【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜

リョウ

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旅立つ者。

お参りと布告。

 次の日になった。お父さんとロイック兄さんは仕事に出て、ストラ兄さんは学校に行った。僕は久しぶりに店先に立ってから家に戻った。
 エメイラが来て講義が行われる。

「今日の講義をはじめるわね。今日から魔力を全身に張り巡らす訓練をするわ」
「エメイラ、それできる」
「ええ?なんで?」
「わかんないけど、できたの」
「見るからやってみて」

 僕は魔力を全身に行き渡すイメージをさせて身体の魔力を全身に張り巡らせる。

「すごいわ。あなたそれ誰から学んだの?」
「やってたらできたー」
「そ、そうなの。そんなに早くそれができるとは。これなら魔法を教える日もすぐだわ」
「教えてくれる?」
「まだダメよ。その魔力を一点に集める訓練をしてから、それが瞬時にできるように練習していくの」
「わかった。がんばる」
「それじゃもう一回やってみて」 

 エメイラの訓練は大体1時間程続いた。

「終わりにしましょ」
「エメイラ、お願いある」
「どうしたの?」
「リーリシア神の神殿と、アネーシャ神の神殿に、行きたいの」
「今回の旅の成功をお礼したいのね。殊勝な心がけだわ。わかった。ミザーリを呼んでくるわね。3人で行きましょう」
「お母さんに言ってくる」

 ミシェ姉さんの指導をしているお母さんの元へいく。

「お母さん、エメイラと、ミザーリとリーリシア神殿と、アネーシャ神殿に、行ってくる」
「あら、お礼に行くの?」
「はい」
「エメイラとミザーリが一緒ならいいわ」
「ありがと」
「いい?商業区にある方の神殿に行く事。宗教区は遠いから行っちゃダメよ」
「わかった」
「きちんとエメイラの事聞いて動くのよ」
「はい」

 ミザーリが来たので玄関から外に出る。途中、モムノフさんに神殿に行く事を告げる。
 エメイラとミザーリに挟まれて歩く。僕に合わせてくれてるからゆっくりだね。途中、色んな商会の人やお客様に声をかけられる。
 神殿に着くとまずリーリシアの神殿にお参りする。祈った瞬間、神界に意識が飛んだ。リーリシアがいる。ハグをした。

「リョウ、おかえりなさい」
「リーリシア、ただいま」
「ワインとパンを広げてくれてありがと」
「うん。上手くいったよ」
「嬉しかったわ」
「まあ、これからが始まりだけどね」
「そうね。あなたまだ5歳だものね」

 二人で笑う。

「あ、リョウ、今日ワインとパンの事を国が発表したようだわ。各領に一斉に連絡がいってる」
「布告されたのか。ありがと」
「どんな風にワインとパンが広まるのか私も興味があったもの。ふふふ。これでリョウはお金持ちね」
「5歳だから使いようがないよ」
「ふふふ」
「あ、そういえばね、神の加護とかリーリシアの伴侶とか創造神様の効果が分からないけどどんな感じ?」
「今はまだ見えないのね。今はわからなくて良いわ。一つ言えるのは普段から色々頑張ってみてね、と言う事だわ」
「わかった」
「あ、そろそろ時間だわ。また来てね」
「わかった。またね」

 リーリシアとキスをして別れる。地上に戻っていた。エメイラとミザーリの祈りは終わっていた。

「気が済んだ?次はアネーシャ様ね」
「主、何をお祈りしてたんですか?」
「ん、見てくれてありがとって」
「それだけなの?」
「うん」
「私色々願っちゃったわ。煩悩まみれだわ」
「あたいもいろいろ…」
「僕時々、お参りしたい。いいかな?」
「私で良かったらいつでも付き合うわ」
「あたいは主の専属護衛だからいつでも、どこに行くのもついていきますよ」
「ありがと」

 中にいた僧侶ニルハに寄進する。銀貨5枚は多かったかな?
 それから少し離れたアネーシャさんの神殿へ歩いていく。アネーシャさんの神殿は小さなものだった。ここは冒険者や農民があまりいないので小さいものだと言う。

 中にいたアネーシャ神の僧侶ニルハに寄進して祭壇で祈る。

「リョウ、やっほー」
「こんにちは、アネーシャさん」
「イサリナから聞いたー?」
「伝言聞きました。醤油味の実を創ったんですってね」
「そうなのー。私だけじゃなくてみんな供物で醤油味のものが食べたいからお母さんと一緒に実を生み出したよー」
「ありがとうございます」
「とりあえずね、この国の林や森にたくさん生えるようにしてるの」
「どんな実ですか?」
「こんな実よ」
 
 アネーシャさんは何個か実をくれる。見た目は青い柿の実のようだ。

「とりあえず二ヶ月ぐらいしたら実が収穫できるようにしてるのー。収穫して料理をお願いね。料理が広がったらみんな天啓を下ろすってー」
「わかりました。やってみますね」
「うんーお願いね。そうそう、ロスハーンの信者があの味噌というものを作り始めたわー。それもあと半年くらいで食べれるようになるのよね?」
「そうですねー。発酵はそれくらいかかりますね」
「それも使ってってロスハーンが言ってたー」
「わかりました。何が食べたいですか?」
「味噌ラーメンが良い!」
「難しいですけどやってみます。あと相談なんですけど、あの薬作っていいですか?」
「んー。ラクラちゃんに相談してみてー。オッケーなら良いよー」
「相談してみます」
「そろそろ時間だわ。頼むねー。実は収納に突っ込んでおくわー」
「はい、ありがとうございます。また来ますね」
「はーい。またねー」


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