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神の修行。
厄介な神の退場。
「あははは。妹よ。我を滅するだと?創造神様も。我の役割を知らない訳ありませんよね?」
「兄であるあなたがいないと世界が成り立たないとでも言いたいの?創造神様の教えを忘れたの?」
「グィックよ。お前の代わりなどいくらでもいると教えなかったか?」
「ぐっ。だが我はこの世界に深く入り込んでいる。いくら創造神であろうと我の存在を消せばこの世界に影響はある。この世界を潰す気か?」
「うふふふ」
「あははは」
「な、何を笑っている」
「あなたが私が作り上げた世界に悪戯しているのを私が気づかないとでも思ったの?」
「まさか!?」
「あなたのいない世界を私はずっと選んできたわけ」
(話についていけないなあ)
俺はぼーっと見ていた。とりあえず腕をなんとかしていただきたい。
「我が活躍できる並行世界を潰していったっていうのか!?それは犯罪ではないのか?」
「犯罪ではないな。お前はすでに異分子だ。存在できる並行世界をつぶすのはむしろ当然の事だ」
「でも!我は……」
「安心しろ。もうお前の神力は抜いてあるし、後任も決めてある」
「くそう。お前ら許さないからな…バカな!?」
「仙力も魔力もぬいてあるぞ。なあ、元破壊管理神。潔く消滅すれば良い」
「うう。ごめんなさい。許してください」
「もう、あなたには消滅しかないのよ。散々悪戯して、投げ散らかして謝りもしないんですもの」
「す、すまなかったリーリシア。この通りだ。もう悪戯しないから創造神様にとりなしてくれ!」
「創造神様、お願いします」
「あいわかった」
創造神様が手をかざすと男の足が焼失し、それからどんどん上が消えていっているのが見えた。頭がまだ残っている男は叫ぶ。
「やめて!許してください!ほんとごめんなさい!これから……」
そういってる間に身体が消え、首が消え、頭が消え、その男の存在が消えた。
(まじでついていけないんですが)
僕は相変わらずぼーっとしていた。
しばらく創造神様とリーリシアさんはその存在が消えた空間を見ていた。
ふと思い出したかのようにリーリシアさんが俺の所に走ってくる。
「鈴本さん……」
俺を抱きしめてくる。うう。腕がないのがこんなに辛いものとは。お胸が当たってるよ。
「鈴本君。待たせてしまったな」
創造神様が一瞬で腕を直してくれる。リーリシアさんを抱きしめた。
「あー。すまんが話を聞いてくれんか?」
創造神様は困ったように言う。
「あっ。すいません」
リーリシアさんが離れる。残念だ。
「鈴本君、また迷惑をかけてしまったな。こちらの監督不行き届きだ。申し訳ない」
「こっちの世界に来たのが何かの事故だったんですね」
「そうだ。先程消滅したヤツが転生する直前の君を攻撃した。リーリシアは君を助けるためその傷を神力で治してこちらの世界に連れてきたのだ」
「あれもあの人のせいだったんですね」
リーリシアさんが怒っている。うん、怒っている姿も綺麗だよな。
「それでこちらで転生したんだ。でもリーリシアさんに見守られて育ってありがたかったですよ」
「そうか。それは良かった」
「まあ、鈴本さん……」
「おほん。鈴本君、元々星の管理神というのは二人ずついるんだ」
「そうなんですね」
「リーリシアの場合は相手が先程消滅した兄だった。リーリシアが創造、兄が破壊の役割を担っていた。破壊というのはなかなか仕事がなくてな、暇なんだ」
「そうなんですね」
「でその兄は堪え性がなくて、しょっちゅうリーリシアが創造した世界に悪戯をしていたんだ。リーリシアからは以前からその相談をされていたんだがなかなか尻尾を出さなくてな。そして今回、鈴本くんに悪戯しようとして反撃され、消滅させようとする現場を押さえ、先程したように消滅させた」
「相当うっとおしそうな人でしたね」
「実際うっとおしい人でしたわ。だから私は兄がいなくなっても良いように整合させる世界を兄が存在しないような世界にしていったのです。あと100年経ったら兄の痕跡は一つも残りませんわ」
「良かったですね。後任の人はやりやすいでしょうね」
「そうなんだよ、鈴本君!それでな、提案なんだが次の管理神、やってみないかね?」
「は?ちょっと待ってください。俺が管理神やるんですか?」
「そうだ」
「話が急で見えないんですが」
リーリシアさんの方を見ると体をくねくねとしている。
「リーリシアの事は好きだろ?」
「はい」
「リーリシアは鈴本君の事を好きだろ?」
「はい。好きです」
「なら話は早い。夫婦となってこの星を治めれば良い」
「リーリシアさん、俺でいいの?」
「……はい」
リーリシアさん、めっちゃ照れてる。可愛いな。
「あの、それは良いんだけど地上?に残してきた家族が…」
「まあ、そうだな。急に離すのも酷か」
「それに鈴本さん、この世界の事について知らなすぎだから何とかしてあげたいです」
「そうだな。それではこんなのはどうかね?鈴本君はリョウエスト・スサンとして一生を終えたのちに管理神になるというのは」
「はあ。私にそんな資格があるのですかね?」
「もちろんあるとも。君は何度も神の力に触れているからな。学習すればすぐその資格を得るだろう」
「わかりました。それでは地上?に一度戻り、リョウエストの人生を生きます。それで資格を取っても良いと判断していただけたらリーリシアさんと結婚して仕事します」
「はい。鈴本さんでしたら私の創造の力をあげてかまいません」
「リーリシア、夫婦共働きで創造と破壊を半々でやってるのも結構いるからそうしたら良い」
「そうですね。そうします」
「あの、俺はそろそろ地上に戻った方が良いのでは?結構時間経ってると思うんですが」
「うん。鈴本君、今すぐ君をあちらには移せない。君は今半神となってるからな」
「半神ですか?」
「兄であるあなたがいないと世界が成り立たないとでも言いたいの?創造神様の教えを忘れたの?」
「グィックよ。お前の代わりなどいくらでもいると教えなかったか?」
「ぐっ。だが我はこの世界に深く入り込んでいる。いくら創造神であろうと我の存在を消せばこの世界に影響はある。この世界を潰す気か?」
「うふふふ」
「あははは」
「な、何を笑っている」
「あなたが私が作り上げた世界に悪戯しているのを私が気づかないとでも思ったの?」
「まさか!?」
「あなたのいない世界を私はずっと選んできたわけ」
(話についていけないなあ)
俺はぼーっと見ていた。とりあえず腕をなんとかしていただきたい。
「我が活躍できる並行世界を潰していったっていうのか!?それは犯罪ではないのか?」
「犯罪ではないな。お前はすでに異分子だ。存在できる並行世界をつぶすのはむしろ当然の事だ」
「でも!我は……」
「安心しろ。もうお前の神力は抜いてあるし、後任も決めてある」
「くそう。お前ら許さないからな…バカな!?」
「仙力も魔力もぬいてあるぞ。なあ、元破壊管理神。潔く消滅すれば良い」
「うう。ごめんなさい。許してください」
「もう、あなたには消滅しかないのよ。散々悪戯して、投げ散らかして謝りもしないんですもの」
「す、すまなかったリーリシア。この通りだ。もう悪戯しないから創造神様にとりなしてくれ!」
「創造神様、お願いします」
「あいわかった」
創造神様が手をかざすと男の足が焼失し、それからどんどん上が消えていっているのが見えた。頭がまだ残っている男は叫ぶ。
「やめて!許してください!ほんとごめんなさい!これから……」
そういってる間に身体が消え、首が消え、頭が消え、その男の存在が消えた。
(まじでついていけないんですが)
僕は相変わらずぼーっとしていた。
しばらく創造神様とリーリシアさんはその存在が消えた空間を見ていた。
ふと思い出したかのようにリーリシアさんが俺の所に走ってくる。
「鈴本さん……」
俺を抱きしめてくる。うう。腕がないのがこんなに辛いものとは。お胸が当たってるよ。
「鈴本君。待たせてしまったな」
創造神様が一瞬で腕を直してくれる。リーリシアさんを抱きしめた。
「あー。すまんが話を聞いてくれんか?」
創造神様は困ったように言う。
「あっ。すいません」
リーリシアさんが離れる。残念だ。
「鈴本君、また迷惑をかけてしまったな。こちらの監督不行き届きだ。申し訳ない」
「こっちの世界に来たのが何かの事故だったんですね」
「そうだ。先程消滅したヤツが転生する直前の君を攻撃した。リーリシアは君を助けるためその傷を神力で治してこちらの世界に連れてきたのだ」
「あれもあの人のせいだったんですね」
リーリシアさんが怒っている。うん、怒っている姿も綺麗だよな。
「それでこちらで転生したんだ。でもリーリシアさんに見守られて育ってありがたかったですよ」
「そうか。それは良かった」
「まあ、鈴本さん……」
「おほん。鈴本君、元々星の管理神というのは二人ずついるんだ」
「そうなんですね」
「リーリシアの場合は相手が先程消滅した兄だった。リーリシアが創造、兄が破壊の役割を担っていた。破壊というのはなかなか仕事がなくてな、暇なんだ」
「そうなんですね」
「でその兄は堪え性がなくて、しょっちゅうリーリシアが創造した世界に悪戯をしていたんだ。リーリシアからは以前からその相談をされていたんだがなかなか尻尾を出さなくてな。そして今回、鈴本くんに悪戯しようとして反撃され、消滅させようとする現場を押さえ、先程したように消滅させた」
「相当うっとおしそうな人でしたね」
「実際うっとおしい人でしたわ。だから私は兄がいなくなっても良いように整合させる世界を兄が存在しないような世界にしていったのです。あと100年経ったら兄の痕跡は一つも残りませんわ」
「良かったですね。後任の人はやりやすいでしょうね」
「そうなんだよ、鈴本君!それでな、提案なんだが次の管理神、やってみないかね?」
「は?ちょっと待ってください。俺が管理神やるんですか?」
「そうだ」
「話が急で見えないんですが」
リーリシアさんの方を見ると体をくねくねとしている。
「リーリシアの事は好きだろ?」
「はい」
「リーリシアは鈴本君の事を好きだろ?」
「はい。好きです」
「なら話は早い。夫婦となってこの星を治めれば良い」
「リーリシアさん、俺でいいの?」
「……はい」
リーリシアさん、めっちゃ照れてる。可愛いな。
「あの、それは良いんだけど地上?に残してきた家族が…」
「まあ、そうだな。急に離すのも酷か」
「それに鈴本さん、この世界の事について知らなすぎだから何とかしてあげたいです」
「そうだな。それではこんなのはどうかね?鈴本君はリョウエスト・スサンとして一生を終えたのちに管理神になるというのは」
「はあ。私にそんな資格があるのですかね?」
「もちろんあるとも。君は何度も神の力に触れているからな。学習すればすぐその資格を得るだろう」
「わかりました。それでは地上?に一度戻り、リョウエストの人生を生きます。それで資格を取っても良いと判断していただけたらリーリシアさんと結婚して仕事します」
「はい。鈴本さんでしたら私の創造の力をあげてかまいません」
「リーリシア、夫婦共働きで創造と破壊を半々でやってるのも結構いるからそうしたら良い」
「そうですね。そうします」
「あの、俺はそろそろ地上に戻った方が良いのでは?結構時間経ってると思うんですが」
「うん。鈴本君、今すぐ君をあちらには移せない。君は今半神となってるからな」
「半神ですか?」
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