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幼少時代。
ナミリア様と遊ぶ。
「お母様、これ、美味しい。いっぱい食べるの」
「うふ。うれしいわ」
「おかわりをお持ちしました」
ナイスミドルさんがお辞儀して、メイドさんが料理を持ってくる。
「うむ。やっぱり美味いな。レイ、一口食べてみるか?」
「はい。失礼して……なるほどこれは新しくて美味しいですな。王国最年少でAランクをとっただけの事はあります」
「これはパーティ料理の目玉になるな」
「左様で」
「ちょっとした軽食にも良いかもだわ」
「おいしー」
ご領主様様もナミリア様もおかわりを食べ切った。
「次はこちらを食べてみよう。スサンオウトールだったか?」
「うん!スサンオウトール」
「頂くわ」
「おいしそー」
「んふー。どうぞー」
ご一家はポテトチップならぬスサンオウトールに口をつける。やっぱり最初の一口で驚いていた。
「うん。表現できないがこれも美味い。これは色々な場面で使えそうだ」
「りょーしゅさま、おさけ、あうよ」
「うん。合いそうだな」
「ねえねえ、リョウ、こちらはどうしてこうやれば美味しいと思ったの?」
「んー。お芋、食べて思ったの」
「それだけで?」
「うん!」
「ねえ、あなた。この子凄い子ね。私、気に入っちゃったわ」
「そうだろう。私もこの子を気に入っている」
「おいしー。リョウ、これおいしーね」
「良かった。ナミリアさま」
ふふふ。僕は様付けも覚えたんだよ。
「ナミリア!」
「んふー。ナミリア!」
「はい!」
「ナミリア、もっと食べる?」
「うん。リョウと、お部屋で、食べるの」
「僕、ダメだよ。お部屋、入れない」
「お母さま!」
「ダメよ。リョウが困ってるじゃない」
「うー」
「ははは。ナミリアもリョウが気に入っているようだ」
ナミリア様はご領主様の事を上目遣いで見ている。
「ダメ?」
「だーめ」
「ダメ?」
「だーめ」
「うー」
ご領主様とナミリア様、仲良いみたいね。
「さて、結論を出そうか。レイアム、どうだ?」
「あなた、これは是非名産にすべきと思うの。国王様に献上しても通ると思うわ」
「そうだな。私もそう思う。というわけでリョウ、これを名産品と認め、特別な看板をつける事を許そう」
「ありがと。お願いします」
「うん。それからこれは国王に献上する。リョウは聖別式前だから旅はできない故、ハッセルエン、名代として今度の社交シーズンに王都に同行してくれ」
「かしこまりました」
「それからな、ハッセルエン。この子をたまに城に連れてきてくれ。私も妻もこの子を気に入っている。スケジュールの方はレイに聞いてくれ」
「かしこまりました」
「リョウ、城に顔を見せろよ」
「わかった!」
「以上だがレイアム、他にはないか?」
「はい」
「お母さま、リョウ、お友達、だめ?」
「リョウに聞いてみなさい」
「リョウ、お友達、だめ?」
ええと、良いのかなぁ。まあ良いか。
「うん。お願いします」
「やったー!リョウ、あのね、お部屋、行くの」
「それ、ダメ。若い男、女の子、お部屋、一緒ダメなの」
「うー」
「ごめんね」
ご領主様夫妻はくすくす笑っている。
「うー。あ!リョウ、お城、案内する!」
「えぇー。どうしよ?お父さん」
「うーん」
お父さんも困っている。
「あははは」
「うふふふ」
ご領主様夫妻は笑っている。なんとかして下さい。
「ナミリア、リョウと遊びたいか?」
「はい!」
「そうか。私は仕事があるから無理だがレイアム、付き合ってやってくれるか?」
「ええ。良いわ」
「レイ。よろしく頼むぞ」
「かしこまりました。ハッセルエン様、しばらくリョウ様をお預かりします」
「はい」
「ハッセルエン様を控えの間に」
「はい」
侍従が来てお父さんは連れてかれた。
「さて、リョウよ。また会おうぞ」
「うん!」
「それではな」
「ありがと」
ご領主様は僕の頭をなでなでして食堂を出て行った。
「ナミリア、どこに案内するの?」
「ぶきこー」
「あなた本当に武器庫が好きね」
「ナミリア、きしの武器?」
「はい!きし、好き?」
「うん。お爺様、きし」
「ふーん。いいね!」
「お父さま、ご領主様、良いよ?」
「はい!お父さま、お願い、きし、なるの」
「ええ?」
「きし、よろい、着るの」
「いいねー」
「はい!リョウ、ぶきこ、行く、着いてきて」
「わかったー」
ナミリア様が先行して、僕が後をついていく。その後ろがレイアム様だ。その後ろをナイスミドルさんが付いてくる。ナミリア様はしきりに話しかけてくる。半分以上言ってる事がわからないが、話を聞いてあげる。
女の子の話は遮ったらダメだと、前世の会社の同僚のモテ男が言っていた。
ぺちゃくちゃと話をしながら角を何回か曲がるとナミリア様が止まってドアを一生懸命開けようとしている。届いてないよ。僕はナイスミドルさんに助けを求める。
「お願いします!」
「かしこまりました」
ドアを開けてもらうと中には武器がいっぱいだった。
「これ、ぶき」
「うん、すごいねー」
ナミリア様は僕の手をとり引っ張って連れていく。
「これみてー」
そこには立派なフランベルジュが置いてあった。
「これ、すごいねー」
「大きくなったら、これ持つの」
「女の子、きしなるの?」
「なるの」
「すごい」
「リョウ、何やる?」
「まじゅつし」
「すごいねー」
「うんー。うちにまじゅつしいるの」
「お城にもいるー」
「そうかー」
「リョウ、これうぉーはんまー」
「おっきいねー」
「これももつの」
「これは?これ似合うよ?」
「これれいぴあ」
「これも似合うよ?」
「それみどるそーど」
「名前知ってる、すごいね?」
「ふふー」
その後、色々と武器の紹介があった。本当に武器が好きな子だな。フレドに紹介したいわ。
そのあとナミリア様がトイレ行くというので僕もついでに行ってから、テラスに案内された。庭園が見えている。お花がいっぱいだ。いつのまに用意したのかお茶が運ばれてきた。ナミリア様はひたすら話かけてくる。レイアム様はにこにこと見ている。
「ねえねえ、リョウ、お城、すむの?」
「家、セス大通りだよ」
「セス大通りどこ?」
「商業区わかる?」
「わかんない。とおい?」
「とおいかなー」
「やなの。近くすむのー」
「ええ?僕、おうち、仕事してるの。近く、ダメ」
「じゃあ、ナミリア、近くすむのー」
「ダメ。ナミリア、お城、出る、ダメ」
「うー」
「明日、来る?」
「わかんない。また来る」
「うー」
「毎日くる?」
「毎日、こない、でも来る」
「約束」
「うん。約束」
ナミリア様と約束してしまった。お父さん、僕はしばらくはお城通いをしなければならないようです。
「うふ。うれしいわ」
「おかわりをお持ちしました」
ナイスミドルさんがお辞儀して、メイドさんが料理を持ってくる。
「うむ。やっぱり美味いな。レイ、一口食べてみるか?」
「はい。失礼して……なるほどこれは新しくて美味しいですな。王国最年少でAランクをとっただけの事はあります」
「これはパーティ料理の目玉になるな」
「左様で」
「ちょっとした軽食にも良いかもだわ」
「おいしー」
ご領主様様もナミリア様もおかわりを食べ切った。
「次はこちらを食べてみよう。スサンオウトールだったか?」
「うん!スサンオウトール」
「頂くわ」
「おいしそー」
「んふー。どうぞー」
ご一家はポテトチップならぬスサンオウトールに口をつける。やっぱり最初の一口で驚いていた。
「うん。表現できないがこれも美味い。これは色々な場面で使えそうだ」
「りょーしゅさま、おさけ、あうよ」
「うん。合いそうだな」
「ねえねえ、リョウ、こちらはどうしてこうやれば美味しいと思ったの?」
「んー。お芋、食べて思ったの」
「それだけで?」
「うん!」
「ねえ、あなた。この子凄い子ね。私、気に入っちゃったわ」
「そうだろう。私もこの子を気に入っている」
「おいしー。リョウ、これおいしーね」
「良かった。ナミリアさま」
ふふふ。僕は様付けも覚えたんだよ。
「ナミリア!」
「んふー。ナミリア!」
「はい!」
「ナミリア、もっと食べる?」
「うん。リョウと、お部屋で、食べるの」
「僕、ダメだよ。お部屋、入れない」
「お母さま!」
「ダメよ。リョウが困ってるじゃない」
「うー」
「ははは。ナミリアもリョウが気に入っているようだ」
ナミリア様はご領主様の事を上目遣いで見ている。
「ダメ?」
「だーめ」
「ダメ?」
「だーめ」
「うー」
ご領主様とナミリア様、仲良いみたいね。
「さて、結論を出そうか。レイアム、どうだ?」
「あなた、これは是非名産にすべきと思うの。国王様に献上しても通ると思うわ」
「そうだな。私もそう思う。というわけでリョウ、これを名産品と認め、特別な看板をつける事を許そう」
「ありがと。お願いします」
「うん。それからこれは国王に献上する。リョウは聖別式前だから旅はできない故、ハッセルエン、名代として今度の社交シーズンに王都に同行してくれ」
「かしこまりました」
「それからな、ハッセルエン。この子をたまに城に連れてきてくれ。私も妻もこの子を気に入っている。スケジュールの方はレイに聞いてくれ」
「かしこまりました」
「リョウ、城に顔を見せろよ」
「わかった!」
「以上だがレイアム、他にはないか?」
「はい」
「お母さま、リョウ、お友達、だめ?」
「リョウに聞いてみなさい」
「リョウ、お友達、だめ?」
ええと、良いのかなぁ。まあ良いか。
「うん。お願いします」
「やったー!リョウ、あのね、お部屋、行くの」
「それ、ダメ。若い男、女の子、お部屋、一緒ダメなの」
「うー」
「ごめんね」
ご領主様夫妻はくすくす笑っている。
「うー。あ!リョウ、お城、案内する!」
「えぇー。どうしよ?お父さん」
「うーん」
お父さんも困っている。
「あははは」
「うふふふ」
ご領主様夫妻は笑っている。なんとかして下さい。
「ナミリア、リョウと遊びたいか?」
「はい!」
「そうか。私は仕事があるから無理だがレイアム、付き合ってやってくれるか?」
「ええ。良いわ」
「レイ。よろしく頼むぞ」
「かしこまりました。ハッセルエン様、しばらくリョウ様をお預かりします」
「はい」
「ハッセルエン様を控えの間に」
「はい」
侍従が来てお父さんは連れてかれた。
「さて、リョウよ。また会おうぞ」
「うん!」
「それではな」
「ありがと」
ご領主様は僕の頭をなでなでして食堂を出て行った。
「ナミリア、どこに案内するの?」
「ぶきこー」
「あなた本当に武器庫が好きね」
「ナミリア、きしの武器?」
「はい!きし、好き?」
「うん。お爺様、きし」
「ふーん。いいね!」
「お父さま、ご領主様、良いよ?」
「はい!お父さま、お願い、きし、なるの」
「ええ?」
「きし、よろい、着るの」
「いいねー」
「はい!リョウ、ぶきこ、行く、着いてきて」
「わかったー」
ナミリア様が先行して、僕が後をついていく。その後ろがレイアム様だ。その後ろをナイスミドルさんが付いてくる。ナミリア様はしきりに話しかけてくる。半分以上言ってる事がわからないが、話を聞いてあげる。
女の子の話は遮ったらダメだと、前世の会社の同僚のモテ男が言っていた。
ぺちゃくちゃと話をしながら角を何回か曲がるとナミリア様が止まってドアを一生懸命開けようとしている。届いてないよ。僕はナイスミドルさんに助けを求める。
「お願いします!」
「かしこまりました」
ドアを開けてもらうと中には武器がいっぱいだった。
「これ、ぶき」
「うん、すごいねー」
ナミリア様は僕の手をとり引っ張って連れていく。
「これみてー」
そこには立派なフランベルジュが置いてあった。
「これ、すごいねー」
「大きくなったら、これ持つの」
「女の子、きしなるの?」
「なるの」
「すごい」
「リョウ、何やる?」
「まじゅつし」
「すごいねー」
「うんー。うちにまじゅつしいるの」
「お城にもいるー」
「そうかー」
「リョウ、これうぉーはんまー」
「おっきいねー」
「これももつの」
「これは?これ似合うよ?」
「これれいぴあ」
「これも似合うよ?」
「それみどるそーど」
「名前知ってる、すごいね?」
「ふふー」
その後、色々と武器の紹介があった。本当に武器が好きな子だな。フレドに紹介したいわ。
そのあとナミリア様がトイレ行くというので僕もついでに行ってから、テラスに案内された。庭園が見えている。お花がいっぱいだ。いつのまに用意したのかお茶が運ばれてきた。ナミリア様はひたすら話かけてくる。レイアム様はにこにこと見ている。
「ねえねえ、リョウ、お城、すむの?」
「家、セス大通りだよ」
「セス大通りどこ?」
「商業区わかる?」
「わかんない。とおい?」
「とおいかなー」
「やなの。近くすむのー」
「ええ?僕、おうち、仕事してるの。近く、ダメ」
「じゃあ、ナミリア、近くすむのー」
「ダメ。ナミリア、お城、出る、ダメ」
「うー」
「明日、来る?」
「わかんない。また来る」
「うー」
「毎日くる?」
「毎日、こない、でも来る」
「約束」
「うん。約束」
ナミリア様と約束してしまった。お父さん、僕はしばらくはお城通いをしなければならないようです。
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