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ブラッシュアップ開始。
書庫で勉強。
ミザーリとジェンは使用人の部屋に泊まっているというので屋敷に入ってすぐ別れた。マチルダさんが入った所で待ち構えており、僕は部屋に連れてかれて清浄をかけられた。
「リョウエスト様、朝起きて訓練をするのはよろしいのですが、良かったら私を呼んでいただきたく思います」
「え?起こしたら、かわいそう」
「私の仕事は滞在中のリョウエスト様のお世話でございます。お気になさらず気軽に呼んでいただいて結構です」
「わかったー、マチルダさん、ごめんね」
「あ、いえ。謝って頂かなくて結構です。こちらこそ窮屈な思いをさせているようで申し訳ありません。お着替えなどどうされますか?」
「んー。これで良いの」
「わかりました。では食堂にご案内いたします」
「うん!」
食堂に着いたらお父さんとお兄さんとデボンさんがお茶をしていた。どうやら遅刻しちゃったらしい。
「遅れ、ごめんね」
「勝手に屋敷を出たらダメだよ、リョウ」
「俺も出ようとしたら止められた。リョウも言う事を聞くようにな」
「うん!ごめんね」
ストラ兄さんも出ようとしてたのか。
「リョウ、言葉使いは直しようもないが『うん』はやめて『はい』にしてごらん」
「はい!お父さん」
「そうだ。それを王都にいる間続けるんだぞ」
「う…はい」
「まあ、いいんじゃないか?王様も子供の言う事にいちいちめくじら立てないだろうし」
「デボン、王様だけなら良いが他の方々がどう思うのかわからないだろ?」
「そりゃそうだな。リョウ、気をつけろよ」
「はい!」
朝食が運ばれる。豪華な朝食だ。食べ切れるかなあ。
「ゆっくり食べなさい。時間はいっぱいあるぞ」
「そうだぞリョウ。この屋敷から今日は出られないからな」
そうか。王様に会うまで安全に過ごさなきゃならないものね。のんびり食べよう。
「デボンは今日は何をするんだ?」
「レポートの校正だな。完璧だと思うんだが不安でな。なんせ一世一代の大舞台だ。準備不足になりたくないしな」
「そうだな。私達は何をしようかな」
「父さん、キースを連れてくればよかったね。貴族関係の仕事にも手をつけられて一石二鳥だったね」
「そうだな。そこまで気が回らなかった」
「聞いたんだけどさ、書庫があるらしいんだ。俺はそこで勉強でもしようかな」
「んふー。書庫いい」
「だろ?普段読めないものもあるだろうし」
「聞いて使用可能ならいいんじゃないか。ロイック、この後訓練に付き合ってくれ」
「父さんの剣には敵わないよ?」
「まあまあ、体を動かすだけだ」
よし。あとは果物だけだ。僕がんばったわ……よし。食べれた。
「食べたー」
「よく食べれたな。俺残したぜ」
「朝、運動したの」
お茶を入れてもらう。メイドさんか侍女さんかわからないけど、歳が少し上の人が部屋に入ってきた。
「失礼いたします。ご主人様から連絡がありました。本日夜半過ぎにこちらに到着予定です。皆様にはこの館でゆっくり逗留して頂きたいとのことです」
「わかりました。謁見はいつぐらいになりそうですか?」
「今、ご主人様の到着予定を知らせに王城に家中の者が向かっております。王家の皆様も心待ちになさっておられるとお聞きしておりますので、遅くとも明日には謁見予定日が決まると思われます」
「わかりました」
「それまで窮屈な思いをさせてしまいますがこちらでのんびりとお過ごしください」
「あの、書庫は使用可能でしょうか?」
「はい。ストラスト様、可能でございます。後ほど係の者を案内に伺わせます」
「僕、お願いします」
「リョウエスト様、かしこまりました。他にご不明な点はございますか?」
「庭に出るのは可能ですか?体を動かしたいです」
「はい。可能です、ロイックエン様。ただし魔法や魔術はみだらに練習なさらないようお願いいたします。練習したい、とおっしゃるなら貴族街にある練習場をお借りいたします」
「大丈夫です」
「その他ご不明点があれば係の者に伝えてください。では、良い1日をお過ごしくださいませ」
それからお茶を呑んで解散となり、僕とストラ兄さんは書庫に案内された。書籍の数はかなり多い。
「初等学校とはかなり違いがあるぜ」
「学校、本、ないの?」
「こういう実用的な本はほとんどないな」
「ふーん」
「まあ、じっくりいろんな本読んでみようぜ」
「う…はい」
それから棚を色々見て回った。色々なジャンルの本が置いてある。僕は薬学の本と神学の本と歴史の本を借りた。ストラ兄さんは机に十冊くらいの本を載せて読んでいる。
まずは薬学の本を調べる。アレのレシピがあるかどうか調べる為だ。残念ながら書いてなかった。ここで見つけたと嘘をついてラクラ薬師に協力してもらおうかな。それが一番早いよね。
次に神学の本を読む。大体のことはあっているけどリーリシアがお母さんみたいな書き方で書いてあった。リーリシアは子供産んでませんよ。あとはナーディルさんが理知的な神でマデリエネさんが奔放な神、アネーシャさんがおばさん、グンヴォルさんがお爺さん、ロスハーンさんが壮年の神、イサリナさんが悪女って書かれていた。うーん、一個も合ってない。他にはいろんな眷属神の事が書いてあった。全部読み切ったらぶるっと来た。たぶん神学覚えたね。
歴史はコリント王国のものだった。一通り読んでたが、学んでいたものと違うことが結構多い。これ、書いてる人間の都合の良いように変えて書いてあるわ。まあ、歴史は勝者が変えるものだとグンヴォルさんが言ってたからそう言う事なんだろう。
そこまで読んでストラ兄さんを見ると次の本を借りてる所だった。もう十冊読んだのか。相変わらずハイスペックだわ。
「リョウエスト様、朝起きて訓練をするのはよろしいのですが、良かったら私を呼んでいただきたく思います」
「え?起こしたら、かわいそう」
「私の仕事は滞在中のリョウエスト様のお世話でございます。お気になさらず気軽に呼んでいただいて結構です」
「わかったー、マチルダさん、ごめんね」
「あ、いえ。謝って頂かなくて結構です。こちらこそ窮屈な思いをさせているようで申し訳ありません。お着替えなどどうされますか?」
「んー。これで良いの」
「わかりました。では食堂にご案内いたします」
「うん!」
食堂に着いたらお父さんとお兄さんとデボンさんがお茶をしていた。どうやら遅刻しちゃったらしい。
「遅れ、ごめんね」
「勝手に屋敷を出たらダメだよ、リョウ」
「俺も出ようとしたら止められた。リョウも言う事を聞くようにな」
「うん!ごめんね」
ストラ兄さんも出ようとしてたのか。
「リョウ、言葉使いは直しようもないが『うん』はやめて『はい』にしてごらん」
「はい!お父さん」
「そうだ。それを王都にいる間続けるんだぞ」
「う…はい」
「まあ、いいんじゃないか?王様も子供の言う事にいちいちめくじら立てないだろうし」
「デボン、王様だけなら良いが他の方々がどう思うのかわからないだろ?」
「そりゃそうだな。リョウ、気をつけろよ」
「はい!」
朝食が運ばれる。豪華な朝食だ。食べ切れるかなあ。
「ゆっくり食べなさい。時間はいっぱいあるぞ」
「そうだぞリョウ。この屋敷から今日は出られないからな」
そうか。王様に会うまで安全に過ごさなきゃならないものね。のんびり食べよう。
「デボンは今日は何をするんだ?」
「レポートの校正だな。完璧だと思うんだが不安でな。なんせ一世一代の大舞台だ。準備不足になりたくないしな」
「そうだな。私達は何をしようかな」
「父さん、キースを連れてくればよかったね。貴族関係の仕事にも手をつけられて一石二鳥だったね」
「そうだな。そこまで気が回らなかった」
「聞いたんだけどさ、書庫があるらしいんだ。俺はそこで勉強でもしようかな」
「んふー。書庫いい」
「だろ?普段読めないものもあるだろうし」
「聞いて使用可能ならいいんじゃないか。ロイック、この後訓練に付き合ってくれ」
「父さんの剣には敵わないよ?」
「まあまあ、体を動かすだけだ」
よし。あとは果物だけだ。僕がんばったわ……よし。食べれた。
「食べたー」
「よく食べれたな。俺残したぜ」
「朝、運動したの」
お茶を入れてもらう。メイドさんか侍女さんかわからないけど、歳が少し上の人が部屋に入ってきた。
「失礼いたします。ご主人様から連絡がありました。本日夜半過ぎにこちらに到着予定です。皆様にはこの館でゆっくり逗留して頂きたいとのことです」
「わかりました。謁見はいつぐらいになりそうですか?」
「今、ご主人様の到着予定を知らせに王城に家中の者が向かっております。王家の皆様も心待ちになさっておられるとお聞きしておりますので、遅くとも明日には謁見予定日が決まると思われます」
「わかりました」
「それまで窮屈な思いをさせてしまいますがこちらでのんびりとお過ごしください」
「あの、書庫は使用可能でしょうか?」
「はい。ストラスト様、可能でございます。後ほど係の者を案内に伺わせます」
「僕、お願いします」
「リョウエスト様、かしこまりました。他にご不明な点はございますか?」
「庭に出るのは可能ですか?体を動かしたいです」
「はい。可能です、ロイックエン様。ただし魔法や魔術はみだらに練習なさらないようお願いいたします。練習したい、とおっしゃるなら貴族街にある練習場をお借りいたします」
「大丈夫です」
「その他ご不明点があれば係の者に伝えてください。では、良い1日をお過ごしくださいませ」
それからお茶を呑んで解散となり、僕とストラ兄さんは書庫に案内された。書籍の数はかなり多い。
「初等学校とはかなり違いがあるぜ」
「学校、本、ないの?」
「こういう実用的な本はほとんどないな」
「ふーん」
「まあ、じっくりいろんな本読んでみようぜ」
「う…はい」
それから棚を色々見て回った。色々なジャンルの本が置いてある。僕は薬学の本と神学の本と歴史の本を借りた。ストラ兄さんは机に十冊くらいの本を載せて読んでいる。
まずは薬学の本を調べる。アレのレシピがあるかどうか調べる為だ。残念ながら書いてなかった。ここで見つけたと嘘をついてラクラ薬師に協力してもらおうかな。それが一番早いよね。
次に神学の本を読む。大体のことはあっているけどリーリシアがお母さんみたいな書き方で書いてあった。リーリシアは子供産んでませんよ。あとはナーディルさんが理知的な神でマデリエネさんが奔放な神、アネーシャさんがおばさん、グンヴォルさんがお爺さん、ロスハーンさんが壮年の神、イサリナさんが悪女って書かれていた。うーん、一個も合ってない。他にはいろんな眷属神の事が書いてあった。全部読み切ったらぶるっと来た。たぶん神学覚えたね。
歴史はコリント王国のものだった。一通り読んでたが、学んでいたものと違うことが結構多い。これ、書いてる人間の都合の良いように変えて書いてあるわ。まあ、歴史は勝者が変えるものだとグンヴォルさんが言ってたからそう言う事なんだろう。
そこまで読んでストラ兄さんを見ると次の本を借りてる所だった。もう十冊読んだのか。相変わらずハイスペックだわ。
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