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旅立つ者。
神達からの依頼実行開始。
傭兵ギルドから帰ったあとストークは出かけてくると言って出ていった。僕はエメイラの授業を受けてから、しばらくエメイラの相手をしてまったりしてストークを待っていると城から連絡が来て、明後日速文の設置と王宮料理人の到着があるようだと教えてもらった。これは手配しないとダメかなと思っているとストークがちょうど帰ってきた。
「ストーク、おかえり」
「ただいま帰りました。リョウ様、メイドギルドより短期のメイドを雇いました。それから使用人の部屋を4部屋整え、小間使い用に屋根裏部屋に2部屋を整えております」
「お疲れ様。城から連絡あって、明後日、速文の設置と、王宮料理人の到着がある」
「かしこまりました。部屋は整えてあるので問題ございません。速文ですが、私が管理してよろしいでしょうか?」
「お願い」
「かしこまりました。今からどういたしましょうか?」
「出かける。商業ギルド、冒険者ギルド」
「どういった目的でしょうか?」
「残高照会と、依頼するもの、ある」
「かしこまりました。ミザーリを呼んで参ります」
「お願い」
「あなたすっかり貴族のようになったわね」
「うー。でも、ストークいると、楽」
「私嫌いじゃないわ。貴族のあなたも素敵よ」
「ありがと」
「ご用意できました!」
「エメイラ、行ってくる」
「いってらっしゃい」
馬車に乗って商業ギルドに着くと商業ギルドは午後の時間なので閑散としていた。
ストークを後ろに侍らせて受付に行く。
「リョウエスト・スサン。残高照会、お願い」
といって貴族カードを出す。
「はい、あ、これは…少々お待ちください」
「はい」
しばらく待たされると男の職員が出てくる。
「失礼ですが、リョウエスト・スサン名誉子爵様でございますね。本日は残高照会とお聞きいたしましたが、お引き出しのご予定はございますか?」
「ストーク、どう?」
「はい。当座の現金は十分ございます」
「残高照会のみで」
「かしこまりました。こちらの金額でございます。大きな金額をお引き出しの場合は3日前にお願いします」
「わかった。口座に、振り込みは、即日でも可能?」
「可能でございます。名誉子爵様の場合ですとご実家であるスサン商会様に振り込まれる事が多いと思います。その場合はすぐに対応致します」
「わかった。ありがと」
貴族カードと金額の書かれた紙を受け取る。貴族カードを収納にしまうと金額の紙を見た。3600枚つまり3億6000万円が入っていた。
「おうふ」
思わず変な声が出た。
「どうされましたか?」
「いや、大したこと、ない」
「そうですか。何もなければ大丈夫です」
そのまま馬車にのって冒険者ギルドに行く。冒険者ギルドは傭兵ギルドと色違いの建物で壁の色が白かった。
「主よ、離れないで下さいね」
「ミザーリ、ありがと」
スイングドアを開けるとガラの悪そうな人たちがいる。ここも酒場が併設されて治安が悪そうだ。カウンターに寄ると受付嬢にストークが話しかけた。
「失礼、このお方はリョウエスト・スサン名誉子爵。通称『スサンの天使』だ。依頼があるので聞いてもらいたい。さ、リョウ様お願いします」
僕はアネーシャさんから受け取った実を収納から出して見せる。
「うん。林にこの実が、生えていると、思う。いっぱいありそうなら30キロ、なければ5キロお願い」
「申し訳ありません。その実を少しお借りして頂けませんか?」
僕はその実を渡す。
「お預かり致します」
受付嬢が冒険者に声をかけている。冒険者はこちらにやってきた。
「あんたが依頼者かい?『スサンの天使』さんだね。良くあんたの話は聞いてるよ。最近良く実りだした実だ。30キロはすぐに集まるだろうさ」
「ありがと」
「なあに。大したことじゃない。なんかあったら依頼してくれ。受付にジョーと言ったら通じる」
「わかった」
「じゃあな」
なかなか良い人だったね。
「すいません。ちょっと上司を呼んできます」
受付嬢は席を離れた。しばらくすると一人の男性が現れた。
「名誉子爵様、こちらの実は新種となっており、未だ名前がついておりません。暫定的ですが名前を何に致しましょうか?」
「じゃあ、ルマーニの実で」
「かしこまりました。他のギルドに照会してまだ名付けられていなければルマーニの実となります。従者の方、依頼手続きをお願いします」
ストークが手続きをした。
「それではお待ち下さい。本日はご依頼ありがとうございました」
冒険者ギルドを出てふと思い立ち料理ギルドに向かう。名前がないなら調味料としても未登録かもしれないよね。
「いらっしゃいませ。おや、リョウエスト様。お久しぶりでございます」
「マジスさん、いますか?」
「はい。少々お待ちください。ご用件は何でしょう」
「新種の植物、ソースを見つけた、と伝えて」
「かしこまりました。すぐに伝えます」
すぐマジスさんが出てきた。
「リョウはんしばらくー。うちの兄貴に聞いたけど、あんたどえらい事したな。イタヌいうんがうちの兄貴や。覚えてるか?」
「イタヌさんの弟?」
「せや。王都で大爆発したってな。あの料理、最高やで。あ。ちゃうちゃう。そんなことしゃべるんちゃうかったわ。あんたまたどえらい発見したって?」
「新種の植物の実、その果汁」
「なんやて。ちょっとキッチンいこか」
「はい」
マジスさんとキッチンにいく。ボウルを用意してもらって中の醤油を取り出す。
「これか?偉い真っ黒な果汁やな。ん?しょっぱ。なんやこれめっちゃしょっぱいで」
「ちょっと、お湯で割る」
お湯を沸かしコップに醤油を入れお湯で割る。
「あ、これなら飲める。うまいやん」
「美味しいね」
「なあなあ。これすぐに今日登録できひんわ」
「見つけた人が、いるかもだから?」
「せやねん。王都に照会して調べてもらわなあかんねん」
「どのくらい?」
「明後日あたりかな」
「わかった」
「ほな、あんたの新しい家に知らせにいくわ」
「このストークが、いるから、伝えて」
「わかったわ。まだ実はあるん?」
「はい」
「じゃあ待っといて」
「ストーク、おかえり」
「ただいま帰りました。リョウ様、メイドギルドより短期のメイドを雇いました。それから使用人の部屋を4部屋整え、小間使い用に屋根裏部屋に2部屋を整えております」
「お疲れ様。城から連絡あって、明後日、速文の設置と、王宮料理人の到着がある」
「かしこまりました。部屋は整えてあるので問題ございません。速文ですが、私が管理してよろしいでしょうか?」
「お願い」
「かしこまりました。今からどういたしましょうか?」
「出かける。商業ギルド、冒険者ギルド」
「どういった目的でしょうか?」
「残高照会と、依頼するもの、ある」
「かしこまりました。ミザーリを呼んで参ります」
「お願い」
「あなたすっかり貴族のようになったわね」
「うー。でも、ストークいると、楽」
「私嫌いじゃないわ。貴族のあなたも素敵よ」
「ありがと」
「ご用意できました!」
「エメイラ、行ってくる」
「いってらっしゃい」
馬車に乗って商業ギルドに着くと商業ギルドは午後の時間なので閑散としていた。
ストークを後ろに侍らせて受付に行く。
「リョウエスト・スサン。残高照会、お願い」
といって貴族カードを出す。
「はい、あ、これは…少々お待ちください」
「はい」
しばらく待たされると男の職員が出てくる。
「失礼ですが、リョウエスト・スサン名誉子爵様でございますね。本日は残高照会とお聞きいたしましたが、お引き出しのご予定はございますか?」
「ストーク、どう?」
「はい。当座の現金は十分ございます」
「残高照会のみで」
「かしこまりました。こちらの金額でございます。大きな金額をお引き出しの場合は3日前にお願いします」
「わかった。口座に、振り込みは、即日でも可能?」
「可能でございます。名誉子爵様の場合ですとご実家であるスサン商会様に振り込まれる事が多いと思います。その場合はすぐに対応致します」
「わかった。ありがと」
貴族カードと金額の書かれた紙を受け取る。貴族カードを収納にしまうと金額の紙を見た。3600枚つまり3億6000万円が入っていた。
「おうふ」
思わず変な声が出た。
「どうされましたか?」
「いや、大したこと、ない」
「そうですか。何もなければ大丈夫です」
そのまま馬車にのって冒険者ギルドに行く。冒険者ギルドは傭兵ギルドと色違いの建物で壁の色が白かった。
「主よ、離れないで下さいね」
「ミザーリ、ありがと」
スイングドアを開けるとガラの悪そうな人たちがいる。ここも酒場が併設されて治安が悪そうだ。カウンターに寄ると受付嬢にストークが話しかけた。
「失礼、このお方はリョウエスト・スサン名誉子爵。通称『スサンの天使』だ。依頼があるので聞いてもらいたい。さ、リョウ様お願いします」
僕はアネーシャさんから受け取った実を収納から出して見せる。
「うん。林にこの実が、生えていると、思う。いっぱいありそうなら30キロ、なければ5キロお願い」
「申し訳ありません。その実を少しお借りして頂けませんか?」
僕はその実を渡す。
「お預かり致します」
受付嬢が冒険者に声をかけている。冒険者はこちらにやってきた。
「あんたが依頼者かい?『スサンの天使』さんだね。良くあんたの話は聞いてるよ。最近良く実りだした実だ。30キロはすぐに集まるだろうさ」
「ありがと」
「なあに。大したことじゃない。なんかあったら依頼してくれ。受付にジョーと言ったら通じる」
「わかった」
「じゃあな」
なかなか良い人だったね。
「すいません。ちょっと上司を呼んできます」
受付嬢は席を離れた。しばらくすると一人の男性が現れた。
「名誉子爵様、こちらの実は新種となっており、未だ名前がついておりません。暫定的ですが名前を何に致しましょうか?」
「じゃあ、ルマーニの実で」
「かしこまりました。他のギルドに照会してまだ名付けられていなければルマーニの実となります。従者の方、依頼手続きをお願いします」
ストークが手続きをした。
「それではお待ち下さい。本日はご依頼ありがとうございました」
冒険者ギルドを出てふと思い立ち料理ギルドに向かう。名前がないなら調味料としても未登録かもしれないよね。
「いらっしゃいませ。おや、リョウエスト様。お久しぶりでございます」
「マジスさん、いますか?」
「はい。少々お待ちください。ご用件は何でしょう」
「新種の植物、ソースを見つけた、と伝えて」
「かしこまりました。すぐに伝えます」
すぐマジスさんが出てきた。
「リョウはんしばらくー。うちの兄貴に聞いたけど、あんたどえらい事したな。イタヌいうんがうちの兄貴や。覚えてるか?」
「イタヌさんの弟?」
「せや。王都で大爆発したってな。あの料理、最高やで。あ。ちゃうちゃう。そんなことしゃべるんちゃうかったわ。あんたまたどえらい発見したって?」
「新種の植物の実、その果汁」
「なんやて。ちょっとキッチンいこか」
「はい」
マジスさんとキッチンにいく。ボウルを用意してもらって中の醤油を取り出す。
「これか?偉い真っ黒な果汁やな。ん?しょっぱ。なんやこれめっちゃしょっぱいで」
「ちょっと、お湯で割る」
お湯を沸かしコップに醤油を入れお湯で割る。
「あ、これなら飲める。うまいやん」
「美味しいね」
「なあなあ。これすぐに今日登録できひんわ」
「見つけた人が、いるかもだから?」
「せやねん。王都に照会して調べてもらわなあかんねん」
「どのくらい?」
「明後日あたりかな」
「わかった」
「ほな、あんたの新しい家に知らせにいくわ」
「このストークが、いるから、伝えて」
「わかったわ。まだ実はあるん?」
「はい」
「じゃあ待っといて」
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