【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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ブラッシュアップ開始。

話せる男マレイロー。

 お父さんは先に帰ったので僕はその後ナミリアと勉強をした。ナミリアが回復魔法を覚えたいといってたので勉強が終わってから城の魔術師さんを呼んで魔力を感じたいとお願いをし来てもらった。僕は魔力視覚マナサイトを使えるので魔力の流れが見える。ナミリアの勉強にもなるし一石二鳥だった。
 何回かやった事で魔力を集める感覚ができた。あとはナミリアにどこに魔力があるのか教えてこの日は終了した。ずるしても最終的にゴールが一緒なら良いよね!

 家に帰るとお父さんのプロジェクトはほぼ固まり、お兄さん達の方のプロジェクトを寄ってたかってやっていた。ロイック兄さんとキースが色々と頑張っているみたい。頑張って、と言いながら部屋に入った。

 3日後お父さんとお兄さん達が、商業登録に行くのに僕がついて行く事になった。商業ギルド、嫌な気がする。
 商業ギルドに入るとまたあの接待受付があった。目立つからやめてくださいとも言えずすごすごと皆んな着いていく。
 あの接待待合室に行くと担当者がもう待っていた。

「マレイローさん、今日もよろしく」
 
 とお父さんが言う。お父さんこの人に会った事あるんだな。

「こちらこそよろしくお願いします。失礼ですが『神童』ストラスト様と『天使』リョウエスト様ですね。私スサン商会様の担当になりましたマレイロー・スルーと申します。気軽にマレイローと呼んでください」
「マレイローさんよろしくお願い致します。私の事はストラと呼んで下さい」
「僕は、リョウで、お願いします」
「かしこまりました。ハッセルエンさん、ロイックさん、ストラさん、リョウさん、よろしくお願いします。今お茶を持ってきますので少々お待ち下さい」
「ありがとうございます」
「そういえばロイックさん、この前私シェフお任せ、食べてきました。なるほどこういうことか、と感心いたしました。シェフお任せ、売ってみせますね」
「ありがとうございます」

 あ、この人良い人だ。前のギルドの人達と全然違う感じだわ。

「3割5分はちょっと取りすぎだなあと反省してます。かわりに各支部に連絡させてもらってスサン商会様に良い話を何軒かいただいておりますのでご勘弁を」
「マレイローさんの手腕に期待します」
「はい。期待されます。あははは」

 ノックの音がしてお茶が運ばれてくる。

「さてさて、私の話など聞いていても一銭にもならないので、今回の商業登録の話をいたしましょう。まず結論を言います。既存のものに該当するものはありません。おめでとうございます」
「やった!」
「良かった」
「ありがとうマレイローさん」
「いえいえ、お礼はお後にしてくださいませ。で、ですね、私先に交渉してまいりました。この『スサン商会』の名称の登録並びに『スサン式開店法』と『スサンの天使』名称の登録並びに『スサンの天使式開店法』は王国本部の肝入りで商業登録をしていただきたいと返事がありました。つきましてはある程度強気な数字で出してもかまいません」
「マレイローさんありがとうございます」
「すごいな」
「ささ、ハッセルエンさん、好きな数字をどうぞ」
「私たちは7割5分くらいかと思っている」
「結構です。その数字で出しましょう」
「いいんですか?」
「はい。ストラさん、良いんですよ。なんせこの方式は王国ギルド始まって以来はじめての方式になります。売り手も買い手も喜ぶ方式、最高だと思っています。これで頷かないギルド職員がいたらその名前を言って下さい。私がぶっ飛ばしてきますので」
「ありがとうございます」
「いえ、こちらこそありがとうございます」

 お父さんが紙を収納から取り出して机に置く。

「あと一つ相談したい事があるのですがお時間大丈夫ですか?」
「はい。時間ならいくらでもお空けいたします。とは言っても商売の話ならですけどね」
「商業登録はするがお金を取りたくない事業があるのだが、どうだろうか?」
「どう言う事ですか?」
「この紙を見て下さい。ある工場ででた廃物を安く買取り、それを寡婦や孤児院の子供達で加工する。そしてそれを商売の一つの商材として適切な値段で売り、作り手たちの給料を賄う形です。どちらかと言えば利益を求めるというより、その方達に還元したいのです」
「これスサン商会に利益は?」
「あります。スサン商会の人材確保ならびに当方の名前が売れます」
「なるほど。孤児院の子供の中で有能な子供を見つけ出す腹ですな」
「その通りです。そして真っ当な商会員に育て上げる事により、当方には利が多いにあります」
「なるほど。子供から搾取している商会にガツンと言わせたい話ですな」
「搾取している商会とは一線を画してみたいのです。ですから、あえて商業登録をします」
「そうですね。難しいですが私にもその志があります。本部とかけあってみようと思います。ちなみにどんな商品ですか?」

 お父さんが収納から3枚の布を出す。

「妻と娘が作ったものですが、端切れを組み合わせて布にしたものです。息子がこのような物を考えました。これはそのままで使ったり、加工して小物にしたりと幅広い使い方ができると思います」
「ハッセルエンさん、これは間違いなく売れます。ハッセルエンさん、これを先に商業登録しましょう。それからやつらをギャフンと言わせてやりましょう」
「ありがとうございます、マレイローさん」
「商業登録の利益配分はおいおい考えましょう。あとはこちらにお任せを。なんとか本部を口説き落としてきます」
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