【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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ブラッシュアップ開始。

王宮で料理するって。

 実食となった。今回四人前作った。
料理人とマックスさん、フィグさん、僕だ。

「どうぞ」
「リョウ、どうやって食べるんだ?」
「あ。リネン、ナプキン、お願いします」
「どうぞ」
「マックスさん、フィグさん、ナプキン、首に、お願いします」
「ああ」
「はい」
「ガブっと、手で、お願いします」

 うん。うまいな。ワインは…飲めない。悲しい。

「おお。なんだこれは。美味しいじゃないか。色んな味が混ざっている」
「なんてこと。これはすごい料理だわ」

 マックスさんはワイン飲んでる。フィグさんは上品に一口呑んだ。

「合うな。ワイン」
「はい。合いますね。つけ合わせのオウトールもワインと相性が良いです」
「手で食べる、だめ?」
「いえ、大丈夫だと思います。こちらでフィンガーボウルを手配します」
「この味を知ったらやめられなくなるな。手が多少汚れても食べるだろう」
「当日、こちらで料理をしてもらいます。材料はわかりましたのでこちらで用意しておきます」
「多め、お願いします」
「驚いたな。エストバーグにまだ先の料理があるとは」
「あ。料理登録」
「大丈夫です。当日は料理ギルド本部長様と料理取締り部隊隊長が立ち会われます」
「良かった」
「お見事な手際でした。国王様にもこの事をお伝えしておきます」
「お願いします」
「リョウ、我が家でもまた振る舞ってくれ。レイアムとナミリアが喜ぶ」
「はい!」
「ではあとはよろしく頼む」
「はい!」

 フィグさんと当日の段取りの打ち合わせをする。パンは当日朝にデボンさんと城に行き用意することになった。
 

 それから謁見の作法と礼儀作法を学んだ。跪く場所が決まってるとは。頭を上げと言われる前に絶対王様を見てはいけないなんてどうするの?って感じだったが大体は向こうで学んだ事だった。何回もやったんでそろそろビクってこないかなと思ったが来なかった。
 お父さんとデボンさんには多分直答があるので想定問答が行われた。デボンさんは緊張してまたどもっていたがなんとかなるようだ。お父さんにはなかなか答えられない問題が出てきて大変そうだった。

 夕方になって解放されたが足が痺れたロイック兄さんとストラ兄さんはその場で転がっていた。なんとか立ち上がろうとしたがまた転げる。お父さんとデボンさんは途中立ってたから良いけど僕らずっとしゃがみっぱなしだものね。当日は時間少なかったら良いな。
 
 その日の夕食時、また侍女?さんが来た。

「失礼致します。王城から連絡がございました。明後日の昼から国王様の謁見となります。当日の順番は最後です。おそらく時間が長く取られると思いますので頑張って頂きたく思います。なお、デボン様には当日契約官から契約コントラクトがされます。これはリョウエスト様が真にワインを作り出した人物だと証明する為です。ご了承くださいませ」
「かしこまりました」
「当日の流れをご説明します。朝、7時にリョウエスト様、デボン様を迎えに近衛騎士団と王城侍従が参りますのでその案内にしたがってお城にお入り下さいませ。デボン様の契約コントラクトが済み次第パンの製作とワイン一樽の製作をお願いします。こちらは王国料理ギルド長イタヌ様と王国料理取締部隊部隊長アスハ様の立ち会いとなります。パン製作のお時間は大丈夫でしょうか」
「はい」
「パン並びにワイン製作が済み次第お着替えとなります。当日のお衣装はお預かりしておりますので王城内で湯浴みをされお着替えという形となります」
「はい」
「11時にご主人様、ハッセルエン様、ロイックエン様、ストラスト様の御出立となります。こちらで着替えの方をしていただきます。当家の馬車とスサン家所有の馬車の2台で向かいます。ハッセルエン様は招待状を忘れずにお願い致します」
「あの、勲章はつけて行った方がいいでしょうか?」

 おお、ストラ兄さん、それは僕も気になっていたよ。

「どの勲章ですか?」
「大鷲勲章です」
「はい。是非お付け下さいませ。よろしいでしょうか?」
「はい」
「それでは続いての流れです。12時から13時までの間に謁見がはじまります。謁見終了後、リョウエスト様は王宮の厨房にて料理です。残りの方は待機となります。14時から15時の間に試食会が始まります。そちらは皆さんご出席でお願いします」
「「「はい」」」
「以降の流れです。ハッセルエン様とロイックエン様は調達部にて打ち合わせがございます。ストラスト様は公爵様と侯爵様との面談。リョウエスト様デボン様は待機となります。皆様の予定が済み次第王城よりこちらに帰還という流れです」
「「わかりました」」
「かしこまりました」
「はい」
「ご主人様から言付けです。最悪泊まる可能性があるのでそのつもりで、とのことです。特にロイックエン様、ストラスト様、リョウエスト様は王宮にてご歓談に呼ばれる可能性があるとご主人様は申しております」
「王様や奥様に直接お会いするのですか?」
「左様でございます。奥方様、第一王子様、第二王子様、王女様が特に会いたがっていらっしゃるとおっしゃってます」
「正直不安がいっぱいですけど」
「夕ご飯、作らないと、ダメ?」
「リョウはその可能性あるだろうな」


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