119 / 667
ブラッシュアップ開始。
王宮で料理するって。
しおりを挟む
実食となった。今回四人前作った。
料理人とマックスさん、フィグさん、僕だ。
「どうぞ」
「リョウ、どうやって食べるんだ?」
「あ。リネン、ナプキン、お願いします」
「どうぞ」
「マックスさん、フィグさん、ナプキン、首に、お願いします」
「ああ」
「はい」
「ガブっと、手で、お願いします」
うん。うまいな。ワインは…飲めない。悲しい。
「おお。なんだこれは。美味しいじゃないか。色んな味が混ざっている」
「なんてこと。これはすごい料理だわ」
マックスさんはワイン飲んでる。フィグさんは上品に一口呑んだ。
「合うな。ワイン」
「はい。合いますね。つけ合わせのオウトールもワインと相性が良いです」
「手で食べる、だめ?」
「いえ、大丈夫だと思います。こちらでフィンガーボウルを手配します」
「この味を知ったらやめられなくなるな。手が多少汚れても食べるだろう」
「当日、こちらで料理をしてもらいます。材料はわかりましたのでこちらで用意しておきます」
「多め、お願いします」
「驚いたな。エストバーグにまだ先の料理があるとは」
「あ。料理登録」
「大丈夫です。当日は料理ギルド本部長様と料理取締り部隊隊長が立ち会われます」
「良かった」
「お見事な手際でした。国王様にもこの事をお伝えしておきます」
「お願いします」
「リョウ、我が家でもまた振る舞ってくれ。レイアムとナミリアが喜ぶ」
「はい!」
「ではあとはよろしく頼む」
「はい!」
フィグさんと当日の段取りの打ち合わせをする。パンは当日朝にデボンさんと城に行き用意することになった。
それから謁見の作法と礼儀作法を学んだ。跪く場所が決まってるとは。頭を上げと言われる前に絶対王様を見てはいけないなんてどうするの?って感じだったが大体は向こうで学んだ事だった。何回もやったんでそろそろビクってこないかなと思ったが来なかった。
お父さんとデボンさんには多分直答があるので想定問答が行われた。デボンさんは緊張してまたどもっていたがなんとかなるようだ。お父さんにはなかなか答えられない問題が出てきて大変そうだった。
夕方になって解放されたが足が痺れたロイック兄さんとストラ兄さんはその場で転がっていた。なんとか立ち上がろうとしたがまた転げる。お父さんとデボンさんは途中立ってたから良いけど僕らずっとしゃがみっぱなしだものね。当日は時間少なかったら良いな。
その日の夕食時、また侍女?さんが来た。
「失礼致します。王城から連絡がございました。明後日の昼から国王様の謁見となります。当日の順番は最後です。おそらく時間が長く取られると思いますので頑張って頂きたく思います。なお、デボン様には当日契約官から契約がされます。これはリョウエスト様が真にワインを作り出した人物だと証明する為です。ご了承くださいませ」
「かしこまりました」
「当日の流れをご説明します。朝、7時にリョウエスト様、デボン様を迎えに近衛騎士団と王城侍従が参りますのでその案内にしたがってお城にお入り下さいませ。デボン様の契約が済み次第パンの製作とワイン一樽の製作をお願いします。こちらは王国料理ギルド長イタヌ様と王国料理取締部隊部隊長アスハ様の立ち会いとなります。パン製作のお時間は大丈夫でしょうか」
「はい」
「パン並びにワイン製作が済み次第お着替えとなります。当日のお衣装はお預かりしておりますので王城内で湯浴みをされお着替えという形となります」
「はい」
「11時にご主人様、ハッセルエン様、ロイックエン様、ストラスト様の御出立となります。こちらで着替えの方をしていただきます。当家の馬車とスサン家所有の馬車の2台で向かいます。ハッセルエン様は招待状を忘れずにお願い致します」
「あの、勲章はつけて行った方がいいでしょうか?」
おお、ストラ兄さん、それは僕も気になっていたよ。
「どの勲章ですか?」
「大鷲勲章です」
「はい。是非お付け下さいませ。よろしいでしょうか?」
「はい」
「それでは続いての流れです。12時から13時までの間に謁見がはじまります。謁見終了後、リョウエスト様は王宮の厨房にて料理です。残りの方は待機となります。14時から15時の間に試食会が始まります。そちらは皆さんご出席でお願いします」
「「「はい」」」
「以降の流れです。ハッセルエン様とロイックエン様は調達部にて打ち合わせがございます。ストラスト様は公爵様と侯爵様との面談。リョウエスト様デボン様は待機となります。皆様の予定が済み次第王城よりこちらに帰還という流れです」
「「わかりました」」
「かしこまりました」
「はい」
「ご主人様から言付けです。最悪泊まる可能性があるのでそのつもりで、とのことです。特にロイックエン様、ストラスト様、リョウエスト様は王宮にてご歓談に呼ばれる可能性があるとご主人様は申しております」
「王様や奥様に直接お会いするのですか?」
「左様でございます。奥方様、第一王子様、第二王子様、王女様が特に会いたがっていらっしゃるとおっしゃってます」
「正直不安がいっぱいですけど」
「夕ご飯、作らないと、ダメ?」
「リョウはその可能性あるだろうな」
料理人とマックスさん、フィグさん、僕だ。
「どうぞ」
「リョウ、どうやって食べるんだ?」
「あ。リネン、ナプキン、お願いします」
「どうぞ」
「マックスさん、フィグさん、ナプキン、首に、お願いします」
「ああ」
「はい」
「ガブっと、手で、お願いします」
うん。うまいな。ワインは…飲めない。悲しい。
「おお。なんだこれは。美味しいじゃないか。色んな味が混ざっている」
「なんてこと。これはすごい料理だわ」
マックスさんはワイン飲んでる。フィグさんは上品に一口呑んだ。
「合うな。ワイン」
「はい。合いますね。つけ合わせのオウトールもワインと相性が良いです」
「手で食べる、だめ?」
「いえ、大丈夫だと思います。こちらでフィンガーボウルを手配します」
「この味を知ったらやめられなくなるな。手が多少汚れても食べるだろう」
「当日、こちらで料理をしてもらいます。材料はわかりましたのでこちらで用意しておきます」
「多め、お願いします」
「驚いたな。エストバーグにまだ先の料理があるとは」
「あ。料理登録」
「大丈夫です。当日は料理ギルド本部長様と料理取締り部隊隊長が立ち会われます」
「良かった」
「お見事な手際でした。国王様にもこの事をお伝えしておきます」
「お願いします」
「リョウ、我が家でもまた振る舞ってくれ。レイアムとナミリアが喜ぶ」
「はい!」
「ではあとはよろしく頼む」
「はい!」
フィグさんと当日の段取りの打ち合わせをする。パンは当日朝にデボンさんと城に行き用意することになった。
それから謁見の作法と礼儀作法を学んだ。跪く場所が決まってるとは。頭を上げと言われる前に絶対王様を見てはいけないなんてどうするの?って感じだったが大体は向こうで学んだ事だった。何回もやったんでそろそろビクってこないかなと思ったが来なかった。
お父さんとデボンさんには多分直答があるので想定問答が行われた。デボンさんは緊張してまたどもっていたがなんとかなるようだ。お父さんにはなかなか答えられない問題が出てきて大変そうだった。
夕方になって解放されたが足が痺れたロイック兄さんとストラ兄さんはその場で転がっていた。なんとか立ち上がろうとしたがまた転げる。お父さんとデボンさんは途中立ってたから良いけど僕らずっとしゃがみっぱなしだものね。当日は時間少なかったら良いな。
その日の夕食時、また侍女?さんが来た。
「失礼致します。王城から連絡がございました。明後日の昼から国王様の謁見となります。当日の順番は最後です。おそらく時間が長く取られると思いますので頑張って頂きたく思います。なお、デボン様には当日契約官から契約がされます。これはリョウエスト様が真にワインを作り出した人物だと証明する為です。ご了承くださいませ」
「かしこまりました」
「当日の流れをご説明します。朝、7時にリョウエスト様、デボン様を迎えに近衛騎士団と王城侍従が参りますのでその案内にしたがってお城にお入り下さいませ。デボン様の契約が済み次第パンの製作とワイン一樽の製作をお願いします。こちらは王国料理ギルド長イタヌ様と王国料理取締部隊部隊長アスハ様の立ち会いとなります。パン製作のお時間は大丈夫でしょうか」
「はい」
「パン並びにワイン製作が済み次第お着替えとなります。当日のお衣装はお預かりしておりますので王城内で湯浴みをされお着替えという形となります」
「はい」
「11時にご主人様、ハッセルエン様、ロイックエン様、ストラスト様の御出立となります。こちらで着替えの方をしていただきます。当家の馬車とスサン家所有の馬車の2台で向かいます。ハッセルエン様は招待状を忘れずにお願い致します」
「あの、勲章はつけて行った方がいいでしょうか?」
おお、ストラ兄さん、それは僕も気になっていたよ。
「どの勲章ですか?」
「大鷲勲章です」
「はい。是非お付け下さいませ。よろしいでしょうか?」
「はい」
「それでは続いての流れです。12時から13時までの間に謁見がはじまります。謁見終了後、リョウエスト様は王宮の厨房にて料理です。残りの方は待機となります。14時から15時の間に試食会が始まります。そちらは皆さんご出席でお願いします」
「「「はい」」」
「以降の流れです。ハッセルエン様とロイックエン様は調達部にて打ち合わせがございます。ストラスト様は公爵様と侯爵様との面談。リョウエスト様デボン様は待機となります。皆様の予定が済み次第王城よりこちらに帰還という流れです」
「「わかりました」」
「かしこまりました」
「はい」
「ご主人様から言付けです。最悪泊まる可能性があるのでそのつもりで、とのことです。特にロイックエン様、ストラスト様、リョウエスト様は王宮にてご歓談に呼ばれる可能性があるとご主人様は申しております」
「王様や奥様に直接お会いするのですか?」
「左様でございます。奥方様、第一王子様、第二王子様、王女様が特に会いたがっていらっしゃるとおっしゃってます」
「正直不安がいっぱいですけど」
「夕ご飯、作らないと、ダメ?」
「リョウはその可能性あるだろうな」
215
あなたにおすすめの小説
とある執事の日常 ~お嬢様の中身は恐らくギャル~
冬兎
ファンタジー
R8.1.20 投稿開始
うちのお嬢様は絶対におかしい。
「道路やばくない? 整備しよ」
「孤児院とか作ったら?」
「困ってる人助けるのなんか当たり前っしょ」
貴族令嬢らしからぬ口調で突拍子もない提案を次々とぶつけてくるお嬢様、レティシア・リオネール。執事の俺、クラウスは今日も彼女の無茶振りに振り回される。
不思議なことに、お嬢様の理想論は必ず実現し効果を発揮する。
孤児院は完成し、医療制度は整い、領地は驚異的に発展していく。
元勇者の伯爵様、脳筋騎士団長、くのいちメイド長、双子の妹たち――
濃すぎる面々に囲まれながら、俺は今日もお嬢様の思いつきを形にしていく。
気づけば、振り回されることに悦びを感じ始めている俺はもう手遅れかもしれない。
ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
転生したみたいなので異世界生活を楽しみます
さっちさん
ファンタジー
又々、題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
沢山のコメントありがとうございます。対応出来なくてすいません。
誤字脱字申し訳ございません。気がついたら直していきます。
感傷的表現は無しでお願いしたいと思います😢
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
異世界でまったり村づくり ~追放された錬金術師、薬草と動物たちに囲まれて再出発します。いつの間にか辺境の村が聖地になっていた件~
たまごころ
ファンタジー
王都で役立たずと追放された中年の錬金術師リオネル。
たどり着いたのは、魔物に怯える小さな辺境の村だった。
薬草で傷を癒し、料理で笑顔を生み、動物たちと畑を耕す日々。
仲間と絆を育むうちに、村は次第に「奇跡の地」と呼ばれていく――。
剣も魔法も最強じゃない。けれど、誰かを癒す力が世界を変えていく。
ゆるやかな時間の中で少しずつ花開く、スロー成長の異世界物語。
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる