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幼少時代。
ロイック、ストラ、ペランスの戦い。
黒い影はロイックの方に向かう。そこに飛び込む黒い弾丸……ペランスであった。ペランスは果敢に飛び込み、相手の武器を拳で受け止める。
相手は青い鎧を着た黒い影の戦士だった。両手に黒い曲刀を持っている。ペランスはそのまま蹴られ、店の柱にぶつかった。ロイックとストラは剣を抜き相手に立ち向かう。だが剣の技量の差か防戦一方になった。起死回生の一発を狙う二人、そこにペランスが復帰して三対一になった。
ロイック、ストラは二人とも冷静になり、曲刀を捌き、攻撃をする。それをアシストしてるのはペランスだ。ペランスとストラの視線が一瞬交差する。ストラはペランスとスイッチして魔法を唱えた。
『風の刃』
ほぼ不可視の風の刃が戦士の腕に食い込む。だが戦士は意に返さないかのようにそのまま曲刀を振るう。ストラは蹴られて後ろに飛んだ。
ロイックはこれを見て戦士に猛攻をする。伊達にナフェルの指導を受けているわけではない。緩急をつけて連続で突き。一撃を喰らわす。
『風の刃』
追い打ちをかけるようにストラが魔法を唱える。先程のように腕に攻撃を喰らわせたがあまり効いてはいないようだった。
「浸透撃」
ペランスの剛拳が唸る。超至近距離のパンチだ。戦士は吹っ飛び後ろに倒れた。
「やったか!?」
「いや、まだだ」
「もう瀕死じゃね?」
戦士は腕の力で起き上がるとストラの方へ突っ込んでくる。ストラは曲刀を捌くことができたが、また蹴りでふっとばされた。
ロイックとペランスと戦士の攻防が続く。曲刀だけでなく蹴りも多用する戦士。ロイックは下段の蹴りを散々喰らう。立っているのも辛くなってきたがなんとか踏みとどまる。
『風の刃』
三たびストラの風の刃。やはり腕に食い込む。その間にストラも前に出て防御を受けもつ。
ロイックが回避もままならぬようになり、蹴りを受け吹っ飛ぶ。吹っ飛びながらロイックは魔法を唱える。
『光の槍』
ロイックの放った光の槍はまた腕によって阻まれる。しかし…。
「かかったな」
後ろで受け身をとったロイックが起き上がりながらそう言う。
風の刃三発でボロボロになっていた腕が最後は光の槍でもげた。
「オォオォォ……」
たまらず後退する戦士。止めとばかりに三人から攻撃が飛ぶ。
『光の槍』
『風の刃』
「気弾」
影の戦士が後ろに倒れる。
「助けにきたぞ!」
「もう少し耐えろ!」
と言う声が聞こえる。
「助かった」
「もう魔力ないぜ」
「よかった」
『めんどうなやづらがぎた。ごれでにえをぐうじがんがぜぎをじよう』
次に声が聞こえてなにか大量のものが飛び出してきたのがわかった。ゴブリンやオーク、オーガであった。
「にえばごっぢが」
と女が飛び上がった。
「うわ。また戦うのかよ」
「兄貴。これ地獄か?」
「二人とも気をしっかり持て」
「「おす」」
ペランスは二人に闘気を注入する。
「よし、行くぞ」
前を踏み出した時、影の戦士が動きだした。飛び上がって手近なゴブリンを襲い、その肉を食らった。
「なんだあれ」
「うわー」
肉を食らった影の戦士は四肢が復活し、武器を持っていないながらも万全になったようだ。
影の戦士はストラの姿を認めると飛びかかる。それを阻止したのはペランスだった。戦士とペランスの肉弾戦が始まる。両者共格闘をしているが、ペランスの方が技は多彩だ。ペランスは肘打ち、膝蹴り、短距離パンチで相手より優位に立つ。そしてフィニッシュブローを打とうとする。
がしかしその瞬間を狙っていたのか膝蹴りと短距離パンチが同時に打たれペランスはうずくまった。
「学習したのか!?」
「師匠!」
そのまま膝蹴りでペランスの頭を打ち抜こうのするのをストラは身体をはって止め、その蹴りにより吹っ飛ぶ。
なおもペランスを狙う戦士。ロイックは駆け寄り剣で蹴りを受け止める。脚の半ばまで食い込む剣。抜こうとしたが食い込んで抜けない。万事休すか。そう思いロイックは攻撃を受ける覚悟を決めた。
ザクッ
戦士の後ろから音がした。そこには女戦士がいて斧で背中に攻撃した。女戦士は薄い水色の肌、髪は蒼色、頭に角を持つ『水竜人』だった。背は少し小さく、その斧は大きい。顔には傷があるが整っていて美しく見えた。
「…助太刀」
「助かった」
落ち着いて剣を抜き、距離をとる。
『光の槍』
牽制で一発撃ちこみ、そのまま接近戦をする。女戦士と前後で挟み攻撃する。
『魔力の矢《マナ・ボルト》』
後ろから飛んできた魔力の塊が影の戦士の頭に命中する。
「やってやったぜ」
ストラの声がする。ロイックはニヤリとしながら動きの鈍った戦士に攻撃する。女戦士がその斧で相手の右腕を破壊し、ロイックは左腕を切り落とした。蹴りを打ってきて二人とも吹っ飛ばされたがすぐに起き上がり攻撃をした。戦士は残った腕の部分で攻撃を防ぐ。なかなか決定打をあたえられない。
「スイッチ!」
誰かわからないが場所を変わる。ペランスだった。ペランスは蹴り攻撃を捌くと超至近のパンチを喰らわす。
「浸透撃」
そのままペランスは倒れ込む。ペランスの攻撃で吹っ飛んだ影の戦士に取り付きロイックと女戦士は何度も何度も攻撃を加えた。
「兄貴、もう良いよ」
ストラに言われて気づくと影の戦士は動かなくなっていた。ロイックと女戦士は立ち上がると顔を見合わせる。
「君は?」
「…ジェン」
「ありがとうジェン」
「…私…スサン兄弟…仕えたい」
「わかった。父さんに後で話しておく。ジェン、これから残敵掃討戦だ。いいね?」
「…わかった」
「ストラ、師匠を頼む」
「わかった。無理しないでよ」
「ああ。行ってくる」
相手は青い鎧を着た黒い影の戦士だった。両手に黒い曲刀を持っている。ペランスはそのまま蹴られ、店の柱にぶつかった。ロイックとストラは剣を抜き相手に立ち向かう。だが剣の技量の差か防戦一方になった。起死回生の一発を狙う二人、そこにペランスが復帰して三対一になった。
ロイック、ストラは二人とも冷静になり、曲刀を捌き、攻撃をする。それをアシストしてるのはペランスだ。ペランスとストラの視線が一瞬交差する。ストラはペランスとスイッチして魔法を唱えた。
『風の刃』
ほぼ不可視の風の刃が戦士の腕に食い込む。だが戦士は意に返さないかのようにそのまま曲刀を振るう。ストラは蹴られて後ろに飛んだ。
ロイックはこれを見て戦士に猛攻をする。伊達にナフェルの指導を受けているわけではない。緩急をつけて連続で突き。一撃を喰らわす。
『風の刃』
追い打ちをかけるようにストラが魔法を唱える。先程のように腕に攻撃を喰らわせたがあまり効いてはいないようだった。
「浸透撃」
ペランスの剛拳が唸る。超至近距離のパンチだ。戦士は吹っ飛び後ろに倒れた。
「やったか!?」
「いや、まだだ」
「もう瀕死じゃね?」
戦士は腕の力で起き上がるとストラの方へ突っ込んでくる。ストラは曲刀を捌くことができたが、また蹴りでふっとばされた。
ロイックとペランスと戦士の攻防が続く。曲刀だけでなく蹴りも多用する戦士。ロイックは下段の蹴りを散々喰らう。立っているのも辛くなってきたがなんとか踏みとどまる。
『風の刃』
三たびストラの風の刃。やはり腕に食い込む。その間にストラも前に出て防御を受けもつ。
ロイックが回避もままならぬようになり、蹴りを受け吹っ飛ぶ。吹っ飛びながらロイックは魔法を唱える。
『光の槍』
ロイックの放った光の槍はまた腕によって阻まれる。しかし…。
「かかったな」
後ろで受け身をとったロイックが起き上がりながらそう言う。
風の刃三発でボロボロになっていた腕が最後は光の槍でもげた。
「オォオォォ……」
たまらず後退する戦士。止めとばかりに三人から攻撃が飛ぶ。
『光の槍』
『風の刃』
「気弾」
影の戦士が後ろに倒れる。
「助けにきたぞ!」
「もう少し耐えろ!」
と言う声が聞こえる。
「助かった」
「もう魔力ないぜ」
「よかった」
『めんどうなやづらがぎた。ごれでにえをぐうじがんがぜぎをじよう』
次に声が聞こえてなにか大量のものが飛び出してきたのがわかった。ゴブリンやオーク、オーガであった。
「にえばごっぢが」
と女が飛び上がった。
「うわ。また戦うのかよ」
「兄貴。これ地獄か?」
「二人とも気をしっかり持て」
「「おす」」
ペランスは二人に闘気を注入する。
「よし、行くぞ」
前を踏み出した時、影の戦士が動きだした。飛び上がって手近なゴブリンを襲い、その肉を食らった。
「なんだあれ」
「うわー」
肉を食らった影の戦士は四肢が復活し、武器を持っていないながらも万全になったようだ。
影の戦士はストラの姿を認めると飛びかかる。それを阻止したのはペランスだった。戦士とペランスの肉弾戦が始まる。両者共格闘をしているが、ペランスの方が技は多彩だ。ペランスは肘打ち、膝蹴り、短距離パンチで相手より優位に立つ。そしてフィニッシュブローを打とうとする。
がしかしその瞬間を狙っていたのか膝蹴りと短距離パンチが同時に打たれペランスはうずくまった。
「学習したのか!?」
「師匠!」
そのまま膝蹴りでペランスの頭を打ち抜こうのするのをストラは身体をはって止め、その蹴りにより吹っ飛ぶ。
なおもペランスを狙う戦士。ロイックは駆け寄り剣で蹴りを受け止める。脚の半ばまで食い込む剣。抜こうとしたが食い込んで抜けない。万事休すか。そう思いロイックは攻撃を受ける覚悟を決めた。
ザクッ
戦士の後ろから音がした。そこには女戦士がいて斧で背中に攻撃した。女戦士は薄い水色の肌、髪は蒼色、頭に角を持つ『水竜人』だった。背は少し小さく、その斧は大きい。顔には傷があるが整っていて美しく見えた。
「…助太刀」
「助かった」
落ち着いて剣を抜き、距離をとる。
『光の槍』
牽制で一発撃ちこみ、そのまま接近戦をする。女戦士と前後で挟み攻撃する。
『魔力の矢《マナ・ボルト》』
後ろから飛んできた魔力の塊が影の戦士の頭に命中する。
「やってやったぜ」
ストラの声がする。ロイックはニヤリとしながら動きの鈍った戦士に攻撃する。女戦士がその斧で相手の右腕を破壊し、ロイックは左腕を切り落とした。蹴りを打ってきて二人とも吹っ飛ばされたがすぐに起き上がり攻撃をした。戦士は残った腕の部分で攻撃を防ぐ。なかなか決定打をあたえられない。
「スイッチ!」
誰かわからないが場所を変わる。ペランスだった。ペランスは蹴り攻撃を捌くと超至近のパンチを喰らわす。
「浸透撃」
そのままペランスは倒れ込む。ペランスの攻撃で吹っ飛んだ影の戦士に取り付きロイックと女戦士は何度も何度も攻撃を加えた。
「兄貴、もう良いよ」
ストラに言われて気づくと影の戦士は動かなくなっていた。ロイックと女戦士は立ち上がると顔を見合わせる。
「君は?」
「…ジェン」
「ありがとうジェン」
「…私…スサン兄弟…仕えたい」
「わかった。父さんに後で話しておく。ジェン、これから残敵掃討戦だ。いいね?」
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「ストラ、師匠を頼む」
「わかった。無理しないでよ」
「ああ。行ってくる」
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