもらいに行こう」
「にゃあ」
その夜は、約束通り、寝るまでずっと一緒だった。地図をたたみ、読みかけの本を閉じ、窓辺のクッションに並んで座る。外は秋の風。遠くで街の灯が揺れている。ナビの体温が腕に沿って重くなる。ごろごろがだんだん低く、長く伸びていく。僕は指先で首輪の徽章をつまんで、そっと囁いた。
「一緒に行こう。恥ずかしくない旅にしような」
返事は、喉の奥の、満ち足りた音。やがて静かな寝息に変わった。明日は伯爵にお礼状。王都に戻ったら一日目は獣医署で健康証明、港務で搬入申請。面倒ではあるが、でも今は、ナビの重みを腕に感じていたい。社交の季に溜めた分、取り返すように。翼猫の毛並みは、温泉の湯気みたいに、しっとりと手に馴染んだ。
まずは賄賂からだろう。乾いた小魚を皿に出し、温めた山羊乳を添える。……無視。ならば羽根根のオイルマッサージはどうだ。小瓶を掌で温め、翼の付け根を指の腹で丁寧に解していく。片耳がぴくりと動き、喉の奥で小さく鳴った気配。続けて顎の下、鼻筋から耳の後ろ、背骨の上をゆっくり。最後に秘密兵器、腹もふ。さすがに前足がぴしっと頬を叩いたが、本気の爪は出ていない。機嫌は……五分五分。
「ごめん。ずっと付き合わせてばかりだったな。明日からは朝と夜、ちゃんと時間を空けるよ」
そう言って額を寄せると、ナビはため息みたいな「ふにゃ」をひとつ。それから、こちらの頬に額をこつん。許してくれた合図だ。皿の小魚が半分消え、山羊乳の縁が小さく凹む。よし。
「それで、だ。今度……外国に行く」
地図を広げる。サテラージャ国、シトルウェル大公国、南域連合、カリム国、ミッソリーナ王国。港を結ぶ線を指で引いて見せると、ナビはするりと降りてきて、僕の指先に座った。尻尾を一周させて、海路の上にどすん。「にゃー」
行く、と言っている。目が真剣だ。翼猫は約束を曲げない。連れて行くなら、最初から連れて行く。僕は頷き、胸の奥で慎重さを引き締める。ナビの「本当の姿」を知っているのは、家族と青の技、陽炎隊の一部だけ。表向きは、あくまで僕の飼い猫だ。
「わかった。段取りは僕がつける。まずは外務の筋だな……マリエンティ伯爵に訊こう」
書き卓に座り、速文板に刻む。
『拝啓 マリエンティ伯 平素はお力添え痛み入ります。件名:親善大使一行における同行動物の可否について。私的な相談で恐縮ですが、私の飼い猫(名:ナビ)を随伴させたく、規程上の可否と必要書類、各寄港国の持ち込み条件をご教示願いたく存じます。船内は常時ケージ・胴輪で管理し、宿舎内以外での放しは致しません。鳴き声も少なく、衛生管理は徹底します。内々に数度ナビをご覧いただいた伯には、気性の穏やかさをご記憶かと。正式記載は「吉祥獣(随行)」等の扱いが妥当か、ご判断仰ぎます。取り急ぎお伺いまで 敬具』
送信。待つ間もナビのご機嫌取りは続く。廊下の端から端まで毛玉のねずみ玩具を投げ、追って、捕まえて、持ってくる遊びを十往復。羽根をひろげたい仕草を見て、吹き抜けの回廊に出て短い滑空を三回。縮小の輪を軽く撫で、輪の調子も確かめておく。吊り籠と旅用の柔らかキャリーも出して匂いを移す。ミザーリが笑いながら見守り、エメイラが「帰ったらこれ、続けなさいよ」と釘を刺す。
速文板が震えた。伯の返事は早い。
『拝復 件名了解。まず原則から。王命の親善大使は、随員・装備の編成を大使裁量で決め得るが、相手国の礼部・外務への事前通報と、船会社・港湾の規程順守が条件。同行動物は前例あり(猛禽一、猟犬二)。従って「可」。ただし三点条件を付す。
一 公式文書上の記載は「随員(飼猫)」。種別は「猫」。余計な美称は要らぬ。徽章付首輪を用意し、常に装着。
二 検疫記録:接種・寄生虫駆除・健康証明を王都獣医署で発行。船内はケージ管理、甲板は胴輪・短綱必須。宿舎も基本はケージ。礼場・謁見の間は「禁止」。例外は向こうが口を入れたときのみ。
三 寄港国の内規。シトルウェル・南域連合は書類で足りる。カリム国は香と食の場が多く、衛生官の目が厳しい。着前に当方で通報と調整を行う。
諸点、こちらで書式一式を整えよう。徽章首輪も作らせる。余談ながら、私はナビ殿の礼儀正しさを承知している。君のアトリエで膝に載せた記憶、今も温かい。同行を許可する。以上 マリエンティ』
ほっと息が出た。ナビに向き直る。
「よかったぞ、ナビ。伯が“許可する”って」
「にゃっ」
肩に飛び乗って、頭突き。翼の先で僕の頬をぽふんと叩き、喉の奥でごろごろが始まる。ミザーリが首輪の寸法を取り、エメイラが獣医署の手配に走る。ストークは旅装の目録に「猫用」を足した。砂箱小、砂ひと樽、替え敷物四、旅用食器、乾魚、羽根油、手入れ用の柔櫛。ミレイユは書類の作成欄に「随員(飼猫) ナビ」と書き足し、印紙の枚数を数える。
ただひとつ、釘を刺しておくことがある。僕はナビの額に指を当て、小声で言った。
「向こうでは……大きくなっちゃ、だめだ。家族と青の技、陽炎隊の一部以外には内緒だ。どうしてもの時は……合図を出す。いいね」
「んにゃ」
短く返事。約束の合図を二つ、三つ、確認する。もしもの時の走路、籠の置き場、甲板への出入口。エメイラがそれを図に起こし、ミザーリが護衛の動線を書き加えた。アインスは甲板見取り図に目印を打ち、フュンフは最寄りの医務室の位置を押さえる。全員の目配せが「了解」に揃う。
夕方、外務から書式一式が速文で届いた。徽章首輪の意匠はスサンの紋ではなく、小さな月桂と舵輪。金具は軽い銀という指定。ナビの喉元に当てると、彼女は少し首をかしげ、それから胸を張った。似合う。僕は一礼し、静かに言う。
「では、親善大使一行、随員・飼猫ナビ。王都で検印をもらいに行こう」
「にゃあ」
その夜は、約束通り、寝るまでずっと一緒だった。地図をたたみ、読みかけの本を閉じ、窓辺のクッションに並んで座る。外は秋の風。遠くで街の灯が揺れている。ナビの体温が腕に沿って重くなる。ごろごろがだんだん低く、長く伸びていく。僕は指先で首輪の徽章をつまんで、そっと囁いた。
「一緒に行こう。恥ずかしくない旅にしような」
返事は、喉の奥の、満ち足りた音。やがて静かな寝息に変わった。明日は伯爵にお礼状。王都に戻ったら一日目は獣医署で健康証明、港務で搬入申請。面倒ではあるが、でも今は、ナビの重みを腕に感じていたい。社交の季に溜めた分、取り返すように。翼猫の毛並みは、温泉の湯気みたいに、しっとりと手に馴染んだ。
10
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されて森に捨てられた悪役令嬢を救ったら〜〜名もなき平民の世直し戦記〜〜
naturalsoft
ファンタジー
アヴァロン王国は現国王が病に倒れて、第一王子が摂政に就いてから変わってしまった。度重なる重税と徴収に国民は我慢の限界にきていた。国を守るはずの騎士達が民衆から略奪するような徴収に、とある街の若者が立ち上がった。さらに森で捨てられた悪役令嬢を拾ったことで物語は進展する。
※一部有料のイラスト素材を利用しています。【無断転載禁止】です。
素材利用
・森の奥の隠里様
・みにくる様
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる