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旅立つ者。
奴隷ってどうなの?
工事が始まった為その報告をしにお城へ向かった。マックスさんの所に直行するのを今日はやめて厨房に案内させてもらった。
「おお、リョウエスト様、今日はどうされたんで?」
「ウスターさん、今日はね、マックスさんと、レイアムさんと、ナミリアとレイさんにご飯作るの」
「おー。新料理ですか?」
「ここでは、披露した、事ない」
「見させてもらっていいですか?」
「いいよ」
まずはパンを焼く。持ってきたバンボの実を加工してソースを作る。二つに分け、一つはエストバーグソースに一つは甘辛ソースにする。エストバーグをつくって、エストバーガーに仕上げる。同時にカツならぬエストンを揚げ皿に盛り付ける。
「あとは、食べるだけー」
「毎度見事な料理ですね」
「あとは仕上げて、出してね」
「かしこまりました」
マックスさん達は貴族なので昼ご飯がある。その昼ご飯を振る舞おうと思ったのだ。侍従さんに案内してもらってマックスさん達がいる食堂に行く。
「こんにちは」
「ああ、リョウどうした?」
「お昼、作ったから、食べて」
「やったー!」
「嬉しいわ」
「どっちも、王様達が、食べた料理」
「あのバーガーとか言うやつか?」
「それと、エストン、って料理」
「嬉しい」
「あなた、喋ってないで早速いただきましょう」
「ああ。料理を頼む」
料理が運び込まれる。レイさんが来た。レイさんも興味津々のようだ。
「今日の料理、ウスターさんに、教えた」
「ありがとう」
「まずね、パンの方は、エストバーガー。手で持って、食べてね。もう一つはエストン。そのたれに、つけて、食べて」
「ではいただこう」
「はい!」
「このパンの料理の方、柔らかいわね。美味しいわ」
「このサクサクしたの、美味いな」
「おいしー」
「あら。この焼いたものも美味しいわね」
「ねえねえ、このパンの味、好きなの」
「よかった」
「またお願いがあるのか?」
「ううん。ない」
「そうか」
「工事が、始まったから、報告にきた。それにマックスさんと、タウンハウスで、約束したし」
「そうだったな」
「ねえねえ、このおソース、美味しいの」
「ホント美味しいわね」
「マックスさんと、レイアムさん、今度はワインと、一緒に、食べてみてね」
「そうだな」
「うちでもあのワイン、作るようになったのよ。デボン、ていうあなたの友人がうちの錬金術師に教えてくれたわ」
「そうなんだ、良かった」
「リョウのおかげで太りそうだよ」
「それは困る」
「今度は健康に良い食べ物を紹介してちょうだい」
「んー。わかった」
「リョウ、お稽古する?」
「良いよ」
「やったー!」
「ああ、その前に私も話があるんだった」
「えー」
「ナミリア、ちょっと待ってあげなさい」
「今日は盾の練習、一緒にやりたかったの」
「まあそこまで時間はかからないから安心してくれ」
「お父様、お願い」
「わかった、わかった」
「あ、そういえば、レイさんにも、用意しておいたから、暇な時、食べてね」
「リョウ様、ありがとうございます」
食事の後、マックスさんの執務室に移動した。
「美味かったぞ、リョウ。ありがとう」
「喜んで、もらえて、嬉しい」
「そうか。私は次は甘味が良いな」
「なるほど。今、とびきりの、考えてる」
「ほう。また味わせてくれ」
「はい」
「それで話が三点あるのだが」
「はい」
「まず一点目が速文の事だ。工房が出来次第、総務の担当者がこちらにくるそうだから対応してくれ」
「わかった」
「二点目が避難民の事だ。5人見つけた。今交渉している。スサン商会に伝えてくれ」
「はい」
「それから三点目だが、リョウ、執事を一人つける気はないか?」
「んー。執事を工房に?」
「そうだ。図面を見せてもらったら、貴族の邸宅に近い形の建物じゃないか。管理に絶対必要だぞ」
「んー。元メイド頭が、いるよ?」
「それだけじゃ足りないぞ。急な来客対応や普段の執務にも必要だ」
「手紙は、読めるように、なった」
「ほお、それはすごいな」
「お返事を、書いてくれる人も、いる」
「うん。私にとってのレイの存在を考えてみてくれ。リョウにも必要だと思わないか?」
「なるほどー」
「家来は最小で良いが必要だ。その一人は執事である必要があるんだ。これが貴族としてのルールだな」
「わかった」
「わかってくれたか」
「はい」
「相手は冤罪で犯罪奴隷にされている。仕事はできるやつだ。レイも絶賛していた」
「なぜ、冤罪?」
「エフェルト公爵様に聞いたのだがな、実は今回の件にリョウもかかわっている。キトレ伯爵と聞いて何か思い出さないか?」
「あ、ジェンの」
「そうだ。そこの執事だった男だ。まだ若いのに敏腕なのだが、今回は罪を被せられて奴隷とされた」
「キトレ、伯爵、悪いやつ」
「キトレは逃れたつもりだが、陛下はそんな甘い人ではない。今に捕まるだろう」
「でも、その執事、捕まってるの?」
「そうだ。私は今回の奴隷探索で彼を見つけ出して確保したのだが、サウロン商会が共謀してると言ってる以上、捕まるのは仕方なかった」
「変な、話」
「そうだな。当人にとっても晴天の霹靂だったろう。今も憔悴しているよ」
「かわいそう」
「私は陛下に彼の無実を訴えるつもりでいる。それが叶えられるまでリョウの所で働かせてやってくれないか?」
「ちょっと待って」
どうしようかな。犯罪奴隷を雇ってると思われたらどうなの?でも僕はどうせ料理番だから、そっちの名声はどうでもいいよね。
「んー。わかった。でも、働かなかったら、帰しても、いい?」
「もちろんだ。そう伝える」
「工房できてから、その執事、迎えにくる」
「わかった。決して損はないようにしておく」
「おお、リョウエスト様、今日はどうされたんで?」
「ウスターさん、今日はね、マックスさんと、レイアムさんと、ナミリアとレイさんにご飯作るの」
「おー。新料理ですか?」
「ここでは、披露した、事ない」
「見させてもらっていいですか?」
「いいよ」
まずはパンを焼く。持ってきたバンボの実を加工してソースを作る。二つに分け、一つはエストバーグソースに一つは甘辛ソースにする。エストバーグをつくって、エストバーガーに仕上げる。同時にカツならぬエストンを揚げ皿に盛り付ける。
「あとは、食べるだけー」
「毎度見事な料理ですね」
「あとは仕上げて、出してね」
「かしこまりました」
マックスさん達は貴族なので昼ご飯がある。その昼ご飯を振る舞おうと思ったのだ。侍従さんに案内してもらってマックスさん達がいる食堂に行く。
「こんにちは」
「ああ、リョウどうした?」
「お昼、作ったから、食べて」
「やったー!」
「嬉しいわ」
「どっちも、王様達が、食べた料理」
「あのバーガーとか言うやつか?」
「それと、エストン、って料理」
「嬉しい」
「あなた、喋ってないで早速いただきましょう」
「ああ。料理を頼む」
料理が運び込まれる。レイさんが来た。レイさんも興味津々のようだ。
「今日の料理、ウスターさんに、教えた」
「ありがとう」
「まずね、パンの方は、エストバーガー。手で持って、食べてね。もう一つはエストン。そのたれに、つけて、食べて」
「ではいただこう」
「はい!」
「このパンの料理の方、柔らかいわね。美味しいわ」
「このサクサクしたの、美味いな」
「おいしー」
「あら。この焼いたものも美味しいわね」
「ねえねえ、このパンの味、好きなの」
「よかった」
「またお願いがあるのか?」
「ううん。ない」
「そうか」
「工事が、始まったから、報告にきた。それにマックスさんと、タウンハウスで、約束したし」
「そうだったな」
「ねえねえ、このおソース、美味しいの」
「ホント美味しいわね」
「マックスさんと、レイアムさん、今度はワインと、一緒に、食べてみてね」
「そうだな」
「うちでもあのワイン、作るようになったのよ。デボン、ていうあなたの友人がうちの錬金術師に教えてくれたわ」
「そうなんだ、良かった」
「リョウのおかげで太りそうだよ」
「それは困る」
「今度は健康に良い食べ物を紹介してちょうだい」
「んー。わかった」
「リョウ、お稽古する?」
「良いよ」
「やったー!」
「ああ、その前に私も話があるんだった」
「えー」
「ナミリア、ちょっと待ってあげなさい」
「今日は盾の練習、一緒にやりたかったの」
「まあそこまで時間はかからないから安心してくれ」
「お父様、お願い」
「わかった、わかった」
「あ、そういえば、レイさんにも、用意しておいたから、暇な時、食べてね」
「リョウ様、ありがとうございます」
食事の後、マックスさんの執務室に移動した。
「美味かったぞ、リョウ。ありがとう」
「喜んで、もらえて、嬉しい」
「そうか。私は次は甘味が良いな」
「なるほど。今、とびきりの、考えてる」
「ほう。また味わせてくれ」
「はい」
「それで話が三点あるのだが」
「はい」
「まず一点目が速文の事だ。工房が出来次第、総務の担当者がこちらにくるそうだから対応してくれ」
「わかった」
「二点目が避難民の事だ。5人見つけた。今交渉している。スサン商会に伝えてくれ」
「はい」
「それから三点目だが、リョウ、執事を一人つける気はないか?」
「んー。執事を工房に?」
「そうだ。図面を見せてもらったら、貴族の邸宅に近い形の建物じゃないか。管理に絶対必要だぞ」
「んー。元メイド頭が、いるよ?」
「それだけじゃ足りないぞ。急な来客対応や普段の執務にも必要だ」
「手紙は、読めるように、なった」
「ほお、それはすごいな」
「お返事を、書いてくれる人も、いる」
「うん。私にとってのレイの存在を考えてみてくれ。リョウにも必要だと思わないか?」
「なるほどー」
「家来は最小で良いが必要だ。その一人は執事である必要があるんだ。これが貴族としてのルールだな」
「わかった」
「わかってくれたか」
「はい」
「相手は冤罪で犯罪奴隷にされている。仕事はできるやつだ。レイも絶賛していた」
「なぜ、冤罪?」
「エフェルト公爵様に聞いたのだがな、実は今回の件にリョウもかかわっている。キトレ伯爵と聞いて何か思い出さないか?」
「あ、ジェンの」
「そうだ。そこの執事だった男だ。まだ若いのに敏腕なのだが、今回は罪を被せられて奴隷とされた」
「キトレ、伯爵、悪いやつ」
「キトレは逃れたつもりだが、陛下はそんな甘い人ではない。今に捕まるだろう」
「でも、その執事、捕まってるの?」
「そうだ。私は今回の奴隷探索で彼を見つけ出して確保したのだが、サウロン商会が共謀してると言ってる以上、捕まるのは仕方なかった」
「変な、話」
「そうだな。当人にとっても晴天の霹靂だったろう。今も憔悴しているよ」
「かわいそう」
「私は陛下に彼の無実を訴えるつもりでいる。それが叶えられるまでリョウの所で働かせてやってくれないか?」
「ちょっと待って」
どうしようかな。犯罪奴隷を雇ってると思われたらどうなの?でも僕はどうせ料理番だから、そっちの名声はどうでもいいよね。
「んー。わかった。でも、働かなかったら、帰しても、いい?」
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「工房できてから、その執事、迎えにくる」
「わかった。決して損はないようにしておく」
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