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幼少時代。
あのメニューも作るぞ。
ロマさんが仕事を辞めてきたその日商会の会議室に僕達は集まった。メンバーはロイック兄さん、ストラ兄さん、僕、マス、ムーヤさん、ロマさん。
「さて、『スサンの天使』のメニューを決めたいと思う」
「あの、僕、何?」
「ああ、言ってなかったな。料理店の名前は『スサンの天使』だ」
「えー!やー!ダメ」
「すまんな。父さんが直前まで黙ってろと言うからな」
「俺から言うのは何だなと思って黙ってた」
「坊ちゃんの二つ名がどでかく看板に書いてあるよ」
「マス、本当?」
「ああ、本当だ。案内看板にな」
「やー!いやー!」
「そういうと思って黙ってた。ここはお前の料理の店だからお前の名前で行くしかないんだよ」
「そうだぞ、この後におよんでルステイン料理店なんて名前つけるなよ」
「坊ちゃん、もう覚悟決めてくれ」
「あんたの料理は最高なんだから諦めな」
「『スサンの天使』有名っすよ」
「うー」
「まあ、その件は後でゆっくり話をするとして、メニューはリョウチキンとスサンオウトールが中心で行く。それで良いか」
「はい!あれにパンとスープつければ俺は完璧だと思う」
「そうだな。一食分としては完璧だろ」
うーん。もっと気楽に食べてもらいたいなあ。
「あのね、パンとスープ、別で、売るの」
「なんでなんだい?坊や」
「リョウチキン、スサンオウトール、ちょっとお腹、空いた時、食べるも、大丈夫。あとお茶も、サラダも、別で売るの」
「なるほど、確かに軽食でも良いっすね」
「そうか。それはそうだ。リョウの言う通りそれが良いだろうな。あと要望は?」
「持ち帰り、できる、するの」
「そのつもりだ。馬車スルーがあるからな」
「持ち帰り容器を俺が考えた。こぼれることなく運べるはずだ」
「あと、一日、何個か、ムーヤさん、ロマさん、料理作るの」
「あたしたちが料理つくるのかい?」
「日替わり、つくるの」
「なるほど、それ目当てで来る客もいるな」
「あとね、シェフ、おまかせ、何個か作るの」
「面白いな、それは。ムーヤさん、日替わり、シェフおまかせ可能なのかい?」
「そんなもんがあるならやらせてもらいたいねえ」
「いいっすね、それ。でも聞いたことないっすね。日替わりとかシェフおまかせとか」
「あたしも聞いたことないよ」
「なるほど、商業登録を調べてみなければいけないな。明日にでも商業ギルドに行ってくる」
「兄貴頼むな。俺は賛成だがここまで反対意見はあるか?」
「ない」
「むしろ賛成さ」
「賛成っす」
「あと、あたしからいいかい?メニューなんだけど今はチキンとオウトールだけで良いとして、他にも一品あった方が良いと思うんだ。坊や、なんか新しい料理あるのかい?」
そうだね、飽きられるものね。そうするとあれもメニューに載せたら良いね。
「んふー」
「リョウ、あるみたいだな」
「とうろきゅ、大丈夫?」
「登録な。僕も父さんからやり方は教わっている。なんでた?」
「美味しそう、だけど、マスの、お料理に、ないの」
「坊ちゃん、どんな料理だい?」
「豚と牛、細かく切るの、玉ねぎ細かく切る、、パン、細かく切るの、卵、入れて混ぜ、形つくるの。焼くの」
「聞いたことないなあ」
「あたしも肉を細かく切るなんてことやったことないわね」
「ないっすね」
「リョウ、材料があれば作れるか?」
「うん!」
「マス、あるか?」
「ナイスタイミングだな。全てあるな」
「よし。リョウ頼む」
みんなでキッチンに移動する。マスとムーヤさんに助手をお願いする。
「豚と牛、合わせて、一つの、料理、いい?」
「豚肉と牛肉を半分ずつ使うってことだな。よし、これで一人前だ」
「細かく切る。玉ねぎ、細かく切る、ある?」
「みじん切りかい?」
「そう。それ肉、やるの」
「ほう、あたしはこんなの初めてだ」
「やって、みるの」
マスとムーヤさんは粗い挽肉を作った。
「玉ねぎ、みじん切り」
「はいよ」
「パン、みじん切り」
「ああ、わかった」
材料を細かくすることができたようだ。
「玉ねぎ、焼く。ちょっと、色、変わる」
「わかった」
玉ねぎを飴色になったところで上げてもらい、粗熱をとる。
「お肉、入れて、玉ねぎ、これくらい。パン、これくらい。塩、胡椒、下味。卵一個」
「ますますどんな料理かわかんなくなってきたよ」
「手、混ぜてー」
「はいよ」
マスは全部をまとめていく。うん。そろそろ良いかな。
「あのね、手、油、付ける、一かたまり、取って、形、整える。こんな形」
僕は試しに一個作る。形は小判型だがものすごく小さい。
「この、形、大きく、良い?」
「わかった」
「わかったわ」
「形できたら、こう、パンパンする」
空気の抜き方を教える。うん。教えた通りにやってくれる。
「それ、焼く。油普通で」
「わかったぞ」
マスが点火で火をつけ鍋を温める。良い感じの温度になったら種をいれる。両面焼いてもらった。良い焼き目がついてきた。
「マスー。お水、少し入れて、ふた!」
「はいよ」
「お水無くなる、完成ー」
ふっふっふ。できた。この料理は、そう……ハンバーグだ。これも食べたかったんだよね。
早速味見だ。
「ん。美味しい」
「食べた事のない味だな。リョウ、これどうやって考えた?」
「んふー。わかんない」
「うまいな。リョウ、これは売れるぞ」
「毎度毎度坊ちゃんには驚かされる。うまいわ」
「食感も良いしこの肉汁がたまらないな」
「これ、作れるんすね。最高っすね師匠」
「反対はいなさそうだな。これもメニューに加える。あとはさっき言ったシェフおまかせと日替わり、リョウチキンとスサンオウトールとこの料理の一日の数量について考えていこうか。ムーヤさん、ロナさん、話し合いに参加してくれ」
「わかったよ」
「了解です」
「ストラ、店の者に料理ギルドに先触れを頼んでくれ。『スサンの天使』が新たな料理を生み出したから明日登録してくれとな。簡単な料理の紹介と材料を書き出して渡すようにな」
「兄貴、それだけで良いのかい?」
「ああ。A級だから向こうに行って料理作るだけでやってくれるはずだ」
「わかった。店に行く」
「リョウ、マス、ご苦労だった。リョウは明日までに名前を考えておくように。言っとくがありふれた名前じゃダメだぞ」
「うん」
「さて、『スサンの天使』のメニューを決めたいと思う」
「あの、僕、何?」
「ああ、言ってなかったな。料理店の名前は『スサンの天使』だ」
「えー!やー!ダメ」
「すまんな。父さんが直前まで黙ってろと言うからな」
「俺から言うのは何だなと思って黙ってた」
「坊ちゃんの二つ名がどでかく看板に書いてあるよ」
「マス、本当?」
「ああ、本当だ。案内看板にな」
「やー!いやー!」
「そういうと思って黙ってた。ここはお前の料理の店だからお前の名前で行くしかないんだよ」
「そうだぞ、この後におよんでルステイン料理店なんて名前つけるなよ」
「坊ちゃん、もう覚悟決めてくれ」
「あんたの料理は最高なんだから諦めな」
「『スサンの天使』有名っすよ」
「うー」
「まあ、その件は後でゆっくり話をするとして、メニューはリョウチキンとスサンオウトールが中心で行く。それで良いか」
「はい!あれにパンとスープつければ俺は完璧だと思う」
「そうだな。一食分としては完璧だろ」
うーん。もっと気楽に食べてもらいたいなあ。
「あのね、パンとスープ、別で、売るの」
「なんでなんだい?坊や」
「リョウチキン、スサンオウトール、ちょっとお腹、空いた時、食べるも、大丈夫。あとお茶も、サラダも、別で売るの」
「なるほど、確かに軽食でも良いっすね」
「そうか。それはそうだ。リョウの言う通りそれが良いだろうな。あと要望は?」
「持ち帰り、できる、するの」
「そのつもりだ。馬車スルーがあるからな」
「持ち帰り容器を俺が考えた。こぼれることなく運べるはずだ」
「あと、一日、何個か、ムーヤさん、ロマさん、料理作るの」
「あたしたちが料理つくるのかい?」
「日替わり、つくるの」
「なるほど、それ目当てで来る客もいるな」
「あとね、シェフ、おまかせ、何個か作るの」
「面白いな、それは。ムーヤさん、日替わり、シェフおまかせ可能なのかい?」
「そんなもんがあるならやらせてもらいたいねえ」
「いいっすね、それ。でも聞いたことないっすね。日替わりとかシェフおまかせとか」
「あたしも聞いたことないよ」
「なるほど、商業登録を調べてみなければいけないな。明日にでも商業ギルドに行ってくる」
「兄貴頼むな。俺は賛成だがここまで反対意見はあるか?」
「ない」
「むしろ賛成さ」
「賛成っす」
「あと、あたしからいいかい?メニューなんだけど今はチキンとオウトールだけで良いとして、他にも一品あった方が良いと思うんだ。坊や、なんか新しい料理あるのかい?」
そうだね、飽きられるものね。そうするとあれもメニューに載せたら良いね。
「んふー」
「リョウ、あるみたいだな」
「とうろきゅ、大丈夫?」
「登録な。僕も父さんからやり方は教わっている。なんでた?」
「美味しそう、だけど、マスの、お料理に、ないの」
「坊ちゃん、どんな料理だい?」
「豚と牛、細かく切るの、玉ねぎ細かく切る、、パン、細かく切るの、卵、入れて混ぜ、形つくるの。焼くの」
「聞いたことないなあ」
「あたしも肉を細かく切るなんてことやったことないわね」
「ないっすね」
「リョウ、材料があれば作れるか?」
「うん!」
「マス、あるか?」
「ナイスタイミングだな。全てあるな」
「よし。リョウ頼む」
みんなでキッチンに移動する。マスとムーヤさんに助手をお願いする。
「豚と牛、合わせて、一つの、料理、いい?」
「豚肉と牛肉を半分ずつ使うってことだな。よし、これで一人前だ」
「細かく切る。玉ねぎ、細かく切る、ある?」
「みじん切りかい?」
「そう。それ肉、やるの」
「ほう、あたしはこんなの初めてだ」
「やって、みるの」
マスとムーヤさんは粗い挽肉を作った。
「玉ねぎ、みじん切り」
「はいよ」
「パン、みじん切り」
「ああ、わかった」
材料を細かくすることができたようだ。
「玉ねぎ、焼く。ちょっと、色、変わる」
「わかった」
玉ねぎを飴色になったところで上げてもらい、粗熱をとる。
「お肉、入れて、玉ねぎ、これくらい。パン、これくらい。塩、胡椒、下味。卵一個」
「ますますどんな料理かわかんなくなってきたよ」
「手、混ぜてー」
「はいよ」
マスは全部をまとめていく。うん。そろそろ良いかな。
「あのね、手、油、付ける、一かたまり、取って、形、整える。こんな形」
僕は試しに一個作る。形は小判型だがものすごく小さい。
「この、形、大きく、良い?」
「わかった」
「わかったわ」
「形できたら、こう、パンパンする」
空気の抜き方を教える。うん。教えた通りにやってくれる。
「それ、焼く。油普通で」
「わかったぞ」
マスが点火で火をつけ鍋を温める。良い感じの温度になったら種をいれる。両面焼いてもらった。良い焼き目がついてきた。
「マスー。お水、少し入れて、ふた!」
「はいよ」
「お水無くなる、完成ー」
ふっふっふ。できた。この料理は、そう……ハンバーグだ。これも食べたかったんだよね。
早速味見だ。
「ん。美味しい」
「食べた事のない味だな。リョウ、これどうやって考えた?」
「んふー。わかんない」
「うまいな。リョウ、これは売れるぞ」
「毎度毎度坊ちゃんには驚かされる。うまいわ」
「食感も良いしこの肉汁がたまらないな」
「これ、作れるんすね。最高っすね師匠」
「反対はいなさそうだな。これもメニューに加える。あとはさっき言ったシェフおまかせと日替わり、リョウチキンとスサンオウトールとこの料理の一日の数量について考えていこうか。ムーヤさん、ロナさん、話し合いに参加してくれ」
「わかったよ」
「了解です」
「ストラ、店の者に料理ギルドに先触れを頼んでくれ。『スサンの天使』が新たな料理を生み出したから明日登録してくれとな。簡単な料理の紹介と材料を書き出して渡すようにな」
「兄貴、それだけで良いのかい?」
「ああ。A級だから向こうに行って料理作るだけでやってくれるはずだ」
「わかった。店に行く」
「リョウ、マス、ご苦労だった。リョウは明日までに名前を考えておくように。言っとくがありふれた名前じゃダメだぞ」
「うん」
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