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神の修行。
戦神。
結局、6神はまた泊まっていった。翌朝朝食を共にして三々五々解散する。僕はナーディルさんと外に出た。ナーディルさんの修行を受けるためだ。イサリナさんは僕のサポートの為についてくる。
いつものように陸上競技場に行くと誰かがめちゃめちゃ速いスピード走っていた。
「あちゃー」
とナーディルさんは言い額に手を当てる。イサリナさんは口に手を当ててうふふと手を当てて笑っている。その人?は僕達に気づいたようでこちらに向かって走ってきた。
その勢いにビビる僕。慌てて槍を取り出して様子を見守る。その人?はナーディルさんにすごいスピードで抱きついた。
「おい。やめろ」
とナーディルさんはその人に言ったがちっとも嫌がっていない。
「良いじゃないか。減るもんじゃなし」
その人は女性だった。肉感的な身体で蠱惑的な笑顔を持つ金髪、碧眼の女性で身体にフィットする青い鎧を着込んでいた。
「見てるだろうが」
「見るんじゃないよ、坊や」
「はあ」
僕は後ろを向く。
「それよりあんた、どこの娘と遊んできたんだい?この娘…イサリナ様!?」
「はい。イサリナです。こんにちは」
「バカ野郎。俺がイサリナと遊んでいるとでも思ったか。昨日はリーリシア達と他の5神と呑んでいたんだ」
「そうなのかい?あたしゃてっきり…」
「お前達を裏切りはしない。俺がそんな男に見えるか?」
「そうか…ごめんよ」
「ちょうど良い、リョウ、紹介しよう。こいつは俺の女房の一人でスキールナ。眷属神の戦神をやっている。スキールナ、こっちがリョウエスト・スサンだ。この前話したろ」
スキールナさんは初めて僕を見て、ナーディルさんの身体を離した。スキールナさんは跪いて僕に向き合った。
「お初お目にかかります。あたしゃスキールナというナーディルの眷属神で女房をやってるものです。お話はかねがね」
「よろしくお願いします。僕はリョウです。そうかしこまらなくて結構ですよ」
「そうかい。リョウ、よろしく頼む」
「はい」
眷属神は初めて見たけど普通の人間と変わらない姿をしているのかな。スキールナさんは人間ぽい魅力があるよね。
ちなみに眷属神というのはナーディルさん達6神の手足となったりサポートをする神で、元はその神の信奉者で功績を上げたものたちだ。ここで半神になり、それから修行して神になるのが決まりである。眷属神の神数は数多くいるのだが、正確な数はリーリシアもわからないみたい。
ナーディルさんの元には戦神、戦闘神、運命神などがいる。マデリエネさんには知識神、魔術神、魔法神などがいて、アネーシャさんには自然神、冒険神、狩人神、農業神など。グンヴォルさんには金の神、商売神、各物作りの神などがいる。ロスハーンさんには神聖神、調停神、結婚神、治癒神など。イサリナさんには混沌神、魔神、呪神などがいるそうだ。
スキールナさんとナーディルさんが色々と話しているので、僕は失礼して競技場を走る。いつものように様々な走法を使いこなす。身体が温まってきたら武神套路をして、木槍を取り出し槍の型。その頃になって話が終わったようでナーディルさんが型の崩れた所を指示してくれた。
「よし。かかり稽古をしよう。リョウ、準備しろ」
「はい」
「待ってあんた。あたしにやらせな」
「お前手加減できるのか?」
「できるさ。あたしゃリョウの実力が見たいんだよ」
「わかった。スキールナがこう言ってるからリョウ、かかり稽古はスキールナとやれ」
「わかりました」
かかり稽古は攻撃が当たるか当たらないかは念頭におかないで、積極的にひたすら相手を攻め続けるという体力、気力ともにかなり疲弊する稽古である。防御側はひたすら防御をし、攻撃側はひたすら攻撃をする。とりあえず攻撃側だったら良いが、防御側だったらスキールナさんほんとに手加減してくれるのかがこわい。
「まずはあたしが防御に回るよ」
スキールナさんは木剣を虚空から取り出しながら言う。
「それじゃあ行くぞ!はじめ!」
僕は様子見をしないで積極的に突き、薙ぎ払い、振るう。槍は簡単に剣によって受けられ、止められ、払われる。ナーディルさんと同じように強い。だがそれでも諦めず攻撃を続ける。ナーディルさんが止めた。結構体力が持ってかれる。
「なかなか根性あるじゃないか。最後まで一貫して攻め続けるのはなかなか出来ないよ」
「ありがとうございます」
「それじゃああたしの番だね」
「はい。よろしくお願いします」
槍を構える。ナーディルさんと同じようにどこから攻めてくるのかわからない。全身の感覚を研ぎ澄ます。
「よし、はじめ!」
いきなり上段から攻めてきた。槍の柄で止める。そのまま流れるようなコンビネーションで突き。これも槍の柄で受ける。そして下段からの振り上げ。トンボを切ってよける。そこに突き。しゃがみながら槍の穂先で受けると一旦距離を取った。
「なかなか反応がいいねえ」
また、連続攻撃がきて、それを受けて避ける。そこを狙い澄ましたかの突きがきて、避けきれずに当たる。スキールナさんはそのまま攻撃する。なんとか受けて次の攻撃を待つ。次の攻撃はフェイントだった。反応しそうな身体を抑えて本命の攻撃を受ける。さらに緩急をつけて攻撃が続く。受けきれず、避けきれずに何発かくらう。
「やめ!」
というナーディルさんの声で僕は止まる。ふう。疲れたよ。『収納』から手製のポーションを取り出して飲む。
「まだフェイントに対応できてないね。もう少し攻撃を待つ癖をつけた方がいいね」
「そうだな」
「それにしてもあんた。毎日こんな楽しいことしてるのかい?私や姉妹たちも混ぜな」
「だから言いたくなかったんだ」
ナーディルさんはゲンナリして言う。ナーディルさんも奥さんには敵わないようだ。渋々稽古の見学を許した。
その後、イサリナさんに何体か魔の亜人を出してもらい実戦を行う。ナーディルさんとスキールナさんは楽しそうに見ていた。
いつものように陸上競技場に行くと誰かがめちゃめちゃ速いスピード走っていた。
「あちゃー」
とナーディルさんは言い額に手を当てる。イサリナさんは口に手を当ててうふふと手を当てて笑っている。その人?は僕達に気づいたようでこちらに向かって走ってきた。
その勢いにビビる僕。慌てて槍を取り出して様子を見守る。その人?はナーディルさんにすごいスピードで抱きついた。
「おい。やめろ」
とナーディルさんはその人に言ったがちっとも嫌がっていない。
「良いじゃないか。減るもんじゃなし」
その人は女性だった。肉感的な身体で蠱惑的な笑顔を持つ金髪、碧眼の女性で身体にフィットする青い鎧を着込んでいた。
「見てるだろうが」
「見るんじゃないよ、坊や」
「はあ」
僕は後ろを向く。
「それよりあんた、どこの娘と遊んできたんだい?この娘…イサリナ様!?」
「はい。イサリナです。こんにちは」
「バカ野郎。俺がイサリナと遊んでいるとでも思ったか。昨日はリーリシア達と他の5神と呑んでいたんだ」
「そうなのかい?あたしゃてっきり…」
「お前達を裏切りはしない。俺がそんな男に見えるか?」
「そうか…ごめんよ」
「ちょうど良い、リョウ、紹介しよう。こいつは俺の女房の一人でスキールナ。眷属神の戦神をやっている。スキールナ、こっちがリョウエスト・スサンだ。この前話したろ」
スキールナさんは初めて僕を見て、ナーディルさんの身体を離した。スキールナさんは跪いて僕に向き合った。
「お初お目にかかります。あたしゃスキールナというナーディルの眷属神で女房をやってるものです。お話はかねがね」
「よろしくお願いします。僕はリョウです。そうかしこまらなくて結構ですよ」
「そうかい。リョウ、よろしく頼む」
「はい」
眷属神は初めて見たけど普通の人間と変わらない姿をしているのかな。スキールナさんは人間ぽい魅力があるよね。
ちなみに眷属神というのはナーディルさん達6神の手足となったりサポートをする神で、元はその神の信奉者で功績を上げたものたちだ。ここで半神になり、それから修行して神になるのが決まりである。眷属神の神数は数多くいるのだが、正確な数はリーリシアもわからないみたい。
ナーディルさんの元には戦神、戦闘神、運命神などがいる。マデリエネさんには知識神、魔術神、魔法神などがいて、アネーシャさんには自然神、冒険神、狩人神、農業神など。グンヴォルさんには金の神、商売神、各物作りの神などがいる。ロスハーンさんには神聖神、調停神、結婚神、治癒神など。イサリナさんには混沌神、魔神、呪神などがいるそうだ。
スキールナさんとナーディルさんが色々と話しているので、僕は失礼して競技場を走る。いつものように様々な走法を使いこなす。身体が温まってきたら武神套路をして、木槍を取り出し槍の型。その頃になって話が終わったようでナーディルさんが型の崩れた所を指示してくれた。
「よし。かかり稽古をしよう。リョウ、準備しろ」
「はい」
「待ってあんた。あたしにやらせな」
「お前手加減できるのか?」
「できるさ。あたしゃリョウの実力が見たいんだよ」
「わかった。スキールナがこう言ってるからリョウ、かかり稽古はスキールナとやれ」
「わかりました」
かかり稽古は攻撃が当たるか当たらないかは念頭におかないで、積極的にひたすら相手を攻め続けるという体力、気力ともにかなり疲弊する稽古である。防御側はひたすら防御をし、攻撃側はひたすら攻撃をする。とりあえず攻撃側だったら良いが、防御側だったらスキールナさんほんとに手加減してくれるのかがこわい。
「まずはあたしが防御に回るよ」
スキールナさんは木剣を虚空から取り出しながら言う。
「それじゃあ行くぞ!はじめ!」
僕は様子見をしないで積極的に突き、薙ぎ払い、振るう。槍は簡単に剣によって受けられ、止められ、払われる。ナーディルさんと同じように強い。だがそれでも諦めず攻撃を続ける。ナーディルさんが止めた。結構体力が持ってかれる。
「なかなか根性あるじゃないか。最後まで一貫して攻め続けるのはなかなか出来ないよ」
「ありがとうございます」
「それじゃああたしの番だね」
「はい。よろしくお願いします」
槍を構える。ナーディルさんと同じようにどこから攻めてくるのかわからない。全身の感覚を研ぎ澄ます。
「よし、はじめ!」
いきなり上段から攻めてきた。槍の柄で止める。そのまま流れるようなコンビネーションで突き。これも槍の柄で受ける。そして下段からの振り上げ。トンボを切ってよける。そこに突き。しゃがみながら槍の穂先で受けると一旦距離を取った。
「なかなか反応がいいねえ」
また、連続攻撃がきて、それを受けて避ける。そこを狙い澄ましたかの突きがきて、避けきれずに当たる。スキールナさんはそのまま攻撃する。なんとか受けて次の攻撃を待つ。次の攻撃はフェイントだった。反応しそうな身体を抑えて本命の攻撃を受ける。さらに緩急をつけて攻撃が続く。受けきれず、避けきれずに何発かくらう。
「やめ!」
というナーディルさんの声で僕は止まる。ふう。疲れたよ。『収納』から手製のポーションを取り出して飲む。
「まだフェイントに対応できてないね。もう少し攻撃を待つ癖をつけた方がいいね」
「そうだな」
「それにしてもあんた。毎日こんな楽しいことしてるのかい?私や姉妹たちも混ぜな」
「だから言いたくなかったんだ」
ナーディルさんはゲンナリして言う。ナーディルさんも奥さんには敵わないようだ。渋々稽古の見学を許した。
その後、イサリナさんに何体か魔の亜人を出してもらい実戦を行う。ナーディルさんとスキールナさんは楽しそうに見ていた。
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