【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

文字の大きさ
68 / 689
幼少時代。

女達の戦い。

しおりを挟む
 ミザーリが慌てて家にはいってきた。探ると中級だが上級に近い悪魔の気配がする。リョウはミザーリの側にいる。とりあえずそれはよかった。
 私は落ち着いて剣を取り鞘を払った。戦う気配を感じる。ハッセルエン、ドルト、カダス、ロイックエン、ストラスト、ペランスが戦っている。私は私とリョウとミザーリ、ハノン、ミシェイル、外で戦ってる仲間達それから裏庭を守っているペギーにも魔術盾マギシールドをかける。だいぶ魔力を使ったが致し方ない。魔法は多用できないが魔術で戦えば良いのだ。

 ミザーリがリョウの部屋にリョウを連れて入ってきた。私はミザーリに守護を頼もうとしたがちょうどそこに非番であったフレドが来てくれた。

「フレド、お願い。リョウとハノンとミシェレルを守って」
「…わかった。三人を絶対守る」
「頼むわね。ミザーリ、戦闘準備よ。中庭入り口に行きましょう」
「了解。フレド、よろしく」

 私は中庭に出てペギーを呼ぶ。

「ペギー、悪魔が来るわ。隠れて」
「わかりました戦います」
「死ぬかもしれないわよ」
「私、結婚するまで死ねない身体なんです」
「了解。無理しないでよ」
「はい。後ろに隠れて撃ってます」
「ミザーリ、ペギー。私が魔力を放って悪魔を誘き寄せるわ。表には下級悪魔が2体いるけど私の結界は抜けられない。表にいる中級悪魔も抜けれないけどしつこいのよ。気をつけてね」
「わかった」
「了解しました」

 表にいる中級悪魔は何十匹かの魔に属する亜人を呼び出した。どうやら亜人達は兵士と戦ってるみたい。召喚で魔力を大量に失っている今がチャンスね。私は魔力を賦活させ、全身に張り巡らせる。これで餌に食いつくはず。

 悪魔達は魔力を含む生き物が大好物。特にリョウや私みたいな魔力の多い人間は垂涎の的ね。ほらやってきた。もうすぐ来るわ。

「準備!」

 ペギーが飛んできた物体に向けて撃つ。矢は手を貫通する。ナイスショット。でもあんまり効いてないわね。
 私はいくつかの魔術を思い浮かべながら戦闘態勢をとる。ミザーリも槍を構えた。

 降りてきたのはエルフ女だった。傷だらけの醜いエルフ女。女は口を開く。

「おまえおいじいにえ。ぐっでやる」
「私は贄じゃないわ。あなたを倒す相手よ」
「うるざいおんなめ!」

 女は肉弾戦を挑んできた。そうね。元のエルフ女あまり魔力やら魔術の素養はないもの。それしかないわね。

 女は全身が強化されているようだ。特に両腕は私の剣やミザーリの槍を防ぐ。それなら!

「ペギー!」
「はい!」

 ペギーが矢を放つ。女は一瞬怯む。その瞬間に私は魔術を唱える。

呪縛の荊ホールドソーン

 魔術によって発生した荊が女を包む。女は絡み取られて動けなくなった。ミザーリ、ペギーがその隙間から攻撃する。槍と矢が見事に女の身体を貫いた。しかし

「まげるがよ」

 と女は荊を千切って飛び出る。腐っても中級悪魔ね。簡単に抜けでたわね。しかし、デッドエンド。ミザーリの槍には火の民サラマンダー特製の毒が込められてるの。人間の身体を借りてるあなたも痛いはずよ。

「ぐぞっ。なんだごれば。ぐぞっ。『影歩きシャドーウォーク』」

 えっ。何?邪術使えたの?女は影と同化した。こうなったら攻撃するまで隠れる事ができる。厄介だわ。
 私は『魔力視覚マナサイト』を賦活して敵の方向を探す。私の周りにいない。ミザーリの周り、いない。ペギーは?いた。しかも襲い掛かろうとしている。間に合うか!?


魔力の矢マナボルト!』

 ああ、これ間に合わないかも。神様お願い!

 ザクッ
 ドシュ

 投げナイフがペギーを襲おうとした手に突き刺さった。その後に私の魔力の矢マナボルトが当たった。
 慌ててペギーが至近距離から頭に矢を放つ。女はそれで吹っ飛んだ。

 家の窓を見るとハノンがVサインしている。守る対象に守られてしまった。

 女は頭に矢が刺さったまま再び『影歩きシャドーウォーク』を使おうとしてくる。術勝負だ。早いものが勝つ。

恐怖テラー

 高速呪文の恐怖をかける。目標に恐怖を感じさせる魔術。悪魔でも一瞬朦朧とする。その一瞬が大事なのよ。影歩きシャドーウォークが完成する前に恐怖が完成する。女が朦朧とした瞬間、ミザーリとペギーの攻撃がヒットする。毒と槍と矢の痛みはどうかしら。女はひっくり返って倒れてる。そろそろとどめかしらね。

 止めに行こうとするミザーリを止めてペギーに矢を撃ってもらうことにする。ペギーが矢をつがえる。撃つ瞬間やつは最後の手を使ってきた。ペギーの矢が外れる…やつは幽体化した。幽体化したら魔術か魔法しか効かなくなる。
 でもやつは魔術は多分『影歩き《シャドーウォーク》しか使えないからこちらの勝ちね。一歩ずつやつに近づく。やつは案の定『影歩き《シャドーウォーク》』をかけようとする。
 
魔術除去ディスペル

 これで終わり。やつは慌ててミザーリの後ろに隠れる。うっとおしい。


魔力の矢マナボルト

 そこに魔術が飛んでくる。やつは吹っ飛ぶ。ナイスミシェレル。私はすかさず魔術を唱える。

消滅バニッシュ


 幽体は多大なダメージを受け消滅する。


 
 ジ・エンド。






しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

婚約破棄されて森に捨てられた悪役令嬢を救ったら〜〜名もなき平民の世直し戦記〜〜

naturalsoft
ファンタジー
アヴァロン王国は現国王が病に倒れて、第一王子が摂政に就いてから変わってしまった。度重なる重税と徴収に国民は我慢の限界にきていた。国を守るはずの騎士達が民衆から略奪するような徴収に、とある街の若者が立ち上がった。さらに森で捨てられた悪役令嬢を拾ったことで物語は進展する。 ※一部有料のイラスト素材を利用しています。【無断転載禁止】です。 素材利用 ・森の奥の隠里様 ・みにくる様

35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~

月神世一
ファンタジー
紹介文 「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」 そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。 失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。 ​「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」 ​手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。 電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。 さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!? ​森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、 罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、 競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。 ​これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。 ……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!

平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~

金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。 そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。 カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。 やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。 魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。 これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。 エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。 第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。 旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。 ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載

転生したみたいなので異世界生活を楽しみます

さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。 内容がどんどんかけ離れていくので… 沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。 誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。 感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ありきたりな転生ものの予定です。 主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。 一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。 まっ、なんとかなるっしょ。

極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――

銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」 世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。 魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。 彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。 一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。 構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。 彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。 「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」 暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。 管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。 これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。 ※アルファポリスで先行で公開されます。

ペットになった

ノーウェザー
ファンタジー
ペットになってしまった『クロ』。 言葉も常識も通用しない世界。 それでも、特に不便は感じない。 あの場所に戻るくらいなら、別にどんな場所でも良かったから。 「クロ」 笑いながらオレの名前を呼ぶこの人がいる限り、オレは・・・ーーーー・・・。 ※視点コロコロ ※更新ノロノロ

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~

永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。 転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。 こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり 授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。 ◇ ◇ ◇ 本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。 序盤は1話あたりの文字数が少なめですが 全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。

処理中です...